説明

半導体装置及びその製造方法

【課題】抵抗値の調整が容易な半導体装置及びその製造方法を得る。
【解決手段】シリコン基板上に所定間隔で形成された配線層と、前記シリコン基板上及び前記両配線層上に形成されたパッシベーション膜と、前記両配線間の前記パッシベーション膜上に形成された抵抗体層と、前記抵抗体層上に形成された、各配線層と抵抗体層とを導通する電極層とを備え、前記抵抗体層上に、前記両電極層間における該抵抗体層の平面的な大きさを決める絶縁バリア層を形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置にかかり、より具体的には、基板上に抵抗体が形成された半導体装置及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、半導体圧力センサ等の半導体装置では、センサ出力が環境、回路内の温度変化により変動するのを極力排除するために、ブリッジ回路が使用されている。例えば、半導体装置では固定抵抗として、直列接続したピエゾ抵抗体を二組並列接続し、直列接続したピエゾ抵抗体の間から中点電圧をセンサ出力として得ていた。温度特性など温度センサを補償するために、回路と組み込み抵抗体をシリコン基板に形成することがある。なお、抵抗体をシリコン基板上に製造する方法は、半導体の製造方法として特許文献1等によって提案されている。
【特許文献1】特開平7-335831号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
補正用の抵抗体は、半導体センサの仕様によって抵抗値を異ならせることが望まれる場合がある。しかし、従来の抵抗体の構造では、製造工程の途中でこの抵抗値を変更したり調整することができなかった。例えば、基板に半導体を製造するウエハ製造工程において、半導体と同じ工程で調整用の抵抗体を製造すると、その後の抵抗値の調整ができなかった。
【0004】
かかる従来技術の問題に鑑みて本発明は、抵抗値の調整が容易な半導体装置及びその製造方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成する本発明は、シリコン基板上に所定間隔で形成された配線層と、前記シリコン基板上及び前記両配線層上に形成されたパッシベーション膜と、前記両配線間の前記パッシベーション膜上に形成された抵抗体層と、前記抵抗体層上に形成された、各配線層と抵抗体層とを導通する電極層とを備え、前記抵抗体層上に、前記両電極層間における該抵抗体層の平面的な大きさを決める絶縁バリア層が形成されていること、に特徴を有する。
【0006】
前記抵抗体層は、Niを含む金属層と、その上に形成したTa層により構成することが好ましい。
【0007】
より実際的には、前記抵抗体層上の所定領域に前記絶縁バリア層が形成され、この絶縁バリア層及び前記抵抗体層上に前記電極層が形成され、前記電極層は、前記絶縁バリア層上で分断される。
【0008】
前記パッシベーション膜には、前記電極層及び抵抗体層と前記配線層とを導通するコンタクトホールが、前記配線層側に小径となるようにテーパさせて形成されていることが好ましい。
【0009】
前記コンタクトホールは、前記配線層が露出しないように前記抵抗体層で覆うことが好ましい。
実際的には、前記電極層の抵抗値は、前記抵抗体の抵抗値よりも小さくする。
前記抵抗体は、前記絶縁バリア層及び電極層で覆うことが好ましい。
【0010】
本発明は、2枚のシリコン基板が酸化膜を挟んで貼り合わされたSOI基板の一方のシリコン基板にキャビティーが形成され、他方のシリコン基板及び酸化膜によってダイアフラムが形成された半導体圧力センサであって、この他方のシリコン基板が前記シリコン基板である半導体装置に適用することが好ましい。この半導体装置において、前記他方のシリコン基板のダイアフラム部分には感応抵抗素子が、ブリッジ回路を構成するように前記ダイアフラムの輪郭に沿って形成されていて、前記抵抗体層は、前記ブリッジ回路の中点電圧を調整する抵抗素子として、前記ブリッジ回路の中点を挟んだ対角位置に一対形成される。この構成によれば、抵抗素子の抵抗値をより正確に調整し、変更することができる。
【0011】
本発明の製造方法による態様では、シリコン基板上に所定間隔で配線層が形成され、該シリコン基板上及び配線層上にパッシベーション膜が形成された半導体基板上に、前記パッシベーション膜上に抵抗体層を形成する工程と、前記抵抗体層を抵抗体層として利用する領域以外の領域を除去する工程と、前記抵抗体層上に、前記電極層間における該抵抗体層の平面的な大きさを決める絶縁バリア層を形成する工程と、前記絶縁バリア層及び前記固定抵抗体層上に電極層を形成する工程と、前記電極層を、前記配線層上の所定領域以外の領域を除去する工程と、を有することを有することに特徴を有する。
【0012】
実際的には、前記抵抗体層を形成する工程の前に、前記両配線上のパッシベーション膜にコンタクトホールを形成する工程を含む。
【0013】
前記絶縁バリア層を形成する工程は、抵抗体層として利用する領域以外の領域にレジスト層を形成した後、全体にシリコン酸化膜を成膜し、レジスト層及び該レジスト層上のシリコン酸化膜をリフトオフで除去する工程を含む異が好ましい。前記絶縁バリア層をリフトオフ工程で形成する場合は、リフトオフ工程の前に、前記抵抗体層の最上層にTa層を成膜する工程を含むことが好ましい。Ta層を形成することで、リフトオフ工程において抵抗体層が削られることが無くなる。
【発明の効果】
【0014】
以上の通り本発明によれば、抵抗体の上に、抵抗体の平面形状を定める絶縁バリア層を設けたので、抵抗体の長さの調整が容易に、しかも正確にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下本発明について、図に示した実施形態に基づいて説明する。図1は、本発明をの半導体装置を半導体センサに適用した半導体センサの実施形態を示す図である。この半導体センサは、直列に接続された直列抵抗素子R1、R4と直列抵抗素子R2、R3の2組が、グランドに接続されるノードGNDと定電流電源(図示せず)からの入力ノードVinとの間に並列接続され、定電流電源から入力ノードVinを介して供給された定電流が、直列抵抗素子R1、R4と直列抵抗素子R2、R3に流れる。そうして直列抵抗素子R1、R4の間に生じる中点電圧Vout1及び直列抵抗素子R2、R3の間に生じる中点電圧Vout2が、センサ出力として取り出される。この実施形態の抵抗素子R1乃至R4は圧力に感応するピエゾ素子であるが、磁気に感応する磁気抵抗素子などの感応抵抗素子が使用できる。
【0016】
次に、半導体圧力センサ1に本発明を適用した、抵抗素子R1乃至R4がピエゾ素子である半導体圧力センサについて、図1乃至図3を参照して説明する。この実施形態では、補正用抵抗素子に特徴がある。図1は半導体圧力センサ1の平面図、図2は図1の切断線II-IIに沿う断面図、図3の(A)は、図1の切断線III-IIIに沿う断面図、(B)は同部分の平面図である。
【0017】
この半導体圧力センサ1は、平面視矩形を呈していて、中央の矩形部分がダイアフラム21を形成している。ダイアフラム21の各辺上に、抵抗素子R1乃至R4としてピエゾ素子22が形成され、各ピエゾ素子22は配線23によって導通されている。ピエゾ素子22の間に、配線23と接続されたパッド24が設けられている。さらに中点を挟んだ対向位置である、図1の左上側のピエゾ素子22(R2)とパッド24(Vout2)との間に抵抗体25(補正用抵抗素子dR2)が形成され、図1の右下側のピエゾ素子22(R2)とパッド24(Vout1)との間に抵抗体25(補正用抵抗素子dR2)が形成されている。配線23は、通常、Al-Siによって形成されている。抵抗体25は、TCRの小さい金属抵抗膜、例えばニッケル鉄クロム合金(NiFeCr)膜で形成される。さらに好ましくは、最上層(NiFeCr膜の上)にはタンタル(Ta)を成膜する。抵抗体25は、本実施形態では出力電圧をオフセットさせるために設けているが、他の実施例としては、温度補正用に設けられたものも考えられる。
【0018】
半導体圧力センサ1の断面構造について、図2及び図3(A)を参照して説明する。この半導体圧力センサ1は、ピエゾ素子22、配線23及びパッド24が形成されたSOI(シリコン・オン・インシュレータ)基板10から形成されている。SOI基板10は、第1シリコン基板11と第2シリコン基板13とが、酸化膜であるシリコン酸化膜(Si02)12を介して貼り合わされている。第1シリコン基板11の回路面(上側面)には、シリコンナイトライドSi34などによるパッシベーション膜(PSV)14が形成されていて、このパッシベーション膜14の下に、ブリッジ回路を形成するように、感応抵抗素子としてのピエゾ素子22、ピエゾ素子22に導通した配線23及びパッド24が形成されている。なお、各パッド24は、パッシベーション膜14から露出している。
【0019】
本発明の特徴である、抵抗体25の構造及び製造方法について、さらに図3乃至図5を参照して説明する。図4及び図5は、図1の切断線III-IIIに沿う断面と同等の断面図である。
【0020】
第1シリコン基板11の回路面には、配線23が所定間隔で形成され、第1シリコン基板11及び配線23上の全面にパッシベーション膜14が形成されている(図3、図4(A))。
【0021】
配線23上のパッシベーション膜14に、ケミカルドライエッチング等によってコンタクトホール14aを形成する(図4(B))。このコンタクトホール14aは、その断面において、配線23に向かって小径となるテーパ形状(すり鉢形状)に形成することが好ましい。
【0022】
配線23間及び両配線23上のパッシベーション膜14上全面に、抵抗体25を成膜する(図4(C))。抵抗体25は、コンタクトホール14a部分で配線23と導通している。抵抗体25は、Niを含む金属、例えばNiCrやNiFeCrなどの、低TCR材料により形成することが好ましい。
【0023】
この抵抗体25上に、抵抗体として使用する領域をレジスト層31によりパターニングする(図4(D))。このレジスト層31が形成されていない領域の抵抗体25をミリングにより削除し、その後レジスト層31を除去する(図4(E))。このミリング工程により、所定パターンの抵抗体25が形成される(図3(B))。
【0024】
両配線23間の抵抗体25上に、平面形状を規制する、絶縁バリア層としてのシリコン酸化膜26を形成する(図4(F))。シリコン酸化膜26は、例えばイオンエッチング法またはリフトオフ法で形成する。リフトオフ法で形成する場合は、抵抗体25上であって、抵抗体25として利用する領域以外の領域にレジスト層を形成した後、全体にシリコン酸化膜を成膜し、レジスト層及び該レジスト層上のシリコン酸化膜をリフトオフ法で除去する。
【0025】
このシリコン酸化膜26及び抵抗体25上の全面に電極27を形成する(図5(G))。電極27は、低シート抵抗体である、例えばAl-Cuによって形成することが好ましい。
【0026】
そうして、電極27上であって、電極として使用する領域に、レジスト層32をパターニングする(図5(H))。この実施形態では、各ホール14aの上部からシリコン酸化膜26の縁部を含む領域にレジスト層32を形成してある。
【0027】
レジスト層32が形成されていない領域の電極27をウエットエッチング等により除去し、その後レジスト層32を除去する(図5(I))。このウエットエッチング工程により、抵抗体25の両端部に電極27が導通形成される(図3(B))。
【0028】
さらに、露出したシリコン酸化膜26、電極27及びパッシベーション膜14全面を覆うように、パッシベーション膜14を形成する(図3、図5(J))。
【0029】
この実施形態では、シリコン酸化膜26で覆われていている部分、つまり、低抵抗の電極27と接触していないシリコン酸化膜26の直下部分の抵抗体25が「補正用抵抗」となる。このシリコン酸化膜26の長さを変えれば、抵抗体25の抵抗値を変えることができる。シリコン酸化膜26はパターニングによって形成できるので、その形状誤差は小さく、高精度に抵抗値の設定、調整が可能になる。
【0030】
次に、本発明の第二の実施形態の構造及び製造工程を、図6及び図7に示した。第二の実施形態は、リフトオフ工程の前に、NiFeCrによる抵抗体25の上に、第2抵抗体層としてTa層25aを形成したことが、図3乃至図5に示した第一の実施形態と相違するが、他の構造、製造工程は同一である。そこで、相違する構造及び工程についてのみ説明する。
【0031】
図6の(A)乃至(E)は、図4の(A)乃至(E)の工程と同様である。抵抗体25を成膜した後に、抵抗体25の上に、第2抵抗体層としてTa層25aを成膜する。このTa層25aの上に、シリコン酸化膜26を成膜する(図6(F))。このようにシリコン酸化膜26を形成する前にTa層25aを形成することで、リフトオフ工程においてシリコン酸化膜26を除去する領域の抵抗体25が削られることがなく、該シリコン酸化膜26により、抵抗体25の長さをより正確に規制することができる。その後の、図7(G)乃至(K)の工程は、図4の(F)、図5の(G)乃至(J)の工程と同様である。
【0032】
本発明を半導体圧力センサに適用した実施形態を示したが、本発明は、抵抗体層を有する他の半導体センサにも適用できる。
本発明の実施形態では圧力に感応する感応抵抗素子を使用したが、本発明は、加速度、磁場、磁気等他の物理量に感応する感応抵抗素子、例えば磁気抵抗効果素子を使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明を適用した半導体装置の実施形態を示す図である。
【図2】図1の切断線II-IIに沿う断面図である。
【図3】(A)は図1の切断線III-IIIに沿う断面図、(B)は同切断部分の平面図である。
【図4】(A)乃至(F)は同半導体装置の製造工程を示す、図3の断面図同様部分の断面図である。
【図5】(G)乃至(J)は、図4に示した製造工程の後の製造工程を示す、図3の断面図同様部分の断面図である。
【図6】(A)乃至(F)は同第二の実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示す断面図である。
【図7】(G)乃至(K)は、図6に示した第二の実施形態にかかる製造工程の後の製造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
【0034】
10 SOI基板
11 第1シリコン基板(他方のシリコン基板)
12 シリコン酸化膜
13 第2シリコン基板(一方のシリコン基板)
14 パッシベーション膜
20 キャビティー
21 ダイアフラム
22 ピエゾ素子(感応抵抗素子)
23 配線(配線層)
25 抵抗体(抵抗体層)
25a Ta層
26 シリコン酸化膜(絶縁バリア層)
R1 R4 直列抵抗素子(ピエゾ素子)
R2 R3 直列抵抗素子(ピエゾ素子)
dR4 dR2 補正用抵抗素子(抵抗体)
Vout1 Vout2 中点電圧

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリコン基板上に所定間隔で形成された配線層と、
前記シリコン基板上及び前記両配線層上に形成されたパッシベーション膜と、
前記両配線間の前記パッシベーション膜上に形成された抵抗体層と、
前記抵抗体層上に形成された、各配線層と抵抗体層とを導通する電極層とを備え、
前記抵抗体層上に、前記両電極層間における該抵抗体層の平面的な大きさを決める絶縁バリア層が形成されていることを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
請求項1記載の半導体装置において、前記抵抗体層は、Niを含む金属層と、その上に形成されたTa層からなる半導体装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の半導体装置において、前記抵抗体層上の所定領域に前記絶縁バリア層が形成され、この絶縁バリア層及び前記抵抗体層上に前記電極層が形成され、前記電極層は、前記絶縁バリア層上で分断されている半導体装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項記載の半導体装置において、前記パッシベーション膜には、前記電極層及び抵抗体層と前記配線層とを導通するコンタクトホールが、前記配線層側に小径となるようにテーパさせて形成されている半導体装置。
【請求項5】
請求項4記載の半導体装置において、前記コンタクトホールは、前記配線層が露出しないように前記抵抗体層で覆われている半導体センサ。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項記載の半導体装置において、前記電極層は、前記抵抗体よりも抵抗値が小さい半導体装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項記載の半導体装置において、前記抵抗体は、前記絶縁バリア層及び電極層で覆われている半導体装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか一項記載の半導体装置は、2枚のシリコン基板が酸化膜を挟んで貼り合わされたSOI基板の一方のシリコン基板にキャビティーが形成され、他方のシリコン基板及び酸化膜によってダイアフラムが形成された半導体圧力センサであって、この他方のシリコン基板上に前記各層が形成されている半導体装置。
【請求項9】
請求項8記載の半導体装置において、前記他方のシリコン基板のダイアフラム部分には感応抵抗素子が、ブリッジ回路を構成するように前記ダイアフラムの輪郭に沿って形成されていて、前記抵抗体層は、前記ブリッジ回路の中点電圧を調整する抵抗素子として、前記ブリッジ回路の中点を挟んだ対角位置に一対形成されている半導体装置。
【請求項10】
シリコン基板上に所定間隔で配線層が形成され、該シリコン基板上及び配線層上にパッシベーション膜が形成された半導体基板上に、
前記パッシベーション膜上に抵抗体層を形成する工程と、
前記抵抗体層を抵抗体層として利用する領域以外の領域を除去する工程と、
前記抵抗体層上に、前記電極層間における該抵抗体層の平面的な大きさを決める絶縁バリア層を形成する工程と、
前記絶縁バリア層及び前記固定抵抗体層上に電極層を形成する工程と、
前記電極層を、前記配線層上の所定領域以外の領域を除去する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
【請求項11】
請求項10記載の半導体装置の製造方法において、前記抵抗体層を形成する工程の前に、前記両配線上のパシベーション膜にコンタクトホールを形成する工程を含む半導体装置の製造方法。
【請求項12】
請求項10または11記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁バリア層を形成する工程は、抵抗体層として利用する領域以外の領域にレジスト層を形成した後、全体にシリコン酸化膜を成膜し、レジスト層及び該レジスト層上のシリコン酸化膜をリフトオフで除去する工程を含む半導体装置の製造方法。
【請求項13】
請求項12記載の半導体装置の製造方法において、前記絶縁バリア層を形成する前に、前記抵抗体層の最上層にTa層を成膜する工程を含む半導体装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−82195(P2011−82195A)
【公開日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−23503(P2008−23503)
【出願日】平成20年2月4日(2008.2.4)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】