説明

喘息及びアレルギー性炎症モジュレーター

炎症及び免疫が関連する疾患又は症状の治療において有用な化合物、医薬組成物及び方法が提供される。特に、本発明は、アトピー性疾患、炎症症状及び癌に関与するタンパク質の機能及び/又は発現をモジュレートする化合物を提供する。本発明の化合物は、カルボン酸誘導体である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(XVI):
【化1】

[式中、
Yは、-S(O)k-であり;
Xは、-O-及び-S(O)k-からなる群から選択され;
R2は、置換されているか又は置換されていないベンゼン環であり;
R3及びR5は、独立して、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-S(O)mR'、-S(O)kNR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択され;
R4は、水素、-C(O)NR12R13及び-NC(O)-アルキルからなる群から選択され;
R6は、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-S(O)mR'、-S(O)kNR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)N'RR''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択され;
R10は、水素、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
Lは、単結合、(C1-C6)アルキレン及び(C2-C4)ヘテロアルキレンからなる群から選択される二価結合であり;
Zは、-CO2R12、-C(O)NR12R13及びヘテロアリールからなる群から選択され;
R12及びR13は、独立して、水素、(C1-C8)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され;
各R14は、独立して、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、-OR'、-NR'R''、-NO2、-CN、-C(O)R'及びアリールからなる群から選択され;
各R'、R''及びR'''は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、シクロ(C3-C8)アルキル、アリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
各下付文字kは、独立して、0、1又は2であり;
各下付文字mは、独立して、0、1、2又は3であり;
及び
下付文字nは、0、1、2、3又は4である]
で表される化合物又はその製薬上許容される塩若しくはプロドラッグ。
【請求項2】
R6が、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R4が-NC(O)-シクロ(C5-C7)アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R2が置換されているベンゼン環であり、ベンゼン環上の少なくとの1つの置換基が、ハロゲン、-OCF3、-OCH3、-(C1-C5)アルキル、-CN及び-NO2からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
R2が、少なくとも1つのハロゲンで置換されているベンゼン環である、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R2が、少なくとも1つの塩素で置換されているベンゼン環である、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R4が-C(O)NH-(C1-C4)アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R6が、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択される、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R2が置換されているベンゼン環であり、ベンゼン環上の少なくとの1つの置換基が、ハロゲン、-OCF3、-OCH3、-(C1-C5)アルキル、-CN及び-NO2からなる群から選択される、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
Xが-O-である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
式(XVII):
【化2】

で表される請求項1に記載の化合物又はその製薬上許容される塩若しくはプロドラッグ。
【請求項12】
Yが-SO2-であり、Xが-O-であり、R10が水素である、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
R4が-C(O)NH-(C-C4)アルキルであり、R6が水素である、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
R2が、1個、2個又は3個の塩素原子で置換されているベンゼン環である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
-L-Zが、一緒になって、-CH2COOHである、請求項11に記載の化合物。
【請求項16】
下付文字nが、1又は2である、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
R14が、-OCH2CH3又は-OCH3である、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
R3、R5及びR6が、それぞれ水素である、請求項11に記載の化合物。
【請求項19】
式(XVIII):
【化3】

[式中、
R4は、-C(O)NH-(C1-C4)アルキルであり;
及び
下付文字qは、0、1、2、3、4、5又は6である]
で表される請求項1に記載の化合物又はその製薬上許容される塩若しくはプロドラッグ。
【請求項20】
各R14が、独立して、(C-C6)アルキル、ハロゲン、フルオロ(C1-C4)アルキル、-C(O)R'、アリール及び-OR'からなる群から選択され、下付文字nが、2又は3である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
前記式が:
【化4】

からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物又はその製薬上許容される塩又はプロドラッグ。
【請求項22】
請求項21に記載されている化合物の製薬上許容される塩又はプロドラッグ。
【請求項23】
製薬上許容される担体又は賦形剤及び請求項1に記載の化合物を含有している医薬組成物。
【請求項24】
製薬上許容される担体又は賦形剤及び請求項21に記載の化合物を含有している医薬組成物。
【請求項25】
喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹、乾癬、アトピー性皮膚炎、発熱、敗血症、全身性エリテマトーデス、糖尿病、慢性関節リューマチ、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、移植片拒絶反応、炎症性腸疾患、癌、ウイルス感染症、血栓症、線維症、紅潮、クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性閉塞性肺疾患、炎症、痛み、結膜炎、鼻鬱血及び蕁麻疹からなる群から選択される疾患又は症状を治療する方法であって、該疾患又は症状を治療する必要がある対象に治療有効量の請求項1の化合物を投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項26】
喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹、乾癬、アトピー性皮膚炎、発熱、敗血症、全身性エリテマトーデス、糖尿病、慢性関節リューマチ、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、移植片拒絶反応、炎症性腸疾患、癌、ウイルス感染症、血栓症、線維症、紅潮、クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性閉塞性肺疾患、炎症、痛み、結膜炎、鼻鬱血及び蕁麻疹からなる群から選択される疾患又は症状を治療する方法であって、該疾患又は症状を治療する必要がある対象に治療有効量の式(I):
【化5】

[式中、
A1は、C(R3)又はNであり;
A2は、C(R6)又はNであり;
A1がC(R3)であり且つA2がC(R6)である場合、D1は、C(R4)=C(R5)、C(R4)=N、NR7、O及びSからなる群から選択され;
A1又はA2がNである場合、D1は、C(R4)=C(R5)又はC(R4)=Nであり;
Wは、単結合、芳香環、ヘテロ芳香環、シクロ(C3-C8)アルカン環及びヘテロシクロ(C3-C8)アルカン環からなる群から選択される二価基であり;
場合により、WはA2と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Xは、-O-、-S(O)k-、-CRaRb-、-C(O)-、-NR8-及び-C(NR9)-からなる群から選択される二価結合であり;
Yは、単結合、-S(O)kNR10-、-C(O)NR10-、(C1-C4)アルキレン、ヘテロ(C2-C4)アルキレン、-N(R11)C(O)NR10-、-N(R11)S(O)kNR10-、-N(R11)CO2-、-NR11-、-O-及び-S(O)k-からなる群から選択される二価結合であり;
場合により、XとYは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Zは、-CO2R12、-C(O)NR12R13及びヘテロアリールからなる群から選択され;
Lは、単結合、(C1-C6)アルキレン及び(C2-C4)ヘテロアルキレンからなる群から選択される二価結合であり;
R2は、水素、-OR'、(C1-C8)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R3、R4、R5及びR6は、独立して、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-S(O)mR'、-S(O)kNR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択され;
R7は、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
Ra及びRbは、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、RaとRbは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員スピロ環、6員スピロ環、7員スピロ環又は8員スピロ環を形成していてもよく;
R8、R10及びR11は、独立して、水素、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
R9は、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、R8又はR9はWと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
場合により、Ra、Rb、R8又はR9はYと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
R12及びR13は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され;
場合により、R12とR13はそれらが結合してる窒素原子と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜2個の付加的なヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環又は7員環を形成していてもよく;
各R'、R''及びR'''は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、シクロ(C3-C8)アルキル、アリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R'とR''が同一の窒素原子に結合している場合は、場合により、R'とR''は一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環、7員環又は8員環を形成していてもよく;
各下付文字kは、0、1又は2であり;
及び、
下付文字mは0、1、2又は3であるが;
但し、
A1がC(R3)であり;D1がC(R4)=C(R5)であり;Wがベンゼン環であり;Xが-O-又は-S-であり;且つ、-Y-R2が-NHSO2-ヘテロシクロ(C3-C8)アルキル又は-NHSO2-フェニル又は-NHSO2-ヘテロアリールである場合、A2は、C(O-置換(C2-C4)アルキル)又はC(S-置換(C2-C4)アルキル)以外のものである]
で表される化合物又はその製薬上許容される塩若しくはプロドラッグを投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項27】
前記化合物が、式(II):
【化6】

[式中、
R3、R4、R5及びR6は、独立して、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-S(O)mR'、-S(O)kNR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択され;
及び、
場合により、R6はWと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよい]
で表される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
式(II)のR6が水素である、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記化合物に含まれているR6が、Wと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成している、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
式(II)のWが、ベンゼン、インドール、ベンゾフラン、ベンゾチアゾール、インドリン、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール及びシクロヘキサンからなる群から選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
CRTH2及び/又は1種以上の別のPGD2受容体のモジュレーションに反応する疾患又は症状を治療する方法であって、そのような疾患又は症状を治療する必要がある対象に治療有効量の請求項1の化合物を投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項32】
前記疾患又は症状が、喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹、乾癬、アトピー性皮膚炎、発熱、敗血症、全身性エリテマトーデス、糖尿病、慢性関節リューマチ、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、移植片拒絶反応、炎症性腸疾患、癌、ウイルス感染症、血栓症、線維症、紅潮、クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性閉塞性肺疾患、炎症、痛み、結膜炎、鼻鬱血及び蕁麻疹からなる群から選択される、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
CRTH2及び/又は1種以上の別のPGD2受容体のモジュレーションに反応する疾患又は症状を治療する方法であって、そのような疾患又は症状を治療する必要がある対象に治療有効量の式(I):
【化7】

[式中、
A1は、C(R3)又はNであり;
A2は、C(R6)又はNであり;
A1がC(R3)であり且つA2がC(R6)である場合、D1は、C(R4)=C(R5)、C(R4)=N、NR7、O及びSからなる群から選択され;
A1又はA2がNである場合、D1は、C(R4)=C(R5)又はC(R4)=Nであり;
Wは、単結合、芳香環、ヘテロ芳香環、シクロ(C3-C8)アルカン環及びヘテロシクロ(C3-C8)アルカン環からなる群から選択される二価基であり;
場合により、WはA2と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Xは、-O-、-S(O)k-、-CRaRb-、-C(O)-、-NR8-及び-C(NR9)-からなる群から選択される二価結合であり;
Yは、単結合、-S(O)kNR10-、-C(O)NR10-、(C1-C4)アルキレン、ヘテロ(C2-C4)アルキレン、-N(R11)C(O)NR10-、-N(R11)S(O)kNR10-、-N(R11)CO2-、-NR11-、-O-及び-S(O)k-からなる群から選択される二価結合であり;
場合により、XとYは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Zは、-CO2R12、-C(O)NR12R13及びヘテロアリールからなる群から選択され;
Lは、単結合、(C1-C6)アルキレン及び(C2-C4)ヘテロアルキレンからなる群から選択される二価結合であり;
R2は、水素、-OR'、(C1-C8)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R3、R4、R5及びR6は、独立して、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-S(O)mR'、-S(O)kNR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択され;
R7は、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
Ra及びRbは、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、RaとRbは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員スピロ環、6員スピロ環、7員スピロ環又は8員スピロ環を形成していてもよく;
R8、R10及びR11は、独立して、水素、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
R9は、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、R8又はR9はWと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
場合により、Ra、Rb、R8又はR9はYと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
R12及びR13は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され;
場合により、R12とR13はそれらが結合してる窒素原子と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜2個の付加的なヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環又は7員環を形成していてもよく;
各R'、R''及びR'''は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、シクロ(C3-C8)アルキル、アリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R'とR''が同一の窒素原子に結合している場合は、場合により、R'とR''は一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環、7員環又は8員環を形成していてもよく;
各下付文字kは、0、1又は2であり;
及び、
下付文字mは0、1、2又は3であるが;
但し、
A1がC(R3)であり;D1がC(R4)=C(R5)であり;Wがベンゼン環であり;Xが-O-又は-S-であり;且つ、-Y-R2が-NHSO2-ヘテロシクロ(C3-C8)アルキル又は-NHSO2-フェニル又は-NHSO2-ヘテロアリールである場合、A2は、C(O-置換(C2-C4)アルキル)又はC(S-置換(C2-C4)アルキル)以外のものである]
で表される化合物又はその製薬上許容される塩若しくはプロドラッグを投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項34】
前記疾患又は症状が、喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹、乾癬、アトピー性皮膚炎、発熱、敗血症、全身性エリテマトーデス、糖尿病、慢性関節リューマチ、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、移植片拒絶反応、炎症性腸疾患、癌、ウイルス感染症、血栓症、線維症、紅潮、クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性閉塞性肺疾患、炎症、痛み、結膜炎、鼻鬱血及び蕁麻疹からなる群から選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記化合物を、経口投与するか、又は、非経口投与するか、又は、局所投与する、請求項25、26、32及び34の何れか1項に記載の方法。
【請求項36】
前記化合物を、第二治療薬と組み合わせて投与する、請求項25、26、32及び34の何れか1項に記載の方法。
【請求項37】
前記第二治療薬が、コルチコステロイド、コルチコステロイド類似体、抗ヒスタミン薬、β2-作動薬、クロモリン及びロイコトリエン拮抗薬からなる群から選択される、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記第二治療薬が、喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹、乾癬、アトピー性皮膚炎、発熱、敗血症、全身性エリテマトーデス、糖尿病、慢性関節リューマチ、多発性硬化症、アテローム性動脈硬化症、移植片拒絶反応、炎症性腸疾患、癌、ウイルス感染症、血栓症、線維症、紅潮、クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性閉塞性肺疾患、炎症、痛み、結膜炎、鼻鬱血又は蕁麻疹を治療するのに有効である、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
細胞内のCRTH2及び/又は1種以上の別のPGD2受容体の機能をモジュレートする方法であって、細胞を請求項1の化合物と接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項40】
細胞内のCRTH2及び/又は1種以上の別のPGD2受容体の機能をモジュレートする方法であって、細胞を式(I):
【化8】

[式中、
A1は、C(R3)又はNであり;
A2は、C(R6)又はNであり;
A1がC(R3)であり且つA2がC(R6)である場合、D1は、C(R4)=C(R5)、C(R4)=N、NR7、O及びSからなる群から選択され;
A1又はA2がNである場合、D1は、C(R4)=C(R5)又はC(R4)=Nであり;
Wは、単結合、芳香環、ヘテロ芳香環、シクロ(C3-C8)アルカン環及びヘテロシクロ(C3-C8)アルカン環からなる群から選択される二価基であり;
場合により、WはA2と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Xは、-O-、-S(O)k-、-CRaRb-、-C(O)-、-NR8-及び-C(NR9)-からなる群から選択される二価結合であり;
Yは、単結合、-S(O)kNR10-、-C(O)NR10-、(C1-C4)アルキレン、ヘテロ(C2-C4)アルキレン、-N(R11)C(O)NR10-、-N(R11)S(O)kNR10-、-N(R11)CO2-、-NR11-、-O-及び-S(O)k-からなる群から選択される二価結合であり;
場合により、XとYは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Zは、-CO2R12、-C(O)NR12R13及びヘテロアリールからなる群から選択され;
Lは、単結合、(C1-C6)アルキレン及び(C2-C4)ヘテロアルキレンからなる群から選択される二価結合であり;
R2は、水素、-OR'、(C1-C8)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R3、R4、R5及びR6は、独立して、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-S(O)mR'、-S(O)kNR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択され;
R7は、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
Ra及びRbは、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、RaとRbは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員スピロ環、6員スピロ環、7員スピロ環又は8員スピロ環を形成していてもよく;
R8、R10及びR11は、独立して、水素、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
R9は、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、R8又はR9はWと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
場合により、Ra、Rb、R8又はR9はYと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
R12及びR13は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され;
場合により、R12とR13はそれらが結合してる窒素原子と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜2個の付加的なヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環又は7員環を形成していてもよく;
各R'、R''及びR'''は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、シクロ(C3-C8)アルキル、アリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R'とR''が同一の窒素原子に結合している場合は、場合により、R'とR''は一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環、7員環又は8員環を形成していてもよく;
各下付文字kは、0、1又は2であり;
及び、
下付文字mは0、1、2又は3であるが;
但し、
A1がC(R3)であり;D1がC(R4)=C(R5)であり;Wがベンゼン環であり;Xが-O-又は-S-であり;且つ、-Y-R2が-NHSO2-ヘテロシクロ(C3-C8)アルキル又は-NHSO2-フェニル又は-NHSO2-ヘテロアリールである場合、A2は、C(O-置換(C2-C4)アルキル)又はC(S-置換(C2-C4)アルキル)以外のものである]
で表される化合物又はその製薬上許容される塩若しくはプロドラッグ請求項1の化合物と接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項41】
CRTH2及び/又は1種以上の別のPGD2受容体をモジュレートする方法であって、CRTH2タンパク質及び/又は1種以上の別のPGD2受容体タンパク質を請求項1の化合物と接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項42】
CRTH2及び/又は1種以上の別のPGD2受容体をモジュレートする方法であって、CRTH2タンパク質及び/又は1種以上の別のPGD2受容体タンパク質を式(I):
【化9】

[式中、
A1は、C(R3)又はNであり;
A2は、C(R6)又はNであり;
A1がC(R3)であり且つA2がC(R6)である場合、D1は、C(R4)=C(R5)、C(R4)=N、NR7、O及びSからなる群から選択され;
A1又はA2がNである場合、D1は、C(R4)=C(R5)又はC(R4)=Nであり;
Wは、単結合、芳香環、ヘテロ芳香環、シクロ(C3-C8)アルカン環及びヘテロシクロ(C3-C8)アルカン環からなる群から選択される二価基であり;
場合により、WはA2と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Xは、-O-、-S(O)k-、-CRaRb-、-C(O)-、-NR8-及び-C(NR9)-からなる群から選択される二価結合であり;
Yは、単結合、-S(O)kNR10-、-C(O)NR10-、(C1-C4)アルキレン、ヘテロ(C2-C4)アルキレン、-N(R11)C(O)NR10-、-N(R11)S(O)kNR10-、-N(R11)CO2-、-NR11-、-O-及び-S(O)k-からなる群から選択される二価結合であり;
場合により、XとYは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
Zは、-CO2R12、-C(O)NR12R13及びヘテロアリールからなる群から選択され;
Lは、単結合、(C1-C6)アルキレン及び(C2-C4)ヘテロアルキレンからなる群から選択される二価結合であり;
R2は、水素、-OR'、(C1-C8)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R3、R4、R5及びR6は、独立して、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-NO2、-CN、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、(C1-C4)アルキレン-C(O)NR'R''、-S(O)mR'、-S(O)kNR'R''、-OC(O)OR'、-OC(O)R'、-OC(O)NR'R''、-N(R''')C(O)NR'R''、-N(R'')C(O)R'及び-N(R'')C(O)OR'からなる群から選択され;
R7は、水素、ハロゲン、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-NR'R''、-OR'、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
Ra及びRbは、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、RaとRbは一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員スピロ環、6員スピロ環、7員スピロ環又は8員スピロ環を形成していてもよく;
R8、R10及びR11は、独立して、水素、(C1-C8)アルキル、フルオロ(C1-C4)アルキル、ヘテロ(C2-C8)アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1-C4)アルキル、-C(O)R'、-CO2R'、-C(O)NR'R''、-S(O)mR'及び-S(O)kNR'R''からなる群から選択され;
R9は、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール(C1-C4)アルキル、-OR'及び-NR'R''からなる群から選択され;
場合により、R8又はR9はWと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
場合により、Ra、Rb、R8又はR9はYと一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員縮合環、6員縮合環、7員縮合環又は8員縮合環を形成していてもよく;
R12及びR13は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、ヘテロ(C2-C6)アルキル、アリール、アリール(C1-C4)アルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され;
場合により、R12とR13はそれらが結合してる窒素原子と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される0〜2個の付加的なヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環又は7員環を形成していてもよく;
各R'、R''及びR'''は、独立して、水素、(C1-C6)アルキル、シクロ(C3-C8)アルキル、アリール及びアリール(C1-C4)アルキルからなる群から選択され;
R'とR''が同一の窒素原子に結合している場合は、場合により、R'とR''は一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を含んでいる5員環、6員環、7員環又は8員環を形成していてもよく;
各下付文字kは、0、1又は2であり;
及び、
下付文字mは0、1、2又は3であるが;
但し、
A1がC(R3)であり;D1がC(R4)=C(R5)であり;Wがベンゼン環であり;Xが-O-又は-S-であり;且つ、-Y-R2が-NHSO2-ヘテロシクロ(C3-C8)アルキル又は-NHSO2-フェニル又は-NHSO2-ヘテロアリールである場合、A2は、C(O-置換(C2-C4)アルキル)又はC(S-置換(C2-C4)アルキル)以外のものである]
で表される化合物又はその製薬上許容される塩若しくはプロドラッグと接触させることを含んでなる、前記方法。
【請求項43】
前記化合物がCRTH2をモジュレートする、請求項41又は42の何れかに記載の方法。
【請求項44】
前記化合物がDPをモジュレートする、請求項41又は42の何れかに記載の方法。
【請求項45】
前記化合物がCRTH2拮抗薬である、請求項43に記載の方法。
【請求項46】
前記化合物がDP拮抗薬である、請求項44に記載の方法。

【公表番号】特表2006−516143(P2006−516143A)
【公表日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−563827(P2004−563827)
【出願日】平成15年12月19日(2003.12.19)
【国際出願番号】PCT/US2003/040617
【国際公開番号】WO2004/058164
【国際公開日】平成16年7月15日(2004.7.15)
【出願人】(500127966)トゥラリック インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】