説明

LTC4シンターゼ阻害剤としての使用のためのビス芳香族化合物

ロイコトリエンCシンターゼの阻害が望ましいおよび/または必要である疾患の治療において、特に呼吸器疾患および/または炎症の治療において有用な、式I:


[式中、Y、環A、D、D、D、D、L、Y、L、Y、LおよびYは、説明の中で与えられる意味を有する]
の化合物、および医薬的に許容されるその塩が提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:

[式中、
Yは、−C(O)−または−C(=N−OR28)−を表し;
28は、水素または、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−6アルキルを表し;
Yは、DまたはDのいずれかに結合しており;
Yに直接結合しているDまたはD部分は炭素原子を表し;
Yに直接結合していないDまたはDはDを表し;
、DおよびDの各々は、それぞれ−C(R1a)=、−C(R1b)=およびC(R1c)=を表すか、またはD、DおよびDの各々は、選択的におよび独立して−N=を表してもよく;
環Aは、
環I)

a1、Ea2、Ea3、Ea4およびEa5の各々は、それぞれ−C(H)=、−C(R2b)=、−C(R2c)=、−C(R2d)=および−C(H)=を表すか、またはEa1、Ea2、Ea3、Ea4およびEa5の各々は、選択的におよび独立して−N=を表してもよく;
2b、R2cおよびR2dの1つは、必須の−L−Y基を表し、その他は、独立して水素、−L1a−Y1aまたは、Xから選択される置換基を表す;
環II)

b1およびEb2は、それぞれ−C(R3a)=および−C(R3b)=を表し;
は、−C(R3c)=または−N=を表し;
は、−N(R3d)−、−O−またはS−を表し;
3a、R3bおよび、存在する場合は、R3cおよびR3dの1つは、必須の−L−Y基を表し、残りのR3a、R3bおよび(存在する場合は)R3c置換基は、水素、−L1a−Y1aまたは、Xから選択される置換基を表し、そして残りのR3d置換基は(存在する場合は)、水素または、Rz1から選択される置換基を表す;または
環III)

c1およびEc2は、それぞれ−C(R4a)=および−C(R4b)=を表し;
は、−C(R4c)=または−N=を表し;
は、−N(R4d)−、−O−または−S−を表し;
4a、R4bおよび、存在する場合は、R4cおよびR4dの1つは、必須の−L−Y基を表し、残りのR4a、R4bおよび(存在する場合は)R4c置換基は、水素、−L1a−Y1aまたは、Xから選択される置換基を表し、そして残りのR4d置換基は(存在する場合は)、水素または、Rz2から選択される置換基を表し;
z1およびRz2は、独立してZ1aから選択される基を表す;
を表し、
1a、R1b、R1cは、独立して水素、Z2aから選択される基、ハロ、−CN、−N(R6b)R7b、−N(R5d)C(O)R6c、−N(R5e)C(O)N(R6d)R7d、−N(R5f)C(O)OR6e、−N、−NO、−N(R5g)S(O)N(R6f)R7f、−OR5h、−OC(O)N(R6g)R7g、−OS(O)5i、−N(R5k)S(O)5m、−OC(O)R5n、−OC(O)OR5pまたは−OS(O)N(R6i)R7iを表し;
、XおよびXは、独立して、Z2aから選択される基、またはハロ、−CN、−N(R6b)R7b、−N(R5d)C(O)R6c、−N(R5e)C(O)N(R6d)R7d、−N(R5f)C(O)OR6e、−N、−NO、−N(R5g)S(O)N(R6f)R7f、−OR5h、−OC(O)N(R6g)R7g、−OS(O)5i、−N(R5k)S(O)5m、−OC(O)R5n、−OC(O)OR5pまたは−OS(O)N(R6i)R7iを表し;
1aおよびZ2aは、独立して−R5a、−C(O)R5b、−C(O)OR5c、−C(O)N(R6a)R7a、−S(O)5jまたは−S(O)N(R6h)R7hを表し;
5b〜R5h、R5j、R5k、R5n、R6a〜R6i、R7a、R7b、RおよびR7f〜R7iは、独立して、ここで使用される各々の場合に、HもしくはR5aを表すか;または
6aとR7a、R6bとR7b、R6dとR7d、R6fとR7f、R6gとR7g、R6hとR7hもしくはR6iとR7iの対のいずれかは、一緒に連結されて、それらが結合している原子と共に3〜6員環を形成してもよく、前記環は、場合により、これらの置換基が必然的に結合している窒素原子に加えてさらなるヘテロ原子を含み、また前記環は、場合によりF、Cl、=O、−OR5hおよび/またはR5aから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されており;
5i、R5mおよびR5pは、独立してR5aを表し;
5aは、ここで使用される各々の場合に、場合によりハロ、−CN、−N、=O、−OR8a、−N(R8b)R8c、−S(O)8d、−S(O)N(R8e)R8fおよび/または−OS(O)N(R8g)R8hから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されたC1−6アルキルを表し;
nは、0、1または2を表し;
8a、R8b、R8d、R8eおよびR8gは、独立してHまたは、場合によりハロ、=O、−OR11a、−N(R12a)R12bおよび/または−S(O)−Mから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたC1−6アルキルを表し;
8c、R8fおよびR8hは、独立してH、−S(O)CH、−S(O)CFまたは、場合によりF、Cl、=O、−OR13a、−N(R14a)R14bおよび/もしくは−S(O)−Mから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたC1−6アルキルを表すか;または
8bとR8c、R8eとR8fまたはR8gとR8hは、一緒に連結されて、それらが結合している原子と共に3〜6員環を形成してもよく、前記環は、場合により、これらの置換基が必然的に結合している窒素原子に加えてさらなるヘテロ原子を含み、また前記環は、場合により、F、Cl、=Oおよび/または、場合により=Oおよびフルオロから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたC1−3アルキルから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されており;
およびMは、独立して−N(R15a)R15bまたは、場合により1もしくはそれ以上のフルオロ原子によって置換されたC1−3アルキルを表し;
11aおよびR13aは、独立してHまたは、場合により1もしくはそれ以上のフルオロ原子によって置換されたC1−3アルキルを表し;
12a、R12b、R14a、R14b、R15aおよびR15bは、独立してH、−CHまたは−CHCHを表し;
およびY1aは、独立して、ここで使用される各々の場合に、−C(O)OR9aまたは5−テトラゾリルを表し;
9aは、水素または、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−4アルキルを表し;
およびYの一方は、アリール基またはヘテロアリール基(どちらの基も、場合によりAから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されている)を表し、他方は、
(a)アリール基もしくはヘテロアリール基(どちらの基も、場合によりAから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている);または
(b)どちらも、場合によりGおよび/もしくはZから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている、C1−12アルキルもしくはヘテロシクロアルキル基
のいずれかを表し;
Aは、ここで使用される各々の場合に、
I)どちらも、場合によりBから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている、アリール基もしくはヘテロアリール基;
II)どちらも、場合によりGおよび/もしくはZから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている、C1−8アルキルもしくはヘテロシクロアルキル基;または
III)G
を表し;
は、ここで使用される各々の場合に、ハロ、シアノ、−N、−NO、−ONOまたは−A−R16aを表し;
[式中、Aは、単結合または、−C(O)A−、−S−、−S(O)m1−、−N(R17a)A−もしくは−OA−から選択されるスペーサ基を表し;
は、単結合、−O−、−N(R17b)−または−C(O)−を表し;
は、単結合、−O−または−N(R17c)−を表し;
およびAは、独立して単結合、−C(O)−、−C(O)N(R17d)−、−C(O)O−、−S(O)−または−S(O)N(R17e)−を表す]
は、ここで使用される各々の場合に、=O、=S、=NOR16b、=NS(O)N(R17f)R16c、=NCNまたは=C(H)NOを表し;
Bは、ここで使用される各々の場合に、
I)どちらも、場合によりGから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている、アリール基もしくはヘテロアリール基;
II)どちらも、場合によりGおよび/もしくはZから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている、C1−8アルキルもしくはヘテロシクロアルキル基;または
III)G
を表し;
は、ここで使用される各々の場合に、ハロ、シアノ、−N、−NO、−ONOまたは−A−R18aを表し;
[式中、Aは、単結合または、−C(O)A−、−S−、−S(O)m1−、−N(R19a)A−もしくは−OA10−から選択されるスペーサ基を表し;
は、単結合、−O−、−N(R19b)−または−C(O)−を表し;
は、単結合、−O−または−N(R19c)−を表し;
およびA10は、独立して単結合、−C(O)−、−C(O)N(R19d)−、−C(O)O−、−S(O)−または−S(O)N(R19e)−を表す]
は、ここで使用される各々の場合に、=O、=S、=NOR18b、=NS(O)N(R19f)R18c、=NCNまたは=C(H)NOを表し;
16a、R16b、R16c、R17a、R17b、R17c、R17d、R17e、R17f、R18a、R18b、R18c、R19a、R19b、R19c、R19d、R19eおよびR19fは、独立して、
i)水素;
ii)どちらも、場合によりGから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている、アリール基もしくはヘテロアリール基;
iii)どちらも、場合によりGおよび/もしくはZから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている、C1−8アルキルもしくはヘテロシクロアルキル基;から選択されるか;または
16a〜R16cとR17a〜R17f、および/もしくはR18a〜R18cとR19a〜R19fのいずれかの対は、一緒に連結されて、それらの原子もしくは他の関連する原子と共に、場合により1〜3個のヘテロ原子および/もしくは1〜3の二重結合を含む、さらなる3〜8員環を形成してもよく、前記環は、場合によりGおよび/もしくはZから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されており;
は、ここで使用される各々の場合に、ハロ、シアノ、−N、−NO、−ONOまたは−A11−R20aを表し;
[式中、A11は、単結合または、−C(O)A12−、−S−、−S(O)m113−、−N(R21a)A14−もしくは−OA15−から選択されるスペーサ基を表し;
12は、単結合、−O−、−N(R21b)−または−C(O)−を表し;
13は、単結合、−O−または−N(R21c)−を表し;
14およびA15は、独立して単結合、−C(O)−、−C(O)N(R21d)−、−C(O)O−、−S(O)−または−S(O)N(R21e)−を表す]
は、ここで使用される各々の場合に、=O、=S、=NOR20b、=NS(O)N(R21f)R20c、=NCNまたは=C(H)NOを表し;
20a、R20b、R20c、R21a、R21b、R21c、R21d、R21eおよびR21fは、独立して、
i)水素;
ii)どちらの基も、場合によりハロ、C1−4アルキル、−N(R22a)R23a、−OR22bおよび=Oから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換された、C1−6アルキルまたはヘテロシクロアルキル基;ならびに
iii)どちらも、場合によりハロ、C1−4アルキル(場合により=O、フルオロおよびクロロから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている)、−N(R22c)R23bおよび−OR22dから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換された、アリールまたはヘテロアリール基
から選択されるか;または
20a〜R20cとR21a〜R21fのいずれかの対は、一緒に連結されて、それらの原子または他の関連する原子と共に、場合により1〜3個のヘテロ原子および/または1もしくは2の二重結合を含む、さらなる3〜8員環を形成してもよく、前記環は、場合によりハロ、C1−4アルキル、−N(R22e)R23c、−OR22fおよび=Oから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されており;
およびL1aは、独立して単結合または−(CH−Q−(CH−を表し;
pおよびqは、独立して、ここで使用される各々の場合に、0、1または2を表し;
Qは、−C(Ry1)(Ry2)−、−C(O)−または−O−を表すが、
但し、Qが−O−を表す場合、pは1または2を表し;
y1およびRy2は、独立してH、FもしくはXを表すか;または
y1とRy2は、一緒に連結されて3〜6員環を形成してもよく、前記環は、場合によりヘテロ原子を含み、また前記環は、場合によりF、Cl、=OおよびXから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されており;
およびLは、独立して単結合または、−(CH−C(Ry3)(Ry4)−(CH−A16−、−C(O)A17−、−S−、−S(O)−、−SC(Ry3)(Ry4)−、−S(O)18−、−N(R)A19−もしくは−OA20−から選択されるスペーサ基を表し、
[式中、A16は、単結合、−O−、−N(R)−、−C(O)−または−S(O)−を表し;
17およびA18は、独立して単結合、−C(Ry3)(Ry4)−、−O−または−N(R)を表し;
19およびA20は、独立して単結合、−C(Ry3)(Ry4)−、−C(O)−、−C(O)C(Ry3)(Ry4)−、−C(O)N(R)−、−C(O)O−、−S(O)−または−S(O)N(R)−を表す]
但し、Yが、場合によりGおよびZから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されたC1−12アルキルを表す場合、Lは単結合を表さず;
mは0、1または2を表し;
m1は1または2を表し;
y3およびRy4は、独立して、ここで使用される各々の場合に、H、FもしくはXを表すか;または
y3とRy4は、一緒に連結されて3〜6員環を形成してもよく、前記環は、場合によりヘテロ原子を含み、また前記環は、場合によりF、Cl、=OおよびXから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されており;
は、ここで使用される各々の場合に、HまたはXを表し;
〜Xは、独立してC1−12アルキル(場合によりハロ、−CN、−N(R24a)R25a、−OR24b、=O、ヘテロシクロアルキル、アリールおよびヘテロアリール(最後の3つの基は、場合によりハロ、−CN、C1−4アルキル(場合によりフルオロ、クロロおよび=Oから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている)、−N(R24c)R25bおよび−OR24dから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている)から選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されている)、アリールまたはヘテロアリール(最後の2つの基は、場合によりハロ、−CN、C1−4アルキル(場合によりフルオロ、クロロおよび=Oから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている)、−N(R26a)R26bおよび−OR26cから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されている)を表し;
22a、R22b、R22c、R22d、R22e、R22f、R23a、R23b、R23c、R24a、R24b、R24c、R24d、R25a、R25b、R26a、R26bおよびR26cは、独立して水素およびC1−4アルキル(後者の基は、場合によりフルオロ、−OH、−OCH、−OCHCHおよび/または=Oから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されている)から選択され;
但し、
YがDに結合し、且つ−C(O)−を表し、−L−Yが−COOHを表し、DおよびDが−C(H)=を表し、Dが−C(−OCH)=を表し、環Aが環(I)[式中、Ea1、Ea2、Ea4およびEa5は−C(H)=を表し、Ea3は−C(−L−Y)=を表す]を表す場合、LおよびLは、両方ともが−O−CH−を表すことはなく、YおよびY(適宜に)は非置換フェニルを表す]
の化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項2】
式Iの化合物が、

[式中、
Yは、−C(O)−または−C(=N−OR28)−を表し;
28は、水素またはC1−3アルキルを表し;
、DおよびDの各々は、それぞれ−C(R1a)=、−C(R1b)=および−C(R1c)=を表し;
a1、Ea2、Ea4およびEa5の各々は、それぞれ−C(H)=、−C(R2b)=、−C(R2d)=および−C(H)=を表すか、またはEa1、Ea2、Ea4およびEa5のいずれか1つまたは2つは、選択的におよび独立して−N=を表してもよく;
2bおよびR2dは、独立してXから選択される置換基を表すか、またはR2bおよびR2dは水素を表し;
1a、R1b、R1cは、独立してR5a、ハロまたは水素を表し;
は、独立してR5aおよびハロから選択される基を表し;
5aは、ここで使用される各々の場合に、C1−6アルキルを表し;
およびY1aは、独立して、ここで使用される各々の場合に、−C(O)OR9aを表し;
は、非環式C1−6アルキル;アリール;5もしくは6員ヘテロアリール;9もしくは10員二環式ヘテロアリール基;C3−8シクロアルキル;または4〜8員ヘテロシクロアルキル基を表し、前記の基はすべて、場合によりA、GおよびZ(適宜に)から選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されており;
は非環式C1−6アルキルを表してもよく、またはYは、場合によりAから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたフェニルを表し;
Aは、Gまたは、場合によりZおよびGから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたC1−6アルキルを表し;
は=Oを表し;
は、ハロ、−CNまたは−A−R16aを表し;
は、−C(O)A、−N(R17a)A−または−OA−を表し;
、AおよびAは、独立して単結合を表し;
16aは、水素または、場合により1もしくはそれ以上のG置換基によって置換されたC1−6アルキルを表し;
17aはC1−4アルキルを表し;
はハロを表し;
は単結合を表し;
は、−S(O)−、単結合、−C(Ry3)(Ry4)−、−N(R)A19−、−C(O)A17−、−OA20−、−S(O)−または−S−を表し、
は、Lに関してここで定義される基を表し、Lは、より好ましくは−N(R)A19−を表し;
17は、−N(R)−または単結合を表し;
19は、単結合、−C(Ry3)(Ry4)−、−C(O)−または−S(O)−を表し;
20は、単結合または−C(Ry3)(Ry4)−を表し;
y3およびRy4は、独立して水素を表し;
は、ここで使用される各々の場合に、HまたはXを表し;
は、場合により=O、−OR24bおよびヘテロシクロアルキルから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されたC1−8アルキルを表し;ならびに/または
24bは、水素またはC1−4アルキルを表す]
を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式中、
環Aは環(I)を表し(すなわち請求項2で図示されるように);
、DおよびDは、それぞれ−C(R1a)=、−C(R1b)=および−C(R1c)=を表し;
1a、R1bおよびR1cは、独立してHを表し;
環Aは環(I)を表し;
a1およびEa5は、独立して−C(H)=を表し;
a2、Ea3およびEa4は、それぞれ−C(R2b)=、−C(R2c)=および−C(R2d)=を表し;
2bはHを表し;
2dはHを表し;
およびL1aは、独立して単結合を表し;
とL1aは同じであり;
およびY1aは、独立して−C(O)OR9aを表し;
とY1aは同じであり;
9aは、C1−6アルキルまたはHを表し;
およびLは、独立して−OA20−または−N(R)A19−を表し;
およびLの少なくとも1つは−N(R)A19−を表し;
19は、単結合、−S(O)−または−C(O)−を表し;
20は単結合を表し;
は、C1−3アルキルまたはHを表し;
およびYは、独立して、場合により置換されたヘテロアリール、アリールまたは場合により置換されたC1−12アルキルを表し;
Aは、Gまたは、場合によりGから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたC1−6アルキルを表し;
は、ハロまたは−A−R16aを表し;
は、単結合、−C(O)Aまたは−OA−を表し;
およびAは、独立して単結合を表し;
16aは、水素または、場合によりGから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたC1−6アルキルを表し;
はハロを表し;ならびに/または
28は、水素または非置換C1−3(例えばC1−2)アルキル(例えばメチル)を表す、
請求項1または請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
式中、X〜Xは、独立してC1−6アルキル(場合によりハロ、−CN、−N(R24a)R25a、−OR24b、=O、アリールおよびヘテロアリール(最後の3つの基は、場合によりハロ、−CN、C1−4アルキル(場合によりフルオロ、クロロおよび=Oから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている)、−N(R24c)R25bおよび−OR24dから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている)から選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されている)、アリールまたはヘテロアリール(最後の2つの基は、場合によりハロ、−CN、C1−4アルキル(場合によりフルオロ、クロロおよび=Oから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されている)、−N(R26a)R26bおよび−OR26cから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されている)を表す、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項5】
式中、YおよびYは、独立して、場合により置換されたフェニル、ナフチル、ピロリル、フリル、チエニル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、インダゾリル、インドリル、インドリニル、イソインドリニル、キノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、イソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、キノリジニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラニル、クロマニル、ベンゾチエニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、キナゾリニル、キノキサリニル、1,3−ベンゾジオキソリル、テトラゾリル、ベンゾチアゾリル、および/またはベンゾジオキサニルを表す、前記請求項のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
およびYが、独立して、場合により置換されたナフチル、2−ベンゾオキサゾリル、2−ベンズイミダゾリル、2−ベンゾチアゾリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジルまたはフェニルを表す、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
およびYが、独立して、場合によりAから選択される1またはそれ以上の置換基によって置換されたフェニルを表す、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
選択的な置換基が、ハロ;シアノ;場合により1もしくはそれ以上のハロ基で置換されたC1−6アルキル;場合によりC1−3アルキルおよび=Oから選択される1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたヘテロシクロアルキル;−OR26;−C(O)R26;−C(O)OR26;−N(R26)R27;−S(O)26(mは0、1または2である)[式中、R26およびR27は、独立してH、C1−6アルキル(場合により1もしくはそれ以上のハロ基によって置換された)またはアリール(場合により1もしくはそれ以上のハロ基もしくはC1−3アルキル基によって置換された(前記アルキル基は、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されている))を表す]から選択される、請求項5〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
医薬としての使用のための、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項10】
医薬的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩を含有する医薬製剤。
【請求項11】
ロイコトリエンCの合成の阻害が望ましいおよび/または必要である疾患の治療における使用のための、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、化合物、または医薬的に許容されるその塩。
【請求項12】
ロイコトリエンCの合成の阻害が望ましいおよび/または必要である疾患の治療のための医薬を製造するための、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩の使用。
【請求項13】
疾患が、呼吸器疾患、炎症である、および/または炎症性成分を有する、請求項11に記載の化合物または請求項12に記載の使用。
【請求項14】
疾患が、アレルギー疾患、喘息、小児期喘鳴、慢性閉塞性肺疾患、気管支肺異形成症、嚢胞性線維症、間質性肺疾患、耳鼻咽喉疾患、眼疾患、皮膚疾患、リウマチ性疾患、血管炎、心臓血管疾患、胃腸疾患、泌尿器疾患、中枢神経系の疾患、内分泌疾患、蕁麻疹、アナフィラキシー、血管性水腫、クワシオルコルの浮腫、月経困難症、熱傷誘導性酸化的損傷、多発性外傷、疼痛、有毒油症候群、内毒素性ショック、敗血症、細菌感染症、真菌感染症、ウイルス感染症、鎌状赤血球貧血、好酸球増多症候群、または悪性疾患である、請求項13に記載の化合物または使用。
【請求項15】
疾患が、アレルギー疾患、喘息、鼻炎、結膜炎、COPD、嚢胞性線維症、皮膚炎、蕁麻疹、好酸球性胃腸疾患、炎症性腸疾患、関節リウマチ、変形性関節症または疼痛である、請求項14に記載の化合物または使用。
【請求項16】
ロイコトリエンCの合成の阻害が望ましいおよび/または必要である疾患の治療の方法であって、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物または医薬的に許容されるその塩の治療有効量を、そのような状態に罹患しているまたは罹患しやすい患者に投与することを含む方法。
【請求項17】
(A)請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩;および
(B)呼吸器疾患および/または炎症の治療において有用な別の治療薬
を含有し、成分(A)および(B)の各々が医薬的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して製剤される組合せ製品。
【請求項18】
請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩、呼吸器疾患および/または炎症の治療において有用な別の治療薬、ならびに医薬的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体を含有する医薬製剤を含む、請求項17に記載の組合せ製品。
【請求項19】
以下の成分:
(a)医薬的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩を含有する医薬製剤;および
(b)医薬的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して、呼吸器疾患および/または炎症の治療において有用な別の治療薬を含有する医薬製剤
を含むパーツのキットを含み、前記成分(a)と(b)が、各々、他方との併用投与に適する形態で提供される、請求項17に記載の組合せ製品。
【請求項20】
請求項1で定義された式Iの化合物の調製のための方法であって、
(i)Yが−C(O)−を表す式Iの化合物に関しては、式II:

[式中、Yは−CH−を表し、そして環A、D、D、D、D、L、Y、L、Y、LおよびYは請求項1で定義されたとおりである]
の化合物の酸化;
(ii)Lおよび/またはLが−N(R)A19−[式中、RはHを表す]を表す(そして、好ましくはYが−C(O)−であるかまたはR28が、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−6アルキルである)式Iの化合物に関しては、式III:

[式中、L2aは−NHまたは−N(R)A19−Yを表し、L3aは−NHまたは−N(R)A19−Yを表し、但し、L2aおよびL3aの少なくとも1つは−NHを表し、そしてY、環A、D、D、D、D、LおよびYは請求項1で定義されたとおりである]の化合物、またはその保護された誘導体と、
(A)A19が−C(O)N(R)−[式中、RはHを表す]を表す場合は:
(a)式IV:

の化合物との反応、または
(b)CO(もしくはCOの適切な供給源である試薬)またはホスゲンまたはトリホスゲンとの、式V:

の化合物の存在下での反応
[式中、どちらの場合も、YはYまたはY(適宜に/必要に応じて)を表す];
(B)A19が−S(O)N(R)−を表す場合は:
(a)ClSOH、次いでPClとの反応、その後、前記で定義された式Vの化合物との反応;
(b)SOCl、次いで前記で定義された式Vの化合物との反応;
(c)式VA:

[式中、Yは前記で定義されたとおりである]
の化合物との反応;
(d)場合によりBrCHCHOHの存在下での、ClSON=C=Oとの反応、次いで前記で定義された式Vの化合物の存在下での反応;
(C)A19が単結合を表す場合は、式VI:

[式中、Lは適切な脱離基を表し、そしてYは前記で定義されたとおりである]
の化合物との反応;
(D)A19が−S(O)−、−C(O)−、−C(Ry3)(Ry4)−、−C(O)−C(Ry3)(Ry4)−または−C(O)O−を表す場合は、式VII:

[式中、A19aは−S(O)−、−C(O)−、−C(Ry3)(Ry4)−、−C(O)−C(Ry3)(Ry4)−または−C(O)O−を表し、そしてYおよびLは前記で定義されたとおりである]
の化合物との反応;
(iii)LおよびLの一方が−N(R)C(O)N(R)−を表し、他方が−NH(もしくはその保護された誘導体)または−N(R)C(O)N(R)−[式中、RはHを表す(すべての場合に)]を表し、そして、好ましくはYが−C(O)−であるかまたはR28が、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−6アルキルである式Iの化合物に関しては、式VIII:

[式中、JまたはJの一方は−N=C=Oを表し、他方は−NH(もしくはその保護された誘導体)または−N=C=O(適宜に)を表し、そしてY、環A、D、D、D、D、LおよびYは請求項1で定義されたとおりである]
の化合物と、前記で定義された式Vの化合物との反応;
(iv)Yが−C(O)−であるかまたはR28が、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−6アルキルである式Iの化合物に関しては、式IX:

[式中、ZおよびZの少なくとも一方は適切な脱離基を表し、他方も、独立して適切な脱離基を表してもよく、またはZは−L−Yを表し、Zは−L−Yを表してもよく、そしてY、環A、D、D、D、D、L、Y、L、Y、LおよびYは請求項1で定義されたとおりである]
の化合物と、式X:

[式中、LはLまたはL(適宜に/必要に応じて)を表し、そしてYは前記で定義されたとおりである]
の1つの(または2つの別々の)化合物(適宜に/必要に応じて)との反応;
(v)水素を表さないR基が存在する(または、窒素もしくは酸素などのヘテロ原子に結合した、水素を表さないR、R、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、R25もしくはR26基が存在する場合の)式Iの化合物は、水素を表すそのような基が存在する式Iの対応する化合物と、式XI:

[式中、Rwyは、水素を表さないことを条件として前記で定義されたRのいずれか(適宜に)を表し(またはRは、水素を表さないR〜R26基を表し)、そしてLは適切な脱離基を表す]
の化合物との反応によって調製し得る;
(vi)飽和アルキル基だけを含む式Iの化合物に関しては、1つの不飽和を含む式Iの対応する化合物の還元;
(vii)Yおよび/または、存在する場合は、Y1aが−C(O)OR9a[式中、R9aは水素(または他のカルボン酸もしくはエステル保護誘導体)を表す]を表す式Iの化合物に関しては、R9aがHを表さない式Iの対応する化合物の加水分解;
(viii)Yおよび/または、存在する場合は、Y1aが−C(O)OR9aを表し、そしてR9aがHを表さない式Iの化合物に関しては、式XII:

[式中、R9zaは、Hを表さないことを条件としてR9aを表す]
の適切なアルコールの存在下で、:
(A)R9aがHを表す式Iの対応する化合物のエステル化(もしくは同様の処理):または
(B)R9aがHを表さない(そして調製される式Iの化合物において同じ価の対応するR9a基を表さない)式Iの対応する化合物のエステル交換(もしくは同様の処理);
(ix)Yおよび/または、存在する場合は、Y1aが−C(O)OR9a[式中、R9aはH以外である]を表し、そしてLおよび/または、存在する場合は、L1aが、前記で定義されたとおりであるが、但し、それらは−(CH−Q−(CH−[式中、pは0を表し、そしてQは−O−を表す]を表さず、そして、好ましくはYが−C(O)−であるかまたはR28が、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−6アルキルである式Iの化合物に関しては、式XIII:

[式中、LおよびL5aの少なくとも一方は、適切なアルカリ金属基、−Mg−ハロゲン化物、亜鉛ベース基または適切な脱離基を表し、他方は−L−Yまたは−L1a−Y1a(適宜に)を表してよく、そしてY、環A、D、D、D、D、L、Y、LおよびYは請求項1で定義されたとおりである]
の化合物と、式XIV:

[式中、Lxyは、LまたはL1a(適宜に;但し、それは−(CH−Q−(CH−[式中、pは0を表し、そしてQは−O−を表す]を表さない)を表し、Yは−C(O)OR9a[式中、R9aはH以外である]を表し、そしてLは適切な脱離基を表す]
の化合物との反応;
(x)Lおよび/または、存在する場合は、L1aが、好ましくは単結合を表し、そしてYおよび/または、存在する場合は、Y1aが5−テトラゾリル基を表す式Iの化合物に関しては、国際公開公報第WO2006/077366号に記載されている手順に従って;
(xi)Lおよび/または、存在する場合は、L1aが単結合を表し、そしてYおよび/または、存在する場合は、Y1aが−C(O)OR9a[式中、R9aはHである]を表す式Iの化合物に関しては、前記で定義されたとおりであるが、Lおよび/またはL5a(適宜に)が、
(I)アルカリ金属;または
(II)−Mgハロゲン化物
のいずれかを表す式XIIIの化合物と二酸化炭素との反応、次いで酸性化;
(xii)Lおよび/または、存在する場合は、L1aが単結合を表し、そしてYおよび/または、存在する場合は、Y1aが−C(O)OR9aを表す式Iの化合物に関しては、前記で定義されたとおりであるが、Lおよび/またはL5a(適宜に)が適切な脱離基である式XIIIの対応する化合物とCO(またはCOの適切な供給源である試薬)との、式XV:

[式中、R9aは請求項1で定義されたとおりである]
の化合物の存在下での反応;
(xiii)Yが−C(O)−を表す式Iの化合物に関しては、式XVIまたはXVII:

[式中、Yz1は−C(O)OHを表す(そして式XVIの化合物においては、それはDまたはDのいずれか1つに結合していてもよい)]
の化合物のいずれかと、それぞれ、式XVIIIまたはXIX:

[式中(すべての場合に)、環A、D、D、D、D、L、Y、L、Y、LおよびYは請求項1で定義されたとおりである]
の化合物との反応;
(xiv)Yが−C(O)−を表す式Iの化合物に関しては、式XXまたはXXI:

[式中、Yz2は−CNを表す(式XXIの化合物の場合は、それはDまたはDに結合していてもよい)]の化合物のいずれかと、それぞれ、式XXIIまたはXXIII:

[式中、L5bは、前記で定義されたLを表すが、但し−L−Yを表さず、そして(すべての場合に)環A、D、D、D、D、L、Y、L、Y、L およびYは請求項1で定義されたとおりである]
の化合物との反応;
(xv)Yが−C(O)−を表す式Iの化合物に関しては、前記で定義された式XVIまたはXVIIの化合物の活性化誘導体と、それぞれ、式XXIIまたはXXIII(前記で定義されたとおりである)の化合物との反応;
(xvi)Yが−C(=N−OR28)−を表す式Iの化合物に関しては、式Iの対応する化合物と、式XXIIIA:

[式中、R28は、水素または、場合により1もしくはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−6アルキルを表す]
の化合物との反応;
(xvii)Yが−C(=N−OR28)−を表し、そしてR28が、場合により1またはそれ以上のハロ原子によって置換されたC1−6アルキルを表す式Iの化合物に関しては、R28が水素を表す式Iの対応する化合物と、式XXIIIB:

[式中、R28aは、水素を表さないことを条件としてR28を表し、そしてLは適切な脱離基を表す]
の化合物との反応
を含む方法。
【請求項21】
請求項10で定義された医薬製剤の製造のための方法であって、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩を、医薬的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合することを含む方法。
【請求項22】
請求項17〜19のいずれか一項で定義された組合せ製品の製造のための方法であって、請求項1〜8のいずれか一項で定義されたとおりであるが但し書きを伴わない、式Iの化合物、または医薬的に許容されるその塩を、呼吸器疾患および/または炎症の治療において有用な他の治療薬、ならびに少なくとも1つの医薬的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合することを含む方法。

【公表番号】特表2012−520276(P2012−520276A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553513(P2011−553513)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/GB2010/000439
【国際公開番号】WO2010/103279
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(510060523)バイオリポックス エービー (5)
【氏名又は名称原語表記】BIOLIPOX AB
【住所又は居所原語表記】PO Box 303, S−751 05 Uppsala, Sweden
【Fターム(参考)】