説明

シリコン層の形成方法、半導体装置の製造方法

【課題】シリコン層表面の溶解を防止しつつ、エピタキシャル成長により形成された凝集性異物を除去する。清浄な表面を有し、膜厚が均一なシリコン層を形成する。
【解決手段】シリコン基板上にエピタキシャル成長によりシリコン層を形成した後に、シリコン層の表面を酸化する。このシリコン層の表面を洗浄して、エピタキシャル成長時にシリコン層の表面に発生した異物を除去する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリコン層の製造方法及び半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体装置の製造において、エピタキシャル成長でシリコン基板上にシリコン層を形成する技術が用いられている。例えば、この技術は、エレベーテッド・ソース・ドレイン・トランジスタ(ESDトランジスタ)のソース・ドレイン層の形成に使用されている。特許文献1(特開2000−49348号公報)には、このようなエレベーテッド・ソース・ドレインを有するトランジスタを備えた半導体装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−49348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者が、シリコン層のエピタキシャル成長について検討を行ったところ、シリコン基板21を準備し(図1(a))、シリコン基板21に対してエピタキシャル成長をした後のシリコン層22の表面に、凝集性異物23の形成が見られた(図1(b))。この異物は、純水や薬液の洗浄により除去することが可能である。しかし、この洗浄によりシリコン層22の表面が溶解して、シリコン層表面が荒れてしまうという現象が見出された(図1(c))。このシリコン層表面の荒れにより、シリコン層の膜厚を一定としつつ所望の厚さに制御することができなかった。
【0005】
この原因は、エピタキシャル成長直後は、最表面の原子が未結合手を持つ活性な状態であり、そのまま純水による水洗や薬液処理を行うと成長させたシリコンが溶解してしまうためと考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態は、
シリコン基板上に、エピタキシャル成長によりシリコン層を形成する工程と、
前記エピタキシャル成長により形成されたシリコン層の表面を酸化する工程と、
前記シリコン層の表面を洗浄する工程と、
を備えるシリコン層の形成方法に関する。
【0007】
他の実施形態は、
シリコン基板上に、エピタキシャル成長によりシリコン層を形成する工程と、
前記シリコン層の表面を酸化する工程と、
前記シリコン層の表面を洗浄して、前記エピタキシャル成長時にシリコン層の表面に発生した異物を除去する工程と、
を備えるシリコン層の形成方法に関する。
【発明の効果】
【0008】
シリコン層表面を酸化後に洗浄することによって、シリコン層表面の溶解を防止しつつ、エピタキシャル成長により形成された凝集性異物を除去することができる。この結果、清浄な表面を有し、膜厚が均一なシリコン層を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】従来のシリコン層の製造方法を表す図である。
【図2】本発明のシリコン層の製造方法の一例を表す図である。
【図3】本発明の半導体装置の一例を表す上面図である。
【図4A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図4B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図5A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図5B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図6A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図6B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図8A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図8B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図9A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図9B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図10A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図10B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図11A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図11B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図12A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図12B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図13A】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【図13B】本発明の半導体装置の製造方法の一例を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図2は、本発明のシリコン層の製造方法の一例を示す図である。まず、シリコン基板21を準備した後(図2(a))、シリコン基板21上に、エピタキシャル成長を行うことによりシリコン層22を形成する(図2(b))。この際、シリコン層22の表面には、異物23が発生する。次に、シリコン層表面の酸化処理を行うことにより、シリコン層表面に酸化シリコン層24を形成する(図2(c))。この後、洗浄処理を行うことによって、異物23を除去する(図2(d))。
【0011】
このようにシリコン層表面を酸化後、洗浄することによって、シリコン層表面の溶解を防止すると共に、エピタキシャル成長を行った際に形成された凝集性異物を除去することができる。この結果、清浄な表面を有し、膜厚が均一なシリコン層を得ることができる。
【実施例】
【0012】
以下では、図面を参照して、本発明の具体的な態様を説明する。なお、下記実施例は、本発明のより一層の深い理解のために示される具体例であって、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0013】
(実施例1)
図4Aに示すように、シリコン基板にSTI(Shallow Trench Isolation)を形成して、トランジスタ領域11と、素子分離酸化膜領域13を区画する。そして、酸化工程により、シリコン基板の表面にゲート絶縁膜12を形成する。
【0014】
図4Bに示すように、フォトリソグラフィ技術により、ゲート配線14を形成する。ゲート配線14は、ポリシリコン14a、タングステンナイトライド14b、タングステン14c、窒化シリコン膜14dの積層膜構造としている。このゲート配線14の形成工程では、ゲート絶縁膜12上に、ポリシリコン14a、タングステンナイトライド14b、タングステン14c、窒化シリコン膜14dを順次、成膜する。窒化シリコン膜14d上にパターニングしたフォトレジストを形成する。フォトレジストをマスクに用いて窒化シリコン膜14dをドライエッチングで加工し、更に窒化シリコン膜14dをマスクに用いてタングステン14c、タングステンナイトライド14b、ポリシリコン14aを、ドライエッチングを使って加工する。なお、上記に示したものは、ゲート電極材料の一例であり、本発明のゲート電極材料は上記の材料に特に限定されるわけではない。
【0015】
図5Aに示すように、CVD法などにより、シリコン基板上の全面に窒化シリコン膜を成膜した後、ドライエッチングによりエッチバックを行って、ゲート配線14の側壁にサイドウォール構造15を形成する。
【0016】
図5Bに示すように、エピタキシャル成長によりシリコン層を堆積させる予定箇所のゲート絶縁膜12を、ウエットエッチングなどにより取り除き、シリコン基板を露出させる。
【0017】
図6Aに示すように、図5Bの工程でシリコン基板を露出させた箇所に、エピタキシャル成長により単結晶シリコン層16を成長させる。エピタキシャルシリコン層16の原料ガスとしては、例えばSiH2Cl2ガスとHClガスの混合ガスをH2ガスで希釈したものを用いる。また、この際の圧力は、例えば10Torr台の低圧力に設定する。なお、原料ガスとしては、SiH4ガスを用いても良い。また、エピタキシャル成長の際に不純物を同時に堆積させてもよいし、エピタキシャル成長により不純物を含まないシリコン層を堆積させた後に不純物を導入しても良い。エピタキシャル成長後に不純物を導入する場合の不純物導入のタイミングは、シリコン層の堆積後でも、洗浄によりシリコン層表面の異物を除去した後でも良く、そのタイミングは限定されない。このときの不純物濃度は濃くする(n+)。また、エピタキシャル成長時に、シリコン層中に不純物を含有させる場合、ガス中に不純物化合物からなるガスを混合する。
【0018】
図6Bに示すように、堆積したシリコン層16の表面を酸化して、酸化シリコン膜18を形成する。このとき、窒化シリコン膜の表面も酸化される。酸化の方法としては、酸素プラズマ処理でもよいし、熱酸化でもよい。
【0019】
図7に示すように、エピタキシャル成長の際にシリコン層16の表面に堆積した異物17を、純水または薬液を用いた洗浄処理により取り除く。この際、シリコン層16は酸化シリコン層18によって保護されているため、洗浄処理時のシリコン層16の溶出を防ぐことができる。
【0020】
図8Aに示すように、シリコン基板上の全面にBPSG(Boron Phosphor Silicate Glass)などを成膜する。そして、熱処理を行うことにより、BPSGをゲート層間酸化シリコン膜19とする。なお、図8A以降の図面では、酸化シリコン層18とゲート層間酸化シリコン膜19の境界は示していない。この際にイオン注入された拡散層の熱処理工程も同時に行われるが、同時に行うことは必須ではなく、別途、拡散層形成のための熱処理をおこなってもよい。この熱処理工程により、シリコン層16中の濃い濃度の不純物の一部がシリコン基板内に染み出し、薄い濃度の拡散層(不純物領域に相当する)20が形成される(n-)。また、n-拡散層20を形成するため、ゲート電極を形成した後に不純物を注入しても良い。
【0021】
図8Bに示すように、窒化シリコン14dをストッパとして、ゲート層間酸化シリコン膜19に対してCMP処理を行う。
【0022】
図9Aに示すように、リソグラフィ技術により形成したレジストをマスクに用いたSACドライエッチングを行い、ゲート層間酸化シリコン膜19内にセルコンタクトホール31を開口する。
【0023】
図9Bに示すように、セルコンタクトホール31内に、ポリシリコンやTiN、Wなどのコンタクトプラグ32を形成し、上層の配線(図示していない)等との導通をとる。これによって半導体装置が完成する。
【0024】
図3は、このように形成した半導体装置を表す上面図である。上記図4〜9は、図3のX−X’断面に相当する断面を図を表している。図3におけるシリコン基板内には、素子分離酸化膜領域2で区画された複数のトランジスタ領域1が設けられている。各トランジスタ領域1上には、側面にサイドウォール構造4を設けたゲート配線3が2本、設けられている。トランジスタ領域1上のゲート配線が設けられていない部分には、シリコン層5を介してコンタクトプラグ6が設けられている。
【0025】
本実施例では、洗浄処理により、エピタキシャル成長時に形成されたシリコン層表面の異物を除去することができる。また、シリコン層16は酸化シリコン層18によって保護されているため、洗浄処理時にシリコン層16が溶出することを防ぐことができる。この結果、清浄な表面を有し、膜厚が均一なシリコン層を得ることができ、コンタクトプラグとの接触性を向上させて、コンタクト抵抗を低減することができる。
【0026】
(実施例2)
実施例1と同様にして、図4〜7の工程までを実施する(図4〜7の工程の説明は省略する)。
【0027】
図10Aに示すように、シリコン層の表面に堆積した異物除去のために設けた酸化シリコン膜18を取り除く。酸化シリコン膜18の除去には、ライトエッチング、及びウエットエッチングの何れを用いても良い。
【0028】
図10Bに示すように、ウエットエッチングによって、窒化シリコンからなるサイドウォール構造15を形成したゲート電極間の間隔を広くする。
【0029】
以後、実施例1と同様にして、ゲート層間酸化シリコン膜19を形成した後(図11A)、この膜19に対してCMP処理を行う(図11B)。次に、SACドライエッチングを行ってセルコンタクトホール31を開口した後(図12A)、セルコンタクトホール31内にコンタクトプラグ32を形成する。これによって半導体装置が完成する。
【0030】
本実施例では、図10Bの工程においてゲート電極間の間隔を広くするため、コンタクトプラグ32の径を広くすることができる。これによって、セルのコンタクト抵抗を低くすることができる。
【0031】
(実施例3)
上記実施例1及び2では、エピタキシャル成長によってエレベーテッド・ソース・ドレイン・トランジスタ(ESDトランジスタ)のソース・ドレイン層を形成する例を示した。しかし、本発明はこれらの例に限定されない。例えば、ソース・ドレイン拡散層上にエピタキシャル成長により、コンタクトプラグの一部としてシリコン層を堆積させる方法にも本発明を適用できる。
【0032】
以下、この例を実施例3として説明する。実施例3では、実施例1と同様の工程により、半導体装置を形成することができる。しかし、実施例1では、シリコン基板上にエピタキシャル成長により形成するシリコン層がエレベーテッド・ソース・ドレインとして機能するのに対して、実施例3では、このシリコン層がコンタクトプラグの一部として機能する点が異なる。この場合、シリコン層は単結晶で形成する必要はなく、多結晶としても良い。また、予めソース・ドレイン上にコンタクトプラグの一部を形成するため、セルコンタクトホールを形成する際(図9Aの工程に相当する)、セルコンタクトホールを浅くしてアスペクト比を下げることができる。
【0033】
図13は、本実施例の変形例を説明する図である。図13Aに示すように、エピタキシャル成長を行う際(図6Aの工程に相当する)、2段階に分けて第116のシリコン層a及び第2のシリコン層16bを形成する。シリコン層を形成後、実施例1と同様に処理を行うことによって、最終的に図13Bの半導体装置を完成させることができる。変形例のように、2段階に分けてシリコン層を形成することにより、セルコンタクトホール形成時のアスペクト比を大幅に下げることができる。この結果、後の工程でシリコン層上にコンタクトホールを形成する際にエッチング量を減らして、コンタクトプラグとゲート電極とのショート防止のためのマージンを大きくすることができる。そして、より微細化を行った半導体装置を得ることができる。
【0034】
また、第1のシリコン層の形成後、第2のシリコン層を形成する前に、絶縁膜の形成とエッチバックを行っても良い。これによって、第1のシリコン層よりも上方のサイドウォール構造15の表面に更に、もう一つのサイドウォール構造を形成することができる。この結果、隣り合うシリコン層とゲート電極のショートを有効に防止できる。
【0035】
(実施例4)
本実施例は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を備えた半導体装置の製造方法に関するものである。以下、この例を実施例4として説明する。実施例1〜3の方法により製造されたソース・ドレインの何れか一方の上に形成したコンタクトプラグに接続されるようにビット線を形成する。次に、ソース・ドレインの他方の上に形成したコンタクトプラグに接続されるようにキャパシタを形成する。これによって、キャパシタとトランジスタから構成されるメモリセルを有するDRAMを形成することができる。
【符号の説明】
【0036】
1、11 トランジスタ形成領域
2、13 素子分離酸化膜領域
3、14 ゲート配線
4、15 サイドウォール構造
5、16 シリコン層
6 コンタクトプラグ
12 ゲート絶縁膜
14a ポリシリコン14a
14b タングステンナイトライド
14c タングステン
14d 窒化シリコン膜
17 異物
18 酸化シリコン膜
19 ゲート層間酸化シリコン膜
20 拡散層
21 シリコン基板
22 シリコン層
23 凝集性異物
24 酸化シリコン層
31 セルコンタクトホール
32 セルコンタクトプラグ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリコン基板上に、エピタキシャル成長によりシリコン層を形成する工程と、
前記エピタキシャル成長により形成されたシリコン層の表面を酸化する工程と、
前記シリコン層の表面を洗浄する工程と、
を備えるシリコン層の形成方法。
【請求項2】
シリコン基板上に、エピタキシャル成長によりシリコン層を形成する工程と、
前記シリコン層の表面を酸化する工程と、
前記シリコン層の表面を洗浄して、前記エピタキシャル成長時にシリコン層の表面に発生した異物を除去する工程と、
を備えるシリコン層の形成方法。
【請求項3】
前記シリコン層の表面を酸化する工程において、
酸素プラズマ処理、又は熱酸化により前記シリコン層を酸化する、請求項1又は2に記載のシリコン層の形成方法。
【請求項4】
下記工程(a)〜(c)の何れか一つの工程により、不純物を含有するシリコン層を形成する、請求項1〜3の何れか1項に記載のシリコン層の形成方法。
(a)前記シリコン層を形成する工程において、不純物を含有するシリコン層を形成する、
(b)前記シリコン層を形成する工程と前記シリコン層の表面を酸化する工程の間に、前記シリコン層に不純物を注入する、
(c)前記シリコン層の表面を洗浄した後に、前記シリコン層に不純物を注入する。
【請求項5】
シリコン基板上に、複数のゲート絶縁膜と、前記複数のゲート絶縁膜上に複数のゲート電極と、前記複数のゲート電極の側壁上にサイドウォール構造を形成する工程と、
請求項4に記載のシリコン層の形成方法により、前記ゲート電極の間の前記シリコン基板上に、不純物を含有するシリコン層を形成する工程と、
前記シリコン層に接するように、前記シリコン基板内に不純物領域を形成することにより、前記不純物領域及びシリコン層を有するソース・ドレインを形成する工程と、
前記シリコン基板上に第1の絶縁膜を形成した後、エッチングすることによって前記第1の絶縁膜内に、前記シリコン層を露出させるコンタクトホールを形成する工程と、
前記コンタクトホール内にコンタクトプラグを形成する工程と、
を有する半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記シリコン層を形成する工程と前記ソース・ドレインを形成する工程の間に、前記シリコン層の表面を酸化することによって形成された酸化シリコン層を除去する工程を有し、
前記コンタクトホールを形成する工程と前記コンタクトプラグを形成する工程の間に、前記サイドウォール構造をエッチングすることにより、前記コンタクトホールの径を大きくする工程を有する、請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
シリコン基板上に、複数のゲート絶縁膜と、前記複数のゲート絶縁膜上に複数のゲート電極と、前記複数のゲート電極の側壁上にサイドウォール構造を形成する工程と、
請求項4に記載のシリコン層の形成方法により、前記ゲート電極の間の前記シリコン基板上に、コンタクトプラグの一部として不純物を含有するシリコン層を形成する工程と、
前記シリコン層に接するように、前記シリコン基板内にソース・ドレインを形成する工程と、
前記シリコン基板上に第1の絶縁膜を形成した後、エッチングすることによって前記第1の絶縁膜内に、前記シリコン層を露出させるコンタクトホールを形成する工程と、
前記コンタクトホール内にコンタクトプラグを形成する工程と、
を有する半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記シリコン層を形成する工程において、
前記シリコン基板上に、第1のシリコン層と、前記第1のシリコン層上に第2のシリコン層を形成する、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記シリコン層を形成する工程において、
前記第1のシリコン層を形成した後、前記第2のシリコン層を形成する前に、前記シリコン基板上に第2の絶縁膜を形成した後、エッチバックすることによって前記サイドウォール構造の表面に更に別のサイドウォール構造を設ける工程を有する、請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記コンタクトプラグを形成する工程の後に更に、
前記ソース・ドレインの何れか一方に接続されたコンタクトプラグに接続されるようにビット線を形成する工程と、
前記ソース・ドレインの他方に接続されたコンタクトプラグに接続されるようにキャパシタを形成する工程と、
を有し、
前記半導体装置は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を構成する請求項5〜9の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13A】
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【図13B】
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【公開番号】特開2011−129803(P2011−129803A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−288858(P2009−288858)
【出願日】平成21年12月21日(2009.12.21)
【出願人】(500174247)エルピーダメモリ株式会社 (2,599)
【Fターム(参考)】