説明

分割ゲートNANDフラッシュメモリ構造及びアレイ、そのプログラミング方法、消去方法及び読み出し方法、並びに、製造方法

【課題】NANDフラッシュメモリ構造において、各セルについてライン数を削減して、不揮発性メモリデバイスのピッチを改善すること。
【解決手段】分割ゲートNANDフラッシュメモリ構造が第1伝導型の半導体基板の上に形成される。このNAND構造は、上記基板における第2伝導型の第1領域と、該第1領域から間隔をおいて配置された、上記基板における第2伝導型の第2領域とを備える。連続した第1チャネル領域が、上記第1領域と上記第2領域との間に定められる。複数の浮動ゲートが互いに間隔をおいて配置され、これら複数の浮動ゲートの各々は、上記チャネル領域の別々の部分上に配置される。各々が1つの浮動ゲートと関連しかつ該浮動ゲートに隣接する複数の制御ゲートが設けられる。各制御ゲートは、2つの部分、すなわち、上記チャネル領域の部分上にある第1部分と、関連する浮動ゲートの上にありかつ該浮動ゲートに容量的に接続される第2部分とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、分割ゲートNANDフラッシュメモリ構造に関し、より詳細には、NANDフラッシュメモリ構造の端部にソースおよびドレインのみを有する分割ゲートNANDフラッシュメモリ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
不揮発性メモリを集積化した回路チップは、当業技術において周知である。例として、米国特許第5,029,130号および米国特許第6,151,248号を参照されたい。不揮発性メモリを集積化した回路チップの1つの形態は、一連の直列接続された不揮発性メモリセルがNANDフラッシュメモリ構造にまとめられた「NAND」フラッシュメモリデバイスである。
図1Aを参照すると、従来技術に係る分割ゲートNANDフラッシュメモリ構造10の断面図が示されている(「高速プログラミング及び消去を特徴とした120nmテクノロジによる分割ゲートNANDフラッシュメモリ」、C.Y.Shuら、技術論文のVLSIテクノロジの要約に関する2004年シンポジウム、第78頁及び79頁を参照)。このNANDフラッシュメモリ構造10は、第1伝導型の半導体基板12の上に形成されている。このNANDフラッシュメモリ構造10は、基板12に、第2伝導型の第1領域14及び第2伝導型の第2領域16を有する。第1領域14及び第2領域16は、互いに間隔をおいて配置されて、この第1領域14と第2領域16との間に連続したチャネル領域を定めている。複数の浮動ゲート(18A〜18N)が、互いに間隔をおいて配置されており、各浮動ゲート18は、上記チャネル領域における別々の部分上に配置され、該部分から分離され絶縁されている。構造10は、さらに、各浮動ゲート18に関連した選択ゲート20を有する。この選択ゲート20は、上記チャネル領域における別の部分上に配置され、関連した浮動ゲート18の直ぐ隣にあり、さらにこの浮動ゲート18から絶縁されている。最後に、この構造10は、複数の制御ゲート22を有しており、各制御ゲート22は、浮動ゲート18に関連しており、この関連した浮動ゲート18とともに堆積ゲート構造を形成している。
【0003】
典型的には、このNANDゲート構造10は列方向に形成されて、選択ゲート20及び制御ゲート22が、各選択ゲートと各制御ゲートとを行方向に接続している。このようなNAND構造10の平面図が、図1Bに示されている。
【0004】
【特許文献1】米国特許第5,029,130号
【特許文献2】米国特許第6,151,248号
【非特許文献1】「高速プログラミング及び消去を特徴とした120nmテクノロジによる分割ゲートNANDフラッシュメモリ」、C.Y.Shuら、技術論文のVLSIテクノロジの要約に関する2004年シンポジウム("Split-Gate NAND Flash Memory At 120nm Technology Node Featuring Fast Programming and Erase" by C.Y.Shu et al, 2004 symposium on VLSI Technology Digest of Technical Papers)、第78頁及び79頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術に係るNAND構造10は、各セルについて2つの行ライン、すなわち、選択ゲート20についての1つの行ラインと制御ゲート22についての1つの行ラインとを必要とする、という問題を有している。各セルについて2つのラインがあり、また、その2つのラインが不揮発性メモリセルのために高電圧を搬送しなければならない場合には、各セルのピッチについて、非常に多くの高電圧制御ラインを必要とすることになる。
【0006】
したがって、各セルについてライン数を削減して、上記不揮発性メモリデバイスのピッチを改善する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明では、NANDフラッシュメモリ構造が第1伝導型の半導体基板の上に形成される。この構造は、上記基板に第2伝導型の第1領域を有する。第2伝導型の第2領域が、上記第1領域と間隔をおいて上記基板に設けられて、この第2領域は、上記第1領域との間に連続したチャネル領域を定める。複数の浮動ゲートが互いに間隔をおいて配置され、これら複数の浮動ゲートの各々は、上記チャネル領域の別々の部分上に配置され、かつ、該部分から絶縁される。最後に、各々が浮動ゲートの1つと関連しかつ該1つの浮動ゲートに隣接する複数の制御ゲートが設けられる。各制御ゲートは、2つの部分、すなわち、上記チャネル領域の部分上にある第1部分と、上記関連する浮動ゲートの上にありかつ該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図2を参照すると、本発明の第1の実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造30の断面図が示されている。図2に示すこのNANDフラッシュメモリ構造30は、P型のような第1伝導型の半導体基板12の上に形成される。この構造30は、基板12に、ソースとして、N型のような第2伝導型の第1領域14を有する。基板12には、ドレインとして、第2領域16が、上記第1領域14すなわちソース14から間隔をおいて配置されており、この第2領域もまた、第2伝導型である。ソース領域14は、ドレイン領域16よりも深く打ち込まれているという特徴を有する。第1領域14及び第2領域16は、互いに間隔をおいて配置されて、両者の間に連続したチャネル領域32を定めている。複数の浮動ゲート18が、互いに間隔をおいて配置され、チャネル領域32の上に配置され、このチャネル領域32から絶縁されている。各浮動ゲート18は、チャネル領域32における別々の部分上に配置され、上記チャネル領域部分のうちその上に浮動ゲート18が位置した部分における電流の導電率を制御する。NANDフラッシュメモリ構造30はまた、複数の制御ゲート34を備える。各制御ゲート34は、浮動ゲート18に関連し、かつ、この浮動ゲート18に隣接する。各制御ゲート34は、2つの部分、すなわち、関連する浮動ゲート18に隣接するチャネル領域の一部分上にある第1部分36と、関連する浮動ゲート18の上にあり、この浮動ゲート18から絶縁され該不動ゲート18に容量的に接続された第2部分と、を有する。制御ゲート34は、図2に示すような一体構造にすることができ、或いは、上記2つの部分36及び38は、分離した部分とし、エクスシチュー法(ex situ)により、すなわちNANDフラッシュメモリ構造30の外部において、電気的に接続されようにしてもよい。第1部分36及び第2部分38の各々は、実質的に直線形状にすることができる。図2に示す実施形態では、NANDフラッシュメモリ構造30は、また、チャネル領域32の部分上に配置され、このチャネル領域32から絶縁され、かつ、ソース領域14の直ぐ隣りにある第1選択ゲート40を備える。この選択ゲート40は、通常のMOSトランジスタのゲートとして機能する。NAND構造30は、また、第2領域16すなわちドレイン領域の直ぐ隣りにあるチャネル領域32の部分上に配置された第2選択ゲート(図示しない)も備える。しかしながら、図2に示す実施形態では、制御ゲート34Aの第1部分36Aは、ドレイン領域16の直ぐ隣りにあるチャネル領域32の部分上に配置されている。
【0009】
図3を参照すると、本発明の第2実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造130の断面図が示されている。図2に示したNANDフラッシュメモリ構造30の実施形態におけると同様に、構造130は、P型のような第1伝導型の半導体基板12を備える。構造30は、基板12に、ソースとしてN型のような第2伝導型の第1領域14を有する。基板12には、第2領域16が、第1領域14すなわちソース14と間隔をおいてドレインとして配置されており、この第2領域16もまた第2伝導型である。ソース領域14は、ドレイン領域16よりも深く打ち込まれているという特徴を有する。第1領域14と第2領域16とは、互いに間隔をおいて配置されて、両者の間に連続したチャネル領域32を定めている。複数の浮動ゲート18は、互いに間隔をおいて配置されており、チャネル領域32の上に配置され、このチャネル領域32から絶縁されている。各浮動ゲート18は、チャネル領域32における別々の部分上に配置され、上記チャネル領域部分のうちその上に浮動ゲート18が位置した部分における電流の導電率を制御する。NANDフラッシュメモリ構造30は、また、複数の制御ゲート34を備える。各制御ゲート34は、浮動ゲート18に関連し、かつ、この浮動ゲート18に隣接する。各制御ゲート34は、2つの部分、すなわち、チャネル領域の部分上にありかつ関連した浮動ゲート18に隣接する第1部分と、関連する浮動ゲート18の上にあり、この浮動ゲート18から絶縁され該浮動ゲート18に容量的に接続された第2部分とを有する。制御ゲート34は、図2に示すような一体構造にすることができ、或いは、上記2つの部分36及び38は、分離した部分とし、エクスシチュー法(ex situ)により、すなわちNANDフラッシュメモリ構造30の外部において、電気的に接続されるようにしてもよい。第1部分36及び第2部分38は、実質的に直線形状にすることができる。
【0010】
各制御ゲート34は、さらに、タブ(tab)部分である第3部分40を有する。このタブ部分40は、第2部分38から離れる方向に延びており、この第2部分38は、関連する浮動ゲート18の上に配置され、この浮動ゲートに対して容量的に接続されている。タブ部分40は、制御ゲート34とは関連していない隣接の浮動ゲート18に向かう方向に延びている。図3に示す実施形態では、NANDフラッシュメモリ30は、また、チャネル領域32の一部分上に配置され、このチャネル領域32から絶縁され、かつ、ソース領域14の直ぐ隣りにある第1選択ゲート40を備える。選択ゲート40は、通常のMOSトランジスタのゲートとして機能する。NAND構造30は、また、第2領域16すなわちドレイン領域の直ぐ隣りにあるチャネル領域32の一部分上に配置された第2選択ゲート(図示しない)を備えることもできる。しかしながら、図3に示す実施形態では、制御ゲート34Aの第1部分36Aは、ドレイン領域16の直ぐ隣りにあるチャネル領域32の一部分上に配置されている。
【0011】
図4を参照すると、本発明の第3実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造230が示されている。この構造230は、図2に示した構造30と類似している。この構造230は、P型のような第1伝導型の半導体基板12を備える。構造230は、基板12に、ソースとして、N型のような第2伝導型の第1領域14を有する。第2領域16が、第1領域14すなわちソース14とは間隔をおいてドレインとして配置されており、この第2領域16もまた、第2伝導型である。ソース領域14は、ドレイン領域16よりも深く打ち込まれているという特徴を有する。第1領域14と第2領域16とは、互いに間隔をおいて配置され、両者の間に連続したチャネル領域32を定めている。複数の浮動ゲート18が、互いに間隔をおいて配置されており、チャネル領域32の上に配置され、このチャネル領域32から絶縁されている。各浮動ゲート18は、チャネル領域32における別々の部分上に配置されており、上記チャネル領域のうちその上に浮動ゲート18が位置した部分における電流の導電率を制御する。NANDフラッシュメモリ構造30は、また、複数の制御ゲート34を備える。各制御ゲート34は、浮動ゲート18に関連し、かつ、この浮動ゲート18に隣接している。各制御ゲート34は、2つの部分、すなわち、関連する浮動ゲート18に隣接するチャネル領域の部分上にある第1部分36と、関連する浮動ゲート18の上にあり、この浮動ゲート18から絶縁され、かつ、この浮動ゲート18に容量的に接続された第2部分38とを有する。制御ゲート34は、図2に示したような一体構造にすることができ、或いは、上記2つの部分36及び38は、別々の部分とし、エクスシチュー法(ex situ)法により電気的に接続された、すなわちNANDフラッシュメモリ構造30の外部に電気的に接続された構成にしてもよい。第1部分36及び第2部分38の各々は、実質的に直線形状にすることができる。
【0012】
加えて、構造230における各浮動ゲート18は、この浮動ゲート18から、この浮動ゲート18とは容量的に接続されていない隣接する制御ゲート34への電子のトンネリングを容易にするチップ42を有する。よって、図4に示すように、浮動ゲート18Aのチップ42Aは、浮動ゲート18Aにおいて制御ゲート34Bに最も近い側の上にある。制御ゲート34Bは、浮動ゲート18Aに容量的に接続されたタブ部分40Bを有していてもよいし、有していなくてもよい。勿論、浮動ゲート18の尖鋭なチップすなわちコーナー42を、制御ゲート34に対向し該制御ゲート34の第2部分38が容量的に接続されている側に設けるようにしてもよい。この場合には、浮動ゲートからの電子は、尖鋭なチップ42を通って、浮動ゲート18に容量的に接続された第2部分38を有する制御ゲート34にトンネリングするように導かれる。
【0013】
図4に示した実施形態では、NANDフラッシュメモリ30は、また、チャネル領域32の部分上に配置され、このチャネル領域32から絶縁され、かつ、ソース領域14の直ぐ隣りにある第1選択ゲート40を備える。選択ゲート40は、通常のMOSトランジスタのゲートとして機能する。NAND構造30は、また、第2領域16すなわちドレイン領域の直ぐ隣りにあるチャネル領域32の一部分上に配置された第2選択ゲート(図示しない)を備えるようにすることもできる。しかしながら、図4に示す実施形態では、制御ゲート34Aの第1部分36Aは、ドレイン領域16の直ぐ隣りにあるチャネル領域32の一部分上に配置される。
【0014】
図5Aを参照すると、1つのアレイ状に互いに接続された2つの第1の実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造30の断面図が示されている。図5Bは、アレイにおけるこれら2つのNANDフラッシュ構造30の内部接続を示す上面図である。図5Bに見られるように、これらの構造30は、列方向に直列接続されている。これらの構造30は、素子分離法(STI)のような絶縁性の列によって互いに分離されている。1対の内部接続された構造30A1及び30B1に隣接し、この1対の内部接続された構造30A1及び30B1に平行に、1対の内部接続された構造30A2及び30B2が、さらに設けられている。当業者によって知られているように、列及び行という用語は互換性があるものとして使用される。
【0015】
図5Aに見られるように、直列接続された構造30A及び30Bは、共通の第1領域14を共有しており、この第1領域14は、行方向に延びている。第1領域14に隣接する一方の側には、構造30Aの選択ゲート40Aが存在する。第1領域14の他方の側には、構造30Bの選択ゲート40Bが存在する。構造30A及び30Bの各々については、上述した通りである。ドレイン領域16Aは、構造30Aに関連し、領域16B(図示しない)は、構造30Bに関連する。ビット線50は、列方向において、ドレイン領域16A及び16Bに関連する。
【0016】
図5Bに見られるように、制御ゲート34AAは、構造30A1の制御ゲート34Aと構造30A2の制御ゲート34Aとを内部接続する。制御ゲート34AAは、行方向に延び、上記STIの上を超えて、1つの活性領域の制御ゲートに隣接する活性領域の制御ゲートとを内部接続する。よって、図5Bに見られるように、本発明の構造30、130、230は、ある活性領域から別の活性領域に渡って各セルごとの構造を「結ぶ」すなわち内部接続するのに、1つのラインのみしか必要としない、という有利な効果を有する。この方法によれば、複数のセルのピッチをより精密に制御することができる。
【0017】
勿論、他の実施形態に係る構造130及び230の各々については、図5A及び図5Bに示したような複数の構造30に対する内部接続と同様に、同様にアレイ形状に内部接続することができる。構造30における形態で内部接続した構造130又は230のいずれかを用いることにより、結果的に、1つのセルについて1つのラインを省くことができる、という利益が得られる。
【0018】
図6A及び図6Bを参照すると、さらに別の実施形態に係る構造30のアレイ状内部接続が示されている。図6A及び図6Bに示したアレイと、図5A及び図5Bに示したアレイとの間の唯一の違いは、構造30Aと構造30Bとが、活性領域において共通のドレイン16によって直列に接続され、関連する選択ゲートがこの共通に接続されたドレイン16の各側の直ぐ隣に位置する点である。その他ではすべて、図6A及び図6Bに示したアレイは、STIを超えて隣接するNAND構造同士を内部接続する各セルについて制御ゲートを1つしか用いない、という上述した利点を有し、図5A及び図5Bに示したアレイと同一である。
【0019】
(製造方法)
図7A−1及び図7A−2を参照すると、本発明のNANDフラッシュ構造30のアレイを作製する方法における第1ステップを示す上面図及び(活性領域に沿った)側面図のそれぞれが示されている。この第1ステップでは、半導体珪素の基板12は、この基板12の上面に付与された二酸化珪素の第1層を有する。130nmプロセスについては、二酸化珪素60の第1層の厚さは、90オングストロームのオーダである。この厚さは、用いられるプロセスのジオメトリに依存して変化し、また、本発明を限定するものではない、ということに留意されたい。次に、ポリシリコンの層62が、二酸化珪素の第1層60の上に堆積される。ポリシリコン62は、500オングストロームのオーダの厚さを有する。最後に、二酸化珪素の第2層64が、ポリシリコンの層62の上に堆積される。二酸化珪素の第1層60、ポリシリコン62及び二酸化珪素の第2層64が堆積された後に、フォトレジストが付与され、この構造に対してマスキング工程が遂行され、フォトレジストに列方向に露光した領域のストライプが、二酸化珪素の第2層64、ポリシリコン62及び二酸化珪素の第1層60を通って半導体基板12の中までエッチングされる。後の説明から分かるように、二酸化珪素の第2層64の厚さは、重要ではない。半導体基板12がエッチングされてSTIとしてのトレンチが形成された後、二酸化珪素の第2層64の上のレベルにまで至るSTIを実現するために、二酸化珪素が用いられる。この後、フォトレジストが除去され、STIの上の二酸化珪素は、二酸化珪素の第2層64の最上面と実質的に同一の平面となるまで、CMPを用いて研磨される。互いに並行であるがSTIによって互いに間隔をおいて分離された活性領域のストライプを形成するための上述した工程は、当業者には周知である。
【0020】
次に、窒化珪素66が、図7Aに示した構造の表面におけるあらゆるところに堆積される。この窒化珪素の層66は、3500オングストロームの厚さのオーダである。この結果得られた構造が図7Bに示される。窒化珪素66は、例えば低圧化学蒸着法(LPCVD)によって堆積させることができる。
【0021】
次に、フォトレジストが窒化珪素の層66に付与され、このフォトレジストは、行方向にストライプ状パターンで露光される。次に、このフォトレジストは、マスキングされ、さらに露光される。露光された領域では、窒化珪素66のストライプが、異方性エッチングされて除去される。エッチング液は、窒化珪素の第2層64に到達するまで、窒化珪素66をエッチングする。この結果得られたものが図7Cに示される。図7Cに示した構造は、互いに実質的に並行となるように行方向に延びる、間隔をおかれた窒化珪素66のストライプを備える、ということに留意されたい。
【0022】
次に、二酸化珪素68が、高温酸化(HTO)プロセスにより堆積された後、異方性エッチングされる。窒化珪素に対するエッチングは、ポリシリコン64が露出され、かつ、酸化物スペーサ68が窒化珪素66の各側壁に沿って形成されるまで、進行する。この結果得られた構造が図7Dに示される。
【0023】
次に、フォトレジスト70が、図7Dに示した構造に付与され、このフォトレジスト70は、マスキングされ、さらに、フォトレジスト70の部分が除去される。フォトレジスト70は、このフォトレジスト70のストライプが除去されて窒化物のストライプ66の各々に隣接するスペーサ68の一方の側の壁が露出するように、露光される。次に、窒化珪素のストライプ66の各々の一方の側に対向する露出したスペーサ68が、エッチングされて、図7Eに示す構造が残される。
【0024】
次に、ホウ素の傾斜打ち込みによるポリシリコン64への打ち込みが遂行され、この打ち込みは、窒化珪素のストライプ66より実質的に下方に位置する基板12の領域におけるホットキャリアの注入を改善する。窒化珪素66は、最終的には浮動ゲートを形成するポリシリコン62の領域を覆う。この結果得られた構造が図7Fに示されている。
【0025】
次に、フォトレジスト70が、マスクとして窒化シリコン66を用いる適切なエッチングにより除去され、次に、ポリシリコン62が、二酸化珪素の第1層60が露出するまで異方性エッチングされる。この結果得られた構造が図7Gに示される。
【0026】
次に、窒化珪素66がエッチングされて、図7Hに示す構造が残される。
【0027】
次に、図7Hに示す構造が、ウェット酸化物エッチングプロセスによりエッチングされる。これにより、ポリシリコン62を覆う二酸化珪素の第2層64とともに、ポリシリコン62により覆われていない二酸化珪素の第1層60が除去される。エッチングの後で、スペーサ68は、実質的に「ポスト」形状となる。ポスト68は、各STI及び活性領域を渡って行方向に延びる、ということに留意されたい。この結果得られた構造が図7Iに示される。
【0028】
次に、二酸化珪素72が、図7Iに示す構造の上に、堆積又は熱成長される。二酸化珪素の層72は、図7Iに示す構造の上に、堆積又は熱成長される。この結果得られた構造が図7Jに示される。
【0029】
次に、ポリシリコン74が、再度あらゆるところに堆積される。この結果得られた構造が図7Kに示される。
【0030】
図7Kに示す構造に対しては、各ポスト68が露出するまで、CMPエッチングされるか、又は、エッチバックプロセスが遂行される。次に、ポリシリコンの上部層74が電極形成されて、自己整合型シリサイド構造が形成される。これにより、より大きな電気的伝導度が得られる。この結果得られた構造が図7Lに示される。
【0031】
次に、図7Lに示した構造には、層間堆積酸化物の層80が堆積される。この結果得られた構造が図7Mに示される。
【0032】
(動作方法)
<消去動作1>
本発明のNANDフラッシュメモリ構造30、130、230を消去する第1の方法では、ソース領域14及びドレイン領域16に接地電圧が印加される。+11ボルトのような正電圧が、1つ置きの制御ゲートに印加される。すなわち、例えば、図2に示すように、制御ゲート34B、34D、34Fには、+11Vが印加される。制御ゲート34A、34C、34E等のようなその他の制御ゲートには、−20ボルトのような負電圧又は接地電圧が印加される。ソース14及びドレイン16には、接地電圧が供給される。これらの電圧が印加された状態では、負電圧又は接地電圧が印加された制御ゲート34A、C、Eに関連する浮動ゲート18A、C、Eは、そこに蓄えられた電子を、正電圧が印加された隣接の制御ゲート34B、D、Fにトンネリングする。よって、例えば、浮動ゲート18A、18C及び18Eは消去される。これらのゲートに蓄えられた電子は、+11ボルトの正電圧が印加された隣接の制御ゲート34B、34D及び34Fにトンネリングする。浮動ゲート18A、C、E等に蓄えられた電子のトンネリング動作は、部分的には、隣接する制御ゲート34B、D、Fの正電位によってだけでなく、制御ゲート34A、C、Eの関連する第2部分38A、C、Eに印加された負電圧によっても、引き起こされ、これにより、浮動ゲート18A、C、Eに蓄えられた電子を追い払い、これらの電子は、さらに加速させられて浮動ゲート18A、C、Eを分割している絶縁体を通って制御ゲート34B、D、Fの上にまで到達することになる。これにより、第1のパスにおける1つ置きに選択された浮動ゲートが消去される。
【0033】
第2のパスでは、印加された電圧は、反転される。この場合、0又は−20Vが、制御ゲート34B、D、F等に印加され、例えば+11ボルトの正電圧が、その他の制御ゲート34A、C、Eに印加される。これは、浮動ゲート18B、D、F等を消去することになる。
【0034】
消去動作をさらに高め、かつ、逆トンネリングによる外乱を最小限に抑えるためには、尖鋭なチップ42を図4に示すように浮動ゲート18の上に形成して、浮動ゲート18から隣接の制御ゲート34への電子のトンネリングを高めることができる。加えて、図3に示した実施形態におけるタブ部分40を設けることによって、消去動作が高められ、かつ、逆トンネリングが最小限に抑えられる。勿論、逆トンネリングによる外乱をさらに最小限に抑えるため、尖鋭なチップ42及びタブ部分40の両方を用いることができる。
【0035】
本発明の別の方法においては、逆トンネリングによる外乱をさらに最小限に抑えるために、本発明のNANDフラッシュメモリ構造30、130、230は、2つ以上のパスにおいて消去されるようにしてもよい。すなわち、例えば、接地電圧が、ソース領域14及びドレイン領域16に印加される。制御ゲート34A、E、Iには、0ボルトが印加され、制御ゲート34B、F、Jには0ボルトが印加され、制御ゲート34C、G、Kには、−11ボルトのような負電圧が印加され、さらに、制御ゲート34D、H、Lには、+11ボルトのような正電圧が印加される。このようなシーケンスは、その他の制御ゲートについても繰り返される。第1のパスの消去動作においては、電子は、制御ゲート34C、G、Kに関連する浮動ゲート18C、G、Kから、高い正電圧が印加された制御ゲート34D、H、Lにトンネリングすることにより、これら浮動ゲートは消去される。
【0036】
第2のパスにおいて、次に、制御ゲートに印加された電圧が変更される。すなわち、例えば、制御ゲート34A、E、Iに0ボルトが印加される一方、制御ゲート34B、F、Jには、−11ボルトのような負電圧が印加され、制御ゲート34C、G、Kには、+11ボルトのような正電圧が印加され、さらに、制御ゲート34D、H、Lには0ボルトが印加される。これらの電圧が印加されると、浮動ゲート18B、F、Jが消去される。この過程は、4つのパスが発生し、かつ、NAND構造30、130、230の浮動ゲートのすべてが消去されるまで、継続する。
【0037】
この方法では、外乱電位は、2つのパスの消去における電位よりも低いが、NAND構造30、130、230のすべてを消去するために、より多くの数のパスを形成しなくてはならない、という不利な点がある。
【0038】
<消去動作2>
NAND構造30、130、230を消去する本方法では、ソース14及びドレイン16は、接地状態に保持され、一方、すべての制御ゲート34には、+11ボルトという実質的に同一の正電圧が供給される。この場合、浮動ゲート18は、関連する制御ゲート34の第2部分38と浮動ゲート18との間における容量結合によって、関連する制御ゲート34における正電圧に引き付けられるので、電子は、浮動ゲート18から制御ゲート34にトンネリングする。消去効率をさらに増加させるために、制御ゲート34の直ぐ隣りにある浮動ゲート18の一方の側に尖鋭なチップ42を設けることができる(この制御ゲート34は、浮動ゲート18に容量的に接続された第2部分を有する)。この消去方法は、NAND構造30、130、230の浮動ゲート18のすべてを1つのパスにおいて消去することができるという有利な効果を有する。
【0039】
<消去動作3>
この第3の消去方法では、半導体基板12は、+12ボルトのような高い正電圧に保持される。ソース領域14及びドレイン領域16は、浮遊状態のままとすることができる。NAND構造30、130、230の制御ゲートの各々には、−20ボルトのような負電圧が印加されるか、又は、接地状態に保たれる。制御ゲート34の第2部分38からの斥力電圧と基板12の正電圧とによって、各浮動ゲート18における電子は、浮動ゲート18と基板12との間の絶縁層を通ってトンネリングすることになる。次に、電子が、浮動ゲート18から基板12に対して注入される。
【0040】
<プログラミング>
NAND構造30、130、230における浮動ゲート18は、選択されたアレイ構成及び印加電圧に依存して、ドレイン16からソース14又はソース14からドレイン16という特定の方向にプログラミングされる。一例として、図2を参照すると、ソース領域14には0ボルトが供給され、ドレイン領域16には、+4.5ボルトが印加される、と仮定する。最初にすべての浮動ゲート18が消去されると仮定する。次に、プログラミングは、浮動ゲート18Aから始まってその後に浮動ゲート18Bに対して実行され、さらに、浮動ゲート18Nに至るまですべての浮動ゲートに対して続けられる。プログラムしようとする浮動ゲート18Jの直ぐ隣りにある制御ゲート34Kを除き、消去された浮動ゲート18のすべてに関連する制御ゲート34には、+7ボルトが供給される。したがって、浮動ゲート18Aをプログラムしようとする場合には、制御ゲート34Bには1.5Vが印加され、一方、その他の制御ゲート34C...34Nには、7ボルトが供給される。プログラムしようとする浮動ゲート18Aに関連する制御ゲート34Aにもまた、+7ボルトが供給される。この場合、消去された浮動ゲートの制御ゲート34に対するこの+7ボルトは、制御ゲート34が配置されたチャネル領域32の部分をオン作動させるのに十分な電圧である。加えて、制御ゲート34の第2部分38が浮動ゲート18に容量的に結合されていることによって、この制御ゲート34の第2部分38は、浮動ゲート18が配置されたチャネル領域を起動する。したがって、浮動ゲート18C...18Nの下だけでなく制御ゲート34C...34Nのすべての下にあるチャネル領域の部分が、オン作動される。チャネル領域のその部分をオン作動させるために、選択ゲート40には7ボルトが供給される。制御ゲート34Bに対して印加された+1.5ボルトもまた、弱くではあるが、制御ゲート34が配置されたチャネル領域の部分をオン作動させるのに十分である。加えて、消去された浮動ゲート18Bに対して印加された+1.5ボルトもまた、浮動ゲート18Bを弱くオン作動させるのに十分である。制御ゲート34Aに対して印加された+7ボルトは、第1部分36Aが配置されたチャネル領域の部分を強くオン作動させる。加えて、第2部分38Aは、浮動ゲート18Aを強くオン作動させる。浮動ゲート18Aと制御ゲート34Bとの接続部(juncture)において、ソース領域14からの電子は、急激な電圧変化を受け、浮動ゲート18Aに注入される。これは、ソース側のためのホットチャネル電子注入のメカニズムであり、これが浮動ゲート18Aをプログラムする。
【0041】
一旦浮動ゲート18Aがプログラムされると、プログラムすべき次の浮動ゲートは、順序通り、浮動ゲート18Bになる。印加される電圧は、制御ゲート34A...34Bに対しては+7ボルトであり、制御ゲート34D...34Nも同様である。+7ボルトは選択ゲート40にも印加される。+1.5ボルトの電圧が、プログラムしようとする浮動ゲート18Bの直ぐ隣りにある制御ゲート34Cに印加される。この後で、ホット電子注入又はソース側注入のメカニズムが浮動ゲート18Bについて生じるが、これらはすべて上述したものと同様である。
【0042】
プログラム外乱という潜在的な問題を最小限に抑えるために、関連する消去された浮動ゲートを有する制御ゲート34に印加される電圧を、+7ボルトより低くすることができる。加えて、プログラムすることが望まれる浮動ゲート18に隣接するセル上のプログラム外乱を低減し、同一の制御ゲートを共有するために、選択された制御ゲート34の下にあるチャネル領域を遮断するバイアス電圧をソース接合部14に対して印加することができる。
【0043】
<読み出し方法>
選択されたセル、例えば浮動ゲート18Bを読み出すために、以下に示す電圧が印加される。制御ゲート34Aのような、選択されたセルの一方の側に対する制御ゲートには、+5ボルトが供給される。選択されたセルの他方の側に対する制御ゲート、例えば制御ゲート34C...34N、並びに選択ゲート40には、+5ボルトが供給される。この場合において、制御ゲート34Bである選択されたセルの制御ゲートには、+1.5ボルトが印加される。ソース領域14には接地電圧が供給され、ドレイン領域16には+1ボルトの読み込み電圧が印加される。浮動ゲート18Bをプログラミングする場合には、浮動ゲート18Bに蓄えられた電子を制御する(overcome)のに、制御ゲート34Bに印加する+1.5ボルトは、不十分であり、浮動ゲート18Bの下にあるチャネルの部分は、実質的に遮断されたままとなる。この場合には、ソース14とドレイン16との間のチャネル領域における電流は、弱くなる。他方、浮動ゲート18Bが消去されると、浮動ゲート18Bに容量的に接続された第2部分38Bを有する制御ゲート34Bに対する+1.5ボルトの印加は、浮動ゲート18Bの上にあるチャネル領域を起動するのに十分となる。その場合、ソース領域14とドレイン領域16との間に流れる電流は、より大きくなり、ドレインすなわちビットライン16において検出される。
【0044】
上記説明から明らかなように、1セルについて1つのラインしか有しない分割ゲートメモリセルを備えた、高密度NANDフラッシュ構造が開示されている。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1A】従来技術に係るNANDフラッシュメモリ構造を示す概略断面図である。
【図1B】図1Aに示した従来技術に係るNANDフラッシュメモリ構造を複数用いたNANDフラッシュメモリデバイスの上面図であり、1つのNANDフラッシュメモリ構造と1つの隣接するNANDフラッシュメモリ構造との内部接続を示す図である
【図2】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を示す概略断面図である。
【図3】本発明の別の実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を示す概略断面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を示す概略断面図である。
【図5A】本発明の複数のNANDフラッシュメモリ構造の内部接続を示す概略断面図である。
【図5B】図5Aに示した本発明のNANDフラッシュメモリ構造を示す上面図である。
【図6A】本発明の別の実施形態に係る内部接続された複数のNANDフラッシュメモリ構造を示す断面図である。
【図6B】図6Aに示した本発明のNANDフラッシュメモリ構造を示す上面図である。
【図7A−1】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を製造する場合における第1ステップを示す上面図である。
【図7A−2】活性領域に沿った断面図である。
【図7B】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7C】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7D】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7E】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7F】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7G】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7H】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7I】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7J】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7K】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7L】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。
【図7M】本発明の1実施形態に係るNANDフラッシュメモリ構造を作製する方法の連続したステップを示す活性領域に沿った断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1伝導型の半導体基板の上に形成されたNANDフラッシュメモリ構造であって、
前記基板内の第2伝導型の第1領域と、
該第1領域から間隔をおいて配置されて、前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、
各々が前記チャネル領域の別々の部分上に、互いに間隔をおいて配置された複数の浮動ゲートと、
各々が1つの浮動ゲートと関連し、かつ、該1つの浮動ゲートに隣接する複数の制御ゲートと、
を備え、前記制御ゲートの各々が、2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の一部分の上にある第1部分と、前記関連する浮動ゲートの上にありかつ該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する、
NANDフラッシュメモリ構造。
【請求項2】
前記制御ゲートの2つの部分が一体構造である、請求項1に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項3】
前記制御ゲートの2つの部分は、別構造であってエクスシチュー法により電気的に接続されたものである、請求項1に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項4】
各制御ゲートは、前記第2部分とは反対の方向に、隣接の浮動ゲートに向けられたタブ部分をさらに有する、請求項1に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項5】
前記第1領域の直ぐ隣りにあって該第1領域に接する前記チャネル領域の一部分の上に配置され、該チャネル領域の該部分から絶縁されている第1選択ゲートをさらに備える、請求項1に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項6】
前記第2領域は、前記チャネル領域の一部分の直ぐ隣りにあって該チャンネル領域に接しており、該チャンネル領域上には該チャンネル領域から絶縁された制御ゲートがある、請求項5に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項7】
前記第2領域の直ぐ隣りにあって該第2領域に接する前記チャネル領域の一部分の上に配置され、該チャネル領域の部分から絶縁されている第2選択ゲートをさらに備える、請求項5に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項8】
前記制御ゲートの前記第1部分が実質的に直線形状であり、前記制御ゲートの前記第2部分が実質的に直線形状である、請求項1に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項9】
各浮動ゲートは、該浮動ゲートに関連しない制御ゲートに隣接するチップを有する、請求項1に記載のNANDフラッシュメモリ構造。
【請求項10】
第1伝導型の半導体基板内のNANDフラッシュメモリセルのアレイであって、
複数のNANDフラッシュメモリ構造を備え、該NANDフラッシュメモリ構造の各々が、
前記基板内の第2伝導型の第1領域と、
該第1領域から間隔をおいて配置されて、前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、
各々が前記チャネル領域における別々の部分の上に配置されフラッシュメモリセルを定める、複数の、互いに間隔をおいて配置された浮動ゲートと、
各々が1つの浮動ゲートと関連し該1つの浮動ゲートに隣接する複数の制御ゲートと、
を含み、前記制御ゲートの各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の部分の上にある第1部分と、前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有し、
前記複数のフラッシュメモリ構造は、1つの構造の各チャネル領域が列方向に並ぶように、複数の行及び列に配置され、
複数のビットラインが前記列方向に配置され、各々のビットラインが前記列方向にある構造の第1領域に接続されており、
複数の行ラインが行方向に配置され、各々の行ラインが前記行方向にある構造の第2領域に接続され、
複数の制御ラインが前記行方向に配置され、各々の制御ラインが前記行方向にある1つの構造の制御ゲートに接続された、
ことを特徴とするアレイ。
【請求項11】
各構造における制御ゲートの前記2つの部分が一体構造である、請求項10に記載のアレイ。
【請求項12】
各構造における制御ゲートの前記2つの部分は、別構造であってエクスシチュー法により電気的に接続されたものである、請求項10に記載のアレイ。
【請求項13】
1つの構造の各制御ゲートは、前記第2部分とは反対の方向に、隣接する浮動ゲートに向けられたタブ部分をさらに有する、請求項10に記載のアレイ。
【請求項14】
各構造の前記第1領域の直ぐ隣りにあって該第1領域に接する前記チャネル領域の一部分の上に配置され、該チャネル領域の該部分から絶縁されている第1選択ゲートをさらに備える、請求項10に記載のアレイ。
【請求項15】
各構造の前記第2領域は、前記チャネル領域の一部分の直ぐ隣りにあって該チャネル領域に接しており、該チャンネル領域上には該チャンネル領域から絶縁された制御ゲートがある、請求項14に記載のアレイ。
【請求項16】
各構造の前記第2領域の直ぐ隣にあって該第2領域に接する前記チャネル領域の一部分の上に配置され、該チャネル領域の部分から絶縁されている第2選択ゲートをさらに備える、請求項14に記載のアレイ。
【請求項17】
各構造の前記制御ゲートの前記第1部分が実質的に直線形状であり、前記制御ゲートの前記第2部分が実質的に直線形状である、請求項10に記載のアレイ。
【請求項18】
各浮動ゲートは、該浮動ゲートに関連しない制御ゲートに隣接するチップを有する、請求項10に記載のアレイ。
【請求項19】
前記基板内の絶縁領域は、行方向に隣接する複数のフラッシュメモリ構造を分離するものである、請求項10に記載のアレイ。
【請求項20】
同一の列において、第1フラッシュメモリ構造は、第2フラッシュメモリ構造と共通の第1領域を有する、請求項19に記載のアレイ。
【請求項21】
同一の行において、第3フラッシュメモリ構造は、前記第1フラッシュメモリ構造と共通の第2領域を有する、請求項20に記載のアレイ。
【請求項22】
第1伝導型の半導体基板に形成され、前記基板内の第2伝導型の第1領域と、前記第1領域から間隔をおいて配置されて前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める前記基板内の第2伝導型の第2領域と、各々が前記チャネル領域の別々の部分上に、互いに間隔をおいて配置されて、各々がフラッシュメモリを定める複数の浮動ゲートと、各々が1つの浮動ゲートに関連し該1つの浮動ゲートに隣接する複数の制御ゲートとを有し、前記制御ゲートの各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の部分の上にある第1部分と、前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有するフラッシュメモリ構造における複数のフラッシュメモリセルを消去する方法であって、
各々が互いに直ぐ隣にない複数の第1制御ゲートに対して第1正電圧を印加するステップと、
各々が一対の第1制御ゲートの間にあり、前記第1正電圧が印加される前記第1制御ゲートの1つの直ぐ隣にある複数の第2制御ゲートに、前記第1正電圧より小さい第2電圧を印加して、前記第2制御ゲートの各々に関連する第2浮動ゲートを消去し、前記関連する第2制御ゲートに隣接する前記第1制御ゲートに前記第2浮動ゲートから電子をトンネリングさせるステップと、
一対の第1制御ゲートの間に1つあって、各々が互いに直ぐ隣に位置していない複数の第3制御ゲートに対して第3正電圧を印加するステップと、
各々が一対の第3制御ゲートの間にあり、前記第3正電圧が印加される前記第3制御ゲートの1つの直ぐ隣に1つが位置する複数の第4制御ゲートに対して、前記第3正電圧より小さい第4電圧を印加して、前記第4制御ゲートと関連する第4浮動ゲートを消去し、前記関連する第4制御ゲートに隣接する前記第3制御ゲートに対して前記第4浮動ゲートから電子をトンネリングさせるステップと、
を有する方法。
【請求項23】
前記第1制御ゲートは1つ置きの制御ゲートであり、前記第2制御ゲートは1つ置きの制御ゲートであり、前記第3制御ゲートは前記第2制御ゲートであり、前記第4制御ゲートは前記第1制御ゲートである、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第1電圧は実質的に前記第3電圧と同一である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記第2電圧は実質的に前記第4電圧と同一である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記第2電圧が接地されている、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第2電圧は負電圧である、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記第1領域及び前記第2領域が接地されている、請求項23に記載の方法。
【請求項29】
前記第1制御ゲートが1つ置きの制御ゲートではなく、前記第2制御ゲートが1つ置きの制御ゲートではない、請求項22に記載の方法。
【請求項30】
前記第2浮動ゲートを消去している間に、前記第1制御ゲート及び前記第2制御ゲート以外のすべての制御ゲートに対して、実質的に接地電位である第5電圧を印加するステップをさらに備えた請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記第4浮動ゲートを消去している間に、前記第3制御ゲート及び前記第4制御ゲート以外のすべての制御ゲートに対して、実質的に接地電位である第6電圧を印加するステップをさらに備えた請求項30に記載の方法。
【請求項32】
第1伝導型の半導体基板に形成され、前記基板内の第2伝導型の第1領域と、前記第1領域から間隔をおいて配置されて前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、互いに間隔をおいて配置され、各々が前記チャネル領域の別々の部分上に配置されてフラッシュメモリを確定する複数の浮動ゲートと、各々が1つの浮動ゲートに関連し該1つの浮動ゲートに隣接し、各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の部分の上にある第1部分と前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する複数の制御ゲートと、を有するフラッシュメモリ構造における複数のフラッシュメモリセルを消去する方法であって、
前記制御ゲートの各々に対して正電圧を印加して前記関連する浮動ゲートに対して容量的な結合を付与することにより、各浮動ゲートから該浮動ゲートに関連する制御ゲートへの電子のトンネリングを生成させるステップを含む、方法。
【請求項33】
前記第1領域及び前記第2領域が接地されている、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
第1伝導型の半導体基板に形成され、前記基板内の第2伝導型の第1領域と、該第1領域から間隔をおいて配置されて前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、各々が互いに間隔をおいて配置され、各々が前記チャネル領域の別々の部分上に配置されてフラッシュメモリを確定する複数の浮動ゲートと、各々が1つの浮動ゲートに関連し該1つの浮動ゲートに隣接し、各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の部分の上にある第1部分と前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する複数の制御ゲートと、を有するフラッシュメモリ構造における複数のフラッシュメモリセルを消去する方法であって、
前記基板に対して正電圧を印加するステップと、
前記制御ゲートの各々に対して前記正電圧より小さい電圧を印加して、前記浮動ゲートから前記基板への電子のトンネリングを発生させるステップと、
を有する方法。
【請求項35】
前記制御ゲートに印加される前記電圧が負電圧である、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記制御ゲートに印加される前記電圧が接地されている、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
第1伝導型の半導体基板に形成され、前記基板内の第2伝導型の第1領域と、前記第1領域から間隔をおいて配置されて前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、各々が互いに間隔をおいて配置され、各々が前記チャネル領域の別々の部分上に配置されてフラッシュメモリを確定する複数の浮動ゲートと、各々が1つの浮動ゲートに関連し該1つの浮動ゲートに隣接し、各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の一部分の上にある第1部分と前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する複数の制御ゲートと、を有するフラッシュメモリ構造における複数のフラッシュメモリセルのうちの一定のフラッシュメモリセルをプログラミングする方法であって、
前記フラッシュメモリ構造内の前記浮動ゲートのすべてを消去するステップと、
前記第1領域に対して第1電圧を印加するステップと、
前記第2領域に対して前記第1電圧との対比でより正である第2電圧を印加して、前記第2領域に最も近い前記浮動ゲートから開始して、前記第2領域から前記第1領域まで各浮動ゲートを順次プログラミングするステップと、
プログラムがなされた前記第2領域又はプログラムしようとする前記第2領域のいずれかに最も近い1以上の浮動ゲートに関連する1以上の制御ゲートに対して、前記浮動ゲートのプログラム状態とは無関係に、前記関連する浮動ゲートが制御する前記チャネル領域を起動するのに十分な第3電圧を印加するステップと、
プログラムしようとする前記浮動ゲートに最も近く該浮動ゲートには関連していない前記制御ゲートに対して、前記制御ゲートが制御する前記チャネル領域をオン作動させるのに十分であり、前記関連する浮動ゲートが制御する前記チャネル領域をオン作動させるのに十分であり、前記関連する浮動ゲートが消去されることのみのために前記関連する浮動ゲートが制御する前記チャネル領域をオン作動させるのに十分にされたものである第4電圧を印加するステップと、
その他の制御ゲートが制御する前記チャネル領域及び前記関連する浮動ゲートが制御する前記チャネル領域をオン作動させるのに十分な第5電圧を、前記その他の制御ゲートに印加するステップと、
を有する方法。
【請求項38】
前記第4電圧と前記第3電圧との間の差が、前記チャネル領域から前記浮動ゲートに対する熱い電子の注入を生じさせる、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記第5電圧が前記第3電圧と実質的に同一である、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
第1伝導型の半導体基板に形成され、前記基板内の第2伝導型の第1領域と、前記第1領域から間隔をおいて配置されて前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、各々が互いに間隔をおいて配置され、各々が前記チャネル領域の別々の部分上に配置されてフラッシュメモリを確定する複数の浮動ゲートと、各々が1つの浮動ゲートに関連し該1つの浮動ゲートに隣接し、各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の部分の上にある第1部分と前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する複数の制御ゲートと、を有するフラッシュメモリ構造における複数のフラッシュメモリセルのうち選択したフラッシュメモリセルを読み込む方法であって、
前記第1領域に対して第1電圧を印加するステップと、
前記第1電圧との対比でより正である第2電圧を前記第2領域に印加し、前記制御ゲートのうち該ゲートに関連する浮動ゲートが読み込まれていない制御ゲートの各々に対して、前記制御ゲートが制御する前記チャネル領域を起動するのに十分であり、前記関連する浮動ゲートのプログラミング状態に関係なく前記関連する浮動ゲートが制御する前記チャネル領域をオン作動させるのに十分である第3電圧を印加するステップと、
前記関連する浮動ゲートのうちその状態が読み込みの対象となっている浮動ゲートを有する制御ゲートに対して、前記制御ゲートが制御する前記チャネル領域をオン作動させるのに十分であり、前記関連する浮動ゲートがプログラムされる場合に該関連する浮動ゲートが制御する前記チャネル領域をオン作動させるのに不十分である第4電圧を印加するステップと、
を有する方法。
【請求項41】
前記第4電圧は前記第3電圧より小さい、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
第1伝導型の半導体基板に形成され、前記基板内の第2伝導型の第1領域と、該第1領域から間隔をおいて配置されて前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、各々が互いに間隔をおいて配置され、各々が前記チャネル領域の別々の部分上に配置されてフラッシュメモリを確定する複数の浮動ゲートと、各々が1つの浮動ゲートに関連し該1つの浮動ゲートに隣接し、各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の部分の上にある第1部分と前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する複数の制御ゲートと、を備える複数のフラッシュメモリセルを有するフラッシュメモリ構造を製造する方法であって、
前記基板と絶縁され、互いに間隔をおいて配置され、各々が自己より上に絶縁部材をさらに有するように、複数の浮動ゲートを形成するステップと、
前記浮動ゲートの各々を覆うポリシリコンを付与するステップと、
を含み、前記絶縁部材が、互いに分離した制御ゲートの各々を定めるようにする
方法。
【請求項43】
第1伝導型の基板内の第2伝導型の第1領域と、該第1領域から間隔をおいて配置されて前記第1領域との間に連続した第1チャネル領域を定める、前記基板内の第2伝導型の第2領域と、各々が互いに間隔をおいて配置され、各々が前記チャネル領域の別々の部分上に配置されてフラッシュメモリを確定する複数の浮動ゲートと、各々が1つの浮動ゲートに関連し該1つの浮動ゲートに隣接し、各々が2つの部分、すなわち、前記チャネル領域の部分の上にある第1部分と前記関連する浮動ゲートの上にあって該浮動ゲートに容量的に接続された第2部分とを有する複数の制御ゲートと、を備え、複数の行及び列に並べられた複数のフラッシュメモリ構造を有し、該フラッシュメモリ構造の各々が複数のフラッシュメモリセルを有する構成の、第1伝導型の半導体基板内に形成されたフラッシュメモリアレイを製造する方法であって、
各々が列方向に互いに平行になるように複数の絶縁領域を前記基板に形成し、一対の隣接する絶縁領域の間に活性領域を有するようにするステップと、
前記基板の活性領域から絶縁された複数の間隔をおいた浮動ゲートを、前記基板の活性領域の上に形成し、各浮動ゲートが各浮動ゲートの上に絶縁部材をさらに有し、各絶縁部材が複数の活性領域を横切って行方向に延びるようにするステップと、
前記浮動ゲートの各々を覆うポリシリコンを付与するステップと、
を含み、
前記絶縁部材が、互いに分離しかつ行方向に延びる制御ゲートを定め、前記制御ゲートの各々が、2つの部分、すなわち、活性領域から絶縁されかつ隣接する浮動ゲートの間にある第1部分と、隣接する活性領域の上にある第2部分とを有するものとなる、
ことを特徴とする方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A−1】
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【図7A−2】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図7E】
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【図7F】
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【図7G】
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【図7H】
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【図7I】
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【図7J】
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【図7K】
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【図7L】
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【図7M】
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【公開番号】特開2006−332641(P2006−332641A)
【公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−129291(P2006−129291)
【出願日】平成18年5月8日(2006.5.8)
【出願人】(500147506)シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド (24)
【氏名又は名称原語表記】SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
【Fターム(参考)】