半導体装置及びその製造方法
【課題】導電プラグの酸化を抑止し、コンタクト抵抗の安定化された信頼性の高い半導体装置を実現する。
【解決手段】下部電極101と上部電極103とで強誘電体膜102を挟持してなる強誘電体キャパシタ構造100と、導電プラグ110との間に、酸化しても導電性を有する導電材料(例えば金属)からなる導電層112を形成し、ここでは、導電プラグ110の下地膜を導電層112(Ag,Ni,Cu,Zn,In,Sn,Ir,Ru,Rh,Pd,Osから選ばれた少なくとも1種を材料として形成される。)とする。
【解決手段】下部電極101と上部電極103とで強誘電体膜102を挟持してなる強誘電体キャパシタ構造100と、導電プラグ110との間に、酸化しても導電性を有する導電材料(例えば金属)からなる導電層112を形成し、ここでは、導電プラグ110の下地膜を導電層112(Ag,Ni,Cu,Zn,In,Sn,Ir,Ru,Rh,Pd,Osから選ばれた少なくとも1種を材料として形成される。)とする。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板の上方に形成された導電構造と、
前記導電構造と電気的に接続される導電プラグと、
前記導電構造と前記導電プラグとの間に形成された、酸化しても導電性を有する導電材料を含む導電層と
を含むことを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
前記導電材料は、Ag,Ni,Cu,Zn,In,Sn,Ir,Ru,Rh,Pd,Osから選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記導電層上又は前記導電層下に、水素の透過を抑制する導電性保護膜を更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記水素の透過を抑制する導電材料は、TiN,TiSiN,TaN,CrN,HfN,ZrN,TiAlN,TaAlN,CrAlN,HfAlNから選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記導電構造は、下部電極と上部電極との間に誘電体膜を挟持してなるキャパシタ構造であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
下部電極と上部電極との間に誘電体膜を挟持してなるキャパシタ構造を更に含み、
前記導電構造は、配線であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記誘電体膜は、強誘電特性を有する強誘電材料からなることを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記導電構造は、上層部に貴金属層を有しており、
前記貴金属層は、当該貴金属の触媒作用を抑制する触媒被毒物質を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記触媒被毒物質は、CO,塩素化合物,硫黄化合物,リン化合物,珪素化合物から選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
半導体基板の上方に導電構造を形成する工程と、
前記導電構造上に、酸化しても導電性を有する導電材料を含む導電層を形成する工程と、
前記導電構造及び前記導電層を覆うように絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜に前記導電層の表面の一部を露出させる開口を形成する工程と、
前記開口を充填してなる導電プラグを形成する工程と
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板の上方に形成された導電構造と、
前記導電構造と電気的に接続される導電プラグと、
前記導電構造と前記導電プラグとの間に形成された、酸化しても導電性を有する導電材料を含む導電層と
を含むことを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
前記導電材料は、Ag,Ni,Cu,Zn,In,Sn,Ir,Ru,Rh,Pd,Osから選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記導電層上又は前記導電層下に、水素の透過を抑制する導電性保護膜を更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記水素の透過を抑制する導電材料は、TiN,TiSiN,TaN,CrN,HfN,ZrN,TiAlN,TaAlN,CrAlN,HfAlNから選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記導電構造は、下部電極と上部電極との間に誘電体膜を挟持してなるキャパシタ構造であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
下部電極と上部電極との間に誘電体膜を挟持してなるキャパシタ構造を更に含み、
前記導電構造は、配線であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記誘電体膜は、強誘電特性を有する強誘電材料からなることを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記導電構造は、上層部に貴金属層を有しており、
前記貴金属層は、当該貴金属の触媒作用を抑制する触媒被毒物質を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記触媒被毒物質は、CO,塩素化合物,硫黄化合物,リン化合物,珪素化合物から選ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
半導体基板の上方に導電構造を形成する工程と、
前記導電構造上に、酸化しても導電性を有する導電材料を含む導電層を形成する工程と、
前記導電構造及び前記導電層を覆うように絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜に前記導電層の表面の一部を露出させる開口を形成する工程と、
前記開口を充填してなる導電プラグを形成する工程と
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【公開番号】特開2010−206213(P2010−206213A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−108663(P2010−108663)
【出願日】平成22年5月10日(2010.5.10)
【分割の表示】特願2005−295453(P2005−295453)の分割
【原出願日】平成17年10月7日(2005.10.7)
【出願人】(308014341)富士通セミコンダクター株式会社 (2,507)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月10日(2010.5.10)
【分割の表示】特願2005−295453(P2005−295453)の分割
【原出願日】平成17年10月7日(2005.10.7)
【出願人】(308014341)富士通セミコンダクター株式会社 (2,507)
【Fターム(参考)】
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