説明

PPARを調節する二芳香族化合物

本発明は、PPARとして知られている、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体のモジュレーターである、式(I)の新規な二芳香族誘導体に関する。本発明はまた、これらを調製する方法およびヒトまたは獣医学の医薬に使用するための医薬組成物への、あるいは化粧品組成物へのこれらの使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物、
【化1】

[式中、
R1は、−OR6基、−NR6OR6基、NR6R6基を表し、R6は以下に示す意味を有し、
R2は、ハロゲン原子、1-12個の炭素原子を含むアルキル基、−OR7基、−NHR7基、アラルキル基を表し、R7は以下に示す意味を有し、
R3は、1-12個の炭素原子を含むアルキル基、3-12個の炭素原子を含むシクロアルキル基、または配列−(CHR8を表し、mおよびR8は、以下に示す意味を有し、
Xは、以下の配列:
−(CH−NR9−C(Y)−(NR1O)
を表し、w、z、R9、R1OおよびYは、以下に示す意味を有し、
mは0-4の範囲の整数であり、
Yは、酸素または硫黄原子を表し、
zおよびwは、値0または1を取り、
Ar1およびAr2はそれぞれ、(以下に定義される)式のR4またはR5基で場合により置換されている次式の芳香族基、
Ar1に対して:
【化2】

Ar2に対して:
【化3】

を表し、
R4およびR5は、同じか異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、1-12個の炭素原子のアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ポリエーテル基、アラルキル基、アリール基、1-12個の炭素原子のアルキル基またはアラルキル基から選択される、1つの基または同じか異なっていてもよい2つの基で置換されていてもよいアミノ基を表し、
R6は、水素原子、1-7個の炭素原子を含むアルキル基、アリールまたはアラルキル基を表し、
R7は、水素原子、1-7個の炭素原子を含むアルキル基、アリールまたはアラルキル基を表し、
R8は、1-7個の炭素原子を含むアルキル基、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基、−OR11基、置換または非置換アミン官能基を表し、
R9およびR10は、同じか異なっていてもよく、水素原子または1-4個の炭素原子を含むアルキル基を表し、
R11は、水素原子、1-7個の炭素原子を含むアルキル基、アリールまたはアラルキル基を表し、
但し、
R1が−OR6(R6はエチル基である)であり、
R2がメチル基であり、
R3が(CHR8(m=0、R8はフェニル基である)であり、
Xが−(CH−NR9−C(Y)−(NR10)−(z=1、R9はメチル基であり、Y=0、w=0である)であり、
R4およびR5が共に、酸素原子であり、
且つ、Ar1およびAr2が共に、フェニル基である
化合物は除外する]
ならびに医薬として許容されるその塩および溶媒和物および/またはその水和物。
【請求項2】
R1が、−OR6基であり、R6が請求項1に記載の通りであることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R2が、1-7個の炭素原子を含むアルキル基または−OR7基(R7は請求項1に記載の通りである)であることを特徴とする、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
R3が、1-12個の炭素原子を含むアルキル基、または配列−(CHR8(m=0、1または2であり、R8はアリール基、シクロアルキル基またはヘテロアリールを表す)を表すことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項5】
R4およびR5が、水素原子、1-7個の炭素原子を含むアルコキシ基またはポリエーテル基を表すことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
Xが、配列−NR9−C(Y)−NR10−または配列−CH−NR9−C(Y)−を表し、R9、R1OおよびYが請求項1に記載の通りであることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
R9が、優先的に水素または1-4個の炭素原子を含むアルキル基であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
R1が−OR6基(R6は水素原子である)を表し、
R2が、1-4個の炭素原子を含むアルキル基、−OR7基−(R7は1-4個の炭素原子を含むアルキル基を表す)を表し、
R3が、3-8個の炭素原子を含むアルキル基、シクロヘキシル基、配列−(CH−R8(R8は、メチル基、メトキシ基またはトリフルオロメチル基で場合により置換されているフェニル基を表す)を表し、
mが、0、1または2に等しく、
Xが配列−NR9−C(Y)−NR10−または配列−CH−NR9C(Y)−(R9は、水素、メチル基を表し、R1Oは水素原子を表し、Yは酸素原子を表す)を表し、
R4が、水素原子、1-7個の炭素原子を含むアルコキシ基、ポリエーテル基を表し、
R5が、水素原子を表し、
Ar1およびAr2がそれぞれ、フェニル基およびピリジル基から選択される芳香環を表すことを特徴とする、請求項1に記載の化合物、ならびに医薬として許容されるその塩および溶媒和物および/またはその水和物。
【請求項9】
以下の化合物から選択される請求項1に記載の化合物、ならびに医薬として許容されるその塩および溶媒和物および/またはその水和物。
1−(Z)−2−エトキシ−3−{3’−[(メチルオクタノイルアミノ)メチル]ビフェニル−4−イル}アクリル酸
2−(Z)−2−エトキシ−3−{4−[6−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}アクリル酸
3−(Z)−2−エトキシ−3−{4−[6−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}アクリル酸
4−(Z)−2−エトキシ−3−{6−[3−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}アクリル酸塩酸塩
5−(E)−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メチルアクリル酸
6−(Z)−2−フルオロ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
7−2−[1−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]メト−(E)−イリデン]酪酸
8−2−[1−[3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]メト−(E)−イリデン]ペンタン酸
9−2−[1−[3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]メト−(E)−イリデン]酪酸
10−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−フェネチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
11−(Z)−3−[3’−(3−ブチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
12−メチル(Z)−3−[3’−(3−ブチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリレート
13−(Z)−2−メトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
14−メチル(Z)−3−[3’−(3−シクロヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリレート
15−(Z)−3−[3’−(3−シクロヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
16−(Z)−2−メトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−フェネチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
17−メチル(Z)−2−メトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−フェニルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリレート
18−(Z)−2−メトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−フェニルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
19−(E)−3−{3’−[(ベンゾイルメチルアミノ)メチル]−2−ブトキシビフェニル−4−イル}−2−メチルアクリル酸
20−(E)−3−(2−ブトキシ−3’−{[(4メトキシベンゾイル)メチルアミノ]メチル}ビフェニル−4−イル)−2−メチルアクリル酸
21−(E)−3−(2−ブトキシ−3’−{[(3−メトキシベンゾイル)メチルアミノ]メチル}ビフェニル−4−イル)−2−メチルアクリル酸
22−2−[1−{3’−[(ベンゾイルメチルアミノ)メチル]−2−ブトキシビフェニル−4−イル}メト−(E)−イリデン]酪酸
23−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(1−メチル−3−フェネチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
24−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
25−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
26−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
27−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
28−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−ブチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
29−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−ブチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
30−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−シクロヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
31−(E)−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)−2−プロポキシビフェニル−4−イル]−2−メチルアクリル酸
32−(E)−3−[2−エトキシ−3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メチルアクリル酸)
33−2−[1−[2−エトキシ−3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]メト−(E)−イリデン]酪酸
34−(E)−3−[2−ブトキシ−3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メチルアクリル酸
35−(E)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メチルアクリル酸
36−2−[1−[2−ブトキシ−3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]メト−(E)−イリデン]酪酸
37−2−[1−[2−ブトキシ−3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]メト−(E)−イリデン]酪酸
38−(Z)−2−エトキシ−3−[2−(2−エトキシエトキシ)−3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
39−(Z)−3−[2−(2−エトキシエトキシ)−3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
40−(E)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
41−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸のL−アルギニン塩
42−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸のL−アルギニン塩
43−(Z)−3−[3’−(3−ブチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
44−(Z)−3−[3’−(3−シクロヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
45−(Z)−2−エトキシ−3−(3’−{3−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−1−メチルウレイド}ビフェニル−4−イル)アクリル酸
46−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−フェニルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
47−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−p−トリルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
48−(Z)−2−エトキシ−3−{3’−[1−メチル−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)ウレイド]ビフェニル−4−イル}アクリル酸
49−(Z)−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
50−2−[1−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]メト−(E)−イリデン]ペンタン酸
51−(Z)−3−[2−ブトキシ−3’−(3−ヘプチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
52−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
53−(Z)−3−{3’−[3−(4−ブチルフェニル)−1−メチルウレイド]ビフェニル−4−イル}−2−エトキシアクリル酸
54−(Z)−2−エトキシ−3−{3’−[3−(4−エチルフェニル)−1−メチルウレイド]ビフェニル−4−イル}アクリル酸
55−(Z)−2−エトキシ−3−{3’−[3−(4−エトキシフェニル)−1−メチルウレイド]ビフェニル−4−イル}アクリル酸
56−(Z)−3−{3’−[3−(4−ブトキシフェニル)−1−メチルウレイド]ビフェニル−4−イル}−2−エトキシアクリル酸
57−(E)−2−メチル−3−[3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
58−(E)−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルチオウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メチルアクリル酸
59−(Z)−2−エトキシ−3−{3’−[1−メチル−3−(3−フェニルプロピル)ウレイド]ビフェニル−4−イル)アクリル酸
60−(Z)−2−エトキシ−3−(3’−{[(3−1H−インドール−3−イルプロピオニル)メチルアミノ]メチル}ビフェニル−4−イル)−アクリル酸
61−(Z)−2−ベンジルオキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
62−メチル(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリレート
63−ベンジル(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリレート
64−フェニル(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリレート
65−(Z)−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−プロポキシアクリル酸
66−(Z)−2エトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−ナフタレン−2−イルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
67−(Z)−3−{3’−[3−(4−ジメチルアミノフェニル)−1−メチルウレイド]ビフェニル−4−イル}−2−エトキシアクリル酸
68−(Z)−3−[3’−(3−ベンゾ[1.2.5]チアジアゾール−5−イル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
69−(Z)−2−エトキシ−3−(3’−{[メチル−(1−メチルピペリジン−3−カルボニル)アミノ]メチル}ビフェニル−4−イル)アクリル酸
70−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
71−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
72−(Z)−3−[3’−(3−ヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メトキシアクリル酸
73−(E)−3−{3’−[(ベンゾイルメチルアミノ)メチル]ビフェニル−4−イル}−2−メチルアクリル酸
74−エチル(Z)−2−エトキシ−3−(3’−[(メチルオクタノイルアミノ)メチル]ビフェニル−4−イル}アクリレート
75−エチル(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリレート
76−エチル(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリレート
77−エチル(E)−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−2−メチルアクリレート
78−(Z)−2−エトキシ−3−(3’−{3−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−1−メチルウレイド}ビフェニル−4−イル)アクリル酸
79−(Z)−2−エトキシ−3−{3’−[1−メチル−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)ウレイド]ビフェニル−4−イル}アクリル酸
80−(Z)−2−エトキシ−3−[3−フルオロ−3’−(3−ヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
81−(Z)−2−メトキシ−3−[3−フルオロ−3’−(3−ペンチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
82−(Z)−2−エトキシ−3−[2−フルオロ−3’−(3−ヘキシル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
83−(Z)−2−メトキシ−3−[2−フルオロ−3’−(3−ペンチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
84−(Z)−2−エトキシ−3−[2’−メチル−5’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
85−(Z)−2−メトキシ−3−[2’−メチル−5’−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
86−(Z)−2−エトキシ−3−[2−メチル−3’−(3−ペンチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
87−(Z)−2−メトキシ−3−[2−メチル−3’−(3−ペンチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]アクリル酸
88−(Z)−2−エトキシ−3−(3’−{[(4−メトキシベンゾイル)メチルアミノ]メチル}−2−メチルビフェニル−4−イル)−アクリル酸
89−(Z)−2−メトキシ−3−(3’−{[(4−メトキシベンゾイル)メチルアミノ]メチル}−2−メチルビフェニル−4−イル)アクリル酸
90−(Z)−2−エトキシ−3−(2−メトキシ−3’−{[メチル−(4−トリフルオロメチルベンゾイル)アミノ]メチル}−ビフェニル−4−イル)アクリル酸
91−(Z)−2−メトキシ−3−(2−メトキシ−3’−{[メチル−(4−トリフルオロメチルベンゾイル)アミノ]メチル}−ビフェニル−4−イル)アクリル酸
92−(Z)−3−(4−{6−[3−(4−ブトキシフェニル)−1−メチルウレイド]ピリド−2−イル}フェニル)−2−エトキシアクリル酸
93−(E)−2−メチル−3−{4−[6−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}アクリル酸
94−(E)−3−{4−[6−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}−2−メチルアクリル酸
95−2−[1−{6−[3−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}メト−(E)−イリデン]ペンタン酸
96−(Z)−2−フルオロ−3−{4−[4−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}アクリル酸
97−(Z)−2−エトキシ−3−{4−[4−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ピリミジン−2−イル]フェニル}アクリル酸
98−(Z)−2−メトキシ−3−{4−[6−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}アクリル酸
99−(E)−2−{4−[6−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ピリド−2−イル]ベンジリデン}酪酸
100−(Z)−2−エトキシ−3−{6−[3−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}アクリル酸
101−エチル(Z)−2−エトキシ−3−{4−[6−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}アクリレート
102−エチル(Z)−2−エトキシ−3−{4−[6−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)ピリド−2−イル]フェニル}アクリレート
103−エチル(Z)−2−エトキシ−3−{6−[3−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}アクリレート
104−(E)−2−メチル−3−{5−[3−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)フェニル]ピラジン−2−イル}アクリル酸
105−(Z)−2−エトキシ−3−{4−[2−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ピリミジン−4−イル]フェニル}アクリル酸
106−(Z)−2−エトキシ−3−{6−[3−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}−N−ヒドロキシアクリルアミド
107−(Z)−2−エトキシ−3−{6−[3−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}−N−メトキシアクリルアミド
108−(Z)−3−{6−[3−(3−ブチル−1−メチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}−2−メトキシアクリル酸
109−(Z)−3−{6−[3−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}−2−メトキシアクリル酸
110−(Z)−2−メトキシ−3−{6−[3−(1−メチル−3−ペンチルウレイド)フェニル]ピリド−3−イル}アクリル酸
111−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−N−ヒドロキシアクリルアミド
112−(Z)−2−エトキシ−3−[3’−(3−ヘプチル−1−メチルウレイド)ビフェニル−4−イル]−N−メトキシアクリルアミド
113−(Z)−3−[3’−(3−ブチル−1−メチルウレイドメチル)ビフェニル−4−イル]−2−エトキシアクリル酸
114−(Z)−2−エトキシ−3−(4−{6−[3−(4−メトキシフェニル)−1−エチルウレイド]ピリド−2−イル}フェニル)アクリル酸
115−(Z)−2−エチルアミノ−3−{3’−[1−メチル−3−(3−フェニルプロピル)ウレイド]ビフェニル−4−イル}アクリル酸
【請求項10】
医薬としての請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の1つを、医薬として許容される少なくとも1種の賦形剤と組み合わせて含む医薬組成物。
【請求項12】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物(複数可)の濃度が、組成物の総重量に対して0.001から10重量%の間であることを特徴とする、請求項11に記載の組成物。
【請求項13】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物(複数可)の濃度が、組成物の総重量に対して0.01から1重量%の間であることを特徴とする、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
生理学的に許容される担体中に、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の少なくとも1つを含むことを特徴とする化粧品組成物。
【請求項15】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物(複数可)の濃度が、組成物の総重量に対して0.001から3重量%の間であることを特徴とする、請求項14に記載の組成物。
【請求項16】
請求項14または15に記載の組成物の、体または毛髪の衛生のための美容使用。
【請求項17】
皮膚の脂質代謝を制御および/または回復するための組成物の製造における、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項18】
細胞分化および増殖に関連する角質化障害に伴う皮膚科学的愁訴、特に、尋常性座瘡、面皰、多形、酒さ性座瘡、結節嚢胞性座瘡、集簇性座瘡、老人性座瘡、ならびに日光座瘡、医薬関連座瘡または職業性座瘡などの二次的座瘡のための治療、
魚麟癬、魚麟癬様の状態、ダリエー病、掌蹠角皮症、白斑症および白斑症様の状態、ならびに皮膚または粘膜(口腔内)の苔癬、
炎症性免疫アレルギー要素を伴い、細胞増殖障害を伴うまたは伴わない皮膚科学的愁訴、特に、皮膚、粘膜または爪の乾癬、乾癬性リウマチ、湿疹などの皮膚アトピー、呼吸器アトピー、あるいは歯肉肥大、
良性または悪性にかかわらず、ウイルス由来か否かにかかわらず、真皮または表皮の増殖、特に、尋常性いぼ、扁平いぼおよびいぼ状表皮異形成、口腔乳頭腫症またはフロリド乳頭腫症、Tリンパ腫、
特に基底細胞および有棘細胞上皮腫の場合における、紫外線照射によって誘発され得る増殖、
前癌性皮膚病変、特に角化棘細胞腫、
免疫性皮膚病、特に紅斑性狼蒼、
免疫水泡性疾患、
膠原病、特に強皮症、
免疫学的要素を伴う、皮膚科学的または全身性愁訴、
UV線への暴露に起因する皮膚障害、皮膚の光誘導性または経時的老化、光線性の色素沈着および角化症、あるいは経時的または光線老化に伴う任意の疾患、特に乾燥症、
皮脂腺機能障害、特に、座瘡の脂漏過多、単純脂漏症または脂漏性皮膚炎、
瘢痕形成障害またはストレッチマーク、
色素沈着障害、例えば、色素沈着過剰、黒皮症、色素沈着減少または白斑、
脂質代謝愁訴、例えば、肥満症、高脂血症、インスリン非依存性糖尿病またはX症候群、
炎症性愁訴、例えば関節炎、
癌性または前癌性の状態、
種々の原因の脱毛症、特に化学療法または放射線に起因する脱毛症、
免疫系の障害、例えば、喘息、I型糖尿病、多発性硬化症、または免疫系のその他の選択的機能障害、および
心血管系の愁訴、例えば、動脈硬化症または高血圧症
を治療するための組成物の製造における、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項19】
以下の式(8)の化合物
【化4】

[式中、R2、R4、R5、R6、Ar1、Ar2は、式(I)の化合物に対して定義された通りであり、R’は、−NO、−NR9G、−CH−NR9G(R9は式(I)の化合物対して定義された通りであり、Gは、アミン保護基または水素原子である)を表す]
で開始して、請求項1から9のいずれか一項に記載の式(I)の化合物を調製する方法であって、(8)のニトロ基をアミノ基に還元した後または(8)のアミンを脱保護した後、以下の段階:
a)R’が−NHR9を表す化合物に対しては、イソシアネートもしくはチオイソシアネートへの添加、または、ニトロフェニルクロロホルメートとの反応とそれに続くアミンとの反応のいずれか、
あるいは、R’が−CH−NHR9を表す化合物に対しては、カルボン酸ハライドまたはチオカルボン酸ハライドへの添加、
b)場合により、a)で得られる化合物の、例えば、テトラヒドロフラン、メタノールおよび水の混合物中で、水酸化ナトリウムの存在下でのけん化反応、
c)場合により、b)で得られる化合物の、塩化オキサリルとの反応、続いてヒドロキシルアミンまたはO置換ヒドロキシルアミンとの反応
を含むことを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2009−513620(P2009−513620A)
【公表日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−537238(P2008−537238)
【出願日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際出願番号】PCT/IB2006/003956
【国際公開番号】WO2007/049158
【国際公開日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【出願人】(599045604)ガルデルマ・リサーチ・アンド・デヴェロップメント (117)
【Fターム(参考)】