説明

印刷可能半導体素子を製造して組み立てるための方法及びデバイス

本発明は、印刷可能半導体素子を製造するとともに、印刷可能半導体素子を基板表面上に組み立てるための方法及びデバイスを提供する。本発明の方法、デバイス、デバイス部品は、幅広いフレキシブル電子デバイス及び光電子デバイス並びにデバイスの配列を高分子材料を備える基板上に形成することができる。また、本発明は、伸張形態で良好な性能が得られる伸縮可能な半導体構造及び伸縮可能な電子デバイスも提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の電極と、
第2の電極と、
前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、単一無機半導体構造を備え、約20%以上の前記第1及び第2の電極間の充填比を与える印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイス。
【請求項2】
前記印刷可能半導体素子が、約50%以上の前記第1及び第2の電極間の充填比を与える、請求項1に記載の電気デバイス。
【請求項3】
前記印刷可能半導体素子が、マイクロ構造の印刷可能半導体素子又はナノ構造の印刷可能半導体素子を備える、請求項1に記載の電気デバイス。
【請求項4】
前記印刷可能半導体素子が、
リボンと、
板状体と、
柱と、
円筒と、
ディスクと、
ブロックと、
から成るグループから選択される形状を有している、請求項1に記載の電気デバイス。
【請求項5】
少なくとも1つの更なる印刷可能半導体素子を更に備え、更なる印刷可能半導体素子が前記第1及び第2の電極と電気的に接触している、請求項1に記載の電気デバイス。
【請求項6】
第1の電極と、
第2の電極と、
前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、約500ナノメートル以上の少なくとも1つの断面寸法を有する単一無機半導体構造を備える印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイス。
【請求項7】
前記単一無機半導体構造が、約10ナノメートル以上の厚さと、約100ナノメートル以上の幅と、約1ミクロン以上の長さとを有している、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項8】
前記単一無機半導体構造が、約10ナノメートル〜約100ミクロンの範囲から選択される厚さと、約100ナノメートル〜約1ミリメートルの範囲から選択される幅と、約1ミクロン〜約1ミリメートルの範囲から選択される長さとを有している、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項9】
前記単一無機半導体構造が、幅に対する長さの比が約10以下である、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項10】
前記単一無機半導体構造が、幅に対する長さの比が約1.5以下である、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項11】
前記単一無機半導体構造が、幅に対する厚さの比が約0.1以下である、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項12】
前記印刷可能半導体素子が、マイクロ構造の印刷可能半導体素子又はナノ構造の印刷可能半導体素子を備える、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項13】
前記印刷可能半導体素子が、
リボンと、
板状体と、
柱と、
円筒と、
ディスクと、
ブロックと、
から成るグループから選択される形状を有している、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項14】
少なくとも1つの更なる印刷可能半導体素子を更に備え、更なる印刷可能半導体素子が前記第1及び第2の電極と電気的に接触している、請求項6に記載の電気デバイス。
【請求項15】
第1の電極と、
第2の電極と、
前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、単一無機半導体構造を備え、前記無機半導体構造中の重金属不純物の濃度が原子100万個につき1以下である印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイス。
【請求項16】
前記無機半導体構造中の重金属不純物の濃度が、原子10億個につき100以下である、請求項15に記載の電気デバイス。
【請求項17】
前記無機半導体構造が、単結晶半導体材料、多結晶半導体材料を備えている、請求項15に記載の電気デバイス。
【請求項18】
前記無機半導体構造がドープ結晶半導体材料を備える、請求項15に記載の電気デバイス。
【請求項19】
少なくとも1つの更なる印刷可能半導体素子を更に備え、更なる印刷可能半導体素子が前記第1及び第2の電極と電気的に接触している、請求項15に記載の電気デバイス。
【請求項20】
第1の電極と、
第2の電極と、
前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、前記第1の電極、前記第2の電極又はこれらの両方に対するその位置が約50ミクロンの範囲内となるように選択される印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイス。
【請求項21】
前記第1の電極、前記第2の電極又はこれらの両方に対する前記印刷可能半導体素子の位置が約20ミクロンの範囲内となるように選択される、請求項20に記載の電気デバイス。
【請求項22】
前記第1の電極、前記第2の電極又はこれらの両方に対する前記印刷可能半導体素子の位置が約5ミクロンの範囲内となるように選択される、請求項20に記載の電気デバイス。
【請求項23】
前記印刷可能半導体素子が第1及び第2の端部で終端する長さで延びており、前記印刷可能半導体素子の前記第1の端部が前記第1の電極から5ミクロンの範囲内に位置され、前記印刷可能半導体素子の前記第2の端部が前記第2の電極から5ミクロンの範囲内に位置されている、請求項20に記載の電気デバイス。
【請求項24】
前記第1及び第2の電極が、前記印刷可能半導体素子の長さの50%よりも長い距離だけ離間されている、請求項20に記載の電気デバイス。
【請求項25】
少なくとも1つの更なる印刷可能半導体素子を更に備え、更なる印刷可能半導体素子が前記第1及び第2の電極と電気的に接触している、請求項20に記載の電気デバイス。
【請求項26】
トランジスタと、
太陽電池と、
フォトダイオードと、
発光ダイオードと、
マイクロ電子機械デバイスと、
ナノ電子機械デバイスと、
レーザと、
P−N接合と、
センサと、
メモリデバイスと、
相補型論理回路と、
から成るグループから選択されるデバイスを備えている、請求項20に記載の電気デバイス。
【請求項27】
第1の電極と、
第2の電極と、
それぞれが前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、それぞれが単一無機半導体構造を備え、約20%以上の前記第1及び第2の電極間の充填比を与える複数の印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイスの配列。
【請求項28】
第1の電極と、
第2の電極と、
それぞれが前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、それぞれが約500ナノメートル以上の少なくとも1つの断面寸法を有する単一無機半導体構造を備える複数の印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイスの配列。
【請求項29】
第1の電極と、
第2の電極と、
それぞれが前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、それぞれが単一無機半導体構造を備え、前記各無機半導体構造中の重金属不純物の濃度が原子100万個につき1以下である複数の印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイスの配列。
【請求項30】
第1の電極と、
第2の電極と、
それぞれが前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置されるとともに、前記第1の電極、前記第2の電極又はこれらの両方に対するそれぞれの位置が約50ミクロンの範囲内となるように選択される複数の印刷可能半導体素子と、
を備える電気デバイスの配列。
【請求項31】
前記印刷可能半導体素子が、選択されたアライメント軸に対して略長手方向に向けられている、請求項30に記載の電気デバイスの配列。
【請求項32】
前記選択されたアライメント軸が、前記第1及び第2の電気接点の最も近い点を接続する軸に沿って延びている、請求項31に記載の電気デバイスの配列。
【請求項33】
前記第1の電極、前記第2の電極又はこれらの両方に対する前記各印刷可能半導体素子の位置が約5ミクロンの範囲内となるように選択される、請求項30に記載の電気デバイスの配列。
【請求項34】
前記各印刷可能半導体素子が第1及び第2の端部で終端する長さで延びており、前記印刷可能半導体素子の前記第1の端部のそれぞれが前記第1の電極から5ミクロンの範囲内に位置され、前記印刷可能半導体素子の前記第2の端部のそれぞれが前記第2の電極から5ミクロンの範囲内に位置されている、請求項30に記載の電気デバイスの配列。
【請求項35】
前記各印刷可能半導体素子の互いに対する位置が、約5ミクロンの範囲内となるように選択される、請求項30に記載の電気デバイスの配列。
【請求項36】
基板の受け面上に印刷可能半導体素子を組み立てるための方法であって、
単一無機半導体構造を備える前記印刷可能半導体素子を設けるステップと、
前記印刷可能半導体素子を、接触面を有するコンフォーマブルな転写デバイスと接触させ、前記接触面と前記印刷可能半導体素子との間の接触が前記印刷可能半導体素子を前記接触面に対して結合させ、それにより、前記印刷可能半導体素子がその上に配置された前記接触面が形成されるステップと、
前記接触面上に配置された前記印刷可能半導体素子を前記基板の前記受け面と接触させるステップと、
前記コンフォーマブルな転写デバイスの前記接触面と前記印刷可能半導体素子とを分離させ、前記印刷可能半導体素子が前記受け面上に転写され、それにより、前記基板の前記受け面上に前記印刷可能半導体素子を組み立てるステップと、
を備える方法。
【請求項37】
前記コンフォーマブルな転写デバイスの接触面と前記印刷可能半導体素子の外面との間でコンフォーマル接触が成される、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記印刷可能半導体素子がその上に配置された前記接触面と前記基板の前記受け面との間でコンフォーマル接触が成される、請求項36に記載の方法。
【請求項39】
前記接触面上に配置された前記半導体素子が、約5cmに等しい受け面の面積にわたって約25ミクロン以上の配置精度をもって前記受け面の選択された領域と接触される、請求項36に記載の方法。
【請求項40】
前記受け面上には接着層が設けられ、前記印刷可能半導体素子が、前記基板の前記受け面に対する前記印刷可能半導体素子の転写中に前記接着層と接触される、請求項36に記載の方法。
【請求項41】
前記基板の前記受け面が、約10ミクロン〜約10メートルの範囲にわたって選択される曲率半径を有する湾曲面である、請求項36に記載の方法。
【請求項42】
前記コンフォーマブルな転写デバイスがエラストマースタンプを備えている、請求項36に記載の方法。
【請求項43】
前記印刷可能半導体素子をコンフォーマブルな転写デバイスと接触させる前記ステップ、前記接触面上に配置された前記印刷可能半導体素子を前記基板の前記受け面と接触させる前記ステップ、及び前記コンフォーマブルな転写デバイスの前記接触面と前記印刷可能半導体素子とを分離させる前記ステップが、前記印刷可能半導体素子を前記受け面上に乾式転写印刷する工程を備える、請求項36に記載の方法。
【請求項44】
前記印刷可能半導体素子を設ける前記ステップが、マザー基板上に選択された方向で前記半導体素子を設ける工程を備え、前記半導体素子の前記選択された方向が、前記マザー基板と前記印刷可能半導体素子とを結合するアライメント維持要素により、前記接触面との接触中に維持される、請求項36に記載の方法。
【請求項45】
前記接触面上に配置された前記印刷可能半導体素子を前記基板の前記受け面と接触させる前記ステップでは、デバイスが前記アライメント維持要素を解放し、それにより、前記印刷可能半導体素子が前記マザー基板から解放される、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
それぞれが単一無機半導体構造を備える更なる複数の印刷可能半導体素子を設けるステップと、
前記印刷可能半導体素子を、接触面を有するコンフォーマブルな転写デバイスと接触させ、前記接触面と前記印刷可能半導体素子との間の接触が前記印刷可能半導体素子を前記接触面に対して結合させるとともに、前記印刷可能半導体素子の選択されたパターンを備える相対的な方向で前記印刷可能半導体素子がその上に配置された前記接触面を形成するステップと、
前記接触面上に配置された前記印刷可能半導体素子を前記基板の前記受け面と接触させるステップと、
前記コンフォーマブルな転写デバイスの前記接触面と前記印刷可能半導体素子とを分離させ、前記選択されたパターンを備える前記相対的な方向で前記印刷可能半導体素子が前記受け面上に転写されるステップと、
を更に備える、請求項36に記載の方法。
【請求項47】
前記印刷可能半導体素子が、前記選択されたパターンを備える前記相対的な方向でマザー基板上に設けられ、前記相対的な方向が前記受け面に対する転写中に維持される、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記コンフォーマブルな転写デバイスが、前記印刷可能半導体素子の全てではなく選択された印刷可能半導体素子と接触面との間でコンフォーマル接触を形成し、それにより、前記選択されたパターンを備える前記相対的な方向でその上に前記印刷可能半導体素子が配置された前記接触面を形成し、前記相対的な方向が前記受け面に対する転写中に維持される、請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記コンフォーマブルな転写デバイスの接触面上に接着材料のパターンが設けられ、接着材料の前記パターンの少なくとも一部が印刷可能半導体素子の前記選択されたパターンに対応している、請求項46に記載の方法。
【請求項50】
半導体素子の前記選択されたパターンが前記基板の前記受け面上に良好な忠実度で形成される、請求項46に記載の方法。
【請求項51】
前記コンフォーマブルな転写デバイスが、前記選択されたパターンに対応する相対位置を有する複数の接触面を有している、請求項46に記載の方法。
【請求項52】
前記基板がプラスチック基板である、請求項36に記載の方法。
【請求項53】
トランジスタと、
太陽電池と、
フォトダイオードと、
発光ダイオードと、
マイクロ電子機械デバイスと、
ナノ電子機械デバイスと、
レーザと、
P−N接合と、
相補型論理回路と、
から成るグループから選択される電気デバイスを製造するための方法を備える、請求項36に記載の方法。
【請求項54】
基板の受け面上に印刷可能半導体素子を組み立てるための方法であって、
単一無機半導体構造を備える前記印刷可能半導体素子を設け、前記印刷可能半導体素子が約500ナノメートル以上の少なくとも1つの断面寸法を有するステップと、
前記半導体素子を溶媒中に分散させ、それにより、前記溶媒中に前記半導体素子を備える懸濁液を形成するステップと、
前記懸濁液を前記受け面上にソリューション印刷することにより前記半導体素子を前記基板へ供給し、それにより、前記受け面上に前記半導体素子を組み立てるステップと、
を備える方法。
【請求項55】
前記懸濁液を前記受け面上にソリューション印刷することにより前記半導体素子を前記基板へ供給する前記ステップが、
インクジェット印刷と、
熱転写印刷と、
毛管作用印刷と、
スクリーン印刷と、
から成るグループから選択される印刷技術を使用する、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記半導体素子を選択された方向で前記受け面の選択された領域へと方向付けるステップを更に備える、請求項54に記載の方法。
【請求項57】
前記半導体素子が、静電気力、静磁気力又は音波を用いて選択された方向で前記受け面の前記選択された領域へと方向付けられる、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
更なる印刷可能半導体素子を設け、前記更なる印刷可能半導体素子のそれぞれが約500ナノメートル以上の少なくとも1つの断面寸法を有するステップと、
前記半導体素子を前記溶媒中に分散させ、それにより、前記溶媒中に前記半導体素子を備える懸濁液を形成するステップと、
前記懸濁液を前記受け面上にソリューション印刷することにより前記半導体素子を前記基板へ供給し、それにより、前記受け面上に前記半導体素子を組み立てるステップと、
を更に備える、請求項54に記載の方法。
【請求項59】
前記半導体素子に結合する前記受け面の結合領域を設けるステップと、
前記半導体素子を前記受け面の前記結合領域に対して結合させるステップと、
を更に備える、請求項54に記載の方法。
【請求項60】
前記結合領域が親水性又は疎水性である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記基板がプラスチック基板である、請求項54に記載の方法。
【請求項62】
トランジスタと、
太陽電池と、
フォトダイオードと、
発光ダイオードと、
マイクロ電子機械デバイスと、
ナノ電子機械デバイスと、
レーザと、
P−N接合と、
相補型論理回路と、
から成るグループから選択される電気デバイスを製造するための方法を備える、請求項54に記載の方法。
【請求項63】
前記印刷可能半導体素子がハンドル素子を更に備え、前記方法が、前記ハンドル素子を使用して前記半導体素子を選択された方向で前記受け面の選択された領域へと方向付けることを更に備える、請求項54に記載の方法。
【請求項64】
印刷可能半導体素子を製造するための方法であって、
外面を有するウエハを設け、前記ウエハが無機半導体材料を備えるステップと、
マスクを適用することにより前記外面の選択された領域をマスキングするステップと、
前記ウエハの前記外面をエッチングすることにより、レリーフ構造と前記ウエハの少なくとも1つの露出面とを形成し、前記レリーフ構造が1つのマスキングされた側と1つ以上のマスキングされていない側とを有するステップと、
前記レリーフ構造の前記マスキングされていない側の少なくとも一部に対してマスクを適用するステップと、
前記ウエハの前記露出面を少なくとも部分的にエッチングすることにより、前記印刷可能半導体素子を製造するステップと、
を備える方法。
【請求項65】
前記印刷可能半導体素子が、アライメント維持要素により前記ウエハに対して接続される、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
誘電体層を前記外面上に堆積させるステップを更に備え、前記半導体素子が誘電体と接触する無機半導体構造を備える、請求項64に記載の方法。
【請求項67】
前記外面上に誘電体層を堆積させ、前記誘電体層が外側と反対側の内側を有し、前記誘電体層の前記外側が前記ウエハの前記外面と接触するステップと、
前記誘電体層の前記外側上に導電層を堆積させるステップと、
を更に備え、
前記半導体素子が無機半導体構造と誘電体と電極とを備え、前記誘電体が前記結晶半導体構造と前記電極との間に位置されている、請求項64に記載の方法。
【請求項68】
1つ以上のアライメント維持要素を介してマザーウエハに対して接続される印刷可能半導体素子を製造するための方法であって、
外面を有する前記マザーウエハを設け、前記ウエハが無機半導体材料を備えるステップと、
マスクを適用することにより前記外面の選択された領域をマスキングするステップと、
前記ウエハの前記外面をエッチングすることにより、レリーフ構造と前記ウエハの少なくとも1つの露出面とを形成し、前記レリーフ構造が1つのマスキングされた側と1つ以上のマスキングされていない側とを有するステップと、
前記ウエハの前記露出面をエッチングするステップと、
前記レリーフ構造の完全な解放が妨げられるように前記露出面のエッチングを停止させ、それにより、1つ以上のアライメント維持要素を介してマザーウエハに対して接続される前記印刷可能半導体素子を製造するステップと、
を備える方法。
【請求項69】
前記印刷可能半導体素子が第1の端部及び第2の端部を有するピーナッツ形状を成し、前記アライメント維持要素が、前記印刷可能半導体素子の前記第1及び第2の端部を前記マザーウエハに対して接続する、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記印刷可能半導体素子が第1の端部及び第2の端部を有するリボン形状を成し、前記アライメント維持要素が、前記印刷可能半導体素子の前記第1及び第2の端部を前記マザーウエハに対して接続する、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
印刷可能半導体素子を製造するための方法であって、
外面を有するウエハを設け、前記ウエハが無機半導体を備えるステップと、
第1のマスクを適用することにより前記外面の選択された領域をマスキングするステップと、
前記ウエハの前記外面をエッチングすることにより、複数のレリーフ構造を形成するステップと、
前記ウエハをアニールすることにより、アニール外面を形成するステップと、
第2のマスクを適用することにより前記アニール外面の選択された領域をマスキングするステップと、
前記アニール外面をエッチングすることにより、前記印刷可能半導体素子を形成するステップと、
を備える方法。
【請求項72】
前記印刷可能半導体素子がアライメント維持要素を介して前記ウエハに対して接続される、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
印刷可能半導体素子を製造するための方法であって、
外面を有する超薄ウエハを設け、前記ウエハが無機半導体を備え且つ前記外面と直交する軸に沿う選択された厚さを有するステップと、
マスクを適用することにより前記外面の選択された領域をマスキングするステップと、
前記ウエハの前記外面をエッチングし、前記ウエハが前記外面と直交する前記軸に沿う前記厚さの全体にわたってエッチングされ、それにより、前記印刷可能半導体素子を形成するステップと、
を備える方法。
【請求項74】
単一結晶無機半導体構造と、
前記結晶無機半導体構造に接続された少なくとも1つのハンドル素子と、
を備える印刷可能半導体素子。
【請求項75】
前記ハンドル素子が、磁場、電場、又は、これらの両方に対して応答する、請求項74に記載の印刷可能半導体素子。
【請求項76】
前記ハンドル素子が強磁性材料を備える、請求項74に記載の印刷可能半導体素子。
【請求項77】
2つのハンドル素子を備える、請求項74に記載の印刷可能半導体素子。
【請求項78】
前記単一結晶無機半導体構造が、中心軸に沿って延び且つ前記中心軸に沿って第1の端部及び第2の端部で終端するリボンであり、前記ハンドル素子が前記リボンの前記第1及び第2の端部に設けられている、請求項74に記載の印刷可能半導体素子。
【請求項79】
基板の受け面上に印刷可能半導体素子を組み立てるための方法であって、
単一結晶無機半導体構造及びハンドル素子を備える前記半導体素子を設けるステップと、
溶媒中に前記半導体素子を分散させることにより、前記溶媒中に前記半導体素子を備える懸濁液を形成するステップと、
前記懸濁液を前記受け面上に分散させることにより前記半導体素子を前記基板に対して供給するステップと、
磁場、電場、又は、これらの両方を与えることにより前記受け面上で前記半導体素子をアライメントし、前記磁場、電場、又は、これらの両方が前記ハンドル素子と相互に作用することにより、前記ハンド体素子を選択された位置及び方向へ移動させる力が形成され、それにより、前記受け面上に前記半導体素子を組み立てるステップと、
を備える方法。
【請求項80】
約500ナノメートル以上の少なくとも1つの断面寸法を有する単一結晶無機半導体構造を備える印刷可能なP−N接合であって、前記結晶無機半導体構造がNドープ領域と電気的に接触するPドープ領域を備えているP−N接合。
【請求項81】
プラスチック基板により支持されるトランジスタにおいて、
単一結晶無機半導体構造を備える印刷可能半導体素子と電気的に接触するソース電極と、
前記印刷可能半導体素子と電気的に接触するドレイン電極と、
前記ソース電極及びドレイン電極から分離されるゲート電極であって、前記ゲート電極に対する電位の印加が、前記印刷可能半導体素子を介したソース電極とドレイン電極との間の電子の流れに影響を与えるゲート電極と、
を備え、
100cm−1−1以上のデバイス電界効果移動度を有しているトランジスタ。
【請求項82】
支持面を有するフレキシブル基板と、
湾曲した内面を有し、前記湾曲した内面の少なくとも一部が前記フレキシブル基板の前記支持面に対して結合される半導体構造と、
を備える伸縮可能な半導体素子。
【請求項83】
前記半導体構造が湾曲形態を成している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項84】
前記結晶無機半導体構造が、前記湾曲した内面と反対側の湾曲した外面を有している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項85】
前記湾曲した内面を有する前記半導体構造が歪みを受けている、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項86】
前記湾曲した内面が少なくとも1つの凸領域を有している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項87】
前記湾曲した内面が少なくとも1つの凹領域を有している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項88】
前記湾曲した内面が周期波により特徴付けられる輪郭形状を有している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項89】
前記湾曲した内面が非周期波により特徴付けられる輪郭形状を有している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項90】
前記半導体構造が湾曲形態のリボンを備え、このリボンが、当該リボンの全長にわたって延びる周期波により特徴付けられる輪郭形状を有している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項91】
前記湾曲リボンが、約5ミクロン〜約50ミクロンの範囲にわたって選択される幅と、約50ナノメートル〜約500ナノメートルにわたって選択された厚さとを有している、請求項90に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項92】
前記湾曲した内面が、前記湾曲した内面に沿うほぼ全ての点で前記支持面に対して結合されている、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項93】
前記湾曲した内面が、前記湾曲した内面に沿う選択された点で前記支持面に対して結合されている、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項94】
前記フレキシブル基板がポリ(ジメチルシロキサン)を備えている、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項95】
前記フレキシブル基板が約1ミリメートルに等しい厚さを有している、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項96】
前記半導体構造が無機半導体材料である、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項97】
前記半導体構造が単結晶無機半導体材料である、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項98】
前記半導体構造が単結晶シリコンを備えている、請求項82に記載の伸縮可能な半導体素子。
【請求項99】
伸縮可能な半導体素子を形成するための方法であって、
内面を有する印刷可能な半導体構造を設けるステップと、
予め歪みが加えられた拡張状態の弾性基板を設け、前記弾性基板が外面を有しているステップと、
前記印刷可能な半導体構造の前記内面の少なくとも一部を、予め歪みが加えられた拡張状態の前記弾性基板の前記外面に対して結合させるステップと、
前記弾性基板を緩和状態まで少なくとも部分的に弛緩させることができ、弾性基板の弛緩が前記印刷可能な半導体構造の内面を湾曲させ、それにより、湾曲した内面を有する前記伸縮可能な半導体素子を形成するステップと、
を備える方法。
【請求項100】
予め歪みが加えられた前記弾性基板が第1の軸に沿って拡張される、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
予め歪みが加えられた前記弾性基板が前記第1の軸と直交する第2の軸に沿って拡張される、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
予め歪みが加えられた拡張状態の前記弾性基板が、前記弾性基板を曲げることにより形成される、請求項99に記載の方法。
【請求項103】
予め歪みが加えられた拡張状態の前記弾性基板が、前記弾性基板を圧延することにより形成される、請求項99に記載の方法。
【請求項104】
湾曲した内面を有する前記半導体をフレキシブルな受け基板に対して転写するステップを更に備える、請求項99に記載の方法。
【請求項105】
予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面に対する前記印刷可能な半導体構造の前記内面の少なくとも一部の結合が、前記印刷可能な半導体構造と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間の共有結合、前記印刷可能な半導体構造と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間のファンデルワールス相互作用、前記印刷可能な半導体構造と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間の接着層によって行なわれる、請求項99に記載の方法。
【請求項106】
予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面が、前記印刷可能な半導体構造と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間の結合を行なう複数の水酸基を有している、請求項99に記載の方法。
【請求項107】
支持面を有するフレキシブル基板と、
湾曲した内面を有し、前記湾曲した内面の少なくとも一部が前記フレキシブル基板の前記支持面に対して結合される電気回路と、
を備える伸縮可能な電気回路。
【請求項108】
前記電気回路が複数の集積デバイス部品を備えている、請求項107に記載の伸縮可能な電気回路。
【請求項109】
前記集積デバイス部品が、
半導体素子と、
誘電体素子と、
電極と、
導体素子と、
ドープ半導体素子と、
から成るグループから選択される、請求項107に記載の伸縮可能な電気回路。
【請求項110】
前記電気回路が湾曲形態を成している、請求項107に記載の伸縮可能な電気回路。
【請求項111】
前記湾曲した内面を有する前記電気回路が歪みを受けている、請求項107に記載の伸縮可能な電気回路。
【請求項112】
前記湾曲した内面が周期波により特徴付けられる輪郭形状を有している、請求項107に記載の伸縮可能な電気回路。
【請求項113】
前記湾曲した内面が非周期波により特徴付けられる輪郭形状を有している、請求項105に記載の伸縮可能な電気回路。
【請求項114】
伸縮可能な電気回路を形成するための方法であって、
内面を有する印刷可能な電気回路を設けるステップと、
予め歪みが加えられた拡張状態の弾性基板を設け、前記弾性基板が外面を有しているステップと、
前記印刷可能な電気回路の前記内面の少なくとも一部を、予め歪みが加えられた拡張状態の前記弾性基板の前記外面に対して結合させるステップと、
前記弾性基板を緩和状態まで少なくとも部分的に弛緩させることができ、弾性基板の弛緩が前記印刷可能な電気回路の内面を湾曲させることで、前記内面の少なくとも1つの湾曲が形成され、それにより、前記伸縮可能な電気回路を形成するステップと、
を備える方法。
【請求項115】
前記電気回路が複数の集積デバイス部品を備えている、請求項114に記載の方法。
【請求項116】
前記集積デバイス部品が、
半導体素子と、
誘電体素子と、
電極と、
導体素子と、
ドープ半導体素子と、
から成るグループから選択される、請求項114に記載の方法。
【請求項117】
予め歪みが加えられた前記弾性基板が第1の軸に沿って拡張される、請求項114に記載の方法。
【請求項118】
予め歪みが加えられた前記弾性基板が前記第1の軸と直交する第2の軸に沿って拡張される、請求項117に記載の方法。
【請求項119】
予め歪みが加えられた拡張状態の前記弾性基板が、前記弾性基板を曲げることにより形成される、請求項114に記載の方法。
【請求項120】
予め歪みが加えられた拡張状態の前記弾性基板が、前記弾性基板を圧延することにより形成される、請求項114に記載の方法。
【請求項121】
湾曲した内面を有する前記印刷可能な電気回路をフレキシブルな受け基板に対して転写するステップを更に備える、請求項114に記載の方法。
【請求項122】
予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面に対する前記印刷可能な電気回路の前記内面の少なくとも一部の結合が、前記印刷可能な電気回路と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間の共有結合、前記印刷可能な電気回路と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間のファンデルワールス相互作用、前記印刷可能な電気回路と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間の接着層によって行なわれる、請求項114に記載の方法。
【請求項123】
予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面が、前記印刷可能な伝記回路と予め歪みが加えられた前記弾性基板の前記外面との間の結合を行なう複数の水酸基を有している、請求項114に記載の方法。
【請求項124】
第1の電極と、
第2の電極と、
それぞれが前記第1及び第2の電極と電気的に接触した状態で位置される複数の印刷可能半導体素子と、
を備え、
前記印刷可能半導体素子の少なくとも1つの物理的寸法が約10%未満変化する電気デバイスの配列。
【請求項125】
前記印刷可能半導体素子の平均長が約10%未満変化する、請求項124に記載の電気デバイスの配列。
【請求項126】
前記印刷可能半導体素子の平均幅が約10%未満変化する、請求項124に記載の電気デバイスの配列。
【請求項127】
前記印刷可能半導体素子の平均厚さが約10%未満変化する、請求項124に記載の電気デバイスの配列。
【請求項128】
20個を越える印刷可能半導体素子を備える、請求項124に記載の電気デバイスの配列。
【請求項129】
50個を越える印刷可能半導体素子を備える、請求項124に記載の電気デバイスの配列。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図3E】
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【図3F】
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【図4】
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【図4A2】
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【図4B1】
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【図4B2】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【図10E】
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【図10F】
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【図10G】
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【図10H】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図11D】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図18C】
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【図18D】
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【図18E】
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【図18F】
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【図18G】
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【図18H】
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【図18I】
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【図18J】
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【図18K】
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【図19】
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【図20A】
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【図20B】
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【図20C】
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【図20D】
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【図20E】
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【図20F】
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【図21A】
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【図21B】
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【図21C】
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【図21D】
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【図21E】
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【図21F】
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【図21G】
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【図22A】
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【図22B】
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【図22C】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26A】
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【図26B】
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【図27A】
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【図27B】
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【図27C】
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【図28A】
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【図28B】
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【図29A】
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【図29B】
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【図30A】
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【図30B】
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【図31A】
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【図31B】
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【図31C】
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【図31D】
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【図32A】
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【図32B】
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【図33】
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【図34A】
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【図34B】
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【図34C】
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【図35A】
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【図35B】
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【図35C】
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【図35D】
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【図35E】
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【図36A】
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【図36B】
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【図37B】
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【図38】
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【図39A】
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【図39B】
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【図39C】
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【図39D】
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【図40A】
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【図40B】
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【図40C】
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【図41】
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【図42A】
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【図42B】
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【図42C】
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【図43A】
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【図43B】
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【図43C】
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【図44A】
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【図44B】
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【図44C】
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【図44D】
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【図46】
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【図47】
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【図37A】
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【図45】
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【公表番号】特表2008−502151(P2008−502151A)
【公表日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−515549(P2007−515549)
【出願日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【国際出願番号】PCT/US2005/019354
【国際公開番号】WO2005/122285
【国際公開日】平成17年12月22日(2005.12.22)
【出願人】(506175840)ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ ユニヴァーシティー オブ イリノイ (30)
【Fターム(参考)】