説明

N−置換−N−スルホニルアミノシクロプロパン化合物及びその医薬用途

本発明は、アグリカナーゼ阻害活性作用及びMMP−13阻害活性作用を有し、変形性関節症、関節リウマチなどの治療剤として有用である化合物を提供し、より詳しくは、式(1):
【化1】


(式中、Rは、−W−A−W−Aであり、Wは、−(CH−X−(CH−であり、式中、Wは、−(CHm1−X−(CHn1−であり、m、m1、n及びn1は、同一又は異なって、それぞれ0〜6であり;X及びXは、同一又は異なって、それぞれ、0〜6であり、X及びXは、単結合などであり、Aは、置換されていてもよいC3−14の炭化水素環基などであり、及びAは、置換されたC3−14炭化水素環基などであり、Rは、−(CH−CO−Rなどであり、式中rは、0〜6であり、及びRはC1−6アルコキシ基などであり;R及びRは、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、C1−6アルキル基などであり;及びRは、−CO21などであり;R30及びR31は、同一又は異なって、それぞれ、水素原子などである)のN−置換−N−スルホニルアミノシクロプロパン化合物;又はそのプロドラッグ又はその薬学的に許容される塩を提供する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)で表されるN−置換−N−スルホニルアミノシクロプロパン化合物
【化1】

{式中、
は、−W−A−W−Aであり、
(式中、
Wは、−(CH−X−(CH−であり、
は、−(CHm1−X−(CHn1−であり、
式中、
m、n、m1及びn1は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、
X及びXは、同一又は異なって、それぞれ同一又は異なって、以下のグループA
グループA:
(a)単結合、
(b)C1−6アルキレン基、
(c)C2−6アルケニレン基、
(d)C2−6アルキニレン基、
(e)−O−、
(f)−N(R)−、
(g)−S(O)m3−、
(h)−CO−、
(i)−COO−、
(j)−OCO−、
(k)−CON(R)−、
(l)−N(R)CO−、
(m)−SON(R)−、
(n)−N(R)SO−、
(o)−N(R)CON(R)−、
(p)−N(R)SON(R)−、
(q)−OCON(R)−、
(r)−N(R)COO−、
及び
(s)−S(O)m3−(CHn3−CO−
から選択されるリンカーであり、
式中、R及びRは、同一又は異なって、それぞれ水素原子、ハロゲン原子又は水酸基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、C3−14炭化水素環基及び複素環基から選択され、m3は、0及び1〜2の整数から選択され、及びn3は、1〜2の整数であり、
は、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基及び置換されていてもよい複素環基から選択され、
及び
は、置換されたC3−14炭化水素環基及び置換された複素環基から選択され、
又は
及びAは、それらの置換基と一緒になって、置換されていてもよい縮合C3−14炭化水素環基を形成してもよい)、

は、
(1) −(CHm5−X−(CHn5−A
及び
(2) −(CHm5−X−(CHn5−R32
(式中、m5及びn5は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、
は、同一又は異なって、それぞれ前記で定義したグループAから選択されるリンカーであり、
は、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基及び置換されていてもよい複素環基から選択され、
及び
32は、下記グループBから選択される置換基であり、但しm5及びn5が0であり、そしてXが単結合の場合には、R32は、水素原子ではなく、
グループB:
(a)水素原子、
(b)ハロゲン原子、
(c)水酸基、
(d)ニトロ基、
(e)シアノ基、
(f)カルボキシル基、
(g)アミノ基、
(h)アミド基、
(i)C2−6アシル基、
(j)ハロゲン化C1−6アルキル基、
(k)水酸基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(l)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−6アルケニル基、
(m)C2−6アルキニル基、
(n)水酸基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、
(o)C1−6アルコキシ−C1−6アルキル基、
(p)C1−6アルコキシ−カルボニル基、
(q)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−アミノカルボニル基、
(r)モノ(C1−6アルキル)アミノ基、
(s)ジ(C1−6アルキル)アミノ基、
(t)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−カルボニルアミノ基、
(u)C1−6アルキルスルホニル基、
及び
(v)C1−6アルキルスルホニルアミノ基、
又は
、R及びシクロプロパン環は、一緒になって更に置換されていてもよい縮合環基を形成してもよい)から選択され;

及びRは同一又は異なって、それぞれ
(1)−(CHm2−X−(CHn2−A
(式中、m2及びn2は、同一又は異なって、それぞれ0および1〜6の整数から選択され、Xは、前記で定義したグループAから選択されるリンカーであり、及びAは、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基及び置換されていてもよい複素環基から選択される)、
及び
(2) −(CHm6−X−(CHn6−R33
(式中、m6及びn6は、同一又は異なって、それぞれ0および1〜6の整数から選択され、Xは、前記で定義したグループAから選択されるリンカーであり、及びR33は、前記で定義したグループBから選択される置換基である)から選択され;
又は
及びR33は、一緒になって置換されていてもよい縮合環基を形成してもよく、
及びR及びRは結合している炭素原子と一緒になって以下の環
【化2】

(式中、m10は、1〜6の整数から選択される)を形成してもよく、但し、R及びRは、同時には水素原子ではなく;

は、
(1) −CO21
(2) −C(O)NHOR21
(3) −C(O)NH−SO−R21
(4) −C(O)NHR21
(5) −SH、
(6) −CHCO21
(7) −C(O)R21
(8) −N(OH)COR21
(9) −SN21
(10) −SONHR21
(11) −CHCOH、
(12) −PO(OH)
(13) −PO(OH)NHR21
(14) −CHSH、
(15) −CHOH、
(16) −(CHr1−PO(OH)−(CHr2−R21
(17) −NHR21
(18) −NH−NHR21
及び
(19) −(CHr1−R50
から選択され、
(式中、
r1及びr2は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、
21は、
(1)水素原子、
(2)置換されていてもよいC1−10アルキル基、
(3)置換されていてもよいC6−14 アリール−C1−6アルキル基
及び
(4)−(CHm7−X−(CHn7−R34
(式中、m7及びn7は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、Xは、前記で定義されたグループAから選択されるリンカーであり、R34は、以下のグループC
グル−プC:
(a)水素原子、
(b)ハロゲン原子、
(c)水酸基、
(d)ニトロ基、
(e)シアノ基、
(f)カルボキシル基、
(g)アミノ基、
(h)アミド基、
(i)C2−6アシル基、
(j)ハロゲン化C1−6アルキル基、
(k)水酸基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、
(l)ハロゲン原子で置換されていてもよいC2−6アルケニル基、
(m)C2−6アルキニル基、
(n)水酸基で置換されていてもよいC1−6アルコキシ基、
(o)C1−6アルコキシ−C1−6アルキル基、
(p)C1−6アルコキシ−カルボニル基、
(q)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−アミノカルボニル基、
(r)モノ(C1−6アルキル)アミノ基、
(s)ジ(C1−6アルキル)アミノ基、
(t)ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−6アルキル−カルボニルアミノ基、
(u)C1−6アルキルスルホニル基、
(v)C1−6アルキルスルホニルアミノ基、
(w)前記グループBから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよいC3−14炭化水素環基、
及び
(x)前記グループBから選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい複素環基)、
及び
50は、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基及び置換されていてもよい複素環基から選択され;
又は
−C(O)NHR21のR21、A及びシクロプロパン環が一緒になって、更に置換されていてもよい縮合環を形成してもよく;

30及びR31は、同一又は異なって、それぞれ
(1)−(CHm8−X−(CHn8−A
(式中、m8及びn8は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の範囲の整数から選択され、Xは、前記グループAから選択されるリンカーであり、Aは、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基及び置換されていてもよい複素環基から選択される)
及び
(2)−(CHm9−X−(CHn9−R36
(式中、m9及びn9は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の範囲の整数から選択され、Xは、前記グループAから選択される置換基であり、及びR36は、前記グループBから選択される置換基である)から選択され、
又は、A、R36及びシクロプロパン環が一緒になって、更に置換されていてもよい縮合環を形成してもよく;
又は、−CO21のR21、R30及びシクロプロパン環が一緒になって、更に置換されていてもよい縮合環を形成してもよく、
あるいは更に、R30及びR31は結合している炭素原子と一緒になって、以下の環:
【化3】

(式中、m11は1〜6の範囲の整数である)を形成してもよい};又はその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
が、
【化4】

(式中、環A10は、C3−14炭化水素環基及び複素環基から選択され、更に環A10は、−(CHm12−X12−(CHn12−R37(式中、m12及びn12は、同一又は異なり、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、X12は、前記したグループAから選択されるリンカーであり、及びR37は、前記したグループCから選択される置換基である)で表される同一又は異なる1〜5個の基で置換されている)であり、
あるいは、環A10及びAは、それらの置換基と一緒になって置換されていてもよい縮合C6−14炭化水素環基を形成してもよく、
、A及びAは、同一又は異なり、それぞれ、
【化5】

(式中、環A11はC3−14炭化水素環基及び複素環基から選択され、更に環A11は、−(CHm13−X13−(CHn13−R38(式中、m13及びn13は、同一又は異なり、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、X13は、前記したグループAから選択されるリンカーであり、及びR38は、前記したグループCから選択される置換基である)で表される同一又は異なる1〜5個の基で置換されていてもよい)である、請求項1に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
m及びnが0であり、Xが単結合である、請求項2に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
m1及びn1が0であり、Xが単結合である、請求項3に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
が、−CO21及び−C(O)NHOR21から選択される、請求項4に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
21が水素原子である、請求項5に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
が、−(CHm2−X−(CHn2−Aである、請求項6に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
(1S,5S,6R)−2−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−6−フェニル−2−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸、
(1S,2R)−1−{[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−メチル−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
1−(2−{((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−[4−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン−1−スルホニル]−アミノ}−エチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
(1R,2S)−1−{[2−(5−アミノ−テトラゾール−2−イル)−エチル]−[4−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン−1−スルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{[2−(5−アミノ−テトラゾール−1−イル)−エチル]−[4−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ピペラジン−1−スルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{カルボキシメチル−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{カルボキシメチル−[5−(5−トリフルオロメチル−イソオキサゾール−3−イル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1S,2R)−1−{カルボキシメチル−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1S,2R)−1−{[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−メチル−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,6S)−2−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−6−フェニル−2−アザ−ビシクロ[4.1.0]ヘプタン−1−カルボン酸、
(1R,2S)−1−[[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
4−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸 2−{((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−エチルエステル、
(1R,2S)−1−[[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−(2−モルホリン−4−イル−2−オキソ−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−(3−ヒドロキシ−プロピル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
モルホリン−4−カルボン酸 2−{((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−エチルエステル、
モルホリン−4−カルボン酸 3−{((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−プロピルエステル、
4−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸 3−{((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−プロピルエステル、
(1R,6R)−2−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−6−フェニル−4−オキサ−2−アザ−ビシクロ[4.1.0]ヘプタン−1−カルボン酸、
(1R,6S)−6−フェニル−2−[5−(5−トリフルオロメチル−イソオキサゾール−3−イル)−チオフェン−2−スルホニル]−2−アザ−ビシクロ[4.1.0]ヘプタン−1−カルボン酸、
(1R,5S)−2−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−5−フェニル−2−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸、
(1R,2S)−1−{メチル−[5−(5−トリフルオロメチル−イソオキサゾール−3−イル)−チオフェン−2−スルホニル]−アミノ}−2−モルホリン−4−イルメチル−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,7S)−2−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−4−オキソ−7−フェニル−2,5−ジアザ−ビシクロ[5.1.0]オクタン−1−カルボン酸、
(1R,7R)−2−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−4−ヒドロキシメチル−7−フェニル−5−オキサ−2−アザ−ビシクロ[5.1.0]オクタン−1−カルボン酸、及び
(1R,7R)−2−[5−(4−クロロ−フェニル)−チオフェン−2−スルホニル]−5−メチル−4−オキソ−7−フェニル−2,5−ジアザ−ビシクロ[5.1.0]オクタン−1−カルボン酸
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
式(1’):
【化6】


{式中、
は、−W−A−W−A
(式中、
Wは、−(CH−X−(CH−であり、
は、−(CHm1−X−(CHn1−であり、
(式中、m、m1、n及びn1は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、
X及びXは、同一又は異なって、それぞれ、単結合、C1−6アルキレン基、C2−6アルケニレン基、C2−6アルキニレン基、−O−、−N(R)−、−S(O)−、−CO−、−CON(R)−、−N(R)CO−、−SON(R)−、−N(R)SO−、−N(R)CON(R)−、−N(R)SON(R)−、−OCON(R)−、及び−N(R)COO−から選択され、
式中、R及びRは、同一又は異なって、水素原子、C1−6アルキル基、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基、及び置換されていてもよい複素環基から選択され、
qは、0及び1〜2の整数から選択され、
は、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基及び置換されていてもよい複素環基から選択され;
は、置換されたC3−14 炭化水素環基及び置換された複素環基から選択される))であり;
は、
(1)−(CH−CO−R
(式中、
rは、0及び1〜6の整数から選択され、
は、C1−6アルコキシ基及び−N(R)(R10)から選択され、
(式中、
及びR10は、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、C1−6アルキル基、C1−6アルキルスルホニル基、−SO及びAから選択され、あるいは窒素原子と一緒になって置換されていてもよい含窒素複素環基を形成してもよく、
は、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基および置換されていてもよい複素環基から選択される);
(2)−(CH−N(R11)(R12
(式中、
rは、前記で定義した通りであり、
11及びR12は、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、C1−6アルキル基、−CO−R13、−SO−R14及びAから選択され、あるいは窒素原子と一緒になって置換されていてもよい含窒素複素環基を形成してもよく、
式中、R13は、C1−6アルコキシ基又は水酸基で置換されていてもよいC1−6アルキル基、及びC1−6アルコキシ基から選択され、
14は、C1−6アルキル基、ハロゲン化C1−6アルキル基、−N(R15)(R16)及びAから選択され、
式中、R15及びR16は同一又は異なって、それぞれ、水素原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ−カルボニル基及びAから選択され、
は、前記で定義した通りである);
及び
(3)−(CH−R17
(式中、
rは、前記で定義した通りであり、
17は、水酸基及び−CO18から選ばれる少なくとも1個の置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル基及びAから選択され、
式中、R18は水素原子及びC1−6アルキル基から選択され、
は前記で定義した通りである)
から選択され;

及びRは同一又は異なって、それぞれ
(1)水素原子
(2)C1−6アルキル基
(3)ハロゲン化C1−6アルキル基
及び
(4)−(CHm2−X−(CHn2−A
(式中、
m2及びn2は、同一又は異なって、それぞれ0及び1〜6の整数から選択され、
は、単結合、C1−6アルキレン基、C2−6アルケニレン基、C2−6アルキニレン基、−O−、−N(R19)−、−S(O)q1−、−CO−、−CON(R19)−、−N(R19)CO−、−SON(R19)−、−N(R19)SO−、−N(R19)CON(R20)−、−N(R19)SON(R20)−、−OCON(R19)−、及び−N(R19)COO−から選択され、
式中、R19及びR20は、同一又は異なって、それぞれ、水素原子、C1−6アルキル基、置換されていてもよいC3−14 炭化水素環基、及び置換されていてもよい複素環基から選択され、
q1は、0及び1〜2の整数から選択され、
は、置換されていてもよいC3−14炭化水素環基及び置換されていてもよい複素環基から選択される)から選択され;

は、
(1)−CO21
(2)−C(O)NHOR21
(3)−C(O)NH−SO−R21
(4)−C(O)NHR21
(5)−SH、
(6)−CHCO21
(7)−C(O)R21
(8)−N(OH)COR21
(9)−SN21
(10)−SONHR21
(11)−CHCOH、
(12)−PO(OH)
(13)−PO(OH)NHR21
(14)−CHSH、
及び
(15)−CHOH
から選択され、
式中、
21は、水素原子、置換されていてもよいC1−10アルキル基及び置換されていてもよいC6−14アリール−C1−6アルキル基から選択される}で表される、請求項1に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
m及びnが、0であり、Xが単結合である、請求項9に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
m1及びn1が0である、請求項10に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
が、−CO21及び−C(O)NHOR21から選択される、請求項11に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
21が、水素原子である、請求項12に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
が、−(CHm2−X−(CHn2−Aである、請求項13に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
(1S,2R)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1S,2R)−2−ベンジル−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−エチル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イルメチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−メタンスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−イソプロポキシカルボニルアミノスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−4−{[(1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(4−クロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−クロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2−クロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2R)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2−クロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2H−テトラゾール−5−イルメチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[ベンジル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(3−ヒドロキシ−ベンジル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(4−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−メチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3,4−ジクロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2,5−ジクロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−2−ビフェニル−2−イル−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−シアノ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2−シアノ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2,6−ジクロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(4−シアノ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−2−(2−ベンジル−フェニル)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−2−ビフェニル−4−イル−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(5−クロロ−2−トリフルオロメチル−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルバモイルメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(2−カルボキシ−2−メチル−プロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−メタンスルホニルアミノ−2−オキソ−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−2−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−2−(2−ベンジルオキシ−フェニル)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2,3−ジクロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(2−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(3,4−ジヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−2−(3−ベンジル−フェニル)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−オキソ−2−ピロリジン−1−イル−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−メトキシカルボニルメチル−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−イソブトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−シクロヘキシルオキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(1−メタンスルホニルアミノカルボニル−2−フェニル−シクロプロピル)−アミノ]−酢酸、
(1R,2S)−2−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−3−{[[1−カルボキシ−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロピル]−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−エトキシカルボニルメチル−アミノ]−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−メチル−アミノ]−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(4−メタンスルホニルアミノカルボニル−チアゾール−2−イルメチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
5−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−フラン−2−カルボン酸、
2−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−ニコチン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−ピリジン−2−イルメチル−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−ピリジン−3−イルメチル−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{ベンジル−[4−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)−ベンゼンスルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
2−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−チアゾール−4−カルボン酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[(1H−テトラゾール−5−イルカルバモイル)−メチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(3−メタンスルホニルアミノ−ベンジル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イルメチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルメチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−(3−ヒドロキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
4−(3−{(1R,2S)−2−カルボキシ−2−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロピル}−フェノキシ)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル、
(1R,2S)−1−[カルボキシメチル−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−[3−(ピペリジン−4−イルオキシ)−フェニル]−シクロプロパンカルボン酸、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−1H−ピロール−2−カルボン酸、
4−{(1R,2S)−2−カルボキシ−2−[(3−カルボキシ−ベンジル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−シクロプロピル}−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−[1,2,4]チアジアゾール−3−イルメチル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イルメチル)−アミノ]−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
3−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−ピリジン−2−カルボン酸、
(1R,2S)−1−{メチル−[4−(4−メチル−チオフェン−2−イル)−ベンゼンスルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{カルボキシメチル−[4−(4−メチル−チオフェン−2−イル)−ベンゼンスルホニル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
4−({((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−[4−(4−メチル−チオフェン−2−イル)−ベンゼンスルホニル]−アミノ}−メチル)−安息香酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(1H−テトラゾール−5−イルアミノ)−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−1H−イミダゾール−2−カルボン酸、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
3−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−ピペリジン−4−イル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
5−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−イソオキサゾール−3−カルボン酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(1,1,3,4−テトラオキソ−1λ−[1,2,5]チアジアゾリジン−2−イル)−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−アミノスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(2−ジエチルアミノ−エチルアミノ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(ピリジン−2−イルアミノ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−[3−(2−ピペリジン−1−イル−アセチルアミノ)−フェニル]−シクロプロパンカルボン酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−[3−(2−ピペリジン−1−イル−エチルアミノ)−フェニル]−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−エチル)−アミノ]−2−[3−(2−ピペリジン−1−イル−エタンスルホニルアミノ)−フェニル]−シクロプロパンカルボン酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(2−ピペリジン−1−イル−エチルアミノ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
3−[((4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−{(1R,2S)−1−メチルカルバモイル−2−[3−(2−ピペリジン−1−イル−エチルアミノ)−フェニル]−シクロプロピル}−アミノ)−メチル]−安息香酸、
(1R,2S)−1−[(3−カルボキシ−プロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−ピペリジン−4−カルボン酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(2−イミダゾール−1−イル−エトキシ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(2−ヒドロキシ−アセチルアミノ)−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−ピペリジン−3R−カルボン酸、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−ピペリジン−3S−カルボン酸、
3−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−{3−[(ピリジン−3−カルボニル)−アミノ]−フェニル}−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(ピリジン−3−イルオキシ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(4−オキサリル−ベンジル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−1H−イミダゾール−4−カルボン酸、
(1R,2S)−1−[(5−カルバモイル−ペンチル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(4−メチルカルバモイル−ピラゾール−1−イル)−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニルアミノ)−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
3−{[{(1R,2S)−1−カルボキシ−2−[3−(2−ピラゾール−1−イル−エトキシ)−フェニル]−シクロプロピル}−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(1H−テトラゾール−5−イルアミノ)−エチル]−アミノ}−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[3−(2H−テトラゾール−5−イルアミノ)−プロピル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
3−{[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−メチル}−安息香酸メチルエステル、
1−{2−[((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−アミノ]−エチル}−1H−イミダゾール−4−カルボン酸メチルエステル、
(1R,2S)−1−{(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−[2−(4−メチルカルバモイル−イミダゾール−1−イル)−エチル]−アミノ}−2−フェニル−シクロプロパンカルボン酸、
(1R,2S)−1−[(4’−クロロ−ビフェニル−4−スルホニル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−2−(3−フェノキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸、
及び
3−({((1R,2S)−1−カルボキシ−2−フェニル−シクロプロピル)−[4−(4−クロロ−フェニル)−ピペラジン−1−スルホニル]−アミノ}−メチル)−安息香酸
から成る群から選択される、請求項9に記載の化合物;又はその薬学的に許容される塩。
【請求項16】
請求項1〜15のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩及び薬学的に許容される担体を含有してなる、医薬組成物。
【請求項17】
有効成分として、請求項1〜15のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含有してなる、アグリカナーゼ阻害剤。
【請求項18】
有効成分として、請求項1〜15のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含有してなる、MMP阻害剤。
【請求項19】
MMP−13阻害剤である、請求項18に記載のMMP阻害剤。
【請求項20】
有効成分として、請求項1〜15のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含有してなる、変形性関節症の予防又は治療剤。
【請求項21】
有効成分として、請求項1〜15のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含有してなる、関節リウマチの予防又は治療剤。
【請求項22】
請求項1〜15のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を哺乳動物に投与する、変形性関節症の予防又は治療方法。
【請求項23】
請求項1〜15のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を哺乳動物に投与する、関節リウマチの予防又は治療方法。
【請求項24】
変形性関節症に対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項20に記載の予防又は治療剤。
【請求項25】
関節リウマチに対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項20に記載の予防又は治療剤。
【請求項26】
変形性関節症に対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項21に記載の予防又は治療剤。
【請求項27】
関節リウマチに対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項21に記載の予防又は治療剤。
【請求項28】
変形性関節症に対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項22に記載の予防又は治療剤。
【請求項29】
関節リウマチに対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項22に記載の予防又は治療剤。
【請求項30】
変形性関節症に対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項23に記載の予防又は治療剤。
【請求項31】
関節リウマチに対する別の治療剤と組み合わせて使用する、請求項23に記載の予防又は治療方法。

【公表番号】特表2007−516981(P2007−516981A)
【公表日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−545807(P2006−545807)
【出願日】平成16年12月14日(2004.12.14)
【国際出願番号】PCT/US2004/041851
【国際公開番号】WO2005/058808
【国際公開日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【出願人】(000004569)日本たばこ産業株式会社 (406)
【Fターム(参考)】