説明

III族窒化物系化合物半導体素子及びその製造方法

【課題】積層された各層に平面的に電極が形成された、III族窒化物系化合物半導体素子
【解決手段】pnpトランジスタ100は、基板10の上に、図示しないバッファ層を介して、p型GaN層11、n型GaN層12、p型GaN層13を順に形成した後、ケミカルポリシングにより露出部である傾斜面11t、12t及び13tを形成し、そこに各々、コレクタ電極C、ベース電極B、エミッタ電極Eを形成して構成したものである。図1のpnp型トランジスタ100は、水平形状が1辺が500μmの矩形状で、その外周の1辺に水平面と10度の角度を成す傾斜面が形成されている。p型GaN層11、n型GaN層12及びp型GaN層13の膜厚はいずれも1μmであり、p型GaN層11の傾斜面11t、n型GaN層12の傾斜面12t及びp型GaN層13の傾斜面13tの幅はいずれも約5.8μmである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はIII族窒化物系化合物半導体発光素子及びその製造方法に関する。本願においてIII族窒化物系化合物半導体とは、AlxGayIn1-x-yN(x、y、x+yはいずれも0以上1以下)で示される半導体、及び、n型化/p型化等のために任意の元素を添加したものを含む。更には、III族元素及びV族元素の組成の一部を、B又はTl、或いは、P、As、Sb又はBiで置換したものをも含むものとする。
【背景技術】
【0002】
近年、III族窒化物系化合物半導体を用いた発光ダイオード、レーザダイオードが広く普及し、また、二次元電子ガスを用いたHEMT構造の素子が開発されている。
特許文献1は、本願に関連する先行技術として挙げるものである。
【特許文献1】特開平6−268258号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
III族窒化物系化合物半導体の伝導型を制御するのに、不純物の直接打ち込みは使用されていない。これは、他の半導体材料であるシリコンやガリウムヒ素系等に比較して、不純物の直接打ち込みによっては特性の良いドープ層を得にくいからである。
このため、異なる伝導型或いは異なるキャリア濃度の層の接合を形成するためには、それらの層を順次エピタキシャル成長により積層することが一般的である。対して、ある伝導型の層を形成した後、エッチングして凹部を形成し、そこに異なる伝導型の層を形成しても、接合界面が清浄とはならず、所望の界面が形成されにくい。
このため、異なる層に電極を設けることが困難であり、発光素子においてn型層をエッチングにより露出させる他は、適当な電極形成方法がなかった。尚、HEMTにおいては、最上層をキャリア濃度の低い層としたり、電極間を100μm以上空けることで、同じ層の表面に設けるソース−ドレイン間の漏れを無視する方法がある。
このように、III族窒化物系化合物半導体は、異なる伝導型領域を水平方向に配置して形成することが困難であるので、他の半導体材料を用いた素子のように、電極を平面的に配列することが困難であり、半導体素子開発の障害となっていた。
【0004】
本発明は上記の課題を解決するために成されたものである。本発明の目的は、電極を平面的に配置したIII族窒化物系化合物半導体素子を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、III族窒化物系化合物半導体素子において、伝導型又はキャリア濃度の異なる複数のIII族窒化物系化合物半導体層が積層されており、その外周の1辺において、積層面に対して5度以上30度以下の角度を成す傾斜面が形成されており、少なくとも1個の電極が当該傾斜面に形成されていることを特徴とする。
本発明の特徴は、必要箇所にオーミック電極を形成し、場合によってはショットキーゲート或いは絶縁膜を介してゲート電極を形成して半導体素子を形成する際、複数のIII族窒化物系化合物半導体層が積層構造の外周部に傾斜面を形成して、当該傾斜面を電極形成領域とするものである。
【0006】
請求項2に係る発明は、ダイオードであることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、バイポーラトランジスタであることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、サイリスタであることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、傾斜面に形成された電極のうち少なくとも1つはゲート電極であり、電界効果トランジスタとして動作することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、傾斜面に形成された電極のうち少なくとも1つは絶縁膜を介して形成されたゲート電極であり、電界効果トランジスタとして動作することを特徴とする。
【0007】
請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子の製造方法において、傾斜面を、積層された複数のIII族窒化物系化合物半導体層の、素子外周の1辺をケミカルポリシングにより研磨して形成することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、III族窒化物系化合物半導体層の少なくとも1層の少なくとも前記傾斜面近傍に、低抵抗化により、p型領域を形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
例えば矩形状の素子を形成する際に、素子外周の1辺に傾斜面を形成する。すると、積層された各III族窒化物系化合物半導体層の、その膜厚の数倍程度の幅の露出部を形成することができる。例えば各層を1μm厚で積層し、積層面である水平面に対して10度の傾斜角で各層を露出させる傾斜面を形成すると、各層の露出幅は5.76μmとなる。こうして、配線のボンディングに必要な領域を確保できるので、配線容易なオーミック電極や様々なゲート電極が形成可能となる。これらは平面的な電極配置となる。
n型とp型の領域を順次積層して傾斜面を形成し、必要箇所に電極を形成できるので、他の半導体材料で形成可能なバイポーラ素子を全てIII族窒化物系化合物半導体で形成可能である(請求項2乃至4)。ゲート電極を介してチャネルを形成すべき領域も形成可能であり、いわゆるMESFET(請求項5)、MISFET(請求項6)も形成可能である。
【0009】
傾斜面の形成は、III族窒化物系化合物半導体層を形成した後、素子外周の1辺を例えばケミカルポリシングで容易に形成可能である。この際、傾斜面の角度は、ウエハの保持角度で極めて精度良く調整可能である(請求項7)。
マグネシウムなどアクセプタ不純物を添加した層の低抵抗化は、例えば傾斜面を形成した後に行っても良い。この際、少なくとも露出した傾斜面近傍では十分に低抵抗化がされ、p型領域が形成される。こうして、npn型トランジスタやpnp型トランジスタ、各種サイリスタが形成可能である。
このように、本発明によれば、エピタキシャル成長により供給原料を切り替えることで形成された、異なる伝導型又は異なるキャリア濃度の複数層から成るIII族窒化物系化合物半導体の積層構造から、トランジスタその他の半導体素子を形成でき、且つその電極配置は平面的に形成することができる。本発明は積層された2以上の層に傾斜面を形成し、2以上の電極を当該各傾斜面に形成するものが特に有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明は、複数のIII族窒化物系化合物半導体層の積層構造を形成した後、素子外周に当たる1辺に傾斜面を形成するものである。傾斜面として露出させるべき幅は、例えば現時点での汎用の半導体プロセス装置の配線精度が5μmであるので、5μm以上とする。各層の膜厚が1μmであれば、積層面(水平面)と傾斜面が成す角度は11.5度以下とすれば良い。各層の膜厚が2μmであれば、積層面(水平面)と傾斜面が成す角度は23.5度以下とすれば良い。各層の膜厚が2.5μmであれば、積層面(水平面)と傾斜面が成す角度は30度以下とすれば良い。
本発明の適用に際し、積層面と5乃至30度の角度を成す傾斜面に電極を形成するほか、他の部分に電極を形成することは排除されるものではない。
【実施例1】
【0011】
図1は本発明の具体的な一実施例に係る、pnp型トランジスタ100の構成の概略を示す斜視図である。
図1のpnp型トランジスタ100は、基板10の上に、図示しないバッファ層を介して、p型GaN層11、n型GaN層12、p型GaN層13を順に形成した後、ケミカルポリシングにより露出部である傾斜面11t、12t及び13tを形成し、そこに電極を形成して構成したものである。図1のpnp型トランジスタ100は、水平形状が1辺が500μmの矩形状で、その外周の1辺に水平面と10度の角度を成す傾斜面が形成されており、p型GaN層11の傾斜面11t、n型GaN層12の傾斜面12t、p型GaN層13の傾斜面13tに各々、コレクタ電極C、ベース電極B、エミッタ電極Eが形成されている。
p型GaN層11、n型GaN層12及びp型GaN層13の膜厚はいずれも1μmであり、p型GaN層11の傾斜面11t、n型GaN層12の傾斜面12t及びp型GaN層13の傾斜面13tの幅はいずれも約5.8μmである。
【0012】
本実施例においては、アクセプタ不純物としてマグネシウムを添加されたp型GaN層11及びp型GaN層13は、いずれも、傾斜面11t及び13tを形成した後に窒素雰囲気下、800℃の加熱で低抵抗化された。
【実施例2】
【0013】
図2は本発明の具体的な一実施例に係る、npn型トランジスタ200の構成の概略を示す斜視図である。
図2のnpn型トランジスタ200は、基板10の上に、図示しないバッファ層を介して、n型GaN層21、p型GaN層22、n型GaN層23を順に形成した後、ケミカルポリシングにより露出部である傾斜面21t、22t及び23tを形成し、そこに電極を形成して構成したものである。n型GaN層21の傾斜面21t、p型GaN層22の傾斜面22t、n型GaN層23の傾斜面23tに各々、コレクタ電極C、ベース電極B、エミッタ電極Eが形成されている。
図2のnpn型トランジスタ200は、図1のpnp型トランジスタ100の層構成を替えたのみである。
本実施例においては、アクセプタ不純物としてマグネシウムを添加されたp型GaN層22は、傾斜面22tを形成した後に窒素雰囲気下、800℃の加熱で低抵抗化された。
【実施例3】
【0014】
図3は本発明の具体的な一実施例に係る、MESFET300の構成の概略を示す断面図である。
図3のMESFET300は、基板10の上に、図示しないバッファ層を介して、n型GaN層31、i型GaN層32、n型GaN層33を順に形成した後、ケミカルポリシングにより露出部である傾斜面31t、32t及び33tを形成し、そこに電極を形成して構成したものである。図3のMESFET300は、水平形状が1辺が500μmの矩形状で、その外周の1辺に水平面と10度の角度を成す傾斜面が形成されており、n型GaN層31の傾斜面31t、i型GaN層32の傾斜面32t、n型GaN層33の傾斜面33tに各々、ソース電極S、ゲート電極G、ドレイン電極Dが形成されている。これらのうちゲート電極Gはショットキーゲートである。
n型GaN層31、i型GaN層32及びn型GaN層33の膜厚はいずれも1μmであり、n型GaN層31の傾斜面31t、i型GaN層32の傾斜面32t及びn型GaN層33の傾斜面33tの幅はいずれも約5.8μmである。
【実施例4】
【0015】
図4は本発明の具体的な一実施例に係る、MISFET400の構成の概略を示す断面図である。
図4のMISFET400は、基板10の上に、図示しないバッファ層を介して、n型GaN層41、i型GaN層42、n型GaN層43を順に形成した後、ケミカルポリシングにより露出部である傾斜面41t、42t及び43tを形成し、電極及び絶縁膜49を形成して構成したものである。図4のMISFET400は、水平形状が1辺が500μmの矩形状で、その外周の1辺に水平面と10度の角度を成す傾斜面が形成されており、n型GaN層41の傾斜面41t、n型GaN層43の傾斜面43tに各々、ソース電極S、ドレイン電極Dが形成されている。また、ソース電極S、ドレイン電極Dとi型GaN層42の傾斜面42tを覆うように絶縁膜49が形成され、絶縁膜49を介してi型GaN層42の傾斜面42tに対向するようにゲート電極Gが形成されている。
n型GaN層41、i型GaN層42及びn型GaN層43の膜厚はいずれも1μmであり、n型GaN層41の傾斜面41t、i型GaN層42の傾斜面42t及びn型GaN層43の傾斜面43tの幅はいずれも約5.8μmである。
【0016】
〔その他の素子〕
実施例1及び2の構成から容易に理解される通り、本発明は任意のバイポーラ素子に適用可能である。
図5は本発明を適用したダイオード500の構成の概略を示す斜視図である。その構成は、基板10、n型GaN層51、p型GaN層52を有し、n型GaN層51の傾斜面51tにカソード電極K、p型GaN層52の傾斜面52tにアノード電極Aを形成したものである。
図6は本発明を適用したサイリスタ600の構成の概略を示す断面図である。その構成は、基板10、n型GaN層61、p型GaN層62、n型GaN層63、p型GaN層64を有し、n型GaN層61の傾斜面61tにカソード電極K、p型GaN層64の傾斜面64tにアノード電極Aを形成したものである。
図6のサイリスタ600は逆阻止2端子サイリスタであるが、p型GaN層62の傾斜面62tにゲート電極を設ければ、3端子素子である、SCRと同作用の素子やGTOを形成でき、更にn型GaN層63の傾斜面63tに第2のゲートを設けた4端子素子とすることもできる。
図7.Aは本発明を適用した双方向サイリスタ700の構成の概略を示す斜視図である。その構成は、基板10、n型GaN層71、p型GaN層72、n型GaN層73、p型GaN層74、n型GaN層75を有し、n型GaN層71の傾斜面71tとp型GaN層72の傾斜面72tにまたがって第1端子T1、p型GaN層74の傾斜面74tとn型GaN層75の傾斜面75tにまたがって第2端子T2を形成したものである。
ここで、図7.Bに、傾斜面に配置された電極を概念的に示す通り、第1端子T1の傾斜面71tに形成された部分と第2端子T2の傾斜面74tに形成された部分の間の傾斜面72t及び73tには電極が形成されておらず、第1端子T1の傾斜面72tに形成された部分と第2端子T2の傾斜面75tに形成された部分の間の傾斜面73t及び74tには電極が形成されていないようにすると好ましい。
図8.Aは本発明を適用した3端子双方向サイリスタ(TRIAC)800の構成の概略を示す断面図である。その構成は、基板10、p型GaN層81、n型GaN層82、p型GaN層83、n型GaN層84、p型GaN層85、p型GaN層85からエッチングにより分離されたp型GaN層851を有し、p型GaN層81の傾斜面81tとn型GaN層82の傾斜面82tにまたがって第1端子T1、n型GaN層84の傾斜面84tとp型GaN層85の傾斜面85tにまたがって第2端子T2、p型GaN層851にゲート電極Gを形成したものである。
これは図8.Bに、傾斜面に配置された電極を概念的に示す通り、第1端子T1の傾斜面81tに形成された部分と第2端子T2の傾斜面84tに形成された部分の間の傾斜面82t及び83tには電極が形成されておらず、第1端子T1の傾斜面82tに形成された部分と第2端子T2の傾斜面85tに形成された部分の間の傾斜面83t及び84tには電極が形成されていないようにすると好ましい。
図9.Aは本発明を適用したサイリスタ900の構成の概略を示す斜視図である。その構成は、基板10、n型GaN層91、p型GaN層92、n型GaN層93、p型GaN層94を有し、n型GaN層91の傾斜面91tとp型GaN層92の傾斜面92tにまたがってカソード電極K、n型GaN層93の傾斜面93tとp型GaN層94の傾斜面94tとにまたがってアノード電極Aを形成したものである。
これは図9.Bに、傾斜面に配置された電極を概念的に示す通り、第1端子T1の傾斜面91tに形成された部分と第2端子T2の傾斜面94tに形成された部分の間の傾斜面92t及び93tには電極が形成されていないようにすると好ましい。
図9.A及び図9.Bのサイリスタ900は逆導通2端子サイリスタであるが、p型GaN層92の傾斜面92tにゲート電極を設ければ逆導通3端子サイリスタを形成でき、更にn型GaN層93の傾斜面93tに第2のゲートを設けた逆導通4端子サイリスタとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施例1に係るpnpトランジスタ100の構成の概略を示す斜視図。
【図2】本発明の実施例2に係るnpnトランジスタ200の構成の概略を示す斜視図。
【図3】本発明の実施例3に係るMESFET300の構成の概略を示す断面図。
【図4】本発明の実施例4に係るMISFET400の構成の概略を示す断面図。
【図5】本発明を適用したダイオード500の構成の概略を示す斜視図。
【図6】本発明を適用した逆阻止2端子サイリスタ600の構成の概略を示す断面図。
【図7】本発明を適用した双方向サイリスタ700の構成の概略を示す断面図(7.A)及び傾斜面の電極配置図(7.B)。
【図8】本発明を適用した3端子双方向サイリスタ(TRIAC)800の構成の概略を示す断面図(8.A)及び傾斜面の電極配置図(8.B)。
【図9】本発明を適用した逆導通2端子サイリスタ900の構成の概略を示す断面図(9.A)及び傾斜面の電極配置図(9.B)。
【符号の説明】
【0018】
100:pnpトランジスタ
11:p型GaN層
12:n型GaN層
13:p型GaN層
C:コレクタ電極
B:ベース電極
E:エミッタ電極

【特許請求の範囲】
【請求項1】
III族窒化物系化合物半導体素子において、
伝導型又はキャリア濃度の異なる複数のIII族窒化物系化合物半導体層が積層されており、その外周の1辺において、積層面に対して5度以上30度以下の角度を成す傾斜面が形成されており、少なくとも1個の電極が当該傾斜面に形成されていることを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子。
【請求項2】
ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
【請求項3】
バイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
【請求項4】
サイリスタであることを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
【請求項5】
前記傾斜面に形成された前記電極のうち少なくとも1つはゲート電極であり、電界効果トランジスタとして動作することを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
【請求項6】
前記傾斜面に形成された前記電極のうち少なくとも1つは絶縁膜を介して形成されたゲート電極であり、電界効果トランジスタとして動作することを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のIII族窒化物系化合物半導体素子の製造方法において、
前記傾斜面を、積層された複数のIII族窒化物系化合物半導体層の、素子外周の1辺をケミカルポリシングにより研磨して形成することを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子の製造方法。
【請求項8】
III族窒化物系化合物半導体層の少なくとも1層の少なくとも前記傾斜面近傍に、低抵抗化により、p型領域を形成することを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−80618(P2010−80618A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−246195(P2008−246195)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(000241463)豊田合成株式会社 (3,467)
【Fターム(参考)】