説明

置換されたアニリン誘導体

本発明は、一般式(I)のアニリン誘導体またはその塩、およびそれらの使用方法に関し、これらのKCNQカリウムイオンチャネル開口活性に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式I
【化1】

で表される化合物またはその塩であって、
式中、ZがOまたはSであり;そして
qが0または1であり;そして
R1およびR2がそれぞれ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール、ヘテロアリール、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)オキシ、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)オキシからなる群から独立して選択され;そして
R3がC1-8-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)-C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アミノ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アミノ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アミノ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)オキシ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)およびハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から選択され;そして
R4がハロゲン、シアノ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール、ヘテロアリール、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)-C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、NR5R6およびR7NH-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から選択され;
R5およびR6が水素、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)およびヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から独立して選択され、ただし、R5およびR6は同時に水素ではないことを条件とし;そして、
R7がC1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)およびヘテロアリールからなる群から選択される、前記化合物またはその塩。
【請求項2】
R1およびR2が、ハロゲン、アミノ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール、ヘテロアリールおよびハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から独立して選択される請求項1記載の化合物。
【請求項3】
qが0である、請求項1または2のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項4】
qが1である、請求項1または2のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項5】
Zが酸素原子である、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
R3がC1-8-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ヘテロアリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)およびアミノ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項7】
R4がハロゲン、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、ヘテロアリール、アリール-C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、NR5R6およびR7NH-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項8】
R4がNR5R6であり、R5およびR6が水素、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)およびヘテロアリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から独立して選択され、ただし、R5およびR6は同時に水素ではないことを条件とする、請求項7記載の化合物。
【請求項9】
R4がR7NH-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)であり、R7がアリールである、請求項7記載の化合物。
【請求項10】
単独でまたは大きな置換基の一部分として記載される任意のアリールが、場合によりアミノ、ハロゲン、シアノ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヒドロキシ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ、ジ-(C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル))アミノ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)-CO-NH-およびC1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)-スルホンアミドからなる群から独立して選択される1つまたはそれ以上の置換基で置換されるか、または2つの隣接する置換基がそれらが結合するアリール基と一緒に、場合により1つまたは2つのヘテロ原子を含み、かつ、場合により1つまたはそれ以上のC1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)基で置換される4〜8員環を形成することができる、請求項1〜9のいずれか1つに記載される化合物。
【請求項11】
単独でまたは大きな置換基の一部分として記載される任意のヘテロアリールが、場合によりハロゲン、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシおよびC1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)-フェノキシからなる群から独立して選択される1つまたはそれ以上の置換基で置換される、請求項1〜9のいずれか1つに記載される化合物。
【請求項12】
前記化合物が以下:
ヘキサン酸(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-アミド,
N-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(2-ブロモ-4,6-ジメチル-フェニル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(2-ブロモ-4,6-ジメチル-フェニル)-3,3-ジメチル-ブチルアミド,
N-(2-ブロモ-4,6-ジメチル-フェニル)-2-シクロペンチル-アセトアミド,
N-(2-ブロモ-4,6-ジクロロ-フェニル)-3,3-ジメチル-ブチルアミド,
N-(2-ブロモ-4,6-ジクロロ-フェニル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(2-ブロモ-4,6-ジクロロ-フェニル)-2-シクロペンチル-アセトアミド,
ヘプタン酸(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-アミド,
シクロヘキサンカルボン酸(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-アミド,
N-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-2-チオフェン-2-イル-アセトアミド,
2-フェニル-シクロプロパンカルボン酸(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-アミド,
N-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-2-(4-クロロ-フェニル)-アセトアミド,
ペンタン酸(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-アミド,
オクタン酸(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-アミド,
N-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-2-シクロペンチル-アセトアミド,
2-ビシクロ[2.2.1]ヘプト-2-イル-N-(2,4-ジフルオロ-6-モルホリン-4-イル-フェニル)-アセトアミド,
(S)-2-アミノ-N-{2,6-ジメチル-4-[メチル-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-アミノ]-フェニル}-3-メチル-ブチルアミド,
(S)-2-アミノ-4-メチル-ペンタン酸{2,6-ジメチル-4-[メチル-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-アミノ]-フェニル}-アミド,
(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-カルバミン酸エチルエステル,
(4-ブロモ-2,6-ジメチル-フェニル)-カルバミン酸プロピルエステル,
N-(2-アミノ-4-ブロモ-6-メチル-フェニル)-3,3-ジメチル-ブチルアミド,
2-シクロペンチル-N-{2,6-ジメチル-4-[2-(4-トリフルオロメチル-フェニル)-ピロリジン-1-イル]-フェニル}-アセトアミド,
N-(4-アゼパン-1-イル-2,6-ジメチル-フェニル)-2-シクロペンチル-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-(2,6-ジメチル-4-ピロール-1-イル-フェニル)-アセトアミド,
N-(3'-アミノ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(4'-ジメチルアミノ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(2,4-ジメチル-6-キノリン-3-イル-フェニル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
2-(4-フルオロ-フェニル)-N-(4'-ヒドロキシ-3'-メトキシ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-アセトアミド,
2-(4-フルオロ-フェニル)-N-(3'-ヒドロキシ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-アセトアミド,
2-(4-フルオロ-フェニル)-N-(2'-メタンスルホニルアミノ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-アセトアミド,
N-(4'-イソプロピル-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-3,3-ジメチル-ブチルアミド,
2-シクロペンチル-N-(3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-アセトアミド,
N-(4'-フルオロ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(3,5-ジメチル-3',5'-ビス-トリフルオロメチル-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(3'-アセチルアミノ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
2-(4-フルオロ-フェニル)-N-(2'-メトキシ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-アセトアミド,
N-(3,5-ジメチル-4'-ビニル-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(3'-シアノ-3,5-ジメチル-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-(3,5-ジメチル-3'-トリフルオロメトキシ-ビフェニル-2-イル)-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-[2-(2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-4,6-ジメチル-フェニル]-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-[2,4-ジメチル-6-(2,2,5-トリメチル-2,3-ジヒドロ-ベンゾフラン-7-イル)-フェニル]-2-(4-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-[2,6-ジメチル-4-(4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-フェニル]-アセトアミド,
N-{2,6-ジメチル-4-[メチル-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-アミノ]-フェニル}-アセトアミド,
{4-[(5-クロロ-チオフェン-2-イルメチル)-アミノ]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
[4-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)-2,6-ジメチル-フェニル]-カルバミン酸プロピルエステル,
[2,6-ジメチル-4-(4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-フェニル]-カルバミン酸プロピルエステル,
[4-(3-フルオロ-4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-2,6-ジメチル-フェニル]-カルバミン酸プロピルエステル,
{2,6-ジメチル-4-[(4-メチル-2-フェニル-ピリミジン-5-イルメチル)-アミノ]-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
{2,6-ジメチル-4-[(6-p-トリルオキシ-ピリジン-3-イルメチル)-アミノ]-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
{4-[(6-メトキシ-ピリジン-3-イルメチル)-アミノ]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
{4-[(3-フルオロ-4-トリフルオロメチル-ベンジル)-メチル-アミノ]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
2-シクロペンチル-N-[2,6-ジメチル-4-(4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-フェニル]-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{2,6-ジメチル-4-[メチル-(4-トリフルオロメチル-ベンジル)-アミノ]-フェニル}-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{2,6-ジメチル-4-[(6-トリフルオロメチル-ピリジン-3-イルメチル)-アミノ]-フェニル}-アセトアミド,
N-{2,6-ジメチル-4-[(6-トリフルオロメチル-ピリジン-3-イルメチル)-アミノ]-フェニル}-3,3-ジメチル-ブチルアミド,
N-{2-ブロモ-4-[(5-クロロ-チオフェン-2-イルメチル)-アミノ]-6-トリフルオロメチル-フェニル}-3-シクロヘキシル-プロピオンアミド,
{4-[(3-フルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸エチルエステル,
{2,6-ジメチル-4-[(4-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-メチル]-フェニル}-カルバミン酸エチルエステル,
2-シクロペンチル-N-{4-[(3-フルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-アセトアミド,
N-{4-[(3-クロロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-2-シクロペンチル-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{4-[(3-メトキシ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-アセトアミド,
N-{4-[(4-クロロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-2-シクロペンチル-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{4-[(3,4-ジフルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{2,6-ジメチル-4-[(4-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-メチル]-フェニル}-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-[2,6-ジメチル-4-(p-トリルアミノ-メチル)-フェニル]-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{2,6-ジメチル-4-[(3-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-メチル]-フェニル}-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{4-[(3,5-ジフルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-アセトアミド,
{4-[(4-フルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
{4-[(4-クロロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
{2,6-ジメチル-4-[(4-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-メチル]-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
{4-[(3,5-ジフルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
{4-[(3-フルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチル-フェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
N-(4-ブロモ-2-メチル-6-モルホリン-4-イル-フェニル)-3,3-ジメチル-ブチルアミド,
{4-[(4-メトキシフェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチルフェニル}-カルバミン酸プロピルエステル,
(R)-2-アミノ-4-メチルペンタン酸[2,6-ジメチル-4-(4-トリフルオロメチルベンジルアミノ)-フェニル]-アミド,
ペンタン酸{4-[(4-クロロフェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチルフェニル}-アミド,
2-(4-クロロフェニル)-N-{4-[(4-クロロフェニルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチルフェニル}-アセトアミド,
{2,6-ジメチル-4-[(4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-メチル]-フェニル}-カルバミン酸2-メトキシエチルエステル,
N-{4-[(5-クロロ-ピリジン-2-イルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチルフェニル}-2-シクロペンチルアセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{4-[(2,6-ジクロロ-ピリジン-4-イルアミノ)-メチル]-2,6-ジメチルフェニル}-アセトアミド,
N-{2-クロロ-6-メチル-4-[(6-トリフルオロメチル-ピリジン-3-イルメチル)-アミノ]-フェニル}-2-(3-フルオロ-フェニル)-アセトアミド,
N-[2-クロロ-6-トリフルオロメチル-4-(4-トリフルオロメチルベンジルアミノ)-フェニル]-2-シクロペンチルアセトアミド,
[2-アミノ-6-メチル-4-(4-トリフルオロメチルベンジルアミノ)-フェニル]-カルバミン酸エチルエステル,
3,3-ジメチル-N-[2-メチル-6-モルホリン-4-イル-4-(4-トリフルオロメチルベンジルアミノ)-フェニル]-ブチルアミド,
2-シクロペンチル-N-{2,6-ジクロロ-4-[(4-フルオロ-フェニルアミノ)-メチル]-フェニル}-アセトアミド,
2-シクロペンチル-N-{2,6-ジクロロ-4-[(5-トリフルオロメチルピリジン-2-イルアミノ)-メチル]-フェニル}-アセトアミド
からなる群から選択される、請求項1〜11のいずれか1つに記載される化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
1種またはそれ以上の薬学的に許容されるキャリアーまたは希釈剤、および、一般式I
【化2】

で表される化合物またはその塩であって、
式中、ZがOまたはSであり;そして
qが0または1であり;そして
R1およびR2がそれぞれ、ハロゲン、シアノ、アミノ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール、ヘテロアリール、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)オキシ、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)オキシからなる群から独立して選択され;そして
R3がC1-8-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)-C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アミノ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アミノ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アミノ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)オキシ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)オキシ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)およびハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から選択され;そして
R4がハロゲン、シアノ、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール、ヘテロアリール、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)-C3-8-ヘテロシクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、NR5R6およびR7NH-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から選択され;
R5およびR6が水素、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)およびヘテロアリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)からなる群から独立して選択され、ただし、R5およびR6は同時に水素ではないことを条件とし;そして、
R7がC1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール、ハロ-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)、ハロ-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C1-6-アルキル(アルケニル/アルキニル)、アリール-C3-8-シクロアルキル(シクロアルケニル)およびヘテロアリールからなる群から選択される、
前記の化合物またはその塩を含む医薬調合物。
【請求項14】
哺乳類、例えば、ヒトにおけるカリウムチャネルでのイオンの流れを増加させるために請求項13記載の医薬調合物を使用する方法。
【請求項15】
カリウムチャネルでのイオンの流れの増加に応答する障害または疾患の治療のための請求項14記載の使用方法であって、このような障害または疾患が、好ましくは、中枢神経系の障害または疾患である、前記使用方法。
【請求項16】
治療される障害または疾患が、発作性障害、不安障害、神経因性疼痛および片頭痛の疼痛性障害、神経変性障害、脳卒中、コカイン乱用、ニコチン離脱症状、エタノール離脱症状、および耳鳴からなる群から選択される、請求項15記載の使用方法。
【請求項17】
発作性障害が急性発作、痙攣、てんかん重積状態およびてんかん、例えば、てんかん症候群およびてんかん性発作からなる群から選択される、請求項16記載の使用方法。
【請求項18】
不安障害が不安、およびパニック不安、広場恐怖症、広場恐怖症を伴うパニック障害(panic disorder with agoraphobia)、広場恐怖症を伴わないパニック障害(panic disorder without agoraphobia)、パニック障害の履歴を伴わない広場恐怖症、特定恐怖症(specific phobias)、対人恐怖症およびその他の特定恐怖症、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、急性ストレス障害、全般性不安障害、一般身体疾患(general medical condition)のための不安障害、物質誘発性不安障害(substance-induced anxiety disorder)、分離不安障害、適応障害、パフォーマンス不安(performance anxiety)、心気症障害、その他の特定されていない一般身体疾患のための不安障害および物質誘発性不安障害および不安障害に関連する障害および疾患からなる群から選択される、請求項16記載の使用方法。
【請求項19】
神経因性疼痛および片頭痛の疼痛性障害が異痛、痛覚過敏(hyperalgesic pain)、幻想痛(phantom pain)、糖尿病性神経障害に関連する神経因性疼痛、三叉神経痛に関連する神経因性疼痛および片頭痛に関連する神経因性疼痛からなる群から選択される、請求項16記載の使用方法。
【請求項20】
神経変性障害がアルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、クロイツフェルト・ヤコブ病、パーキンソン病、AIDSによりまたは風疹ウイルス、ヘルペスウイルス、ボレリア菌および未知の病原体による感染により誘発される脳症、外傷誘発性神経変性(trauma-induced neurodegenerations)、薬物離脱症状(medicament withdrawal)におけるもしくは中毒によるような神経の過興奮状態(hyperexcitation states)、および末梢神経系の神経変性疾患、例えば多発性神経障害および多発性神経炎(polyneuritides)からなる群から選択される、請求項16記載の使用方法。

【公表番号】特表2008−512402(P2008−512402A)
【公表日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−530581(P2007−530581)
【出願日】平成17年9月2日(2005.9.2)
【国際出願番号】PCT/DK2005/000560
【国際公開番号】WO2006/029623
【国際公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【出願人】(591143065)ハー・ルンドベック・アクチエゼルスカベット (129)
【Fターム(参考)】