宿主細胞代謝経路の調節によるウイルス感染治療
ウイルス感染に反応して発生する一定の代謝生成物の濃度および流束の変化について記載している。ウイルス伝播を制限するために、すなわち、ウイルス複製に不都合をもたらす代謝流束を回復するか、またはウイルス感染細胞(ただし、非感染細胞ではない)の「自殺行為」に結果的につながる代謝流束の混乱を促進するなどの処置の標的として、関連する代謝系路における宿主細胞の酵素が選択される。関連性のある代謝経路において任意の酵素を選択できるが、その一方これらの代謝系路における主要な管理点での中心的な酵素が、抗ウイルス剤標的の候補として望ましい。これらの酵素の阻害剤は、ウイルス感染の効果を逆転または再配向するために使用される。薬物候補を、生体外および宿主細胞、また動物モデルでのスクリーニング試験法を使用して、抗ウイルス活動について試験する。次に、動物モデルを使用して、ウイルス感染の予防および治療における化合物候補の効力を試験する。酵素阻害剤の抗ウイルス活動について例証している。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳動物において、それを必要とする哺乳類の被検体に、治療的に有効な量の1つ以上の化合物またはそのプロドラッグ、または前記化合物またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩を投与する手順から構成される、ウイルス感染を治療または予防する方法で、化合物が以下のとおりである方法。
i) 式Iの化合物:
【化1】
本書上記の項[00101]-[00108]で定義したもの、
ii) 式IIの化合物:
【化2】
本書上記の項[00109]-[00125]で定義したもの、
iii) 式IIIの化合物:
【化3】
本書上記の項[00126]-[00132]で定義したもの、
iv) 式IVの化合物:
【化4】
本書上記の項[00123]-[00141]で定義したもの、
v) 式Vの化合物:
【化5】
本書上記の項[00142]-[00151]で定義したもの、
vi) 式VIの化合物:
【化6】
本書上記の項[00152]-[00166]で定義したもの、
vii) 式VIIの化合物:
【化7】
本書上記の項[00167]-[00179]で定義したもの、
viii) 式VIIIの化合物:
【化8】
本書上記の項[00180]-[00195]で定義したもの、
ix) 式IXの化合物:
【化9】
本書上記の項[00196]-[00210]で定義したもの、
x) 式Xの化合物:
【化10】
本書上記の項[00211]-[00229]で定義したもの、
xi) 式XIの化合物:
【化11】
本書上記の項[00230]-[00240]で定義したもの、
xii) 式XIIの化合物:
【化12】
本書上記の項[00241]-[00258]で定義したもの、
xiii) 式XIIIの化合物:
【化13】
本書上記の項[00259]-[00269]で定義したもの、
xiv) 式XIVの化合物:
【化14】
本書上記の項[00270]-[00279]で定義したもの、
xv) 式XVの化合物:
【化15】
本書上記の項[00280]-[00289]で定義したもの、
xvi) 式XVIの化合物:
【化16】
本書上記の項[00290]-[00299]で定義したもの、
xvii) 式XVIIの化合物:
【化17】
本書上記の項[00300]-[00307]で定義したもの、
xviii) 式XVIIIの化合物:
【化18】
本書上記の項[00308]-[00309]で定義したもの、
xix) 式XIXの化合物:
【化19】
本書上記の項[00310]-[00311]で定義したもの、
xx) 式XXの化合物:
【化20】
本書上記の項[00312]-[00313]で定義したもの、
xxi) 式XXIの化合物:
【化21】
本書上記の項[00314]-[00315]で定義したもの、
xxii) 式XXIIの化合物:
【化22】
本書上記の項[00316]-[00323]で定義したもの、
xxiii) 式XXIIIの化合物:
【化23】
本書上記の項[00452]で定義したもの、
xxiv) 式XXIVの化合物:
【化24】
本書上記の項[00324]-[00348]で定義したもの、
xxv) 式XXVの化合物:
【化25】
本書上記の項[00349]-[00364]で定義したもの、
xxvi) 式XXVIの化合物:
【化26】
本書上記の項[00365]-[00380]で定義したもの、
xxvii) 式XXVIIの化合物:
【化27】
本書上記の項[00381]-[00395]で定義したもの、
xxviii) 式XXVIIIの化合物:
【化28】
本書上記の項[00396]-[00421]で定義したもの、
xxix) 式XXIXの化合物:
【化29】
本書上記の項[00422]-[00425]で定義したもの、
xxx) 式XXXの化合物:
【化30】
本書上記の項[00426]-[00428]で定義したもの、
xxxi) 式XXXIの化合物:
【化31】
本書上記の項[00429]-[00433]で定義したもの、
xxxii) 式XXXIIの化合物:
【化32】
本書上記の項[00447]-[00451]で定義したもの、
xxxiii) 式XXXIIIの化合物:
【化33】
本書上記の項[00434]-[00446]および[00452]-[00453]で定義したもの、
xxxiv) 式XXXIVの化合物:
【化34】
本書上記の項[00454]-[00477]で定義したもの、
xxxv) 式XXXVの化合物:
【化35】
本書上記の項[00478]-[00492]で定義したもの、
xxxvi) 式XXXVIの化合物:
【化36】
本書上記の項[00493]-[00521]で定義したもの、
xxxvii) 式XXXVIIの化合物:
【化37】
本書上記の項[00522]-[00529]で定義したもの、
xxxviii) 式XXXVIIIの化合物:
【化38】
本書上記の項[00530]-[00548]で定義したもの、
xxxix) 式XXXIXの化合物:
【化39】
本書上記の項[00549]-[00562]で定義したもの、
xl) 式XLの化合物:
【化40】
本書上記の項[00563]-[00573]で定義したもの、
xli) 式XLIの化合物:
【化41】
本書上記の項[00574]-[00584]で定義したもの、
xlii) 式XLIIの化合物:
【化42】
本書上記の項[00585]-[00591]で定義したもの、
xliii) 式XLIIIの化合物:
【化43】
本書上記の項[00592]-[00607]で定義したもの、
xliv) 式XLIVの化合物:
【化44】
本書上記の項[00608]-[00618]で定義したもの、
xlv) 式XLVの化合物:
【化45】
本書上記の項[00619]-[00620]で定義したもの、
xlvi) 式XLVIの化合物:
【化46】
本書上記の項[00623]-[00624]で定義したもの、または
xlvii) 式XLVIIの化合物:
【化47】
本書上記の項[00620]-[00621]で定義したもの。
【請求項2】
哺乳動物において、それを必要とする哺乳類の被検体に、治療的に有効な量の1つ以上の化合物またはそのプロドラッグ、または前記化合物またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩を投与する手順から構成される、ウイルス感染を治療または予防する方法で、ここで化合物は、式XXXIIIの化合物である、
【化48】
ここで、
a) Xは、-COOH、-CO2(C1-C6)アルキル、-CONH-2、-H、-CO(C1-C6)アルキル、-COC(ハロ)3、または補酵素とともに付加物を形成しうる部分で、
b) Yは、OまたはS、-NHまたはN(C1-C6)アルキルで、
c) Zは、-(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)アルキルまたは-(C5-C20)アルコキシ、-(C5-C20)ハロアルキル、-O-(C5-C20)ハロアルキルまたは-(C5-C20)ハロアルコキシ、-ハロ、-OH、-(C5-C)アルケニル、-(C5-C20)アルキニル、-(C5-C20)アルコキシ-アルケニル、-(C5-C20)ヒドロキシアルキル、-O(C1-C6)アルキル、-CO2(C1-C6)アルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニル、-O(C5-C20)シクロアルキル、-S(C5-C20)アルキル、-NH(C5-C20)アルキル、-NHCO(C5-C20)アルキル、-N(C1-C6)アルキルCO(C5-C20)アルキルまたは-O(C5-C20)アルコキシである。
【請求項3】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物のXは、補酵素Aによりエステル連鎖を形成しうる部分である。
【請求項4】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物のXは、式の化合物の生成を可能にする部分である。
【化49】
【請求項5】
請求項2の方法で、式XXXIIIのXが-COOHであるもの。
【請求項6】
請求項2の方法で、式XXXIIIのYがOであるもの。
【請求項7】
請求項2の方法で、式XXXIIIのZが-O(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)ハロアルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニルまたは-O(C5-C20)アルコキシであるもの。
【請求項8】
請求項2の方法で、式XXXIIIのYがO、Xが-COOHおよびZが-O(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)ハロアルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニルまたは-O(C5-C20)アルコキシであるもの。
【請求項9】
請求項2の方法で、式XXXIIIが構造:
【化50】
を持ち、ここで
Xの化合物が-COOH、-CO2(C1-C6)アルキル、-CONH-2、-H、-CO(C1-C6)アルキル、-COC(ハロ)3、または
【化51】
であるもの。
【請求項10】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物が構造:
【化52】
を持つもの。
【請求項11】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物が構造:
【化53】
を持ち、ここで
xlviii) Xは、-(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)アルキルまたは-(C5-C20)アルコキシ、-(C5-C20)ハロアルキル、-O(C5-C20)ハロアルキルまたは-(C5-C20)ハロアルコキシ、-ハロ、-OH、-(C5-C20)アルケニル、-(C5-C20)アルキニル、-(C5-C20)アルコキシ-アルケニル、-(C5-C20)ヒドロキシアルキル、-O(C1-C6)アルキル、-CO2(C1-C6)アルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニル、-O(C5-C20)シクロアルキル、-S(C5-C20)アルキル、-NH(C5-C20)アルキル、-NHCO(C5-C20)アルキル、-N(C1-C6)アルキルCO(C5-C20)アルキルまたは-O(C5-C20)アルコキシであり、および
xlix) Yは、O、S、-NHまたはN(C1-C6)アルキルである。
【請求項12】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物が構造:
【化54】
を持つもの。
【請求項13】
請求項2の方法で、化合物が5-(テトラデシルオキシ)-2-フラン酸[TOFA]である。
【請求項14】
請求項2の方法で、化合物がTOFAではない。
【請求項15】
それを必要とする哺乳類の被検体に脂肪酸生合成経路での酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項16】
請求項15の方法で、宿主酵素が以下であるもの。
l) アセチルCoAカルボキシラーゼ、
li) ATPクエン酸リアーゼ、
lii) HMG-CoAシンターゼ、
liii) 脂肪酸シンターゼのドメイン、
liv) 脂肪酸シンターゼケト-アシルシンターゼドメイン、
lv) 脂肪酸シンターゼチオエステラーゼドメイン、
lvi) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼ、
lvii) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼβ、
lviii) マロニル-CoA脱炭酸酵素、
lix) AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)、
lx) 脂肪酸エロンガーゼ、
lxi) ELOVL(非常に長い鎖の脂肪酸の伸長)、
lxii) ステアロイル-CoAデサチュラーゼ1-5、
lxiii) Δ-6-デサチュラーゼ、または
lxiv) Δ-5-デサチュラーゼ。
【請求項17】
それを必要とする哺乳類の被検体に、脂肪酸の代謝経路における宿主酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項18】
請求項17の方法で、宿主酵素が以下から成るもの。
lxv) メチルマロニル補酵素ムターゼ、
lxvi) アシル-補酵素カルボキシラーゼβ、
lxvii) アシル-補酵素Aオキシダーゼ2、分岐鎖、
lxviii) 推定上のアシル-CoA脱水素酵素、
lxix) 短分岐鎖アシル-補酵素A脱水素酵素、
lxx) 生体異物/中鎖脂肪酸:CoAリガーゼ、
lxxi) エノイル補酵素Aヒドラターゼドメイン(3を含む)、
lxxii) リン脂質スクランブラーゼ1、
lxxiii) リン脂質スクランブラーゼ2、
lxxiv) リン脂質スクランブラーゼ4、
lxxv) 脂肪酸デサチュラーゼ1、
lxxvi) カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)、
lxxvii) 脂肪酸結合タンパク質5(乾癬に関連)、または
lxxviii) 脂肪酸結合タンパク質3、筋肉および心臓(哺乳類由来成長阻害剤)。
【請求項19】
それを必要とする哺乳類の被検体に、コレステロール合成または代謝に関与する宿主酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項20】
請求項19の方法で、酵素が以下であるもの。
lxxix) アセチル-CoAアセチルトランスフェラーゼ、
lxxx) HMG-CoAシンターゼ、
lxxxi) HMG-CoAレダクターゼ、
lxxxii) イソペンテニルニリン酸イソメラーゼ、
lxxxiii) メバロン酸キナーゼ、
lxxxiv) ホスホメバロン酸キナーゼ、
lxxxv) ゲラニル-二リン酸塩シンターゼ、
lxxxvi) ファルネシル-二リン酸塩シンターゼ、
lxxxvii) ファルネシル-二リン酸塩ファルネシルトランスフェラーゼ、
lxxxviii) スクアレンモノオキシゲナーゼ、
lxxxix) ラノステロールシンターゼ、
xc) スクアレンエポキシダーゼ、または
xci) スクアレンオキシドシクラーゼ。
【請求項21】
それを必要とする哺乳類の被検体に、宿主代謝酵素または生合成酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の1つ以上の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項22】
それを必要とする哺乳類の被検体に、治療的に有効な量の脂肪酸生合成阻害薬およびコレステロール生合成阻害薬、またはそのプロドラッグ、または前記阻害剤またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項23】
請求項22の方法で、脂肪酸生合成阻害薬がACC [アセチル-CoAカルボキシラーゼ]阻害剤で、コレステロール生合成阻害薬がHMGCoA(3-ヒドロキシ-3-メチル-グルタリル-CoA)レダクターゼ阻害剤であるもの。
【請求項24】
それを必要とする哺乳類の被検体において脂肪酸生合成経路での宿主酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項25】
請求項24の方法で、宿主酵素が以下であるもの。
xcii) アセチルCoAカルボキシラーゼ、
xciii) ATPクエン酸リアーゼ、
xciv) HMG-CoAシンターゼ、
xcv) 脂肪酸シンターゼのドメイン、
xcvi) 脂肪酸シンターゼケト-アシルシンターゼドメイン、
xcvii) 脂肪酸シンターゼチオエステラーゼドメイン、
xcviii) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼ、
xcix) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼβ、
c) マロニル-CoA脱炭酸酵素、
ci) AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)、
cii) 脂肪酸エロンガーゼ、
ciii) ELOVL(非常に長い鎖の脂肪酸の伸長)、
civ) ステアロイル-CoAデサチュラーゼ1-5、
cv) Δ-6-デサチュラーゼ、または
cvi) Δ-5-デサチュラーゼ。
【請求項26】
それを必要とする哺乳類の被検体において脂肪酸代謝経路での宿主酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項27】
請求項26の方法で、宿主酵素が以下であるもの。
cvii) メチルマロニル補酵素ムターゼ、
cviii) アシル-補酵素カルボキシラーゼβ、
cix) アシル-補酵素Aオキシダーゼ2、分岐鎖、
cx) 推定上のアシル-CoA脱水素酵素、
cxi) 短分岐鎖アシル-補酵素A脱水素酵素、
cxii) 生体異物/中鎖脂肪酸:CoAリガーゼ、
cxiii) エノイル補酵素Aヒドラターゼドメイン(3を含む)、
cxiv) リン脂質スクランブラーゼ1、
cxv) リン脂質スクランブラーゼ2、
cxvi) リン脂質スクランブラーゼ4、
cxvii) 脂肪酸デサチュラーゼ1、
cxviii) カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)、
cxix) 脂肪酸結合タンパク質5(乾癬に関連)、または
cxx) 脂肪酸結合タンパク質3、筋肉および心臓(哺乳類由来成長阻害剤)。
【請求項28】
それを必要とする哺乳類の被検体におけるコレステロール合成または代謝に関与する宿主酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項29】
請求項28の方法で、酵素が以下であるもの。
cxxi) アセチル-CoAアセチルトランスフェラーゼ、
cxxii) HMG-CoAシンターゼ、
cxxiii) HMG-CoAレダクターゼ、
cxxiv) イソペンテニルニリン酸イソメラーゼ、
cxxv) メバロン酸キナーゼ、
cxxvi) ホスホメバロン酸キナーゼ、
cxxvii) ゲラニル-二リン酸塩シンターゼ、
cxxviii) ファルネシル-二リン酸塩シンターゼ、
cxxix) ファルネシル-二リン酸塩ファルネシルトランスフェラーゼ、
cxxx) スクアレンモノオキシゲナーゼ、
cxxxi) ラノステロールシンターゼ、
cxxxii) スクアレンエポキシダーゼ、または
cxxxiii) スクアレンオキシドシクラーゼ。
【請求項30】
それを必要とする哺乳類の被検体における宿主代謝酵素または生合成酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項31】
(i)1つ以上の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩、および(ii)医薬品として容認される担体から構成される、治療的に有効な量の組成から成る、ウイルス感染の治療または予防のための薬剤の組成で、化合物が以下のとおりの組成であるもの。
cxxxiv) 式Iの化合物:
【化55】
本書上記の項[00101]-[00108]で定義したもの、
cxxxv) 式IIの化合物:
【化56】
本書上記の項[00109]-[00125]で定義したもの、
cxxxvi) 式IIIの化合物:
【化57】
本書上記の項[00126]-[00132]で定義したもの、
cxxxvii) 式IVの化合物:
【化58】
本書上記の項[00123]-[00141]で定義したもの、
cxxxviii) 式Vの化合物:
【化59】
本書上記の項[00142]-[00151]で定義したもの、
cxxxix) 式VIの化合物:
【化60】
本書上記の項[00152]-[00166]で定義したもの、
cxl) 式VIIの化合物:
【化61】
本書上記の項[00167]-[00179]で定義したもの、
cxli) 式VIIIの化合物:
【化62】
本書上記の項[00180]-[00195]で定義したもの、
cxlii) 式IXの化合物:
【化63】
本書上記の項[00196]-[00210]で定義したもの、
cxliii) 式Xの化合物:
【化64】
本書上記の項[00211]-[00229]で定義したもの、
cxliv) 式XIの化合物:
【化65】
本書上記の項[00230]-[00240]で定義したもの、
cxlv) 式XIIの化合物:
【化66】
本書上記の項[00241]-[00258]で定義したもの、
cxlvi) 式XIIIの化合物:
【化67】
本書上記の項[00259]-[00269]で定義したもの、
cxlvii) 式XIVの化合物:
【化68】
本書上記の項[00270]-[00279]で定義したもの、
cxlviii) 式XVの化合物:
【化69】
本書上記の項[00280]-[00289]で定義したもの、
cxlix) 式XVIの化合物:
【化70】
本書上記の項[00290]-[00299]で定義したもの、
cl) 式XVIIの化合物:
【化71】
本書上記の項[00300]-[00307]で定義したもの、
cli) 式XVIIIの化合物:
【化72】
本書上記の項[00308]-[00309]で定義したもの、
clii) 式XIXの化合物:
【化73】
本書上記の項[00310]-[00311]で定義したもの、
cliii) 式XXの化合物:
【化74】
本書上記の項[00312]-[00313]で定義したもの、
cliv) 式XXIの化合物:
【化75】
本書上記の項[00314]-[00315]で定義したもの、
clv) 式XXIIの化合物:
【化76】
本書上記の項[00316]-[00323]で定義したもの、
clvi) 式XXIIIの化合物:
【化77】
本書上記の項[00452]で定義したもの、
clvii) 式XXIVの化合物:
【化78】
本書上記の項[00324]-[00348]で定義したもの、
clviii) 式XXVの化合物:
【化79】
本書上記の項[00349]-[00364]で定義したもの、
clix) 式XXVIの化合物:
【化80】
本書上記の項[00365]-[00380]で定義したもの、
clx) 式XXVIIの化合物:
【化81】
本書上記の項[00381]-[00395]で定義したもの、
clxi) 式XXVIIIの化合物:
【化82】
本書上記の項[00396]-[00421]で定義したもの、
clxii) 式XXIXの化合物:
【化83】
本書上記の項[00422]-[00425]で定義したもの、
clxiii) 式XXXの化合物:
【化84】
本書上記の項[00426]-[00428]で定義したもの、
clxiv) 式XXXIの化合物:
【化85】
本書上記の項[00429]-[00433]で定義したもの、
clxv) 式XXXIIの化合物:
【化86】
本書上記の項[00447]-[00451]で定義したもの、
clxvi) 式XXXIIIの化合物:
【化87】
本書上記の項[00434]-[00446]および[00452]-[00453]で定義したもの、
clxvii) 式XXXIVの化合物:
【化88】
本書上記の項[00454]-[00477]で定義したもの、
clxviii) 式XXXVの化合物:
【化89】
本書上記の項[00478]-[00492]で定義したもの、
clxix) 式XXXVIの化合物:
【化90】
本書上記の項[00493]-[00521]で定義したもの、
clxx) 式XXXVIIの化合物:
【化91】
本書上記の項[00522]-[00529]で定義したもの、
clxxi) 式XXXVIIIの化合物:
【化92】
本書上記の項[00530]-[00548]で定義したもの、
clxxii) 式XXXIXの化合物:
【化93】
本書上記の項[00549]-[00562]で定義したもの、
clxxiii) 式XLの化合物:
【化94】
本書上記の項[00563]-[00573]で定義したもの、
clxxiv) 式XLIの化合物:
【化95】
本書上記の項[00574]-[00584]で定義したもの、
clxxv) 式XLIIの化合物:
【化96】
本書上記の項[00585]-[00591]で定義したもの、
clxxvi) 式XLIIIの化合物:
【化97】
本書上記の項[00592]-[00607]で定義したもの、
clxxvii) 式XLIVの化合物:
【化98】
本書上記の項[00608]-[00618]で定義したもの、
clxxviii) 式XLVの化合物:
【化99】
本書上記の項[00619]-[00620]で定義したもの、
clxxix) 式XLVIの化合物:
【化100】
本書上記の項[00621]-[00622]で定義したもの、または
clxxx) 式XLVIIの化合物:
【化101】
本書上記の項[00623]-[00624]で定義したもの。
【請求項32】
治療的に有効な量の脂肪酸生合成阻害薬およびコレステロール生合成阻害薬および医薬品として容認される担体から構成されるウイルス感染の治療または予防のための薬剤の組成。
【請求項33】
請求項32の医薬組成物で、脂肪酸生合成阻害薬、ACC [アセチル-CoAカルボキシラーゼ]阻害剤およびコレステロール生合成阻害薬が、HMGCoA(3-ヒドロキシ-3-メチル-グルタリル-CoA)レダクターゼ阻害剤であるもの。
【請求項34】
有効量の4S-ヒドロキシシトラート、2、2-ジフルオロクエン酸、チオール-クエン酸塩、sb201076、sb204990、2-クロロ-1,3、8-トリヒドロキシル-6-メチル-9-アントロン、プルプロン、3-オキソブチルスルホキシル-CoA、CP610431、CP640186、ソラフェン-A、セトキシジム、オルリスタットまたはCT32228、またはその医薬品として容認できる塩をそれを必要とするヒト被験者に投与する手順から構成される、ヒト被験者におけるウイルス感染の治療または予防のための方法。
【請求項35】
請求項1、2、15、17、19、21、22、24、26、28、30、31、32、および34の方法で、ウイルス感染が、ヘパドナウイルス科〔B型肝炎ウイルス(HBV)、ウッドチャック肝炎ウイルス、地リス肝炎ウイルス、アヒルB型肝炎ウイルス、およびアオサギB型肝炎ウイルスを含む〕、ヘルペスウイルス科〔単純ヘルペスウイルス(HSV)1型および2型、水痘帯状疱疹ウイルス、サイトメガロウイルス(CMV)、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)、エプスタイン・バーウイルス(EBV)、ヒトヘルペスウイルス6(変異体AおよびB)、ヒトヘルペスウイルス7、ヒトヘルペスウイルス8、カポジ肉腫関連のヘルペスウイルス(KSHV)、およびBウイルスを含む〕 ポックスウイルス科(Poxviridae)、ワクシニアウイルス科〔痘瘡ウイルス、天然痘ウイルス、サル痘ウイルス、牛痘ウイルス、ラクダ痘ウイルス、マウスポックスウイルス、ラクーン痘ウイルス、伝染性軟属腫ウイルス、オルフウイルス、ミルカー結節ウイルス、ウシ丘疹性口炎ウイルス、羊痘ウイルス、ヤギ痘ウイルス、ランピースキン病ウイルス、鶏痘ウイルス、カナリア痘ウイルス、鳩痘ウイルス、スズメ痘ウイルス、粘液腫ウイルス、野ウサギ線維腫ウイルス、ウサギ線維腫ウイルス、リス線維腫ウイルス、豚痘ウイルス、タナポックスウイルス、およびヤバポックスウイルスを含む〕、フラビウイルス科(Flaviviridae)〔デング熱ウイルス、C型肝炎ウイルス(HCV)、GB肝炎ウイルス(GBV-A、GBV-BおよびGBV-C)、西ナイルウイルス、黄熱病ウイルス、セントルイス脳炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ポワッサンウイルス、ダニ媒介性脳炎ウイルス、およびキャサヌール森林病ウイルスを含む〕、トガウイルス科(Togaviridae)〔ベネズエラウマ脳炎ウイルス、チクングニヤウイルス、ロスリバーウイルス、マヤロウイルス、シンドビス・ウイルス、および風疹ウイルスを含む〕、レトロウイルス(Retroviridae)〔エイズウイルス(HIV)1型および2型、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)1型、2型、および5型、マウス乳がんウイルス(MMTV)、ラウス肉腫ウイルス(RSV)、レンチウイルスを含む〕、コロナウイルス科(Coronaviridae)〔重篤の急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスを含む〕、フィロウイルス科(Filoviridae)〔エボラウイルス、マールブルグウイルスを含む〕、ラブドウイルス科(Rhabdoviridae)〔狂犬病ウイルス、および水疱性口内炎ウイルスを含む〕、ブニアウイルス科(Bunyaviridae)〔クリミア・コンゴ出血性熱ウイルス、リフトバレー熱ウイルス、ラクロスウイルス、およびハンタンウイルスを含む〕、オルソミクソウイルス科(Orthomyxoviridae)〔インフルエンザウイルス(A型、B型、およびC型)を含む〕、パラミクソウイルス科(Paramyxoviridae)〔パラインフルエンザウイルス、呼吸器合胞体ウイルス(A型およびB型)、麻疹ウイルス、およびムンプスウイルスを含む〕、アレナウイルス科(Arenaviridae)〔リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス、フニンウイルス、マクポウイルス、グアナリトウイルス、ラッサ熱ウイルス、Ampariウイルス、フレキサルウイルス、Ippyウイルス、モバラウイルス、モペイアウイルス、ラチノウイルス、パラナウイルス、ピキンデウイルス、タカリベウイルス、およびタミアミウイルスを含む〕、パルボウイルス科(Parvoviridae)〔イヌパルボウイルス、およびパルボウイルスB19を含む〕、サーコウイルス科(Circoviridae)〔ブタサーコウイルス1型および2型、BFDV(嘴羽毛病ウイルス)、およびニワトリ貧血ウイルスを含む〕、ポリオーマウイルス科(Polyomaviridae)〔サルウイルス40(SV40)、JCウイルス、BKウイルス、およびセキセイインコヒナ病ウイルスを含む〕、パピローマウイルス科(Papillomaviridae)〔ヒト乳頭腫ウイルス、およびウシパピローマウイルス(BPV)1型を含む〕、アデノウイルス科(Adenoviridae)〔ヒトアデノウイルス(HAdV-A、HAdV-B、HAdV-C、HAdV-D、HAdV-E、およびHAdV-F)、家禽アデノウイルスA、ヒツジアデノウイルスD、およびカエルアデノウイルスを含む〕、レオウイルス科(Reoviridae)〔ヒトオルビウイルス、ヒトコルチウイルス、哺乳類オルトレオウイルス、ブルータングウイルス、ロタウイルスA、ロタウイルス(B群〜G群)、コロラドダニ熱ウイルス、アクアレオウイルスA、サイポウイルス1、フィジー病ウイルス、イネ萎縮ウイルス、イネラギッドスタントウイルス、イドノレオウイルス1、およびマイコレオウイルス1を含む〕、ビルナウイルス科(Birnaviridae)〔ファブリキウス嚢病ウイルス(bursal disease virus)、膵臓壊死ウイルスを含む〕、カリシウイルス(Caliciviridae)〔ブタ水疱疹ウイルス、ウサギ出血性疾患ウイルス、ノーウォークウイルス、およびサッポロウイルスを含む〕、またはピコルナウイルス科(Picornaviridae)〔ヒトポリオウイルス(1-3)、ヒトコクサッキーウイルスA1-22、24(CA1-22およびCA24、CA23 = エコーウイルス9)、ヒトコクサッキーウイルス(B1-6(CB1-6))、ヒトエコーウイルス1-7、9、11-27、29-33、vilyuish ウイルス、サルエンテロウイルス1-18(SEV1-18)、ブタエンテロウイルス1-11(PEV1-11)、ウシエンテロウイルス1-2(BEV1-2)、A型肝炎ウイルス、ライノウイルス、ヘパトウイルス、心臓ウイルス、アフトウイルス、およびエコーウイルスを含む〕を原因とするもの。
【請求項36】
請求項1、2、15、17、19、21、22、24、26、28、30、31、32、および34の方法で、哺乳動物がヒト被験者である方法。
【請求項1】
哺乳動物において、それを必要とする哺乳類の被検体に、治療的に有効な量の1つ以上の化合物またはそのプロドラッグ、または前記化合物またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩を投与する手順から構成される、ウイルス感染を治療または予防する方法で、化合物が以下のとおりである方法。
i) 式Iの化合物:
【化1】
本書上記の項[00101]-[00108]で定義したもの、
ii) 式IIの化合物:
【化2】
本書上記の項[00109]-[00125]で定義したもの、
iii) 式IIIの化合物:
【化3】
本書上記の項[00126]-[00132]で定義したもの、
iv) 式IVの化合物:
【化4】
本書上記の項[00123]-[00141]で定義したもの、
v) 式Vの化合物:
【化5】
本書上記の項[00142]-[00151]で定義したもの、
vi) 式VIの化合物:
【化6】
本書上記の項[00152]-[00166]で定義したもの、
vii) 式VIIの化合物:
【化7】
本書上記の項[00167]-[00179]で定義したもの、
viii) 式VIIIの化合物:
【化8】
本書上記の項[00180]-[00195]で定義したもの、
ix) 式IXの化合物:
【化9】
本書上記の項[00196]-[00210]で定義したもの、
x) 式Xの化合物:
【化10】
本書上記の項[00211]-[00229]で定義したもの、
xi) 式XIの化合物:
【化11】
本書上記の項[00230]-[00240]で定義したもの、
xii) 式XIIの化合物:
【化12】
本書上記の項[00241]-[00258]で定義したもの、
xiii) 式XIIIの化合物:
【化13】
本書上記の項[00259]-[00269]で定義したもの、
xiv) 式XIVの化合物:
【化14】
本書上記の項[00270]-[00279]で定義したもの、
xv) 式XVの化合物:
【化15】
本書上記の項[00280]-[00289]で定義したもの、
xvi) 式XVIの化合物:
【化16】
本書上記の項[00290]-[00299]で定義したもの、
xvii) 式XVIIの化合物:
【化17】
本書上記の項[00300]-[00307]で定義したもの、
xviii) 式XVIIIの化合物:
【化18】
本書上記の項[00308]-[00309]で定義したもの、
xix) 式XIXの化合物:
【化19】
本書上記の項[00310]-[00311]で定義したもの、
xx) 式XXの化合物:
【化20】
本書上記の項[00312]-[00313]で定義したもの、
xxi) 式XXIの化合物:
【化21】
本書上記の項[00314]-[00315]で定義したもの、
xxii) 式XXIIの化合物:
【化22】
本書上記の項[00316]-[00323]で定義したもの、
xxiii) 式XXIIIの化合物:
【化23】
本書上記の項[00452]で定義したもの、
xxiv) 式XXIVの化合物:
【化24】
本書上記の項[00324]-[00348]で定義したもの、
xxv) 式XXVの化合物:
【化25】
本書上記の項[00349]-[00364]で定義したもの、
xxvi) 式XXVIの化合物:
【化26】
本書上記の項[00365]-[00380]で定義したもの、
xxvii) 式XXVIIの化合物:
【化27】
本書上記の項[00381]-[00395]で定義したもの、
xxviii) 式XXVIIIの化合物:
【化28】
本書上記の項[00396]-[00421]で定義したもの、
xxix) 式XXIXの化合物:
【化29】
本書上記の項[00422]-[00425]で定義したもの、
xxx) 式XXXの化合物:
【化30】
本書上記の項[00426]-[00428]で定義したもの、
xxxi) 式XXXIの化合物:
【化31】
本書上記の項[00429]-[00433]で定義したもの、
xxxii) 式XXXIIの化合物:
【化32】
本書上記の項[00447]-[00451]で定義したもの、
xxxiii) 式XXXIIIの化合物:
【化33】
本書上記の項[00434]-[00446]および[00452]-[00453]で定義したもの、
xxxiv) 式XXXIVの化合物:
【化34】
本書上記の項[00454]-[00477]で定義したもの、
xxxv) 式XXXVの化合物:
【化35】
本書上記の項[00478]-[00492]で定義したもの、
xxxvi) 式XXXVIの化合物:
【化36】
本書上記の項[00493]-[00521]で定義したもの、
xxxvii) 式XXXVIIの化合物:
【化37】
本書上記の項[00522]-[00529]で定義したもの、
xxxviii) 式XXXVIIIの化合物:
【化38】
本書上記の項[00530]-[00548]で定義したもの、
xxxix) 式XXXIXの化合物:
【化39】
本書上記の項[00549]-[00562]で定義したもの、
xl) 式XLの化合物:
【化40】
本書上記の項[00563]-[00573]で定義したもの、
xli) 式XLIの化合物:
【化41】
本書上記の項[00574]-[00584]で定義したもの、
xlii) 式XLIIの化合物:
【化42】
本書上記の項[00585]-[00591]で定義したもの、
xliii) 式XLIIIの化合物:
【化43】
本書上記の項[00592]-[00607]で定義したもの、
xliv) 式XLIVの化合物:
【化44】
本書上記の項[00608]-[00618]で定義したもの、
xlv) 式XLVの化合物:
【化45】
本書上記の項[00619]-[00620]で定義したもの、
xlvi) 式XLVIの化合物:
【化46】
本書上記の項[00623]-[00624]で定義したもの、または
xlvii) 式XLVIIの化合物:
【化47】
本書上記の項[00620]-[00621]で定義したもの。
【請求項2】
哺乳動物において、それを必要とする哺乳類の被検体に、治療的に有効な量の1つ以上の化合物またはそのプロドラッグ、または前記化合物またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩を投与する手順から構成される、ウイルス感染を治療または予防する方法で、ここで化合物は、式XXXIIIの化合物である、
【化48】
ここで、
a) Xは、-COOH、-CO2(C1-C6)アルキル、-CONH-2、-H、-CO(C1-C6)アルキル、-COC(ハロ)3、または補酵素とともに付加物を形成しうる部分で、
b) Yは、OまたはS、-NHまたはN(C1-C6)アルキルで、
c) Zは、-(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)アルキルまたは-(C5-C20)アルコキシ、-(C5-C20)ハロアルキル、-O-(C5-C20)ハロアルキルまたは-(C5-C20)ハロアルコキシ、-ハロ、-OH、-(C5-C)アルケニル、-(C5-C20)アルキニル、-(C5-C20)アルコキシ-アルケニル、-(C5-C20)ヒドロキシアルキル、-O(C1-C6)アルキル、-CO2(C1-C6)アルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニル、-O(C5-C20)シクロアルキル、-S(C5-C20)アルキル、-NH(C5-C20)アルキル、-NHCO(C5-C20)アルキル、-N(C1-C6)アルキルCO(C5-C20)アルキルまたは-O(C5-C20)アルコキシである。
【請求項3】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物のXは、補酵素Aによりエステル連鎖を形成しうる部分である。
【請求項4】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物のXは、式の化合物の生成を可能にする部分である。
【化49】
【請求項5】
請求項2の方法で、式XXXIIIのXが-COOHであるもの。
【請求項6】
請求項2の方法で、式XXXIIIのYがOであるもの。
【請求項7】
請求項2の方法で、式XXXIIIのZが-O(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)ハロアルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニルまたは-O(C5-C20)アルコキシであるもの。
【請求項8】
請求項2の方法で、式XXXIIIのYがO、Xが-COOHおよびZが-O(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)ハロアルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニルまたは-O(C5-C20)アルコキシであるもの。
【請求項9】
請求項2の方法で、式XXXIIIが構造:
【化50】
を持ち、ここで
Xの化合物が-COOH、-CO2(C1-C6)アルキル、-CONH-2、-H、-CO(C1-C6)アルキル、-COC(ハロ)3、または
【化51】
であるもの。
【請求項10】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物が構造:
【化52】
を持つもの。
【請求項11】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物が構造:
【化53】
を持ち、ここで
xlviii) Xは、-(C5-C20)アルキル、-O(C5-C20)アルキルまたは-(C5-C20)アルコキシ、-(C5-C20)ハロアルキル、-O(C5-C20)ハロアルキルまたは-(C5-C20)ハロアルコキシ、-ハロ、-OH、-(C5-C20)アルケニル、-(C5-C20)アルキニル、-(C5-C20)アルコキシ-アルケニル、-(C5-C20)ヒドロキシアルキル、-O(C1-C6)アルキル、-CO2(C1-C6)アルキル、-O(C5-C20)アルケニル、-O(C5-C20)アルキニル、-O(C5-C20)シクロアルキル、-S(C5-C20)アルキル、-NH(C5-C20)アルキル、-NHCO(C5-C20)アルキル、-N(C1-C6)アルキルCO(C5-C20)アルキルまたは-O(C5-C20)アルコキシであり、および
xlix) Yは、O、S、-NHまたはN(C1-C6)アルキルである。
【請求項12】
請求項2の方法で、式XXXIIIの化合物が構造:
【化54】
を持つもの。
【請求項13】
請求項2の方法で、化合物が5-(テトラデシルオキシ)-2-フラン酸[TOFA]である。
【請求項14】
請求項2の方法で、化合物がTOFAではない。
【請求項15】
それを必要とする哺乳類の被検体に脂肪酸生合成経路での酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項16】
請求項15の方法で、宿主酵素が以下であるもの。
l) アセチルCoAカルボキシラーゼ、
li) ATPクエン酸リアーゼ、
lii) HMG-CoAシンターゼ、
liii) 脂肪酸シンターゼのドメイン、
liv) 脂肪酸シンターゼケト-アシルシンターゼドメイン、
lv) 脂肪酸シンターゼチオエステラーゼドメイン、
lvi) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼ、
lvii) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼβ、
lviii) マロニル-CoA脱炭酸酵素、
lix) AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)、
lx) 脂肪酸エロンガーゼ、
lxi) ELOVL(非常に長い鎖の脂肪酸の伸長)、
lxii) ステアロイル-CoAデサチュラーゼ1-5、
lxiii) Δ-6-デサチュラーゼ、または
lxiv) Δ-5-デサチュラーゼ。
【請求項17】
それを必要とする哺乳類の被検体に、脂肪酸の代謝経路における宿主酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項18】
請求項17の方法で、宿主酵素が以下から成るもの。
lxv) メチルマロニル補酵素ムターゼ、
lxvi) アシル-補酵素カルボキシラーゼβ、
lxvii) アシル-補酵素Aオキシダーゼ2、分岐鎖、
lxviii) 推定上のアシル-CoA脱水素酵素、
lxix) 短分岐鎖アシル-補酵素A脱水素酵素、
lxx) 生体異物/中鎖脂肪酸:CoAリガーゼ、
lxxi) エノイル補酵素Aヒドラターゼドメイン(3を含む)、
lxxii) リン脂質スクランブラーゼ1、
lxxiii) リン脂質スクランブラーゼ2、
lxxiv) リン脂質スクランブラーゼ4、
lxxv) 脂肪酸デサチュラーゼ1、
lxxvi) カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)、
lxxvii) 脂肪酸結合タンパク質5(乾癬に関連)、または
lxxviii) 脂肪酸結合タンパク質3、筋肉および心臓(哺乳類由来成長阻害剤)。
【請求項19】
それを必要とする哺乳類の被検体に、コレステロール合成または代謝に関与する宿主酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項20】
請求項19の方法で、酵素が以下であるもの。
lxxix) アセチル-CoAアセチルトランスフェラーゼ、
lxxx) HMG-CoAシンターゼ、
lxxxi) HMG-CoAレダクターゼ、
lxxxii) イソペンテニルニリン酸イソメラーゼ、
lxxxiii) メバロン酸キナーゼ、
lxxxiv) ホスホメバロン酸キナーゼ、
lxxxv) ゲラニル-二リン酸塩シンターゼ、
lxxxvi) ファルネシル-二リン酸塩シンターゼ、
lxxxvii) ファルネシル-二リン酸塩ファルネシルトランスフェラーゼ、
lxxxviii) スクアレンモノオキシゲナーゼ、
lxxxix) ラノステロールシンターゼ、
xc) スクアレンエポキシダーゼ、または
xci) スクアレンオキシドシクラーゼ。
【請求項21】
それを必要とする哺乳類の被検体に、宿主代謝酵素または生合成酵素の活性を抑制する治療的に有効な量の1つ以上の化合物を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項22】
それを必要とする哺乳類の被検体に、治療的に有効な量の脂肪酸生合成阻害薬およびコレステロール生合成阻害薬、またはそのプロドラッグ、または前記阻害剤またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩を投与する手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項23】
請求項22の方法で、脂肪酸生合成阻害薬がACC [アセチル-CoAカルボキシラーゼ]阻害剤で、コレステロール生合成阻害薬がHMGCoA(3-ヒドロキシ-3-メチル-グルタリル-CoA)レダクターゼ阻害剤であるもの。
【請求項24】
それを必要とする哺乳類の被検体において脂肪酸生合成経路での宿主酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項25】
請求項24の方法で、宿主酵素が以下であるもの。
xcii) アセチルCoAカルボキシラーゼ、
xciii) ATPクエン酸リアーゼ、
xciv) HMG-CoAシンターゼ、
xcv) 脂肪酸シンターゼのドメイン、
xcvi) 脂肪酸シンターゼケト-アシルシンターゼドメイン、
xcvii) 脂肪酸シンターゼチオエステラーゼドメイン、
xcviii) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼ、
xcix) リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼβ、
c) マロニル-CoA脱炭酸酵素、
ci) AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)、
cii) 脂肪酸エロンガーゼ、
ciii) ELOVL(非常に長い鎖の脂肪酸の伸長)、
civ) ステアロイル-CoAデサチュラーゼ1-5、
cv) Δ-6-デサチュラーゼ、または
cvi) Δ-5-デサチュラーゼ。
【請求項26】
それを必要とする哺乳類の被検体において脂肪酸代謝経路での宿主酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項27】
請求項26の方法で、宿主酵素が以下であるもの。
cvii) メチルマロニル補酵素ムターゼ、
cviii) アシル-補酵素カルボキシラーゼβ、
cix) アシル-補酵素Aオキシダーゼ2、分岐鎖、
cx) 推定上のアシル-CoA脱水素酵素、
cxi) 短分岐鎖アシル-補酵素A脱水素酵素、
cxii) 生体異物/中鎖脂肪酸:CoAリガーゼ、
cxiii) エノイル補酵素Aヒドラターゼドメイン(3を含む)、
cxiv) リン脂質スクランブラーゼ1、
cxv) リン脂質スクランブラーゼ2、
cxvi) リン脂質スクランブラーゼ4、
cxvii) 脂肪酸デサチュラーゼ1、
cxviii) カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)、
cxix) 脂肪酸結合タンパク質5(乾癬に関連)、または
cxx) 脂肪酸結合タンパク質3、筋肉および心臓(哺乳類由来成長阻害剤)。
【請求項28】
それを必要とする哺乳類の被検体におけるコレステロール合成または代謝に関与する宿主酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項29】
請求項28の方法で、酵素が以下であるもの。
cxxi) アセチル-CoAアセチルトランスフェラーゼ、
cxxii) HMG-CoAシンターゼ、
cxxiii) HMG-CoAレダクターゼ、
cxxiv) イソペンテニルニリン酸イソメラーゼ、
cxxv) メバロン酸キナーゼ、
cxxvi) ホスホメバロン酸キナーゼ、
cxxvii) ゲラニル-二リン酸塩シンターゼ、
cxxviii) ファルネシル-二リン酸塩シンターゼ、
cxxix) ファルネシル-二リン酸塩ファルネシルトランスフェラーゼ、
cxxx) スクアレンモノオキシゲナーゼ、
cxxxi) ラノステロールシンターゼ、
cxxxii) スクアレンエポキシダーゼ、または
cxxxiii) スクアレンオキシドシクラーゼ。
【請求項30】
それを必要とする哺乳類の被検体における宿主代謝酵素または生合成酵素の活性を低下させる手順から構成される、哺乳動物においてウイルス感染を治療または予防するための方法。
【請求項31】
(i)1つ以上の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物またはプロドラッグの医薬品として容認できる塩、および(ii)医薬品として容認される担体から構成される、治療的に有効な量の組成から成る、ウイルス感染の治療または予防のための薬剤の組成で、化合物が以下のとおりの組成であるもの。
cxxxiv) 式Iの化合物:
【化55】
本書上記の項[00101]-[00108]で定義したもの、
cxxxv) 式IIの化合物:
【化56】
本書上記の項[00109]-[00125]で定義したもの、
cxxxvi) 式IIIの化合物:
【化57】
本書上記の項[00126]-[00132]で定義したもの、
cxxxvii) 式IVの化合物:
【化58】
本書上記の項[00123]-[00141]で定義したもの、
cxxxviii) 式Vの化合物:
【化59】
本書上記の項[00142]-[00151]で定義したもの、
cxxxix) 式VIの化合物:
【化60】
本書上記の項[00152]-[00166]で定義したもの、
cxl) 式VIIの化合物:
【化61】
本書上記の項[00167]-[00179]で定義したもの、
cxli) 式VIIIの化合物:
【化62】
本書上記の項[00180]-[00195]で定義したもの、
cxlii) 式IXの化合物:
【化63】
本書上記の項[00196]-[00210]で定義したもの、
cxliii) 式Xの化合物:
【化64】
本書上記の項[00211]-[00229]で定義したもの、
cxliv) 式XIの化合物:
【化65】
本書上記の項[00230]-[00240]で定義したもの、
cxlv) 式XIIの化合物:
【化66】
本書上記の項[00241]-[00258]で定義したもの、
cxlvi) 式XIIIの化合物:
【化67】
本書上記の項[00259]-[00269]で定義したもの、
cxlvii) 式XIVの化合物:
【化68】
本書上記の項[00270]-[00279]で定義したもの、
cxlviii) 式XVの化合物:
【化69】
本書上記の項[00280]-[00289]で定義したもの、
cxlix) 式XVIの化合物:
【化70】
本書上記の項[00290]-[00299]で定義したもの、
cl) 式XVIIの化合物:
【化71】
本書上記の項[00300]-[00307]で定義したもの、
cli) 式XVIIIの化合物:
【化72】
本書上記の項[00308]-[00309]で定義したもの、
clii) 式XIXの化合物:
【化73】
本書上記の項[00310]-[00311]で定義したもの、
cliii) 式XXの化合物:
【化74】
本書上記の項[00312]-[00313]で定義したもの、
cliv) 式XXIの化合物:
【化75】
本書上記の項[00314]-[00315]で定義したもの、
clv) 式XXIIの化合物:
【化76】
本書上記の項[00316]-[00323]で定義したもの、
clvi) 式XXIIIの化合物:
【化77】
本書上記の項[00452]で定義したもの、
clvii) 式XXIVの化合物:
【化78】
本書上記の項[00324]-[00348]で定義したもの、
clviii) 式XXVの化合物:
【化79】
本書上記の項[00349]-[00364]で定義したもの、
clix) 式XXVIの化合物:
【化80】
本書上記の項[00365]-[00380]で定義したもの、
clx) 式XXVIIの化合物:
【化81】
本書上記の項[00381]-[00395]で定義したもの、
clxi) 式XXVIIIの化合物:
【化82】
本書上記の項[00396]-[00421]で定義したもの、
clxii) 式XXIXの化合物:
【化83】
本書上記の項[00422]-[00425]で定義したもの、
clxiii) 式XXXの化合物:
【化84】
本書上記の項[00426]-[00428]で定義したもの、
clxiv) 式XXXIの化合物:
【化85】
本書上記の項[00429]-[00433]で定義したもの、
clxv) 式XXXIIの化合物:
【化86】
本書上記の項[00447]-[00451]で定義したもの、
clxvi) 式XXXIIIの化合物:
【化87】
本書上記の項[00434]-[00446]および[00452]-[00453]で定義したもの、
clxvii) 式XXXIVの化合物:
【化88】
本書上記の項[00454]-[00477]で定義したもの、
clxviii) 式XXXVの化合物:
【化89】
本書上記の項[00478]-[00492]で定義したもの、
clxix) 式XXXVIの化合物:
【化90】
本書上記の項[00493]-[00521]で定義したもの、
clxx) 式XXXVIIの化合物:
【化91】
本書上記の項[00522]-[00529]で定義したもの、
clxxi) 式XXXVIIIの化合物:
【化92】
本書上記の項[00530]-[00548]で定義したもの、
clxxii) 式XXXIXの化合物:
【化93】
本書上記の項[00549]-[00562]で定義したもの、
clxxiii) 式XLの化合物:
【化94】
本書上記の項[00563]-[00573]で定義したもの、
clxxiv) 式XLIの化合物:
【化95】
本書上記の項[00574]-[00584]で定義したもの、
clxxv) 式XLIIの化合物:
【化96】
本書上記の項[00585]-[00591]で定義したもの、
clxxvi) 式XLIIIの化合物:
【化97】
本書上記の項[00592]-[00607]で定義したもの、
clxxvii) 式XLIVの化合物:
【化98】
本書上記の項[00608]-[00618]で定義したもの、
clxxviii) 式XLVの化合物:
【化99】
本書上記の項[00619]-[00620]で定義したもの、
clxxix) 式XLVIの化合物:
【化100】
本書上記の項[00621]-[00622]で定義したもの、または
clxxx) 式XLVIIの化合物:
【化101】
本書上記の項[00623]-[00624]で定義したもの。
【請求項32】
治療的に有効な量の脂肪酸生合成阻害薬およびコレステロール生合成阻害薬および医薬品として容認される担体から構成されるウイルス感染の治療または予防のための薬剤の組成。
【請求項33】
請求項32の医薬組成物で、脂肪酸生合成阻害薬、ACC [アセチル-CoAカルボキシラーゼ]阻害剤およびコレステロール生合成阻害薬が、HMGCoA(3-ヒドロキシ-3-メチル-グルタリル-CoA)レダクターゼ阻害剤であるもの。
【請求項34】
有効量の4S-ヒドロキシシトラート、2、2-ジフルオロクエン酸、チオール-クエン酸塩、sb201076、sb204990、2-クロロ-1,3、8-トリヒドロキシル-6-メチル-9-アントロン、プルプロン、3-オキソブチルスルホキシル-CoA、CP610431、CP640186、ソラフェン-A、セトキシジム、オルリスタットまたはCT32228、またはその医薬品として容認できる塩をそれを必要とするヒト被験者に投与する手順から構成される、ヒト被験者におけるウイルス感染の治療または予防のための方法。
【請求項35】
請求項1、2、15、17、19、21、22、24、26、28、30、31、32、および34の方法で、ウイルス感染が、ヘパドナウイルス科〔B型肝炎ウイルス(HBV)、ウッドチャック肝炎ウイルス、地リス肝炎ウイルス、アヒルB型肝炎ウイルス、およびアオサギB型肝炎ウイルスを含む〕、ヘルペスウイルス科〔単純ヘルペスウイルス(HSV)1型および2型、水痘帯状疱疹ウイルス、サイトメガロウイルス(CMV)、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)、エプスタイン・バーウイルス(EBV)、ヒトヘルペスウイルス6(変異体AおよびB)、ヒトヘルペスウイルス7、ヒトヘルペスウイルス8、カポジ肉腫関連のヘルペスウイルス(KSHV)、およびBウイルスを含む〕 ポックスウイルス科(Poxviridae)、ワクシニアウイルス科〔痘瘡ウイルス、天然痘ウイルス、サル痘ウイルス、牛痘ウイルス、ラクダ痘ウイルス、マウスポックスウイルス、ラクーン痘ウイルス、伝染性軟属腫ウイルス、オルフウイルス、ミルカー結節ウイルス、ウシ丘疹性口炎ウイルス、羊痘ウイルス、ヤギ痘ウイルス、ランピースキン病ウイルス、鶏痘ウイルス、カナリア痘ウイルス、鳩痘ウイルス、スズメ痘ウイルス、粘液腫ウイルス、野ウサギ線維腫ウイルス、ウサギ線維腫ウイルス、リス線維腫ウイルス、豚痘ウイルス、タナポックスウイルス、およびヤバポックスウイルスを含む〕、フラビウイルス科(Flaviviridae)〔デング熱ウイルス、C型肝炎ウイルス(HCV)、GB肝炎ウイルス(GBV-A、GBV-BおよびGBV-C)、西ナイルウイルス、黄熱病ウイルス、セントルイス脳炎ウイルス、日本脳炎ウイルス、ポワッサンウイルス、ダニ媒介性脳炎ウイルス、およびキャサヌール森林病ウイルスを含む〕、トガウイルス科(Togaviridae)〔ベネズエラウマ脳炎ウイルス、チクングニヤウイルス、ロスリバーウイルス、マヤロウイルス、シンドビス・ウイルス、および風疹ウイルスを含む〕、レトロウイルス(Retroviridae)〔エイズウイルス(HIV)1型および2型、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)1型、2型、および5型、マウス乳がんウイルス(MMTV)、ラウス肉腫ウイルス(RSV)、レンチウイルスを含む〕、コロナウイルス科(Coronaviridae)〔重篤の急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスを含む〕、フィロウイルス科(Filoviridae)〔エボラウイルス、マールブルグウイルスを含む〕、ラブドウイルス科(Rhabdoviridae)〔狂犬病ウイルス、および水疱性口内炎ウイルスを含む〕、ブニアウイルス科(Bunyaviridae)〔クリミア・コンゴ出血性熱ウイルス、リフトバレー熱ウイルス、ラクロスウイルス、およびハンタンウイルスを含む〕、オルソミクソウイルス科(Orthomyxoviridae)〔インフルエンザウイルス(A型、B型、およびC型)を含む〕、パラミクソウイルス科(Paramyxoviridae)〔パラインフルエンザウイルス、呼吸器合胞体ウイルス(A型およびB型)、麻疹ウイルス、およびムンプスウイルスを含む〕、アレナウイルス科(Arenaviridae)〔リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス、フニンウイルス、マクポウイルス、グアナリトウイルス、ラッサ熱ウイルス、Ampariウイルス、フレキサルウイルス、Ippyウイルス、モバラウイルス、モペイアウイルス、ラチノウイルス、パラナウイルス、ピキンデウイルス、タカリベウイルス、およびタミアミウイルスを含む〕、パルボウイルス科(Parvoviridae)〔イヌパルボウイルス、およびパルボウイルスB19を含む〕、サーコウイルス科(Circoviridae)〔ブタサーコウイルス1型および2型、BFDV(嘴羽毛病ウイルス)、およびニワトリ貧血ウイルスを含む〕、ポリオーマウイルス科(Polyomaviridae)〔サルウイルス40(SV40)、JCウイルス、BKウイルス、およびセキセイインコヒナ病ウイルスを含む〕、パピローマウイルス科(Papillomaviridae)〔ヒト乳頭腫ウイルス、およびウシパピローマウイルス(BPV)1型を含む〕、アデノウイルス科(Adenoviridae)〔ヒトアデノウイルス(HAdV-A、HAdV-B、HAdV-C、HAdV-D、HAdV-E、およびHAdV-F)、家禽アデノウイルスA、ヒツジアデノウイルスD、およびカエルアデノウイルスを含む〕、レオウイルス科(Reoviridae)〔ヒトオルビウイルス、ヒトコルチウイルス、哺乳類オルトレオウイルス、ブルータングウイルス、ロタウイルスA、ロタウイルス(B群〜G群)、コロラドダニ熱ウイルス、アクアレオウイルスA、サイポウイルス1、フィジー病ウイルス、イネ萎縮ウイルス、イネラギッドスタントウイルス、イドノレオウイルス1、およびマイコレオウイルス1を含む〕、ビルナウイルス科(Birnaviridae)〔ファブリキウス嚢病ウイルス(bursal disease virus)、膵臓壊死ウイルスを含む〕、カリシウイルス(Caliciviridae)〔ブタ水疱疹ウイルス、ウサギ出血性疾患ウイルス、ノーウォークウイルス、およびサッポロウイルスを含む〕、またはピコルナウイルス科(Picornaviridae)〔ヒトポリオウイルス(1-3)、ヒトコクサッキーウイルスA1-22、24(CA1-22およびCA24、CA23 = エコーウイルス9)、ヒトコクサッキーウイルス(B1-6(CB1-6))、ヒトエコーウイルス1-7、9、11-27、29-33、vilyuish ウイルス、サルエンテロウイルス1-18(SEV1-18)、ブタエンテロウイルス1-11(PEV1-11)、ウシエンテロウイルス1-2(BEV1-2)、A型肝炎ウイルス、ライノウイルス、ヘパトウイルス、心臓ウイルス、アフトウイルス、およびエコーウイルスを含む〕を原因とするもの。
【請求項36】
請求項1、2、15、17、19、21、22、24、26、28、30、31、32、および34の方法で、哺乳動物がヒト被験者である方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公表番号】特表2010−538968(P2010−538968A)
【公表日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−510373(P2010−510373)
【出願日】平成20年6月2日(2008.6.2)
【国際出願番号】PCT/US2008/006959
【国際公開番号】WO2009/023059
【国際公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【出願人】(509329970)ザ トラスティーズ オブ プリンストン ユニバーシティ (2)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年6月2日(2008.6.2)
【国際出願番号】PCT/US2008/006959
【国際公開番号】WO2009/023059
【国際公開日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【出願人】(509329970)ザ トラスティーズ オブ プリンストン ユニバーシティ (2)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]