説明

新規4−フェニルアミノ−ベンズアルドオキシム誘導体並びにそのMEK阻害剤としての使用

本発明に係る化合物、その医薬的に許容し得る塩は、下記一般式(1)で表される。〔式(1)中、R、R、R、R、R、R、Q、R、Rは、明細書中のR、R、R、R、R、R、Q、R、Rと同意義を示す。〕


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)

〔前記式(1)中、波線

は、RO−と−Nとの結合様式によってE体およびZ体のいずれの幾何異性体を形成してもよいことを示し、
は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し;
Qは−NR、またはRで表される基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示し;
は、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表される化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項2】
が、ヨウ素原子、臭素原子、ビニル基またはエチニル基である請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項3】
が、水素原子、塩素原子、フッ素原子、メチル基、またはヒドロキシメチル基である請求項1または2に記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項4】
が、塩素原子またはフッ素原子である請求項1〜3のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項5】
が、水素原子、塩素原子、またはフッ素原子である請求項1〜4のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項6】
が、水素原子である請求項1〜5のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項7】
が、水素原子、またはフッ素原子である請求項1〜6のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項8】
が、フッ素原子である請求項1〜7のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項9】
、Rが、それぞれ独立に、水素原子、
下記C群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記D群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基;
C群:−O−R、−NR、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
D群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、オキソ基、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4;
である請求項1〜8のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項10】
が、水素原子、メチル基、イソプロピル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル基、2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチル基、2−(モルホリン−4−イル)エチル基、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル基、2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル基、2−(ヒドロキシイミノ)エチル基、2−(メトキシイミノ)エチル基、2−メチルカルバモイル−エチル基、2−プロペニル基、2−プロピニル基、ベンジル基、ピリジン−4−イルメチル基、オキサゾール−2−イルメチル基、3−ヒドロキシ−3−メチルブチル基、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル基、1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル−メチル基、4−ヒドロキシルブチル基、3−メトキシ−3−メチルブチル基、2−メトキシエチル基、2−メチルスルファニルエチル基、2−メタンスルホニルエチル基、2−アミノエチル基、2−メチルアミノエチル基、2−ジメチルアミノエチル基、2−(ピペリジン−1−イル)エチル基、2−(ピロリジン−1−イル)エチル基、2−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)エチル基、2−((R)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)エチル基、メチルカルバモイル−メチル基、2−ジメチルカルバモイル−エチル基、3−メチルカルバモイル−プロピル基、(2−ヒドロキシエチルカルバモイル)メチル基、2−アセチルアミノエチル基、2−アセチルメチルアミノエチル基、2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)エチル基、2−(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)エチル基、1H−イミダゾール−2−イルメチル基、3H−イミダゾール−4−イルメチル基、または2−メタンスルホニルアミノ−エチル基である請求項1〜9のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項11】
が、水素原子、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシ−3−メチルブチル基、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル基、1−ヒドロキシメチル−シクロプロピル−メチル基、4−ヒドロキシルブチル基、3−メトキシ−3−メチルブチル基、2−メトキシエチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、または2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル基、2−メチルスルファニルエチル基、2−メタンスルホニルエチル基である請求項1〜10のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項12】
が、2−アミノエチル基、2−メチルアミノエチル基、2−ジメチルアミノエチル基、2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチル基、2−(モルホリン−4−イル)エチル基、2−(ピペリジン−1−イル)エチル基、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル基、2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル基、2−(ピロリジン−1−イル)エチル基、2−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)エチル基、2−((R)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)エチル基、2−(ヒドロキシイミノ)エチル基、2−(メトキシイミノ)エチル基、メチルカルバモイル−メチル基、2−メチルカルバモイル−エチル基、2−ジメチルカルバモイル−エチル基、3−メチルカルバモイル−プロピル基、(2−ヒドロキシエチルカルバモイル)メチル基、2−アセチルアミノエチル基、2−アセチルメチルアミノエチル基、2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)エチル基、2−(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)エチル基、1H−イミダゾール−2−イルメチル基、3H−イミダゾール−4−イルメチル基、ピリジン−4−イルメチル基、オキサゾール−2−イルメチル基、または2−メタンスルホニルアミノ−エチル基である請求項1〜10のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項13】
が、メチル基、イソプロピル基、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、2−プロペニル基、2−プロピニル基、またはベンジル基である請求項1〜10のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項14】
が、水素原子、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル、2−ジメチルアミノエチル基、2−アミノエチル基、2−メチルアミノエチル基、2−アセチルアミノエチル基、2−アセチルメチルアミノエチル基、2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)エチル基、2−(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)エチル基、1H−イミダゾール−2−イルメチル基、ピリジン−4−イルメチル基、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロピル基、2−メチルスルファニルエチル基、2−メタンスルホニルエチル基、メチルカルバモイルメチル基、2−メチルカルバモイル−エチル基、2−ジメチルカルバモイル−エチル基、3−メチルカルバモイルプロピル基、(2−ヒドロキシエチルカルバモイル)メチル基、または2−メタンスルホニルアミノ−エチル基である請求項1〜13のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項15】
Qが、水素原子、−NR
下記C群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記D群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基である、請求項1〜14のいずれかに記載の化合物;
C群:−O−R、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR−(アルキレン基)−OR、−C=N−OR
D群:−O−R、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR−(アルキレン基)−OR、−C=N−OR、アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。
【請求項16】
Qが、水素原子、メチル基、イソプロピル基、2−ヒドロキシエチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2−(モルホリン−4−イル)エチル基、2−プロペニル基、ベンジル基、アミノ基、またはメチルアミノ基である請求項1〜15のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項17】
Qが−NRである請求項1〜15のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項18】
Qがアルキル基である請求項1〜15のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項19】
Qが水素原子である請求項1〜15のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項20】
が、水素原子またはメチル基である請求項1〜19のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項21】
が、水素原子である請求項1〜20のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項22】
が、水素原子、メチル基、イソプロピル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル基、2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチル基、2−(モルホリン−4−イル)エチル基、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル基、2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル基、2−(ヒドロキシイミノ)エチル基、2−(メトキシイミノ)エチル基、2−プロペニル基、2−プロピニル基、ベンジル基、ピリジルメチル基、またはオキサゾール−2−イルメチル基である請求項1〜21のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項23】
が、少なくとも一つのヒドロキシ基を有するアルキル基である請求項1〜21のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項24】
が、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、または2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基である請求項1〜22のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項25】
が、2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチル基、2−(モルホリン−4−イル)エチル基、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル基、2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル基、2−(ヒドロキシイミノ)エチル基、2−(メトキシイミノ)エチル基、ピリジルメチル基、またはオキサゾール−2−イルメチル基である請求項1〜22のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項26】
が、メチル基、イソプロピル基、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、2−プロペニル基、2−プロピニル基、またはベンジル基である請求項1〜22のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項27】
前記Rがフッ素原子、前記Rが水素原子、前記Rがフッ素原子、前記Rがフッ素原子である、請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項28】
前記一般式(1)中、置換基R−O−N=C(Q)−が下記式(a)

(式中、R、Qは、式(1)中のR、Qと同意義である。)で表されるE型オキシムである、請求項1〜27いずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項29】
前記一般式(1)中、置換基R−O−N=C(Q)−が下記式(b)

(式中、R、Qは、式(1)中のR、Qと同意義である。)で表されるZ型オキシムである、請求項1〜27いずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩。
【請求項30】
前記一般式(1)記載の化合物が、下記の群から選択されるいずれか1つである請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩;
(1):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(2):(E)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(3):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ビニル−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(4):(E)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−2−(4−ヨード−フェニルアミノ)−ベンズアミド、
(5):(E)−2−(2−クロロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(6):(E)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−2−(4−ヨード−2−メチル−フェニルアミノ)−ベンズアミド、
(7):(E)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−2−(2−ヒドロキシメチル−4−ヨード−フェニルアミノ)−ベンズアミド、
(8):(E)−2−(2−クロロ−6−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(9):(E)−2−(2,6−ジフルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(10):(E)−4−フルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(11):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(3−ヒドロキシ−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(12):(E)−5−[(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシイミノ)−メチル]−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(13):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(14):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(15):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(16):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−1−メチル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(17):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[(2−ヒドロキシ−エトキシ)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(18):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(19):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−モルホリン−4−イル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(20):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[2−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(21):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(22):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシイミノ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(23):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メトキシイミノ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(24):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−(ヒドロキシイミノ−メチル)−ベンズアミド、
(25):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−(メトキシイミノ−メチル)−ベンズアミド、
(26):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−(イソプロポキシイミノ−メチル)−ベンズアミド、
(27):(E)−5−(シクロプロピルメトキシイミノ−メチル)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(28):(E)−5−(シクロペンチルメトキシイミノ−メチル)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(29):(E)−5−(アリルオキシイミノ−メチル)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(30):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−(2−プロピニルオキシイミノ−メチル)−ベンズアミド、
(31):(E)−5−(ベンジルオキシイミノ−メチル)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(32):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(ピリジン−4−イルメトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(33):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(オキサゾール−2−イルメトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(34):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[1−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−エチル]−ベンズアミド、
(35):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[1−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−2−メチル−プロピル]−ベンズアミド、
(36):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[1−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−3−ブテニル]−ベンズアミド、
(37):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[1−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−2−フェニルエチル]−ベンズアミド、
(38):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[3−ヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−プロピル]−ベンズアミド、
(39):(E)−5−[3,4−ジヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−ブチル]−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(40):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[1−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−3−モルホリン−4−イル−プロピル]−ベンズアミド、
(41):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[N−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−カルバミミドイル]−ベンズアミド、
(42):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[N−(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−N’−メチル−カルバミミドイル]−ベンズアミド、
(43):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−メチル−ベンズアミド、
(44):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(3−ヒドロキシ−プロポキシ)−ベンズアミド、
(45):(E)−N−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(46):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エトキシ)−ベンズアミド、
(47):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシ−プロポキシ)−ベンズアミド、
(48):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシ)−ベンズアミド、
(49):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エトキシ)−ベンズアミド、
(50):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−[(2−ヒドロキシ−エトキシ)−エトキシ]−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(51):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−[(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−エトキシ]−ベンズアミド、
(52):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−ベンズアミド、
(53):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−[2−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル)−エトキシ]]−ベンズアミド、
(54):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エトキシ]]−ベンズアミド、
(55):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシイミノ−エトキシ)−ベンズアミド、
(56):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−メトキシイミノ−エトキシ)−ベンズアミド、
(57):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−ヒドロキシ−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(58):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−メトキシ−ベンズアミド、
(59):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−イソプロポキシ−ベンズアミド、
(60):(E)−N−シクロプロピルメトキシ−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(61):(E)−N−シクロペンチルメトキシ−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(62):(E)−N−アリルオキシ−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(63):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−プロピニルオキシ)−ベンズアミド、
(64):(E)−N−ベンジルオキシ−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(65):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(ピリジン−4−イルメトキシ)−ベンズアミド、
(66):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(オキサゾール−2−イルメトキシ)−ベンズアミド、
(67):(E)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(3−ヒドロキシ−プロポキシ)−ベンズアミド、
(68):(E)−N−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(69):(E)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エトキシ)−ベンズアミド、
(70):(E)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(3−ヒドロキシ−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(71):(E)−5−[(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシイミノ)−メチル]−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(72):(E)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(73):(E)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(74):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メチルカルバモイル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(75):(E)−5−[(2−ジメチルアミノ−エトキシイミノ)−メチル]−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(76):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ピペリジン−1−イル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(77):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(3−メトキシ−3−メチル−ブトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(78):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(3−ヒドロキシ−3−メチル−ブトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(79):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロポキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(80):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(1−ヒドロキシメチル−シクロプロピルメトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(81):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(4−ヒドロキシ−ブトキシイミノ)−メチル]−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(82):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メチルスルファニル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(83):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メタンスルホニル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(84):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[メチルカルバモイルメトキシイミノ−メチル]−ベンズアミド、
(85):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[(2−ヒドロキシエチルカルバモイル)−メトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(86):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[(3−メチルカルバモイル−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(87):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メトキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(88):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[イソプロポキシイミノ−メチル]−ベンズアミド、
(89):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(3H−イミダゾール−4−イルメトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(90):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(91):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ハイドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ピロリジン−1−イル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(92):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ハイドロキシ−エトキシ)−5−{[2−(2−オキソ−イミダゾリジン−1−イル)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(93):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ハイドロキシ−エトキシ)−5−{[2−((S)−ハイドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド、
(94):(E)−5−[(2−アミノ−エトキシイミノ)−メチル]−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(95):(E)−{2−[2,3−ジフルオロ−4−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−(2−ヒドロキシ−エトキシカルバモイル)−ベンジリデンアミノオキシ]−エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル、
(96):(E)−5−[(2−アセチルアミノ−エトキシイミノ)−メチル]−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(97):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(1H−イミダゾール−2−イルメトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(98):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メチルアミノ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(99):(E)−5−{[2−(アセチル−メチル−アミノ)−エトキシイミノ]−メチル}−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−ベンズアミド、
(101):(E)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メチルカルバモイル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(102):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(103):(Z)−2−(4−エチニル−2−フルオロ−フェニルアミノ)−3,4−ジフルオロ−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(104):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メタンスルホニル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(105):(dl)−(Z)−5−[(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシイミノ)−メチル]−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(106):(Z)−5−[(2−アセチルアミノ−エトキシイミノ)−メチル]−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ベンズアミド、
(107):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メチルカルバモイル−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(108):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド、
(109):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−(メチルカルバモイルメトキシイミノ−メチル)−ベンズアミド、
(110):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[(2−ヒドロキシエチルカルバモイル)−メトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド
(111):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[(3−メチルカルバモイル−プロポキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド
(112):dl−(Z)−N−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−5−[(2−ヒドロキシ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド
(113):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ハイドロキシ−エトキシ)−5−{[2−(2−オキソ−イミダゾリジン−1−イル)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド
(114):(Z)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−{[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−エトキシイミノ]−メチル}−ベンズアミド
(115):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[(2−メタンスルホニルアミノ−エトキシイミノ)−メチル]−ベンズアミド
(116):(E)−3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨード−フェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−5−[ジメチルカルバモイルエトキシイミノ−メチル]−ベンズアミド。
【請求項31】
下記一般式(2)で表される、請求項1に記載の式(1)で表される化合物の合成中間体(U);

〔式(2)中、
’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていてもよいアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である〕。
【請求項32】
前記合成中間体(U)のうち、R’がヨウ素原子、臭素原子、ビニル基または保護基で保護されていてもよいエチニル基であり、;
が塩素原子またはフッ素原子であり;
が水素原子であり;
が水素原子またはフッ素原子であり;
がフッ素原子であり;
が水素原子、下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基、である請求項31に記載の合成中間体(U);
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。
【請求項33】
前記合成中間体(U)が、下記式(21)および(22)で表される化合物から選択されるいずれか1つである請求項31または32に記載の合成中間体(U);

〔上記式(21)または(22)中、Tは、水素原子または保護基を示し、
が水素原子、下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基、である請求項27に記載の合成中間体(U);
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕
【請求項34】
下記一般式(3)で表される、請求項1に記載の式(1)で表される化合物の合成中間体(V);

〔式(3)中、
’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていてもよいアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示し;
は、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕
【請求項35】
前記合成中間体(V)のR’がヨウ素原子、臭素原子、ビニル基または保護基で保護されていてもよいエチニル基であり;
が塩素原子またはフッ素原子であり;
が水素原子であり;
が水素原子またはフッ素原子であり;
がフッ素原子であり;
が水素原子またはメチル基であり;
、R’がそれぞれ独立に、水素原子、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基であり、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい、
請求項34に記載の合成中間体(V);
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。
【請求項36】
前記合成中間体(V)が、下記式(31)および(32)から選択されるいずれか1つである請求項34または35に記載の化合物;

〔上記式(31)、(32)中、T、Tは、それぞれ独立に、水素原子または保護基を示す。R、Rそれぞれ独立に水素原子またはC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示す;
前記−[CH]m−(mは1〜4の整数)で示される繰返単位中の任意の水素原子は、Rで表される基で置換されていてもよく、Rは保護基で保護されていてもよい水酸基で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、2以上の水素原子がRで置換されている場合、それらRは互いに同一又は異なっていてもよい;
は水素原子、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基;
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕。
【請求項37】
下記一般式(4)で表される、請求項1に記載の式(1)で表される化合物の合成中間体(W);

〔式(4)中、波線

は、O−と−Nとの結合様式によってE体およびZ体のいずれの幾何異性体を形成してもよいことを示し、
’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていても良いアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよく;
Qは−NR、またはRで表される基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕。
【請求項38】
前記合成中間体(W)のR’がヨウ素原子、臭素原子、ビニル基または保護基で保護されていても良いエチニル基であり;
が塩素原子またはフッ素原子であり;
が水素原子であり;
が水素原子またはフッ素原子であり;
がフッ素原子であり;
’水素原子、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基、であり、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよく;
Qが水素原子、−NR
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基、である、請求項37に記載の化合物;
E群:−O−R、−NR、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、NRSO、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、オキソ基、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。
【請求項39】
前記合成中間体(W)が、下記式(41)、(42)、(63)および(64)から選択されるいずれか1つである請求項37または38に記載の化合物;

〔上記式中、波線

は、O−と−Nとの結合様式によってE体およびZ体のいずれの幾何異性体を形成してもよいことを示し、
、Tは、それぞれ独立に、水素原子または保護基を示す。
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し、
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
Qは水素原子、−NR
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基、である;
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である;
、Rはそれぞれ独立に水素原子、C1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示す;
前記−[CH]m−(mは1〜4の整数)で示される繰返単位中の任意の水素原子は、Rで表される基で置換されていてもよく、Rは保護基で保護されていてもよい水酸基で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、2以上の水素原子がRで置換されている場合、それらRは互いに同一又は異なっていてもよい。〕。
【請求項40】
下記一般式(5)で表される、請求項1に記載の式(1)で表される化合物の合成中間体(X);

〔式(5)中、
’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていても良いアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕。
【請求項41】
前記合成中間体(X)のR’がヨウ素原子、臭素原子、ビニル基または保護基で保護されていてもよいエチニル基であり;
が塩素原子またはフッ素原子であり;
が水素原子であり;
が水素原子またはフッ素原子であり;
がフッ素原子であり;
が水素原子、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基である、請求項40に記載の化合物;
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。
【請求項42】
前記合成中間体(X)が、下記式(51)および(52)から選択されるいずれか1つである請求項40または41に記載の化合物;

〔上記式(51)または(52)中、Tは、水素原子または保護基を示し;
は水素原子、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基である;
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕。
【請求項43】
下記一般式(6)で表される、請求項1に記載の式(1)で表される化合物の合成中間体(Y);

〔式(6)中、
’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていても良いアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示し;
は、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕。
【請求項44】
前記合成中間体(Y)のR’がヨウ素原子、臭素原子、ビニル基または保護基で保護されていても良いエチニル基であり;
が塩素原子またはフッ素原子であり;
が水素原子であり;
が水素原子またはフッ素原子であり;
がフッ素原子であり;
が水素原子、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基であり;
が水素原子またはメチル基であり;
’が水素、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基であり、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい、請求項43に記載の化合物;
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。
【請求項45】
前記合成中間体(Y)が、下記式(61)および(62)から選択されるいずれか1つである請求項43または44に記載の化合物;

〔上記式(61)、(62)中、T、Tは、それぞれ独立に、水素原子または保護基を示す。
、Rはそれぞれ独立に水素原子、C1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示す;
前記−[CH]m−(mは1〜4の整数)で示される繰返単位中の任意の水素原子は、Rで表される基で置換されていてもよく、Rは保護基で保護されていてもよい水酸基で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、2以上の水素原子がRで置換されている場合、それらRは互いに同一又は異なっていてもよい;
が水素原子、
下記E群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記F群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキルアルキル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基である;
E群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO
F群:−O−R、−(C1−C4アルキレン基)−OR、−[O−(C1−C4アルキレン基)]n−OR、−NR−(C1−C4アルキレン基)−OR、−C=N−OR、−CONR、−NRCOR、−SR、−SO、C1−C4アルキル基;
ただし、R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕。
【請求項46】
請求項37に記載の合成中間体(W)と、下記一般式(7)

〔式(7)中、Rは、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、R、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表されるヒドロキシルアミン誘導体(Z1)とを反応させることを特徴とする、下記一般式(1’)

〔式(1’)中、波線

は、O−と−Nとの結合様式によってE体およびZ体のいずれの幾何異性体を形成してもよいことを示し、
1‘は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていてもよいアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
6‘、R9’は、それぞれ独立に、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
6‘、R’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
Qは−NR、またはRで表される基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示し;
は、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表される化合物またはその医薬的に許容し得る塩の製造方法。
【請求項47】
請求項40に記載の合成中間体(X)と、下記一般式(7)

〔式(7)中、Rは、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
9’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、R、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表されるヒドロキシルアミン誘導体(Z1)と、下記一般式(8)

〔式(8)中、R6’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、R’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表されるヒドロキシルアミン誘導体(Z2)とを、同一反応系内で同時にまたは、順次に反応させることを特徴とする、下記一般式(1’)

〔式(1’)中、波線

は、O−と−Nとの結合様式によってE体およびZ体のいずれの幾何異性体を形成してもよいことを示し、
1’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていてもよいアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
6’、R9’は、それぞれ独立に、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
6’、R9’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
Qは−NR、またはRで表される基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示し;
は、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表される化合物またはその医薬的に許容し得る塩の製造方法。
【請求項48】
請求項43に記載の合成中間体(Y)と、下記一般式(8)

〔式(8)中、R6’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
6’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表されるヒドロキシルアミン誘導体(Z2)とを反応させることを特徴とする、下記一般式(1’)

〔式(1’)中、波線

は、O−と−Nとの結合様式によってE体およびZ体のいずれの幾何異性体を形成してもよいことを示し、
1’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていてもよいアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
6’、R9’は、それぞれ独立に、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
6’、R9’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
Qは−NR、またはRで表される基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示し;
は、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示す;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である。〕で表される化合物またはその医薬的に許容し得る塩の製造方法。
【請求項49】
下記一般式(65)で表される、請求項1に記載の式(1)で表される化合物の合成中間体(Z);

〔式(65)中、波線

は、O−と−Nとの結合様式によってE体およびZ体のいずれの幾何異性体を形成してもよいことを示し、
’は、水素原子、ハロゲン原子、−S−R、−SO−R、−SO−R、−COOR、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルケニル基、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、保護基で保護されていてもよいアルキニル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基を示し;
は、水素原子、または下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し;
’は、水素原子、
下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、ヘテロ環式基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルキルアルケニル基、シクロアルキルアルキニル基、アリールアルキル基、アリールアルケニル基、アリールアルキニル基、ヘテロアリールアルキル基、ヘテロアリールアルケニル基、ヘテロアリールアルキニル基、ヘテロ環式アルキル基、ヘテロ環式アルケニル基、もしくはヘテロ環式アルキニル基を示し、
’が水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基を有する場合、該水酸基、アミノ基またはアルキルアミノ基は保護基で保護されていてもよい;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である;
は水素原子またはC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示す;
前記−[CH]m−(mは1〜4の整数)で示される繰返単位中の任意の水素原子は、Rで表される基で置換されていてもよく、Rは保護基で保護されていてもよい水酸基で置換されていてもよいC1−C4アルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、2以上の水素原子がRで置換されている場合、それらRは互いに同一又は異なっていてもよい。〕。
【請求項50】
下記一般式(66)で表される、請求項1に記載の式(1)で表される化合物の合成中間体(P);

〔上記式(66)中、YはCHまたは酸素原子を示し;
Lは脱離基を示し、
、Rは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはニトロ基を示し;
は、水素原子、下記A群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;アルキル基、アルケニル基、もしくはアルキニル基、または
下記B群から選択される1〜3個の置換基を有していてもよい以下の基;シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル基、もしくはヘテロ環式アルキル基で表される基、である;
A群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR
B群:ハロゲン原子、ニトロ基、−O−R、−(アルキレン基)−OR、−[O−(アルキレン基)]n−OR、−NR、−NR−(アルキレン基)−OR、−NRSO、−C=N−OR、−CO、−CONR、−NRCOR、−COR、−SR、−SO、−SONR、オキソ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基;
前記R、Rは、同一または異なって、水素原子、OH基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはヘテロアリール基を示し、n=1〜4である;
m=1〜4である;
上記の脱離基は、ハロゲン原子または活性化された水酸基である。〕。
【請求項51】
前記合成中間体(P)のLがフッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子であり、
YがCHまたは酸素原子であり、
、Rは、それぞれ独立に、水素原子またはフッ素原子を示し、
は、水素原子である、請求項50記載の化合物。
【請求項52】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、医薬組成物。
【請求項53】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、MEK阻害剤。
【請求項54】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、増殖性疾患の予防剤又は治療剤。
【請求項55】
前記増殖性疾患が、乾癬、再狭窄、自己免疫疾患およびアテローム性動脈硬化症から選択された少なくとも1つである、請求項54に記載の増殖性疾患の予防剤または治療剤。
【請求項56】
前記増殖性疾患が癌である、請求項54に記載の増殖性疾患の予防剤または治療剤。
【請求項57】
前記癌が、MEKが高発現している癌である、請求項56に記載の増殖性疾患の予防剤または治療剤。
【請求項58】
前記癌が、乳房、肺、結腸直腸、前立腺、肝臓、卵巣、子宮、または膵臓癌である請求項56または57に記載の増殖性疾患の予防剤または治療剤。
【請求項59】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、増殖性疾患の治療を必要とする患者に投与することからなる、増殖性疾患の予防または治療方法。
【請求項60】
前記増殖性疾患が、乾癬、再狭窄、自己免疫疾患およびアテローム性動脈硬化症から選択された少なくとも1つである請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記増殖性疾患が癌である請求項59に記載の方法。
【請求項62】
前記癌が、MEKが高発現している癌である、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記癌が、乳房、肺、結腸直腸、前立腺、肝臓、卵巣、子宮、または膵臓癌である請求項61または62に記載の方法。
【請求項64】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、心不全の続発症の予防剤または治療剤。
【請求項65】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、心不全の続発症の治療を必要とする患者に投与することからなる、発作の続発症を予防、治療または減少する方法。
【請求項66】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、異種移植片拒絶の症状の予防剤または治療剤。
【請求項67】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、器官移植または骨髄移植患者に投与することからなる、異種移植片拒絶の症状を予防、治療または減少する方法。
【請求項68】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、変形性関節症の予防剤または治療剤。
【請求項69】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、変形性関節症の治療を必要とする患者に投与することからなる、変形性関節症を予防または治療する方法。
【請求項70】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、慢性関節リウマチの予防剤または治療剤。
【請求項71】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、慢性関節リウマチの治療を必要とする患者に投与することからなる、慢性関節リウマチを予防または治療する方法。
【請求項72】
請求項1〜30いずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、喘息の予防剤または治療剤。
【請求項73】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、喘息の治療を必要とする患者に投与することからなる、喘息を予防または治療する方法。
【請求項74】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、嚢胞性繊維症の予防剤または治療剤。
【請求項75】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、嚢胞性繊維症の治療を必要とする患者に投与することからなる、嚢胞性繊維症を予防または治療する方法。
【請求項76】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、肝腫の予防剤または治療剤。
【請求項77】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、肝腫の治療を必要とする患者に投与することからなる、肝腫を予防または治療する方法。
【請求項78】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、心臓肥大の予防剤または治療剤。
【請求項79】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、心臓肥大の治療を必要とする患者に投与することからなる、心臓肥大を予防または治療する方法。
【請求項80】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、アルツハイマー病の予防剤または治療剤。
【請求項81】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、アルツハイマー病の治療を必要とする患者に投与することからなる、アルツハイマー病を予防または治療する方法。
【請求項82】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、糖尿病の予防剤または治療剤。
【請求項83】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、糖尿病の治療を必要とする患者に投与することからなる、糖尿病を予防または治療する方法。
【請求項84】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、敗血症性ショックの予防剤または治療剤。
【請求項85】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、敗血症性ショックの治療を必要とする患者に投与することからなる、敗血症性ショックを予防または治療する方法。
【請求項86】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する、ウィルス感染症の予防剤または治療剤。
【請求項87】
前記ウィルスが、HIVウィルスである請求項86に記載の予防剤または治療剤。
【請求項88】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含有する組成物の医薬的に有効な量を、ウィルス感染の治療を必要とする患者に投与することからなる、ウィルス感染を予防または治療する方法。
【請求項89】
前記ウィルスがHIVウィルスである請求項88に記載の方法。
【請求項90】
請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩を有効成分として含有する医薬組成物と、放射線療法、化学療法剤または血管新生阻害剤との併用による、癌の予防または治療方法。
【請求項91】
MEK阻害が有効な疾患の予防剤または治療剤の製造のための、請求項1〜30のいずれかに記載の化合物またはその医薬的に許容し得る塩の使用。

【国際公開番号】WO2005/028426
【国際公開日】平成17年3月31日(2005.3.31)
【発行日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−514046(P2005−514046)
【国際出願番号】PCT/JP2004/013501
【国際出願日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(000003311)中外製薬株式会社 (228)
【Fターム(参考)】