説明

CXCR3受容体アンタゴニスト

本発明は、式(I)の化合物及び薬学的に許容しうるその塩に関する(式中、R〜R、A、B、D及びXは、本明細書中と同義である)。本発明はまた、これらの化合物を含む医薬組成物、種々の疾患及び障害の処置におけるこれらの化合物の使用方法、これらの化合物の製造法、並びにこれらの製造法において有用な中間体に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、CXCR3のアンタゴニストとして有用であり、ひいてはCXCR3とそのリガンドの相互作用により仲介又は維持される種々の疾患及び障害(多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、炎症性腸疾患及びアテローム動脈硬化症を包含する)を処置するのに有用である、複素環化合物に関する。本発明はまた、これらの化合物を含む医薬組成物、種々の疾患及び障害の処置におけるこれらの化合物の使用方法、これらの化合物の製造法、並びにこれらの製造法において有用な中間体に関する。
【0002】
発明の背景
Gタンパク質共役受容体(GPCR)の部分集合である、ケモカイン受容体は、T細胞及び他の白血球の表面で発現される。ケモカイン受容体とそのリガンドとの相互作用は、炎症部位への白血球の遊走において重要な役割を果たす(A.D. Luster, New Engl. J. Med., 1998, 338, 436)。ケモカイン受容体CXCR3は、ヘルパーT細胞(Th1)で優先的に発現されるが、またナチュラルキラー細胞及び樹状細胞の一部にも見い出される。CXCR3の3種の主要なケモカインリガンドが同定されている:Mig(γ−IFN/CXCL9により誘導されるモノカイン)、IP−10(γ−インターフェロン誘導性タンパク質)及びI−TAC(IFN誘導性T細胞α化学誘引物質/CXCR11)(K.E. Cole et al., J. Exp. Med., 1998, 187, 2009; Y. Weng et al., J. Biol.Chem., 1998, 273, 18288)。
【0003】
多発性硬化症(T.L. Sorenson et al., J. Clin. Invest., 1999, 103, 807)、関節リウマチ(S. Qin et al., J. Clin. Invest., 1998, 101, 746)、乾癬(J. Flier et al., J. Pathol., 2001, 194, 398)及び炎症性腸疾患(Y.H. Yuan et al., Inflamm. Bowel Dis., 2001, 7, 281)の患者からの炎症病変を包含する、多数の炎症病変部の組織学的評価により、CXCR3を有するT細胞の頻度の増加に伴ってCXCR3リガンドが高発現されることが証明されている。このことは、CXCR3及びそのリガンドの発現が極めて低い、大部分の正常組織に見られることと好対照をなしている。この相関性の証拠は、Th1介在性慢性炎症におけるCXCR3の役割を示唆している。
【0004】
CXCR3及びIP−10欠損マウスによる研究もまた、Th1介在性疾患におけるCXCR3及びIP−10の役割を示唆する。例えば、1つの研究においてCXCR3−/−マウスは、同種移植片拒絶に対して著しい抵抗を示した(W.W. Hancock et al., J. Exp. Med., 2000, 192, 1515)。別の研究において、IP−10欠損マウスは、大腸炎の発症に対して防御を示した(U.P. Singh et al., J. Immunol., 2003, 171, 1401)。疾患のメディエーターとしてのCXCR3及びIP−10の役割の更に別の証拠は、遮断抗体を利用した研究により提供されている。例えば、アジュバント誘発関節炎のラットモデル(I. Salomon et al., J. Immunol., 2002, 169, 2685)において、自己IP−10を過剰発現させるためのDNAワクチンアプローチを利用することにより、自己−IP−10抗体の産生を誘導した。これらのAbは、IP−10に対して特異的であり、他の炎症性サイトカイン又はケモカイン(Mig及びI−TACを包含する)とは交差反応しない。このワクチンでの前処理は、ラットを重篤な関節炎の発症から守り、そして症状の寛解までの時間を短縮した。更に、ワクチン接種ラットからのアフィニティー精製した抗−IP−10は、新しく罹患したラットに治療的な防御を伝達することができた。別の研究では、このワクチンアプローチは、多発性硬化症のマウスモデルにおいて疾患を抑制することに成功した(G. Wildbaum et al., J. Immunol., 2002, 168, 5885)。
【0005】
肺炎症の研究(N. Li et al., Acta Pharmacol. Sinica, 2008, 29, 14)では、CXCR3ノックアウトマウスは、たばこの煙で誘発された肺損傷において野生型マウスに比較して、炎症の軽減、更には炎症性T細胞の流入低下を示した。同様に、腎毒性腎炎のモデルでは、CXCR3ノックアウトマウスは、野生型マウスに比較して、T細胞の流入減少、腎炎の重症度の低下及び腎機能の改善を示した(U. Panzer et al., J. Am. Soc. Nephrol., 2007, 18, 2071)。よってCXCR3は、COPDのような炎症性肺疾患及び炎症性腎疾患においてある役割を果たしうる。
【0006】
上に引用されたような研究は、CXCR3の阻害薬が、CXCR3介在性細胞内動員がある役割を果たす、炎症性及び自己免疫性疾患(多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、炎症性腸疾患、COPD及び腎疾患を包含する)を処置するのに有用であろうことを示唆している。
【0007】
最近の研究もまた、CXCR3がアテローム動脈硬化症の病理発生に関係していると見なしている。1つの研究(F. Mach et al., J. Clin. Invest., 1999, 104, 1041)において、CXCR3は、ヒトのアテローム動脈硬化病変部内の全てのTリンパ球で発現されることが見い出された。リガンドのIP10、Mig及びI−TACは、内皮細胞及び平滑筋細胞(Mig及びI−TAC)並びにマクロファージ(IP10)を包含する、病変関連細胞内で全て見い出されたが、このことは、これらのリガンドが、アテローム発生における血管壁病変部内の活性化Tリンパ球の動員においてある役割を果たすことを示唆している。処置せずに放置して進行させると、アテローム動脈硬化症は、動脈の内径の狭窄及びプラーク破綻をもたらすことがあり、ひいては冠動脈性心疾患、心筋梗塞及び卒中に至ることがある(J. Sanz and Z. A. Fayad, Nature, 2008, 451, 953)。
【0008】
更に別の証拠は、マウスにおける遺伝子欠損研究に由来している。ApoE−/−バックグラウンドでのCXCR3欠損は、高コレステロール食で10週間後のアテローム動脈硬化病変形成の著しい減少をもたらした(N.R. Veillard et al., Circulation, 2005, 112, 870)。更に、ApoE−/−バックグラウンドでのCXCR3リガンドのIP−10の欠損は、同様にアテローム動脈硬化病変体積を減少させた(E. Heller et al., Circulation, 2006, 113, 2301)。更に最近になって、CXCR3アンタゴニストであるNBI-74330が、LDL受容体ノックアウトモデルに予防的に投与された。ApoE−/−におけるCXCR3欠損試験の結果と同様に、NBI-74330は、アテローム動脈硬化病変形成を著しく軽減させた(E.J.A. van Wanrooij et al., Arterioscler. Thromb. Vasc. Biol., 2008, 28, 251-257)。
【0009】
種々の炎症性及び自己免疫性疾患、更にはアテローム動脈硬化症の病因にCXCR3とそのリガンドの相互作用が関係しているとする、上に引用されたような研究の結果として、この相互作用のアンタゴニストを発見すべく相当な努力が払われている。低分子アンタゴニスト、抗体及び修飾リガンドを包含する、幾つかの阻害薬が科学文献に報告されている(例えば、J.C. Medina et al., Ann. Rep. Med. Chem., 2005, 40, 215を参照のこと)。しかし現在まで、どのCXCR3アンタゴニストも市販薬として承認されていない。
【0010】
発明の簡単な要約
本発明は、CXCR3とそのリガンドの相互作用を遮断し、ひいてはCXCR3の活性により仲介又は維持される疾患及び障害(多発性硬化症、乾癬、関節リウマチ、炎症性腸疾患、COPD、腎疾患及びアテローム動脈硬化症、心筋梗塞及び卒中を包含する)を処置するのに有用な、新規な化合物を提供する。本発明はまた、これらの化合物を含む医薬組成物、種々の疾患及び障害の処置におけるこれらの化合物の使用方法、これらの化合物の製造方法、並びにこれらの製造法において有用な中間体に関する。
【0011】
発明の詳細な説明
その最も広い実施態様において、本発明は、式(I):
【0012】
【化1】


[式中、
Aは、C又はNであり;
Bは、C又はNであり;
Dは、C又はNであり;
Xは、−NH−、−NHC(O)−、−N(CH)C(O)−であるか、又は存在せず;
は、H、−CN、ハロゲン、−CF、−OCF、C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、−S(O)CH、アミノ、モノ−若しくはジメチルアミノ、−NHC(O)C1−3アルキル、−NO、−C(O)NH、−C(O)NHC1−3アルキル又は−C(O)C1−3アルキルであり;
は、アリール又はヘテロアリールであって、それぞれ場合により1〜3個のRで置換されており;
は、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール又はC3−10シクロアルキルであって、それぞれ場合により1〜3個のRで置換されており;
及びRは、それぞれ独立にH及びC1−2アルキルから選択されるか;又はR及びRは、一緒になってエチル架橋を形成してもよく;
各Rは、独立に−OH、オキソ、ヒドロキシC1−6アルキル、ハロゲン、−(CH−CN、ニトロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、フェノキシ、ヘテロアリールオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、カルボキシル、−C(O)C1−6アルキル、−(CH−NR、−S(O)1−6アルキル、−NHS(O)1−6アルキル、−NRC(O)C1−6アルキル、S(O)NR、−C(O)NR、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、フェニル又はベンジルであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル、アルキニル又はアルコキシは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そして該Rの各ヘテロシクリル、ヘテロアリール、フェニル又はベンジルは、場合により1〜3個のC1−6アルキル、C1−6アルコキシ(CH、ハロゲン、−CN、−CF、C1−6アシル、−NR、C(O)NR、−OH、ヒドロキシC1−6アルキル、ピロリジニル又は−S(O)1−6アルキルで置換されており;
各Rは、独立にC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、オキソ、−CN、カルボキシ、−(CH−NR、フェニル又はヘテロアリールであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル、アルキニル又はアルコキシは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そしてRの隣接炭素原子上の2個のRは、一緒になってRに縮合した3〜7員環を形成してもよく;
及びRは、それぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C1−6アシル、C3−10シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルホニル又はC1−6アルコキシカルボニルであり;
mは、0〜3であり;
nは、0〜2であり;そして
下記:
【0013】
【化2】


で示される記号は、AがNである場合、単結合であり、そしてAがCである場合、単結合又は二重結合であってもよい]で示される化合物、又は薬学的に許容しうるその塩に関する。
【0014】
別の実施態様において、Rがアリール又はヘテロアリールである、上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0015】
別の実施態様において、Rがアリールであり、そしてRがアリール又はヘテロアリールである、最も広い実施態様に上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0016】
別の実施態様において、Rがヘテロアリールであり、そしてRがアリール又はヘテロアリールである、最も広い実施態様に上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0017】
別の実施態様において、
AがNであり;そして
DがCである、
最も広い実施態様に上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0018】
別の実施態様において、
BがCであり;
Xが存在しない、
上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0019】
別の実施態様において、
BがCであり;
DがCであり;
が、H、−CN、−F、−Cl、−CF、−CH、−OCH、−C(O)NHCH又は−S(O)CHであり;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニル、フラニル、イミダゾリル、1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジニル、インドリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、フェニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、キノリニル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル又はトリアジニルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾ[d]イソチアゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、ベンゾトリアゾリル、フラニル、イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、イミダゾリル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、フェニル、フタラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピロロ[2,3−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−d]ピリミジニル、ピロリル、キナゾリニル、チアジアゾリル又はチアゾリルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
及びRが、Hであり;
各Rが、独立に−OH、オキソ、ヒドロキシC1−6アルキル、ハロゲン、−(CH−CN、ニトロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、フェノキシ、ピリジルオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、カルボキシル、−C(O)C1−6アルキル、−(CH−NR、−S(O)1−6アルキル、−NHS(O)1−6アルキル、−NHC(O)C1−6アルキル、S(O)NR、−C(O)NR、チエニル、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニル、[1,3]−オキサアゼパン−1−イル、ピペラジニル、アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、オクタヒドロイソキノリニル、[1,4]−オキサアゼパニル、アゼチジニル、フェニル又はベンジルであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そして該Rの各ヘテロシクリル又はフェニルは、場合により1〜3個のCH、−OCH、ハロゲン、−CN、−CF、−C(O)CH、−NR、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−OH、−CHOCH、−C(OH)(CH)CH、−SCH、ピロリニニル又は−S(O)CHで置換されており;
各Rが、独立にC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、オキソ、−CN、カルボキシ、−(CH−NR、フェニル又はピリジルであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており;
及びRが、それぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C1−6アシル又はC3−10シクロアルキルである、
最も広い実施態様に上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0020】
別の実施態様において、
AがNであり;
Xが、−NH−であるか、又は存在せず;
が、H、−CN、−F、−Cl、−CF、−CH又は−OCHであり;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾリル、1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジニル、インドリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、フェニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チアジアゾリル、チアゾリル又はチエニルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾトリアゾリル、イミダゾリル、イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピロロ[2,3−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−d]ピリミジニル、ピロリル、チアジアゾリル又はチアゾリルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
各Rが、独立に−CHOH、−Cl、−F、−CN、オキソ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−2アルコキシ、フェノキシ、ピリジルオキシ、−C(O)CH、−(CH−NR、−S(O)CH、−NHS(O)CH、−NH(CO)CH、−S(O)NR、−C(O)NR、チエニル、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニル、[1,3]−オキサアゼパン−1−イル、ピペラジニル、フェニル又はベンジルであって、ここで、該Rの各アルキルは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そして該Rの各ヘテロシクリル又はフェニルは、場合により1〜3個のCH、−OCH、ハロゲン、−CN、−CF、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−OH、−CHOCH、−C(OH)(CH)CH、ピロリジニル又は−S(O)CHで置換されており;
各Rが、独立にC1−3アルキル、−OCH、CF、オキソ、−CN、−Cl又は−Fであり;
及びRが、それぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C1−3アシル又はC3−6シクロアルキルである、
直前の実施態様に上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0021】
別の実施態様において、
Xが存在せず;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾトリアゾリル、イミダゾリル、イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、ピラゾリル、ピロロ[2,3−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−b]ピリジニル又はピロリルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されている、
直前の実施態様に上記の式(I)の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩が提供される。
【0022】
以下は、本発明の代表化合物であって、これらは、一般合成スキーム、合成実施例に記載される方法、及び当該分野において既知の方法により製造することができる。
【0023】
【表1】













































































































































































【0024】
1つの実施態様において、本発明は、表1に記載される化合物、又は薬学的に許容しうるその塩から選択される化合物に関する。
【0025】
別の実施態様には、下記:
3−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−4−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゾニトリル;
1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
5−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−ピリジン−2−カルボニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(4−{2−[2−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−ジメチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−ピロリジン−1−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{3−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−ピペリジン−1−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
3−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−4−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゾニトリル;
1−(4−{2−[2−((2R,6R)−2,6−ジメチル−モルホリン−4−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−ジメチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
3−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−4−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゾニトリル;
3−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−4−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゾニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[4−メトキシ−2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−[1,4]オキサアゼパン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−エチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−ピロリジン−1−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(2−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−(4−{2−[2−((2R,6S)−2,6−ジメチル−モルホリン−4−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−ピペリジン−1−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペリジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−メタンスルホニル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
5−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−ピリミジン−2−カルボニトリル;
2−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−エトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
4−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−3−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−ベンゾニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(1−メチル−1H−インドール−6−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−5−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
5−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−ピリジン−2−カルボン酸アミド;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(ピリジン−4−イルアミノ)−エタノン;
1−{4−[2−フルオロ−6−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−インダゾール−2−イル−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(6−クロロ−ピリジン−3−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−インダゾール−1−イル−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(チアゾール−2−イルアミノ)−エタノン;
4−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−3−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−ベンゾニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−フェノキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペリジン−1−イル}−エタノン;
5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリミジン−2−カルボニトリル;
2−インドール−1−イル−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
5−(2−{4−[2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボニトリル;
5−(2−{4−[2−(チアゾール−2−イルアミノ)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボニトリル;
1−[4−(2−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メタンスルホニル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(3’−メトキシ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(ピリジン−3−イルオキシ)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−[4−(2−ベンゾチアゾール−5−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(チアゾール−2−イルアミノ)−エタノン;
2−(2,4−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−[4−(4’−ベンゾイル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
3,4−ジメトキシ−N−(2−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−ベンズアミド;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−メチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
5−(2−{4−[2−(5−メチル−3−トリフルオロメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボニトリル;
1−{4−[2−(9H−カルバゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[3’−(5−メチル−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−イル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(2−ナフタレン−2−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(1H−インドール−6−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−[4−(4’−クロロ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
5−(2−{4−[2−(ピリジン−4−イルアミノ)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−メトキシ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2’−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ビフェニル−4−カルボニトリル;
1−[4−(4’−tert−ブチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(5−メチル−3−トリフルオロメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−イソプロピル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−[4−(3’−クロロ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,4,5−トリメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−メタンスルホニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−[1,1’;4’,1’’]テルフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−{4−[2−(2−シクロプロピルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
4−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−3−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−ベンゾニトリル;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−tert−ブチル−チアゾール−4−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
3−(2−メタンスルホニル−ピリミジン−5−イル)−4−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゾニトリル;
2−(3−tert−ブチル−[1,2,4]チアジアゾール−5−イルアミノ)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−フルオロ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(3’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−{4−[4−メタンスルホニル−2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(ピリジン−3−イルアミノ)−エタノン;
2−ベンゾトリアゾール−1−イル−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
N−(2−{4−[2−(6−シアノ−ピリジン−3−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−3,4−ジメトキシ−ベンズアミド;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(ピリジン−4−イルアミノ)−エタノン;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−(2,5−ジメチル−イミダゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(1H−インドール−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
N−(2’−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ビフェニル−4−イル)−メタンスルホンアミド;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−(ピリジン−4−イルアミノ)−エタノン;
5−(2−{4−[2−(5−メチル−3−トリフルオロメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボン酸アミド;
1−{4−[3−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−ピリジン−2−イル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(2−ピリミジン−5−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−[4−(3’,5’−ビス−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−アミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−メタンスルホニル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2’−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ビフェニル−4−スルホン酸アミド;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−[4−(2’−クロロ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−ヒドロキシメチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−(チアゾール−2−イルアミノ)−エタノン;
3,4−ジメトキシ−N−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−ベンズアミド;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−ヒドロキシ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−[1,1’;3’,1’’]テルフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−[4−(3’,4’−ジメトキシ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(2−キノリン−3−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(5−メトキシ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(6−モルホリン−4−イル−ピリジン−3−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−エトキシ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−[4−(2−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−[4−(3’−アセチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(2−キノリン−6−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−[4−(4’−アセチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(3’−エトキシ−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
4−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボン酸メチルエステル;
5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ニコチン酸エチルエステル;
1−{4−[2−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4’−チオフェン−2−イル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
2’−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ビフェニル−4−スルホン酸ジメチルアミド;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(5−フェニル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−[4−(2−ジベンゾチオフェン−2−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2’−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ビフェニル−3−カルボン酸メチルアミド;
1−[4−(4’−ベンジル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
N−(2’−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ビフェニル−3−イル)−アセトアミド;
5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボン酸メチルエステル;
1−[4−(3’−ベンジル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−[4−(2−ベンゾ[b]チオフェン−3−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−[4−(2−ベンゾオキサゾール−2−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(5−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(5−トリフルオロメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−(4−{2−[2−((R)−3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−(4−{2−[(1R,4S)−2−(2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[4−フルオロ−2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−メタンスルホニル−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−[5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−ピペリジン−4−カルボン酸アミド;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(4−{2−[2−(3,3−ジフルオロ−アゼチジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(3−フルオロ−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(5−フルオロ−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−[5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−ピペリジン−3−カルボン酸アミド;
1−[5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−ピペリジン−4−カルボン酸メチルアミド;
1−(4−{2−[2−(3,3−ジフルオロ−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−フルオロ−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(4−クロロ−3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−エチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−[1,4]オキサアゼパン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{3−メチル−4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−3−メチル−1,3−ジヒドロ−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(3−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−(4−{2−[2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−((S)−2−メトキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(2−{2−[4−(1−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−ピペリジン−1−イル]−ピリミジン−5−イル}−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{2−メチル−4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[(1S,4S)−2−(2−オキサ−5−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−(4−{2−[2−(3,5−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[4−フルオロ−2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(7−クロロ−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリジン−4−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−2,3−ジヒドロ−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(オクタヒドロ−イソキノリン−2−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
1−(4−{2−[2−(4,4−ジフルオロ−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[4−クロロ−2−(2−メタンスルホニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリジン−4−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−ジメチルアミノ−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−メトキシ−4−メチル−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(4−クロロ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−2,3−ジヒドロ−イソインドール−1−オン;
2−(4−クロロ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
4−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボン酸メチルアミド;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[3,2−c]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(5−メチル−3−ニトロ−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
2−(5−クロロ−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−メトキシ−ピペリジン−1−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
4−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−3−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−ベンゾニトリル;
2−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−2H−フタラジン−1−オン;
1−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−1H−インドール−2,3−ジオン;
3−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−3H−キナゾリン−4−オン;
2−(6−ブロモ−ピロロ[3,2−c]ピリジン−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−((S)−4−ビフェニル−2−イル−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
N−[5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−N−メチル−アセトアミド;
1−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−カルボニトリル;
(R)−1−[5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−ピロリジン−2−カルボン酸アミド;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(5−メトキシ−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3−メチル−ベンゾ[b]チオフェン−2−イル)−エタノン;
2−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−2H−イソキノリン−1−オン;
2−(2−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−1,1−ジオキソ−1,2−ジヒドロ−1l6−ベンゾ[d]イソチアゾール−3−オン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(ピロリジン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;
2−(4,5−ジクロロ−イミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[3−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−ピリジン−4−イル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−((R)−4−ビフェニル−2−イル−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−((S)−4−ビフェニル−2−イル−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
(S)−1−[5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−ピロリジン−2−カルボン酸メチルアミド;
2−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−イソインドール−1,3−ジオン;
1−((R)−4−ビフェニル−2−イル−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
5−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−ピリジン−2−カルボン酸メチルアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3S)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−[(3R)−4−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル]−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−(2−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}エタノン;
1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(2−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−{(3R)−4−[(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]−3−メチルピペラジン−1−イル}−5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3R)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[N−メチル−N−(2−メチルプロパノイル)グリシル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3R)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]エタノン;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]エタノン;
2−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−{4−[4−フルオロ−2−(2−メトキシピリミジン−5−イル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
5−フルオロ−2−[(3S)−4−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル]−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
1−(2−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)ピペリジン−2−オン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]エタノン;
1−{2−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
N−{2−[(2S)−4−{4−フルオロ−2−[(2−メトキシピリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−N,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[N−メチル−N−(2−メチルプロパノイル)グリシル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
2−{(3S)−4−[(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]−3−メチルピペラジン−1−イル}−5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
N−{2−[(2R)−4−{4−フルオロ−2−[(2−メトキシピリジン−4−イル)カルバモイル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−N,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
2−{(3S)−4−[(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]−3−メチルピペラジン−1−イル}−5−フルオロ−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−(2−{4−[4−フルオロ−2−(2−メトキシピリミジン−5−イル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−{4−[4−フルオロ−2−(2−メトキシピリミジン−5−イル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−2−{(3S)−3−メチル−4−[N−メチル−N−(2−メチルプロパノイル)グリシル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]エタノン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペリジン−2−オン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−{(3S)−3−メチル−4−[(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
5−フルオロ−2−[(3S)−4−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル]−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペリジン−2−オン;
2−{(3R)−4−[(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]−3−メチルピペラジン−1−イル}−5−フルオロ−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
5−フルオロ−2−[(3R)−4−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル]−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−{(3R)−3−メチル−4−[(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−[(3S)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
5−フルオロ−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
5−フルオロ−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3S)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
5−フルオロ−2−{(3R)−3−メチル−4−[N−メチル−N−(2−メチルプロパノイル)グリシル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
1−[2−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−2−[(3R)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}−N−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)ベンズアミド;
N−{2−[(2S)−4−{4−フルオロ−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルバモイル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−N,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(ピロリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
1−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
1−{2−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}ピペリジン−2−オン;
N−{2−[(2R)−4−{4−フルオロ−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルバモイル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−N,5−ジメチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−{4−[4−フルオロ−2−(2−メトキシピリミジン−5−イル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−[2−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
2−[2−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)エタノン;
1−(2−{4−[4−フルオロ−2−(2−メトキシピリミジン−5−イル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)ピペリジン−2−オン;
2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
1−[2−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
1−[2−(2−メチル−4−{2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]ピペリジン−2−オン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(メチルスルホニル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
及び薬学的に許容しうるその塩から選択される化合物がある。
【0026】
別の実施態様において、本発明は、下記:
3−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−4−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゾニトリル;
1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
4−アミノ−N−[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−3−メトキシ−ベンズアミド;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(2−ナフタレン−1−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−メチル−1H−イミダゾール−2−カルボン酸 [2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
5−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−ピリジン−2−カルボニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−(3,4−ジメトキシ−ベンジルアミノ)−エタノン;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−ピペリジン−1−イル−エタノン;
イソキノリン−6−カルボン酸 [2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
チアゾール−2−カルボン酸 [2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
1−(4−{2−[2−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−ジメチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−ピロリジン−1−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
4,5−ジメチル−フラン−2−カルボン酸 [2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
1−(2−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−イミダゾリジン−2−オン;
1−[4−(4’−ジメチルアミノメチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
イソキノリン−7−カルボン酸 [2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3S)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−[(3R)−4−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル]−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−(2−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}エタノン;
1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(2−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−{(3R)−4−[(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]−3−メチルピペラジン−1−イル}−5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3R)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[N−メチル−N−(2−メチルプロパノイル)グリシル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3R)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]エタノン;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]エタノン;
2−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン
及び薬学的に許容しうるその塩から選択される化合物に関する。
【0027】
本願において本明細書で上に開示される全ての化合物について、命名がその構造と矛盾する場合には、当然のことながら、その化合物は構造により定義されよう。
【0028】
本発明はまた、活性物質として1つ以上の本発明の化合物、又は薬学的に許容しうるその誘導体を、場合により従来の賦形剤及び/又は担体と組合せて含有する、医薬品製剤に関する。
【0029】
本発明の化合物はまた、その同位体標識形態を包含する。本発明の組合せの活性剤の同位体標識形態は、該活性剤の1個以上の原子が、自然界で通常見られる該原子の原子質量又は質量数とは異なる原子質量又は質量数を有する原子により置換されているということ以外は、該活性剤と同一である。市販されていて容易に入手でき、そして確立した手順により本発明の組合せの活性剤に取り込むことができる同位体の例は、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素及び塩素の同位体、例えば、それぞれH、H、13C、14C、15N、18O、17O、31P、32P、35S、18F、及び36Clを包含する。1種以上の上記同位体及び/又は他の原子の他の同位体を含有する、本発明の組合せの活性剤、そのプロドラッグ、又はいずれかの薬学的に許容しうる塩は、本発明の範囲に含まれるものとする。
【0030】
本発明は、ラセミ体及びラセミ混合物、単一エナンチオマー、ジアステレオマー混合物及び個々のジアステレオマーとして存在してもよい、1個以上の不斉炭素原子を含有する上記の任意の化合物の使用を包含する。異性体は、エナンチオマー及びジアステレオマーとして定義されよう。これらの化合物の全てのこのような異性体は、本発明に明示的に包含される。各立体中心炭素は、R若しくはS立体配置、又は立体配置の組合せであってもよい。
【0031】
本発明の化合物の幾つかは、2種以上の互変異性体として存在することができる。本発明は、このような全ての互変異性体を使用する方法を包含する。
【0032】
本明細書において使用される全ての用語は、特に断りない限り、当該分野において知られているその本来の意味で理解すべきであろう。例えば、「C1−6アルコキシ」は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシのような、末端酸素を持つC1−6アルキルである。全てのアルキル、アルケニル、及びアルキニル基は、構造的に可能であり、かつ特に断りない限り、分岐又は非分岐であると理解すべきであろう。他の更に具体的な定義は以下のとおりである:
【0033】
「アルキル」という用語は、分岐及び非分岐両方のアルキル基のことをいう。当然のことながら、「alk」又は「アルキル」接頭語を用いる任意の組合せ用語は、「アルキル」の上記定義による類似体のことをいう。例えば、「アルコキシ」、「アルキルチオ」のような用語は、酸素又は硫黄原子を介して第2の基に結合しているアルキル基のことをいう。「アルカノイル」とは、カルボニル基(C=O)に結合しているアルキル基のことをいう。
【0034】
全てのアルキル基又は炭素鎖において、1個以上の炭素原子は、場合により、O、S又はNのようなヘテロ原子により置換されていてもよい。当然のことながら、Nが置換されていないならば、それはNHである。また当然のことながら、ヘテロ原子は、分岐又は非分岐の炭素鎖内の末端炭素原子又は内部炭素原子のいずれかを置換することができる。このような基は、本明細書に上記のように、オキソのような基により置換されることによって、特に限定されないが、アルコキシカルボニル、アシル、アミド及びチオキソのような定義をもたらすことができる。本明細書において使用されるとき、「窒素」及び「硫黄」は、任意の酸化型の窒素及び硫黄、並びに4級型の任意の塩基性窒素を包含する。例えば、−S−C1−6−アルキル基では、特に断りない限り、−S(O)−C1−6−アルキル及び−S(O)−C1−6−アルキルを包含するものと理解すべきであろう。
【0035】
「C3−10シクロアルキル」という用語は、非芳香族3〜10員(しかし好ましくは、3〜6員)単環式炭素環基あるいは非芳香族6〜10員縮合二環式、架橋二環式、又はスピロ環式炭素環基のことをいう。C3−10シクロアルキルは、飽和又は部分不飽和のいずれかであってよく、そしてこの炭素環は、環の任意の原子により結合することにより、安定な構造が得られてもよい。3〜10員単環式炭素環の非限定例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプタニル、シクロヘプテニル、及びシクロヘキサノンを包含する。6〜10員縮合二環式炭素環基の非限定例は、ビシクロ[3.3.0]オクタン、ビシクロ[4.3.0]ノナン、及びビシクロ[4.4.0]デカニル(デカヒドロナフタレニル)を包含する。6〜10員架橋二環式炭素環基の非限定例は、ビシクロ[2.2.2]ヘプタニル、ビシクロ[2.2.2]オクタニル、及びビシクロ[3.2.1]オクタニルを包含する。6〜10員スピロ環式炭素環基の非限定例は、特に限定されないが、スピロ[3,3]ヘプタニル、スピロ[3,4]オクタニル及びスピロ[4,4]ヘプタニルを包含する。
【0036】
本明細書において使用されるとき、「アリール」という用語は、6〜10個の炭素環原子を含有する芳香族炭化水素環(例えば、C6−10アリール)のことをいう。C6−10アリールという用語は、少なくとも環の1個が芳香族である単環式環及び二環式環を包含する。C6−10アリールの非限定例は、フェニル、インダニル、インデニル、ベンゾシクロブタニル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチル、ナフチル、ベンゾシクロヘプタニル及びベンゾシクロヘプテニルを包含する。
【0037】
本明細書において使用されるとき、「ヘテロシクリル」という用語は、「5〜11員複素環」のことをいい、そして安定な非芳香族4〜8員単環式複素環基又は安定な非芳香族6〜11員縮合二環式、架橋二環式若しくはスピロ環式複素環基を包含する。この5〜11員複素環は、炭素原子と、窒素、酸素及び硫黄から選択される1個以上、好ましくは1〜4個のヘテロ原子からなる。この複素環は、飽和又は部分不飽和のいずれかであってよい。非芳香族4〜8員単環式複素環基の非限定例は、テトラヒドロフラニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピラニル、テトラヒドロピラニル、ジオキサニル、チオモルホリニル、1,1−ジオキソ−1λ−チオモルホリニル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、及びアゼピニルを包含する。非芳香族6〜11員縮合二環式基の非限定例は、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロベンゾフラニル、及びオクタヒドロベンゾチオフェニルを包含する。非芳香族6〜11員架橋二環式基の非限定例は、2−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル、及び3−アザビシクロ[3.2.1]オクタニルを包含する。非芳香族6〜11員スピロ環式複素環基の非限定例は、7−アザ−スピロ[3,3]ヘプタニル、7−スピロ[3,4]オクタニル、及び7−アザ−スピロ[3,4]オクタニルを包含する。
【0038】
本明細書において使用されるとき、「ヘテロアリール」という用語は、「5〜11員ヘテロアリール」のことをいい、そして芳香族5〜6員単環式ヘテロアリール及び少なくとも環の1個が芳香族である芳香族7〜11員ヘテロアリール二環式環を包含する(ここで、このヘテロアリール環は、1〜4個のN、O及びSのようなヘテロ原子を含有する)。5〜6員単環式ヘテロアリール環の非限定例は、フラニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、ピラニル、チアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、イミダゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル、チエニル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、及びプリニルを包含する。7〜11員ヘテロアリール二環式環の非限定例は、ベンゾイミダゾリル、1,3−ジヒドロベンゾイミダゾール−2−オン、キノリニル、ジヒドロ−2H−キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、インダゾリル、チエノ[2,3−d]ピリミジニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾピラニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ピロロ[2,3−b]ピリジニル、及びイミダゾ[4,5−b]ピリジニルを包含する。
【0039】
当然のことながら、ヘテロシクリル又はヘテロアリールが、S環原子を含有するとき、このようなS環原子は、その二価、四価、又は六価型、即ち、−S−、−S(O)−又は−S(O)−として環内に存在することができる。
【0040】
各アリール又はヘテロアリールは、特に断りない限り、その部分的又は完全な水素化誘導体を包含する。例えば、キノリニルは、デカヒドロキノリニル及びテトラヒドロキノリニルを包含してもよく、ナフチルは、テトラヒドロナフチルのような、その水素化誘導体を包含してもよい。本明細書に記載されるアリール及びヘテロアリール化合物の他の部分的又は完全な水素化誘導体は、当業者には明らかとなるだろう。当然のことながら、C3−10炭素環、5〜11員複素環、二環式アリール又はヘテロアリール環の非芳香族部分、及び二環式ヘテロアリール環の非芳香族部分のそれぞれにおける1〜3個の炭素環残基は、独立にカルボニル、チオカルボニル、又はイミニル残基、即ち、それぞれ−C(=O)−、−C(=S)−及び−C(=NR)−で置換することができる(ここで、Rは、上記と同義である)。「ヘテロ原子」という用語は、本明細書において使用されるとき、O、N、及びSのような、炭素以外の原子を意味すると理解すべきであろう。
【0041】
「ハロゲン」という用語は、本明細書において使用されるとき、臭素、塩素、フッ素又はヨウ素を意味すると理解すべきであろう。「ハロゲン化」、「部分的又は完全なハロゲン化」、「部分的又は完全なフッ素化」、「1個以上のハロゲン原子により置換された」という定義は、例えば、1個以上の炭素原子上のモノ、ジ又はトリ−ハロ誘導体を包含する。アルキルの場合では、非限定例は、−CHCHF、−CFなどになるだろう。
【0042】
本明細書に記載される各アルキル、炭素環、複素環又はヘテロアリール、あるいはその類似体は、場合により部分的又は完全にハロゲン化されていると理解すべきであろう。
【0043】
本発明の化合物は、当業者に明らかなように、「化学的に安定」であることが期待される化合物のみである。例えば、「ダングリング原子価」又は「カルバニオン」を有する化合物は、本明細書に開示される本発明の方法により意図される化合物ではない。
【0044】
本発明は、式(I)の化合物の薬学的に許容しうる誘導体を包含する。「薬学的に許容しうる誘導体」とは、任意の薬学的に許容しうる塩若しくはエステル、又は患者に投与すると、本発明に有用な化合物を(直接的に又は間接的に)提供することができる任意の他の化合物、あるいは薬理学的に活性な代謝物又は薬理学的に活性なその残基のことをいう。薬理学的に活性な代謝物は、酵素的に又は化学的に代謝することができる、本発明の任意の化合物を意味すると理解すべきであろう。これは、例えば、本発明のヒドロキシル化又は酸化誘導体化合物を包含する。
【0045】
薬学的に許容しうる塩は、薬学的に許容しうる無機及び有機酸並びに無機及び有機塩基から誘導される塩を包含する。適切な酸の例は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸、グリコール酸、乳酸、サリチル酸、コハク酸、トルエン−p−硫酸、酒石酸、酢酸、クエン酸、メタンスルホン酸、ギ酸、安息香酸、マロン酸、ナフタレン−2−硫酸及びベンゼンスルホン酸を包含する。シュウ酸のような他の酸は、それ自体が薬学的に許容しうるものではないが、化合物及びその薬学的に許容しうる酸付加塩を得る際に中間体として有用な塩の調製において利用することができる。適切な塩基から誘導される塩は、アルカリ金属(例えば、ナトリウム)、アルカリ土類金属(例えば、マグネシウム)、アンモニウム及びN−(C−Cアルキル)塩を包含する。
【0046】
更に、本発明の範囲内には、本発明の化合物のプロドラッグの使用がある。プロドラッグは、単純な化学変換により改変されて本発明の化合物が生成する、これらの化合物を包含する。単純な化学変換は、加水分解、酸化及び還元を包含する。具体的には、プロドラッグが患者に投与されると、このプロドラッグは、本明細書に上で開示される化合物に変換され、それによって目的の薬理学的効果を与えることができる。
【0047】
式(I)の化合物は、後述の一般合成法を利用して製造することができ、そしてこの方法もまた、本発明の一部を構成する。
【0048】
一般合成法
本発明の化合物は、後述の方法により調製することができる。以下のスキームのそれぞれにおいて、基:R〜R、A、B、D及びXは、特に断りない限り、一般式(I)について上記のものと同義である。最適反応条件及び反応時間は、使用される特定の反応物に応じて変化しうる。特に断りない限り、溶媒、温度、圧力及び他の反応条件は、当業者であれば容易に選択することができる。アミド結合形成は、当該分野において周知の標準的カップリング条件(例えば、M. Bodanszky, The Practice of Peptide Synthesis (Springer-Verlag: 1984)(その全体が引用例として本明細書に取り込まれる)を参照のこと)により、例えば、カルボン酸及びアミンを1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド(EDC)及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾールの存在下で反応させることによって実施することができる。具体的な手順は、合成実施例の項に提供される。典型的には、反応の進行は、必要に応じて薄層クロマトグラフィー(TLC)又はHPLC−MSによりモニターすることができる。中間体及び生成物は、シリカゲルクロマトグラフィー、再結晶、HPLC及び/又は逆相HPLCにより精製することができる。
【0049】
出発物質及び試薬は、市販されているか、又は当業者であれば化学文献に記載される方法を用いて調製することができるかのいずれかである。式(I)の初期生成物は、当該分野において既知の方法により更に修飾することによって、更に別の式(I)の化合物を製造することができる。
【0050】
AがNであり、そして下記:
【0051】
【化3】


で示される記号が単結合である、式(I)の化合物は、スキーム1に示されるように調製することができる。
【0052】
【化4】

【0053】
スキーム1に図解されるように、中間体(II)(ここで、Pは、t−Boc(tert−ブトキシカルボニル)基のような適切なアミン保護基である)は、中間体(III)(Rを有するボロン酸)と、Suzuki-Miyauraカップリング条件(例えば、F. Bellina et al., Synthesis, 2004, 2419-2440を参照のこと)下で反応させることにより、中間体(IV)が得られる。例えば、Pがt−Boc基であれば、酸での処理により、保護基を脱離することによって、中間体(V)が得られる。中間体(V)をカルボン酸中間体(VI)と、当該分野において既知のペプチドカップリング条件下で、例えば、テトラフルオロホウ酸O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU)及びジイソプロピルエチルアミンのような適切な塩基の存在下で、塩化メチレンのような適切な溶媒中で反応させることによりカップリングさせて、目的の式(I)の化合物が得られる。
【0054】
式(I)の化合物はまた、スキーム2に図解される、この方法の変法により製造することができる。
【0055】
【化5】

【0056】
上に図解されるように、カルボン酸とのペプチドカップリングは、Br置換基又はSuzuki-Miyauraカップリングを行うことが可能な類似の官能基、例えば、Cl、I若しくはトリフラート置換基を有する中間体(VII)と実施することにより、中間体(VIII)が得られる。中間体(VIII)は次に、中間体(III)とカップリングさせることにより、目的の式(I)の化合物が得られる。
【0057】
AがCである、式(I)の化合物は、スキーム3に記載されるように調製することができる。
【0058】
【化6】

【0059】
上に図解されるように、場合によりRで置換されている1,2−ジブロモベンゼンは、図示されるピナコールエステルのようなRを有するボロン酸エステルと、Suzuki-Miyauraカップリング条件下で反応させることにより、中間体(XI)が得られる。次に中間体(XI)は、中間体(XII)(ここで、Pは、t−Boc基のようなアミン保護基である)との2度目のSuzuki-Miyauraカップリング反応を行うことにより、中間体(XIII)が得られる。スキーム1に上記のように脱保護することにより、中間体(XIV)が得られる。次に中間体(XIV)は、スキーム1に記載されるように中間体(VI)とのペプチドカップリングを行うことにより、式(I)(ここで、Aは、Cであり、そして下記:
【0060】
【化7】


で示される記号は、二重結合である)の化合物が得られる。当該分野において周知の方法により、例えば、Pd担持炭素の存在下で水素で処理することにより、二重結合を還元することによって、式(I)(ここで、Aは、Cであり、そして下記:
【0061】
【化8】


で示される記号は、単結合である)の化合物が得られる。
【0062】
スキーム4は、式(I)(ここで、Rは、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール又はベンゾチアゾールである)の化合物を調製するのに有用な、代替手順を図解している。
【0063】
【化9】

【0064】
上に図解されるように、中間体(VI)は、中間体(XIV)(ここで、Rは、メチル又はエチルのようなアルキル基である)とスキーム2に記載されるようにカップリングさせ、次いで例えば、THF/MeOH中のNaOH水溶液で処理することにより、このエステルを加水分解して、(XVII)が得られる。次に中間体(XVII)は、中間体(XVIII)(ここで、Yは、NH、OH、又はSHである)とカップリングさせることにより、中間体(XIX)が得られる。例えば、ジクロロエタンのような適切な溶媒中でp−TsOHのような適切な触媒の存在下で加熱することにより、環化して、目的の式(I)(ここで、Yは、NH、O、又はSである)の化合物が得られる。
【0065】
表Iの全ての化合物は、上に図解される方法により、及び以下の合成実施例の項において調製した。
【0066】
合成例
実施例1: 1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノンの合成
【0067】
【化10】

【0068】
4−(2−ブロモフェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステル(10g、29.30mmol)及び2−メトキシピリミジン−5−ボロン酸(5g、32.48mmol)を窒素流下、DMF(200mL)に溶解した。この混合物に、2M炭酸ナトリウム水溶液(73.26mL、150mmol)を、続いてビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(2.06g、2.93mmol)を加えた。得られた混合物を100℃で30分間撹拌した。沈殿物が生じた。水を加え、得られた混合物を濾過して、灰色の固体を得て、それを空気乾燥した。次に固体をジクロロメタン(20mL)に再溶解し、340g Biotage SNAPカラムに装填し、ヘキサン中の35%酢酸エチルで溶離して、4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステル(5.87g、収率54%)を得た。
【0069】
ジクロロメタン(50mL)に溶解した上記のエステル(5.67g、15.31mmol)の溶液に、TFA(10mL、129.80mmol)を加えた。反応物を周囲温度で20時間撹拌した。次に反応物をロータリーエバポレーターにより濃縮し、残留物をEtOAc(200mL)で再構成し、1N NaOH水溶液(2×150mL)で洗浄した。有機溶液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、ロータリーエバポレーターにより濃縮して、2−メトキシ−5−(2−ピペラジン−1−イル−フェニル)−ピリミジン(3.85g、14.24mmol、収率93%)を褐色の固体として得た。
【0070】
ジクロロメタン(100mL)に溶解した2−メトキシ−5−(2−ピペラジン−1−イル−フェニル)−ピリミジン(7.4g、27.37mmol)に、ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−酢酸(4.82g、27.37mmol)、TBTU(8.79g、27.37mmol)、及びDIPEA(14.66mL、82.12mmol)を加えた。反応物を周囲温度で16時間撹拌した。生成物を、ヘキサン中の40% EtOAcを用いる100g Biotage SNAPカラムで精製して、標記化合物(8.3g、19.37mmol、収率71%)を得た。
【0071】
実施例2: 1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノンの合成
【0072】
【化11】

【0073】
DMF(10mL)中の2−フルオロ−4−トリフルオロメチルニトロベンゼン(1g、4.78mmol)及びHunig塩基(2.45mL、14.35mmol)の溶液に、1−Boc−ピペラジン(1.14g、7.17mmol)を加えた。得られた反応物を油浴中で80℃にて1時間撹拌した。水(30mL)を加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮した。得られた4−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステルを、橙色の油状物(1.80g、100%)として単離し、更なる精製をしないで次の工程で使用した。
【0074】
EtOH(25mL)中の上記の中間体(1.80g、4.80mmol)の溶液に、Pd/C(5%担持活性炭、100mg)を加え、混合物をHバルーンを介して、Hでパージと再充填を3回行った。得られた反応物を周囲温度で一晩撹拌した。次に反応混合物を珪藻土の薄いパッドで濾過し、MeOH(10mL)で洗浄した。濾液を濃縮して、暗色の油状物を得た。粗油状物を、0〜30% EtOAc/ヘキサンで溶離するbiotageクロマトグラフィーを使用して精製した。溶媒の除去により、4−(2−アミノ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステルを無色の固体(1.65g、99%)として得た。
【0075】
亜硝酸イソアミル(0.76mL、5.68mmol)を窒素下、氷浴で冷却した脱水アセトニトリル(20mL)中の上記のアミン中間体(1.40g、4.05mmol)の溶液に滴下した。得られた混合物は添加の間に明黄色に変化した。反応物を0℃で20分間撹拌し、次にCuBr(872mg、6.08mmol)を少量ずつ加えた。反応物は徐々に暗緑色に変化した。それを30分間で周囲温度に温め、一晩撹拌した。
【0076】
水(20mL)を加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮した。得られた暗赤色の油状物を、0〜25% EtOAc/ヘキサンで溶離するbiotageクロマトグラフィーを使用して精製した。溶媒の除去により、4−(2−ブロモ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステルの赤色油状物(1.03g、62%)を得た。
【0077】
TFA(1mL)を、塩化メチレン(5mL)中の上記の中間体(550mg、1.34mmol)の溶液に滴下した。反応物を周囲温度で2時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーターにより除去し、残留物に2N NaOHを加えて、pH>12に調整した。得られた溶液をEtOAcで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮して、1−(2−ブロモ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジンを赤色の油状物(415mg、99%)として得た。生成物を更なる精製をしないで次の工程で使用した。
【0078】
1−(2−ブロモ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン(225mg、0.73mmol)、ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−酢酸(154mg、0.87mmol)、TBTU(304mg、0.95mmol)及びトリエチルアミン(304μL、2.18mmol)を、ジクロロメタン(3mL)中で混合した。得られた反応物を周囲温度で2時間撹拌した。水を加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮した。粗生成物を、0〜50% EtOAc/ヘキサンで溶離するbiotageクロマトグラフィーを使用して精製した。溶媒の除去により、1−[4−(2−ブロモ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノンを無色の泡状物(268mg、79%)として得た。
【0079】
上記の中間体(150mg、0.32mmol)、2−(メトキシ)ピリミジン−5−ボロン酸(70mg、0.38mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(23mg、0.032mmol)、NaCO水溶液(2N、803μL、1.6mmol)及びジメチルホルムアミド(2mL)を、2〜5mLマイクロ波管に加えた。反応をマイクロ波オーブンで100℃にて30分間行った。混合物は黒色に変化した。反応混合物を濾過し、少量のMeOH/水(1/0.1mL)で洗浄した。清澄な濾液を分取HPLCにより精製した。溶媒の除去により、標記化合物を無色の泡状物(110mg、69%)として得た。
【0080】
実施例3: 2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペリジン−1−イル}−エタノンの合成
【0081】
【化12】

【0082】
2−(4−モルホリノ)ピリミジン−5−ボロン酸ピナコールエステル(300mg、1.03mmol)、1,2−ジブロモベンゼン(243mg、1.03mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(72mg、0.10mmol)、NaCO水溶液(2N、2.58mL、5.15mmol)及びDMF(5mL)を、10mLマイクロ波管に加えた。反応をマイクロ波オーブンで100℃にて30分間行った。反応混合物は黒色に変化した。混合物を水に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮した。粗生成物を、0〜30% EtOAc/ヘキサンで溶離するbiotageを使用して精製した。所望のモノカップリング生成物を30% EtOAcで溶離した。ジカップリング副生成物を先に溶離した。溶媒の除去により、4−[5−(2−ブロモ−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−モルホリンを白色の固体(130mg、39%)として得た。
【0083】
上記の中間体(150mg、0.47mmol)、3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−tert−ブトキシカルボニル−4−ボロン酸ピナコールエステル(174mg、0.56mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(33mg、0.05mmol)、NaCO水溶液(2N、1.17mL、2.34mmol)及びDMF(4mL)を、10mLマイクロ波管に加えた。反応をマイクロ波オーブンで100℃にて30分間行った。混合物は黒色に変化した。反応混合物を水に注ぐと、沈殿物が生じた。混合物を濾過し、ケーキを水で洗浄した。固体を溶解し、ジクロロメタン/MeOH(1/1)で洗浄し、暗色の溶液を濾過し、回収した。溶媒をロータリーエバポレーターにより濾液から除去し、少量の塩化メチレンに溶解した残留物を、0〜30% EtOAc/ヘキサンで溶離するbiotageクロマトグラフィーを使用して精製して、4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルを無色の泡状物(195mg、98%)として得た。
【0084】
TFA(1mL)を、塩化メチレン(5mL)中の上記のt−ブチルエステル(195mg、0.46mmol)の溶液に滴下した。反応物を周囲温度で2時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレーターにより除去し、残留物に2N NaOHを加えて、pH>12に調整した。得られた溶液をEtOAcで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮した。粗4−{5−[2−(1,2,3,6−テトラヒドロ−ピリジン−4−イル)−フェニル]−ピリミジン−2−イル}−モルホリンを赤色油状物(149mg、100%)として単離し、更なる精製をしないで次の工程で使用した。
【0085】
上記の中間体(60mg、0.19mmol)、ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−酢酸(36mg、0.21mmol)、TBTU(78mg、0.24mmol)及びトリエチルアミン(78μL、0.56mmol)を、ジクロロメタン(3mL)中で混合した。得られた反応物を周囲温度で2時間撹拌した。水を加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮した。粗生成物を、0〜100% EtOAc/ヘキサンで溶離するbiotageクロマトグラフィーを使用して精製した。溶媒の除去により、1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノンを無色の泡状物(55mg、61%)として得た。
【0086】
EtOH(5mL)中の上記の中間体(55mg、0.11mmol)の溶液に、Pd/C(5%担持活性炭、5mg)を加え、混合物をHバルーンを介して、Hでパージと再充填を3回行った。得られた反応物を周囲温度で一晩撹拌し、次に濾過し、固体を少量のMeOH(5mL)で洗浄した。濾液を回収し、ロータリーエバポレーターで濃縮した。残留物を最小量のDMSO/水に再溶解した。次にそれを分取HPLCを使用して精製した。溶媒の除去により、標記化合物を白色の固体(25mg、45%)として得た。
【0087】
実施例4: 1−{4−[2−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノンの合成
【0088】
【化13】

【0089】
2−ピペラジン−1−イル−安息香酸(1.00g、4.89mmol)を、MeOH 10mLに懸濁した。これに濃HSO 5mLを加えた。混合物を16時間撹拌し、白色の沈殿物を得た。反応容量を更なるMeOH 210mL及びHSO 65mLにより増加させた。混合物を室温で2時間撹拌し、次に12時間加熱還流した。反応容量を約175mLに濃縮し、イオン交換カラムに装填し、10% NH/MeOH 5×200mLで溶離させた。生成物画分を濃縮し、次にトルエンと共沸させ、残留水を除去して、2−ピペラジン−1−イル−安息香酸メチルエステル0.667gを得た。
【0090】
2−ピペラジン−1−イル−安息香酸メチルエステル(0.667g、3.03mmol)を含有するバイアルに、(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−酢酸(0.428g、2.78mmol)及びカルボニルジイミダゾール(0.567g、3.50mmol)を含有する、予め混合した溶液を加えた。混合物を一晩撹拌し、次にEtOAc 200mLで、続いて飽和NHCl 200mLで希釈した。有機相をHO 2×200mL及びブライン 1×200mLで洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−安息香酸メチルエステル0.849gを得た。
【0091】
2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−安息香酸メチルエステル(0.848g、2.38mmol)を、1:1 THF/MeOH 10mLに溶解した。15% NaOH水溶液2mLを加え、混合物を一晩撹拌した。混合物を濃縮乾固し、HO 50mLに懸濁した。濃HClの注意深い添加により、溶液のpHを4に調整した。水相をCHCl 3×100mLで抽出した。有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−安息香酸0.730gを収率90%で得た。
【0092】
2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−安息香酸(0.107g、0.296mmol)をアルゴン下、脱水CHCl 5mLに溶解した。混合物を4℃に冷却し、塩化オキサリル(0.150mL、0.300mmol)の2M溶液を滴下すると、ガスが発生した。反応物を4℃で30分間撹拌し、次にDMF 1滴を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、4℃に冷却し、1,2−ジアミノベンゼン(0.048g、0.444mmol)を加えた。反応物を室温に温め、1時間撹拌した。次に反応物をCHCl 50mLで、続いて飽和NHCl 20mLで希釈した。混合物をCHCl 3×20mLで抽出した。有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をSiO分取プレートに装填し、(2.5% MeOH/CHCl)で溶離して、N−(2−アミノ−フェニル)−2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ベンズアミド58.4mgを得た。
【0093】
N−(2−アミノ−フェニル)−2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ベンズアミド(0.050g、0.116mmol)を、ジクロロエタン2mLに溶解し、マイクロ波管に入れた。これに触媒量のp−TsOHを加えた。混合物をマイクロ波で130℃にて20分間、次に160℃にて30分間加熱した。反応混合物を濃縮乾固し、生成物を、(20%〜100% CHCN/HO)で溶離するGilson分取HPLCシステムを使用して精製して、所望の生成物43mgを得た。不純な画分を濃縮し、(5% MeOH/CHCl)で溶離するSiO分取プレートを使用して精製して、更なる1−{4−[2−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン17.5mgを得た。
【0094】
1−[4−(2−ベンゾオキサゾール−2−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノンを、同様の方法で調製した。
【0095】
実施例5: 中間体4−(2−カルボキシ−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルの合成
【0096】
【化14】

【0097】
方法A
ピペラジン−1−イル−安息香酸(2.00g、9.79mmol)を、CHCl 100mLに懸濁した。これにジイソプロピルエチルアミン(2.22mL、12.00mmol)及びBOC無水物(2.07g、9.50mmol)を加えた。混合物は、1時間後不均質なままであった。更なる無水CHCN 100mLを加え、混合物を一晩撹拌した。混合物をEtOAc 250mLで、続いて飽和NHCl 250mLで希釈した。有機相をHO 2×250mL及びブライン 1×250mLで洗浄し、次にMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、4−(2−カルボキシ−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル2.37gを得た。
【0098】
方法B
4−(2−ホルミル−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.50g、1.72mmol)を、ジオキサン80mL及びHO 20mLに溶解した。混合物を4℃に冷却し、次にスルファミン酸(1.36g、14.00mmol)を一度に加えた。混合物を更に30分間撹拌し、次にNaClO(0.343g、3.80mmol)の溶液3mLを滴下した。HO 50mL及びブライン50mLの添加により、反応をクエンチした。得られた混合物をCHCl 3×100mLで抽出した。合わせた有機相をブライン2×50mLで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、4−(2−カルボキシ−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル500mgを得た。
【0099】
実施例6: 2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(5−トリフルオロメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノンの合成
【0100】
【化15】

【0101】
4−(2−カルボキシ−フェニル)−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.060g、0.195mmol)をアルゴン下、脱水CHCl 5mLに溶解した。溶液を4℃に冷却し、塩化オキサリル(0.10mL、0.21mmol)の2M溶液を液下すると、ガスが発生した。混合物を30分間撹拌した後、DMF 1滴を加え、混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物を4℃に冷却し、4−トリフルオロメチル−ベンゼン−1,2−ジアミン(0.069g、0.390mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.092mL、0.500mmol)を加えた。反応物を室温に温め、1時間撹拌した。混合物をEtOAc 50mLで、続いて飽和NHCl 20mLで希釈した。有機相をHO 2×20mL及びブライン1×20mLで洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をSiO分取プレートに装填し、50% EtOAc/ヘキサンで溶離して、4−[2−(2−アミノ−4−トリフルオロメチル−フェニルカルバモイル)−フェニル]−ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル0.045gを得た。
【0102】
バイアル中の上記のtert−ブチルエステル(0.045g、0.097mmol)を、CHCl 1mL及びTFA 1mLに溶解した。混合物を1時間撹拌し、次に濃縮乾固して、粗N−(2−アミノ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−2−ピペラジン−1−イル−ベンズアミド−トリフルオロアセトアミドを得た。アミン塩を含有するバイアルに、(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−酢酸(0.016g、0.104mmol)及びカルボニルジイミダゾール(0.017g、0.104mmol)を含有する、予め混合(1時間)した溶液1.0mLを加えた。混合物を一晩撹拌し、次に飽和NHCl 20mLを、続いてCHCl 50mLを加えた。混合物をHO 2×20mL及びブライン1×20mLで洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、N−(2−アミノ−4−トリフルオロメチル−フェニル)−2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−ベンズアミド52mgを得た。
【0103】
上記のベンズアミド(0.049g、0.090mmol)を、CHCl 2mLに溶解し、マイクロ波バイアルに入れた。触媒量のp−TsOHを加え、次に混合物をマイクロ波オーブンで160℃にて20分間加熱した。次に混合物をN流下で濃縮した。残留物をMeOHに溶解し、20%〜80% CHCN/HOで溶離するGilson分取HPLCシステムを使用して精製して、2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(5−トリフルオロメチル−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン36.3mgを収率77%で得た。
【0104】
以下の化合物を同様にして調製した:
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(5−クロロ−1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;及び
2−(2−{4−[2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−アセチル]−ピペラジン−1−イル}−フェニル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニトリル。
【0105】
実施例7: 2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノンの合成
【0106】
【化16】

【0107】
THF(5mL)中の2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン(210mg、0.497mmol)の溶液に、水(5mL)中のオキソン(611mg、0.994mmol)の溶液を加えた。混合物を室温で4時間撹拌した。水(10mL)を加え、混合物をEtOAcで3回抽出した。有機抽出物を水、ブラインで洗浄し、乾燥(NaSO)させ、濃縮した。残留物をジクロロメタン(3mL)に再溶解し、10g Biotage SNAPカラムに装填し、100% EtOAcで溶離して、2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メタンスルホニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン(102mg)を得た。
【0108】
上記のスルホン(40mg、0.088mmol)を、0.5〜2mL Biotageマイクロ波管に加え、続いてメチルアミン(THF中の2M、0.22mL、0.44mmol)、Hunig塩基(0.045mL、0.264mmol)及びイソプロパノール(1mL)を加えた。反応をマイクロ波オーブンで175℃にて15分間行った。冷ました後、混合物を濾過し、分取HPLCにより精製した。溶媒の除去により、標記化合物を無色の泡状物(15mg)として得た。
【0109】
実施例8: 4−アミノ−N−[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−3−メトキシ−ベンズアミドの合成
【0110】
【化17】

【0111】
DMF(50mL)中のN−Boc−グリシン(1.31g、7.33mmol)及びカルボニルジイミダゾール(1.21mg、7.33mmol)の溶液を、室温で45分間撹拌した。溶液にビフェニルピペラジン中間体(2.28g、7.33mmol)及びトリエチルアミン(5.13mL、36.63mmol)を加え、溶液を室温で24時間撹拌した。反応物をEtOAc(600mL)で希釈し、飽和NHCl(600mL)、NaHCO(600mL)、次にブライン(100mL)で洗浄した。水層を更なるEtOAc(600mL)で再び抽出した。有機物を乾燥(NaSO)させ、濃縮して、固体を得た。ジエチルエーテル及びヘキサンでトリチュレートし、続いて濾過することにより、所望のアミド中間体2.32gを得た。
【0112】
ジクロロメタン(200mL)中の上記のアミド中間体(5.17g、12.94mmol)の溶液に、4M HCl/ジオキサン(33mL、129.4mmol)を加え、懸濁液を定期的に通気しながら室温で20時間激しく撹拌した。懸濁液をEtO(350mL)及びヘキサン(350mL)で希釈し、1時間撹拌した。吸湿性の白色の固体を、EtO及びヘキサンで洗浄しながら濾過し、次に減圧下、P下で乾燥させて、所望のアミン中間体4.84gを得た。
【0113】
DMF(2mL)中のBoc−4−アミノ−3−メトキシ安息香酸(56mg、0.204mmol)及びカルボニルジイミダゾール(33mg、0.204mmol)の溶液を、50℃で1時間撹拌した。溶液に上記のアミン中間体(75mg、0.204mmol)及びトリエチルアミン(0.143mL、1.02mmol)を加え、溶液を室温で24時間撹拌した。反応物を窒素流により粗ガム状物に濃縮し、更なる精製をしないで次の反応で使用した。
【0114】
上記からの粗カップリング生成物を、トリフルオロ酢酸(4mL)に溶解し、周囲温度で20時間撹拌した。反応物を減圧下で40℃にて濃縮し、残留物を得た。反応物をDMF(2mL)及び水(1mL)で希釈し、逆相分取HPLC(10〜100% CHCN/HO)により精製して、標記化合物24mgを得た。
【0115】
実施例9: イソキノリン−6−カルボン酸[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミドの合成
【0116】
【化18】

【0117】
過剰量の塩化チオニル(3mL)中のイソキノリン−6−カルボン酸(24mg、0.136mmol)の溶液を、密閉したバイアル中で85℃にて24時間撹拌した。塩化チオニルをアルゴン流により除去し、固体残留物に、グリシンアミン中間体(50mg、0.136mmol)を、続いてDMF(1.5mL)及びトリエチルアミン(0.250mL、1.79mmol)を加えた。反応物を50℃で18時間撹拌した。反応物をDMF(1mL)及び水(1mL)で希釈し、トリフルオロ酢酸(0.2mL)でクエンチし、逆相分取HPLC(20〜100% CHCN/HO)により精製して、標記化合物51mgを得た。
【0118】
実施例10: 3,4−ジメトキシ−N−(2−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−ベンズアミドの合成
【0119】
【化19】

【0120】
DMF(20mL)中の3,4−ジメトキシ安息香酸(2.80g、15.25mmol)及びカルボニルジイミダゾール(2.50g、15.25mmol)の溶液を、室温で30分間撹拌した。これにグリシンt−ブチルエステルHCl(2.00g、15.25mmol)及びHunig塩基(2.7mL、15.25mmol)を室温で加え、溶液を室温で72時間撹拌した。反応物をEtOAc(500mL)で希釈し、0.05M HCl(500mL)、飽和NaHCO(500mL)、次に水(500mL)で洗浄した。水層を更なるEtOAc(500mL)で再び抽出し、有機物を乾燥(NaSO)させ、濃縮して、所望のアミド中間体3.92gをガム状物として収率84%で得た。
【0121】
ジクロロメタン(100mL)中の上記のアミド中間体(3.92g、13.14mmol)の溶液に、トリフルオロ酢酸(50mL)を0℃で加え、反応物を定期的に通気しながら室温で72時間撹拌した。反応物を40℃で濃縮し、得られた油状物をジクロロメタンに溶解し、再び濃縮した。油状物をEtOAc(150mL)中でスラリーにした。得られた沈殿物をEtOAcで洗浄しながら濾過して、カルボン酸中間体2.72gを収率85%で得た。
【0122】
DMF(2mL)中の上記のカルボン酸中間体(38mg、0.154mmol)及びカルボニルジイミダゾール(26mg、0.154mmol)の溶液を、室温で1時間撹拌した。溶液に置換ピペラジン中間体(50mg、0.154mmol)及びトリエチルアミン(0.151mL、1.08mmol)を加え、溶液を室温で18時間撹拌した。反応物をDMF(1mL)及び水(1mL)で希釈し、トリフルオロ酢酸(0.2mL)でクエンチし、逆相分取HPLC(15〜100% CHCN/HO)により精製して、標記化合物70mgを得た。
【0123】
実施例11: 1−((S)−4−ビフェニル−2−イル−2−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノンの合成
【0124】
【化20】

【0125】
マイクロ波管に、2−ブロモビフェニル(1.0g、4.16mmol)、(S)−N−1−t−Boc−2−メチルピペラジン(868mg、4.16mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(X−Phos)(198mg、0.416mmol)、Pd(dba)(381mg、0.461mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(400mg、4.16mmol)及びトルエン(5mL)を加えた。混合物を80℃で60分間マイクロ波加熱した(microwaved)。反応物をろ紙で濾過し、固体を除去し、EtOAc(200mL)で希釈し、水(200mL)で、次にブライン(50mL)で洗浄した。合わせた有機物を乾燥(NaSO)させ、減圧下で45℃にて濃縮して、所望のt−Boc−ピペラジン中間体を粗褐色のガム状物として得た。これを更なる精製をしないで反応させた。
【0126】
ジクロロメタン(10mL)中の上記の粗t−Boc−ピペラジンの溶液に、TFA(50mL)を加え、溶液を2時間撹拌した。反応物を減圧下で45℃にて濃縮して、褐色の油状物を得て、それをEtOAc(200mL)で希釈し、飽和NaHCO(200mL)、水(200mL)及びブライン(50mL)で洗浄した。有機層を45℃で濃縮して、褐色の油状物とし、100%ジクロロメタン〜25% MeOH/ジクロロメタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含有する画分を集め、減圧下で濃縮して、所望のピペラジン中間体128mgを褐色の固体として得た。
【0127】
(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸(21mg、0.125mmol)を、ジクロロメタン(1mL)に溶解し、−5℃に冷却した。これに塩化オキサリル溶液(ジクロロメタン中の2M、0.063mL、0.125mmol)を、続いてDMF 0.02mLを加えた。混合物を室温に温めながら2時間撹拌した。次に酸クロリド溶液に、ジクロロメタン(1mL)中の上記のピペラジン中間体(30mg、0.119mmol)及びHunig塩基(0.104mL、0.595mmol)の溶液を加え、反応物を周囲温度で20時間撹拌した。反応物を減圧下で40℃にて濃縮し、残留物を得た。残留物をDMF(2mL)、水(1mL)及びTFA(0.2mL)で希釈し、逆相分取HPLC(10〜100% CHCN/HO)により精製して、標記化合物21mgを得た。
【0128】
生物学的特性の評価
化合物は、CXCR3トランスフェクト細胞におけるカルシウム流量を測定する細胞内機能分析において、CXCR3とIP−10の相互作用を遮断する能力に関して評価する。
【0129】
組換えCXCR3及びG−α−16を安定的に発現するCyno−CHO細胞を、10%(v/v)FBS(Mediatech #35-01500)、1% Geneticin(Invitrogen #10131-027)及び0.2% Zeocin(Invitrogen #R250-05)を補足したF12培地(Mediatech #45000-360)で増殖させる。細胞を遠沈させ、そして増殖培地に再懸濁して4.8×10細胞/mLの濃度とする。25μLの細胞懸濁液をBD−384ウェルのTC処理プレートの各ウェルに加えて、12,000細胞/ウェルとする。このプレートを37℃/5% COで一晩インキュベートする。アッセイ当日に、プレートを取り出し、培地を除去し、2mMプロベネシドを含有するアッセイ緩衝液(HBSS、10mMヘペス、pH7.4)中のCa−4色素25μLを各ウェルに加える。次に細胞アッセイプレートを37℃/5% COで1時間インキュベートする。
【0130】
試験化合物は、DMSOに溶解して、DMSO中に1.045mMまで希釈する。アッセイ直前に、適切に希釈した試験化合物2.75μLを、45μLのHBSS緩衝液を含有する384ウェルプレートの各ウェルに加える。混合後、5μLの希釈化合物を細胞アッセイプレートの各ウェルに、最終アッセイ濃度が10μMになるように加える。このプレートを室温で15分間インキュベートする。HBSS中のIP−10原液(4×EC80濃度)10μLを、緩衝液のみを含有するブランクウェルとして用意された細胞を除いて、細胞アッセイプレートの各ウェルに加える。細胞内カルシウム流量は、480nmでの励起及び540nmでの発光を用いて、HAMAMATSU FDSS6000で記録する。データは、Activity Baseソフトウェアを用いて解析する。
【0131】
一般に、上記アッセイにおける化合物の好ましい効力範囲(IC50)は、1nM〜3μMであり、そして最も好ましい効力範囲は、1nM〜200nMである。以下の表には、上記アッセイにおける本発明の代表化合物のIC50を示す。
【0132】
【表2】





































【0133】
使用の方法
本発明の化合物は、CXCR3とそのリガンドの相互作用の有効なアンタゴニストであり、よってCXCR3活性化を阻害する。したがって、本発明の1つの実施態様において、本発明の化合物を用いるCXCR3介在性障害の処置方法が提供される。別の実施態様において、本発明の化合物を用いる炎症性、自己免疫性及び心臓血管性疾患の処置方法が提供される。
【0134】
理論に束縛されるものではないが、CXCR3の活性を阻害することにより、本発明の化合物は、T細胞及びCXCR3を発現する他の白血球の遊走を遮断する。よって、CXCR3活性の阻害は、これらの白血球の流入により増悪する種々の自己免疫性及び免疫学的疾患を予防及び処置するための魅力ある手段である。これらは、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、炎症性腸疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)及び腎疾患を包含する。更に、遺伝子欠失研究及びCXCR3アンタゴニストによるLDL受容体KOマウスでの研究は両方とも、CXCR3活性の阻害が、アテローム動脈硬化病変形成を軽減させることを証明している。よってCXCR3活性の阻害はまた、アテローム動脈硬化症、並びに心筋梗塞及び卒中のような第2のアテローム血栓性イベントを、処置及び予防するための魅力ある手段である。
【0135】
上記の疾患及び症状の処置には、治療有効用量は、一般に本発明の化合物の投薬1回あたり約0.01mg〜約100mg/kg体重の範囲;好ましくは投薬1回あたり約0.1mg〜約20mg/kg体重の範囲であろう。例えば、70kgのヒトへの投与には、用量範囲は、本発明の化合物の投薬1回あたり約0.7mg〜約7000mg、、好ましくは投薬1回あたり約7.0mg〜約1400mgであろう。最適な投薬レベル及びパターンを決定するには、ある程度の通常の用量最適化が必要とされよう。活性成分は、1日に1〜6回で投与することができる。
【0136】
一般的投与法及び医薬組成物
医薬品として使用するとき、本発明の化合物は、典型的には医薬組成物の形で投与される。このような組成物は、製薬分野において周知の手順を用いて調製することができ、そして少なくとも1種の本発明の化合物を含む。本発明の化合物はまた、単独で、あるいは本発明の化合物の安定性を増強し、特定の実施態様ではこれらを含有する医薬組成物の投与を促進し、溶解又は分散を増進させ、アンタゴニスト活性を増大させ、補助療法などを提供する、補助剤と組合せて投与することができる。本発明の化合物は、独自に、又は本発明の他の活性物質と併せて、また場合により他の薬理学的活性物質と併せて使用することができる。一般に、本発明の化合物は、治療的に又は薬学的に有効な量で投与されるが、診断又は他の目的には、それより低い量で投与することもできる。
【0137】
純粋な形での又は適切な医薬組成物にしての本発明の化合物の投与は、医薬組成物の投与の認められる様式のいずれかを用いて実施することができる。即ち、投与は、例えば、経口、バッカル(例えば、舌下)、鼻内、非経口、局所、経皮、膣内、又は直腸内に、例えば、錠剤、坐剤、丸剤、軟(弾性)及び硬ゼラチンカプセル剤、粉剤、液剤、懸濁剤、又はエアゾールなどのような、固体、半固体、凍結乾燥粉末、又は液体投与剤形の形態にして、好ましくは正確な用量の単回投与に適切な単位投与剤形にして行うことができる。医薬組成物は、一般に従来の製剤担体又は賦形剤と、活性剤としての本発明の化合物を包含し、そして更に、他の薬剤、医薬品、担体、補助剤、希釈剤、溶剤、又はこれらの組合せを包含することができる。このような薬学的に許容しうる賦形剤、担体、又は添加剤、更には種々の様式の投与のための医薬組成物の製造方法は、当業者には周知である。当技術分野の最先端技術は、例えば、Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 20th Edition, A. Gennaro (ed.), Lippincott Williams & Wilkins, 2000; Handbook of Pharmaceutical Additives, Michael & Irene Ash (eds.), Gower, 1995; Handbook of Pharmaceutical Excipients, A.H. Kibbe (ed.), American Pharmaceutical Ass’n, 2000; H.C. Ansel and N.G. Popovish, Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems, 5th ed., Lea and Febiger, 1990(これらはそれぞれ、技術水準をより詳しく記述するためにその全体が引用例として本明細書に取り込まれる)に明示される。
【0138】
当業者なら予期するであろうとおり、特定の製剤に使用される本発明の化合物の形態(例えば、塩)は、その製剤が有効であるために要求される適切な物性(例えば、水溶性)を持つものが選択されるだろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化21】


[式中、
Aは、C又はNであり;
Bは、C又はNであり;
Dは、C又はNであり;
Xは、−NH−、−NHC(O)−、−N(CH)C(O)−であるか、又は存在せず;
は、H、−CN、ハロゲン、−CF、−OCF、C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、−S(O)CH、アミノ、モノ−若しくはジメチルアミノ、−NHC(O)C1−3アルキル、−NO、−C(O)NH、−C(O)NHC1−3アルキル又は−C(O)C1−3アルキルであり;
は、アリール又はヘテロアリールであって、それぞれ場合により1〜3個のRで置換されており;
は、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール又はC3−10シクロアルキルであって、それぞれ場合により1〜3個のRで置換されており;
及びRは、それぞれ独立にH及びC1−2アルキルから選択されるか;又はR及びRは、一緒になってエチル架橋を形成してもよく;
各Rは、独立に−OH、オキソ、ヒドロキシC1−6アルキル、ハロゲン、−(CH−CN、ニトロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、フェノキシ、ヘテロアリールオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、カルボキシル、−C(O)C1−6アルキル、−(CH−NR、−S(O)1−6アルキル、−NHS(O)1−6アルキル、−NRC(O)C1−6アルキル、−S(O)NR、−C(O)NR、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、フェニル又はベンジルであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル、アルキニル又はアルコキシは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そして該Rの各ヘテロシクリル、ヘテロアリール、フェニル又はベンジルは、場合により1〜3個のC1−6アルキル、C1−6アルコキシ(CH、ハロゲン、−CN、−CF、C1−6アシル、−NR、C(O)NR、−OH、ヒドロキシC1−6アルキル、ピロリジニル又は−S(O)1−6アルキルで置換されており;
各Rは、独立にC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、オキソ、−CN、カルボキシ、−(CH−NR、フェニル又はヘテロアリールであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル、アルキニル又はアルコキシは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そしてRの隣接炭素原子上の2個のRは、一緒になってRに縮合した3〜7員環を形成してもよく;
及びRは、それぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C1−6アシル、C3−10シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルホニル又はC1−6アルコキシカルボニルであり;
mは、0〜3の整数であり;
nは、0〜2の整数であり;そして
下記:
【化22】


で示される記号は、AがNである場合、単結合であり、そしてAがCである場合、単結合又は二重結合であってもよい]で示される化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項2】
が、アリール又はヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項3】
がアリールであり、そしてRがアリール又はヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項4】
がヘテロアリールであり、そしてRがアリール又はヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項5】
AがNであり、そしてDがCである、請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項6】
BがCであり、Xが存在しない、請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項7】
BがCであり、DがCであり;
が、H、−CN、−F、−Cl、−CF、−CH、−OCH、−C(O)NHCH又は−S(O)CHであり;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニル、フラニル、イミダゾリル、1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジニル、インドリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、フェニル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、キノリニル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル又はトリアジニルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾ[d]イソチアゾリル、ベンゾ[b]チオフェニル、ベンゾトリアゾリル、フラニル、イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、イミダゾリル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソチアゾリル、フェニル、フタラジニル、ピラゾリル、ピリジニル、ピロロ[2,3−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−d]ピリミジニル、ピロリル、キナゾリニル、チアジアゾリル又はチアゾリルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
及びRが、Hであり;
各Rが、独立に−OH、オキソ、ヒドロキシC1−6アルキル、ハロゲン、−(CH−CN、ニトロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、フェノキシ、ピリジルオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、カルボキシル、−C(O)C1−6アルキル、−(CH−NR、−S(O)1−6アルキル、−NHS(O)1−6アルキル、−NHC(O)C1−6アルキル、−S(O)NR、−C(O)NR、チエニル、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニル、[1,3]−オキサアゼパン−1−イル、ピペラジニル、アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル、オクタヒドロイソキノリニル、[1,4]−オキサアゼパニル、アゼチジニル、フェニル又はベンジルであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そして該Rの各ヘテロシクリル又はフェニルは、場合により1〜3個のCH、−OCH、ハロゲン、−CN、−CF、−C(O)CH、−NR、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−OH、−CHOCH、−C(OH)(CH)CH、−SCH、ピロリニニル又は−S(O)CHで置換されており;
各Rが、独立にC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−10シクロアルキル、C1−6アルコキシ、ハロゲン、オキソ、−CN、カルボキシ、−(CH−NR、フェニル又はピリジルであって、ここで、該Rの各アルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており;
及びRが、それぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C1−6アシル又はC3−10シクロアルキルである、
請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項8】
AがNであり;
Xが、−NH−であるか、又は存在せず;
が、H、−CN、−F、−Cl、−CF、−CH又は−OCHであり;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾリル、1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジニル、インドリル、イソインドリル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、フェニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、チアジアゾリル、チアゾリル又はチエニルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾトリアゾリル、イミダゾリル、イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピロロ[2,3−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−d]ピリミジニル、ピロリル、チアジアゾリル又はチアゾリルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されており;
各Rが、独立に−CHOH、−Cl、−F、−CN、オキソ、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−2アルコキシ、フェノキシ、ピリジルオキシ、−C(O)CH、−(CH−NR、−S(O)CH、−NHS(O)CH、−NH(CO)CH、−S(O)NR、−C(O)NR、チエニル、モルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニル、[1,3]−オキサアゼパン−1−イル、ピペラジニル、フェニル又はベンジルであって、ここで、該Rの各アルキルは、場合により部分的又は完全にハロゲン化されており、そして該Rの各ヘテロシクリル又はフェニルは、場合により1〜3個のCH、−OCH、ハロゲン、−CN、−CF、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−OH、−CHOCH、−C(OH)(CH)CH、ピロリジニル又は−S(O)CHで置換されており;
各Rが、独立にC1−3アルキル、−OCH、CF、オキソ、−CN、−Cl又は−Fであり;
及びRが、それぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C1−3アシル又はC3−6シクロアルキルである、
請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項9】
Xが存在せず;
が、ベンゾイミダゾリル、ベンゾトリアゾリル、イミダゾリル、イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、ピラゾリル、ピロロ[2,3−b]ピリジニル、ピロロ[2,3−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−c]ピリジニル、ピロロ[3,2−b]ピリジニル又はピロリルであって、ここで、前記のそれぞれは、場合により1〜3個のRで置換されている、
請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項10】
下記:
3−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−4−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゾニトリル;
1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
4−アミノ−N−[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−3−メトキシ−ベンズアミド;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(2−ナフタレン−1−イル−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;
1−メチル−1H−イミダゾール−2−カルボン酸[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
5−{2−[4−(2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−アセチル)−ピペラジン−1−イル]−フェニル}−ピリジン−2−カルボニトリル;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
1−{4−[2−(2−メチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−4−トリフルオロメチル−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−(3,4−ジメトキシ−ベンジルアミノ)−エタノン;
1−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−ピペリジン−1−イル−エタノン;
イソキノリン−6−カルボン酸[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
チアゾール−2−カルボン酸[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
1−(4−{2−[2−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イル)−ピリミジン−5−イル]−フェニル}−ピペラジン−1−イル)−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
1−{4−[2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−ジメチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
1−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル−エタノン;
2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−1−{4−[2−(2−ピロリジン−1−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−エタノン;
4,5−ジメチル−フラン−2−カルボン酸[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
1−(2−{4−[2−(2−モルホリン−4−イル−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ピペラジン−1−イル}−2−オキソ−エチル)−イミダゾリジン−2−オン;
1−[4−(4’−ジメチルアミノメチル−ビフェニル−2−イル)−ピペラジン−1−イル]−2−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル)−エタノン;
イソキノリン−7−カルボン酸[2−(4−ビフェニル−2−イル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3S)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−2−[(3R)−4−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル]−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−(2−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}エタノン;
1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(2−{2−メチル−4−[2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}−2−オキソエチル)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
2−{(3R)−4−[(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]−3−メチルピペラジン−1−イル}−5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)ベンズアミド;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3R)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[N−メチル−N−(2−メチルプロパノイル)グリシル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−[(3R)−3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イルアセチル)ピペラジン−1−イル]ベンズアミド;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−[2−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−[2−メチル−4−(2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]エタノン;
1−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3S)−3−メチル−4−[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−(4−{4−フルオロ−2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}ピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−1−イル)エタノン;
2−[2−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)−1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]エタノン;
2−{2−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)−2−メチルピペラジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1−オン;
5−フルオロ−N−(2−メトキシピリジン−4−イル)−2−{(3R)−3−メチル−4−[(2−オキソピペリジン−1−イル)アセチル]ピペラジン−1−イル}ベンズアミド;
1−(4−{2−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−イル]−4−(トリフルオロメチル)フェニル}−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)エタノン;
1−[4−(4−フルオロ−2−{2−[4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル]ピリミジン−5−イル}フェニル)ピペラジン−1−イル]−2−(3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エタノン;
から選択される化合物、又は薬学的に許容しうるその塩。
【請求項11】
CXCR3介在性障害の処置方法であって、治療有効量の請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩を、これを必要とする患者に投与することを含む方法。
【請求項12】
炎症性、自己免疫性又は心臓血管性疾患の処置方法であって、治療有効量の請求項1に記載の化合物、又は薬学的に許容しうるその塩を、これを必要とする患者に投与することを含む方法。

【公表番号】特表2012−525332(P2012−525332A)
【公表日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−507460(P2012−507460)
【出願日】平成22年4月26日(2010.4.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/032347
【国際公開番号】WO2010/126811
【国際公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【出願人】(503385923)ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (976)
【Fターム(参考)】