説明

CFTR阻害剤化合物およびそれらの使用

本発明は、動物の疾患であって、機能性嚢胞性線維症膜コンダクタンス調節因子(CFTR)ポリペプチドの阻害に応答性である疾患を、治療を必要とする動物に、有効な量の本明細書において定義されている化合物(表1〜6に示されているかまたは式I〜VIに包含される化合物を含む)またはその組成物を投与し、それによって該疾患を治療するための組成物および方法に関する。特に、本発明は、下痢および多発性嚢胞腎を治療する方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化30】

(式中、
Rは、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選ばれ、
は、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群から選ばれるか、
または、RとRとが、それらと結合している前記原子と一緒になって、複素環または置換複素環を形成し、
は、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群から選ばれるか、
または、RとRとが、それらと結合している前記原子と一緒になって、複素環または置換複素環を形成するか、
または、RとRとが、それらと結合している前記原子と一緒になって、複素環または置換複素環を形成し、
XおよびXは、独立に、水素、ハロ、ヒドロキシル、ニトロ、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルコキシ、置換アルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、カルボキシルおよびカルボキシルエステルからなる群から選ばれ、
は、水素、ハロ、ヒドロキシルからなる群から選ばれ、
Yは、水素、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシおよび置換アルコキシからなる群から選ばれるか、
または、XまたはXの一方とYとが、それらと結合している前記原子と一緒になって、アリール、置換アリール、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成する)
の化合物であって、
前記化合物がFRTアッセイにおいて30μMより大きなIC50または20μMにおいて30%より大きな阻害率を有しないという条件で、T84アッセイにおいて30μMより小さなIC50または50μMにおいて35%より大きな阻害率を示し、
前提条件として、
1)Rは、−CR20H(置換アミノ)でなく、式中、R20は、水素、メチル、置換アルキルまたは置換フェニルであり、前記置換アミノは、前記窒素が複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール中の環原子である置換アミノを含まず、
2)前記化合物は、
【化31】

でない、
化合物または薬学的に許容されるその塩、異性体、プロドラッグまたは互変異性体。
【請求項2】
前記化合物は、前記T84アッセイにおいて30μMより小さなIC50を示す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記化合物は、前記FRTアッセイにおいて20μMにおいて30%より大きな阻害率を示す、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
前記化合物は、T84アッセイにおいて、前記化合物が30μMより大きなIC50を有しないという条件で、50μMにおいて35%より大きな阻害率を示す、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
RとRとが、それらと結合している前記原子と一緒になって、複素環または置換複素環を形成している、請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
式IIによって表され、
【化32】

式中、
XおよびXは、独立に、水素およびハロからなる群から選ばれ、
【化33】

は、単結合または二重結合であり、
nは、1または2であり、
【化34】

が二重結合であるときnは1であり、
【化35】

が単結合であるときnは1または2である、
請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
RとRとが、それらと結合している前記原子と一緒になって、複素環または置換複素環を形成している、請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
式IIIによって表され、
【化36】

式中、
XおよびXは、ハロであり、
【化37】

は、単結合または二重結合である、
請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
【化38】

は、
【化39】

によって表され、
式中、
は、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群から選ばれ、
Zは、直接結合、O、SおよびSOからなる群から選ばれ、
alkは、アルキレン、置換アルキレン、シクロアルキレン、置換シクロアルキレン、ヘテロシクロアルキレンまたは置換ヘテロシクロアルキレンからなる群から選ばれる、
請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
式IVによって表され、
【化40】

式中、
Rは、水素、アルキル、置換アルキルからなる群から選ばれ、
は、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群から選ばれ、
Yは、水素、フルオロおよびヒドロキシルからなる群から選ばれるか、
または、XまたはXの一方とYとが、それらと結合している前記原子と一緒になって、アリール、置換アリール、ヘテロアリールまたは置換へテロアリールを形成し、
Zは、直接結合、O、SおよびSOからなる群から選ばれ、
alkは、アルキレン、置換アルキレン、シクロアルキレン、置換シクロアルキレン、ヘテロシクロアルキレンまたは置換ヘテロシクロアルキレンからなる群から選ばれる、
請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
alkは、メチレンである、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
式Vによって表され、
【化41】

式中、
Rは、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選ばれ、
は、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニルおよび置換アルケニルからなる群から選ばれ、
各Rは、独立に、水素、ハロ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アリールオキシ、置換アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、置換シクロアルキルオキシおよびアミノカルボニルからなる群から選ばれるか、または、2つのRが、それらと結合している前記原子と一緒になって、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成し、
nは、0、1、2または3である、
請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
式VIによって表され、
【化42】

式中、
Aは、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニルおよび置換アルケニルからなる群から選ばれ、
各Rは、独立に、水素、ハロ、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アリールオキシ、置換アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、置換シクロアルキルオキシおよびアミノカルボニルからなる群から選ばれるか、または、2つのRが、一緒になって、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成し、
nは、0、1、2または3であり、
は、水素およびヒドロキシルからなる群から選ばれる、
請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
Rは、水素およびメチルからなる群から選ばれる、請求項1から13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
Rは、水素である、請求項1から14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
は、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニルおよび置換アルケニルからなる群から選ばれる、請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
は、水素である、請求項1から16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
XおよびXは、ハロである、請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
Yは、ヒドロキシルである、請求項1から18のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
は、水素である、請求項1から19のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−ヒドロキシ−2,2−ジフェニルアセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−イソブチルフェニル)プロパンヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(3,5−ジヨード−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)プロパンヒドラジド、
(E)−3−(4−ブロモフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−(3−メチルフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−4−ブロモ−3−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(3,4−ジクロロフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−2−(4−(1H−ピロール−1−イル)フェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−2−(4−ブロモ−3,5−ジメチルフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−2−(6−ブロモナフタレン−2−イルオキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−フルオロ−3−メトキシフェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−N−アリル−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(1−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)エチリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(4−ヒドロキシ−3,5−ジヨードベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−(ベンジルオキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−1−(3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ピペリジン−4−カルボヒドラジド、
(E)−2−((4−クロロフェニル)(メチル)アミノ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−p−トリルキノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(3,4−ジクロロフェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(4−ブロモフェニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2’−フルオロビフェニル−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−エトキシフェニル)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(2,4−ジクロロフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−3−(3−クロロ−4−エトキシフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−ブロモ−4−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(1−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)エチリデン)−2−(10H−フェノチアジン−10−イル)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(ナフタレン−1−イル)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3−ブロモ−4−ヒドロキシ−5−ヨードベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(3,4,5−トリフルオロフェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3−ブロモ−5−クロロ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−8−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−フェニルキノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニル)−N’−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシベンジリデン)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(2,3−ジクロロフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−メトキシフェニル)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−メトキシ−3−メチルフェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−ベンジル−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−3’−((2−(2−ヒドロキシ−2,2−ジフェニルアセチル)ヒドラゾノ)メチル)ビフェニル−3−カルボン酸、
(E)−N’−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(10H−フェノチアジン−10−イル)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(チオフェン−2−イル)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(10H−フェノチアジン−10−イル)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(1−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)エチリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニル)−N’−(4−ヒドロキシ−3,5−ジヨードベンジリデン)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−3−(3−アセチルフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(3−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イルオキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(4−ヒドロキシ−3,5−ジヨードベンジリデン)−2−(10H−フェノチアジン−10−イル)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(1−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)エチリデン)−2−(10H−フェノチアジン−10−イル)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(1−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−2−フェニルエチリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−3−ベンゾイル−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−メトキシフェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−6−メトキシベンゾ[b]チオフェン−2−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N−(4−tert−ブチルベンジル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(5−メチル−2−フェニルチアゾール−4−イル)アセトヒドラジド、
(E)−2−(2−クロロ−5−メチルフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)オクタンヒドラジド、
(E)−4−(4−クロロフェニルスルホニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−メチルチオフェン−2−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルチオ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)プロパンヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−3,5−ジクロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−N−メチル−3−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−3−(3−(ベンジルオキシ)フェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N−(3−(3−(2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンカルボニル)フェノキシ)フェニル)メタンスルホンアミド、
(E)−2−(4−クロロフェニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)イソニコチノヒドラジド、
(E)−2−(4−(3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−ヒドロキシ−2−ナフトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(10H−フェノチアジン−10−イル)アセトヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−ヨードフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−2−(3−クロロフェニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N−(3−(2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンカルボニル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(1−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)エチリデン)アセトヒドラジド、
(E)−4−(ベンジルオキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(1−ブロモナフタレン−2−イルオキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3−ブロモ−4−ヒドロキシ−5−ニトロベンジリデン)−2−(4−クロロフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)アセトヒドラジド、
(E)−2−(4−ブロモフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−3−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(o−トリルオキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−tert−ブチル−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−1−(2,4−ジクロロベンジル)−1H−ピラゾール−5−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニル)−N’−(3,5−ジブロモ−2,4−ジヒドロキシベンジリデン)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−ヨードベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(ナフタレン−2−イルオキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−(ビフェニル−3−イルオキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(5−クロロチオフェン−2−イル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)キノリン−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−5−(ヘキサ−1−イニル)ニコチノヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(3−(メトキシメチル)フェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−4−tert−ブチル−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−イソプロポキシフェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−(4−クロロフェニルスルホニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)チアゾリジン−2−カルボヒドラジド、
(E)−3−tert−ブチル−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−1−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−5−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−イルオキシ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2,5−ビス(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−フェノキシベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(7−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イルオキシ)アセトヒドラジド、
(E)−4−(4−クロロフェニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)シクロヘキサンカルボヒドラジド、
(E)−3,4−ジクロロ−N−(3−(2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンカルボニル)フェニル)ベンゼンスルホンアミド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(2,3−ジクロロフェノキシ)アセトヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(4−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメトキシ)ベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−4−ブロモ−2−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(3,4−ジヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(ナフタレン−1−イルオキシ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,4−ジヒドロキシベンジリデン)−3−(4−フルオロベンジルオキシ)チオフェン−2−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−ナフトヒドラジド、
(E)−N−(3−(2−(3,4−ジヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンカルボニル)フェニル)ナフタレン−2−スルホンアミド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−(トリフルオロメチル)ベンゾヒドラジド、
(E)−3−ブロモ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−(ピロリジン−1−カルボニル)フェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−1H−インドール−2−カルボヒドラジド、
(E)−3−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−エチルフェノキシ)アセトヒドラジド、
(E)−3−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−6−メチルベンゾ[b]チオフェン−2−カルボヒドラジド、
(E)−1−(2−(2,6−ジブロモ−4−((2−(3−フェノキシベンゾイル)ヒドラゾノ)メチル)フェノキシ)アセチル)ピペリジン−4−カルボン酸エチル、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−5−メチル−1−(4−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−メチル−2−フェニルピリミジン−5−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(トリフルオロメチル)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(3−クロロフェニルアミノ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N−(3−(2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジンカルボニル)フェニル)ベンゼンスルホンアミド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(4−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−(2,5−ジメチル−1H−ピロール−1−イル)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(2,6−ジブロモ−4−((2−(3−フェノキシベンゾイル)ヒドラゾノ)メチル)フェノキシ)酢酸、
(E)−1−(2−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ヒドラジニル)−1−オキソ−3−フェニルプロパン−2−イルカルバミン酸tert−ブチル、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−1−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボヒドラジド、
(E)−1−(4−クロロフェニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−カルボヒドラジド、
(E)−2−(7−クロロキノリン−4−イルチオ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3−(4−(ヒドロキシメチル)フェノキシ)ベンゾヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−5−((4,5−ジクロロ−1H−イミダゾール−1−イル)メチル)フラン−2−カルボヒドラジド、
(E)−4−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(6−ブロモナフタレン−2−イルオキシ)−N’−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ(チオフェン−3−イル)ベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−3−クロロ−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−メチルチオフェン−2−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゾヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(3,4,5−トリフルオロベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−メチル−2−フェニルチアゾール−5−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4−フェニル−1,2,3−チアジアゾール−5−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−フェニルチアゾール−4−カルボヒドラジド、
(E)−2−(2−クロロフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(2,3−ジクロロフェニル)チアゾール−4−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−((1H−インドール−6−イル)メチレン)−2−(4−クロロフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ビフェニル−4−カルボヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−フェニルアセトヒドラジド、
(E)−2−(4−(1,3−ジチオラン−2−イル)フェノキシ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボヒドラジド、
(E)−2−(2−クロロフェニルアミノ)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3−ブロモ−4−フルオロベンジリデン)−2−(4−クロロフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−4H−チエノ[3,2−c]クロメン−2−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(4−フルオロ−3−メチルベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルアミノ)−N’−(4−フルオロベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−5−メチル−4−フェニルオキサゾール−2−カルボヒドラジド、
(E)−2−(4−クロロフェニルスルホニル)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)アセトヒドラジド、
(E)−N’−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデン)−2−(3−フェノキシフェニルアミノ)アセトヒドラジド、
(3−ブロモ−4−クロロフェニル)(3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)メタノン、
6−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−2−(3−ヒドロキシベンジル)−4,5−ジヒドロピリダジン−3(2H)−オン、
(E)−2−ベンジル−3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデンアミノ)キナゾリン−4(3H)−オンおよび
(E)−3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンジリデンアミノ)−2−イソプロピルキナゾリン−4(3H)−オン
からなる群から選ばれる化合物または薬学的に許容されるその塩、異性体および/または互変異性体。
【請求項22】
治療として有効な量の請求項1から21のいずれか1項に記載の化合物と薬学的に許容されるキャリアとを含む医薬品組成物。
【請求項23】
治療を必要とする動物の下痢を治療するための方法であって、有効な量の請求項22に記載の組成物を前記動物に投与し、それによって下痢を治療することを含む方法。
【請求項24】
前記組成物は、経口投与、腔内投与または坐薬による投与に適している医薬品製剤として投与される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記医薬品製剤は、徐放性製剤である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記動物は、ヒトの患者または家畜である、請求項23から25のいずれかに記載の方法。
【請求項27】
前記下痢は、分泌腺下痢である、請求項23に記載の方法。
【請求項28】
前記下痢は、感染性下痢、炎症性下痢および化学療法と関連する下痢からなる群から選ばれる、請求項23に記載の方法。
【請求項29】
有効な量の経口グルコース−電解質溶液または有効な量の微量栄養素を前記動物に投与することをさらに含む、請求項23に記載の方法。
【請求項30】
治療を必要とする動物の多発性嚢胞腎(PKD)を治療するための方法であって、有効な量の請求項22に記載の組成物を前記動物に投与し、それによってPKDを治療することを含む方法。
【請求項31】
動物の疾患を治療する方法であって、前記疾患は、機能性嚢胞性線維症膜コンダクタンス調節因子(CFTR)ポリペチドの阻害に応答性であり、治療を必要とする動物に有効な量の請求項22に記載の組成物を投与し、それによって前記疾患を治療することを含む方法。
【請求項32】
前記化合物は、CFTRによるハロゲン化物イオン輸送を阻害する、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記疾患は、分泌腺下痢、炎症性下痢、炎症性腸疾患、感染性下痢、多発性嚢胞腎(PKD)、心臓不整脈、男性不妊症および血管新生と関連する障害からなる群から選ばれる、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
機能性嚢胞性線維症膜コンダクタンス調節因子(CFTR)ポリペチドを発現している哺乳類の細胞膜を通るハロゲン化物イオンの前記輸送を阻害するための方法であって、前記CFTRポリペチドを有効な量の請求項22に記載の組成物と接触させ、それによってハロゲン化物イオンの輸送を阻害することを含む方法。
【請求項35】
前記ハロゲン化物イオンは、F、ClまたはBrの少なくとも一つである、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記ハロゲン化物イオンは、Clである、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記機能性CFTRは、野生型全長CFTRである、請求項34に記載の方法。
【請求項38】
前記哺乳類細胞は、上皮細胞、管腔上皮細胞または腎臓細胞である、請求項34に記載の方法。
【請求項39】
前記哺乳類細胞は、腸上皮細胞または結腸上皮細胞である、請求項38に記載の方法。

【公表番号】特表2010−523579(P2010−523579A)
【公表日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−502221(P2010−502221)
【出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【国際出願番号】PCT/US2008/058752
【国際公開番号】WO2008/121877
【国際公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【出願人】(509268277)インスティテュート フォア ワンワールド ヘルス (2)
【Fターム(参考)】