説明

集積電力段

【課題】集積電力段において、入力電圧を集積電力段の一側面(例えば上面)で受け取り、出力電圧を集積電力段の反対側面(例えば底面)から出力する。
【解決手段】集積電力段は負荷段の上に位置する共通ダイを備え、共通ダイはドライバ段102及び電力スイッチ104を備える。電力スイッチは制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112を含む。制御トランジスタのドレインD1が共通ダイの入力電圧を共通ダイの一側面(例えば上面)で受ける。制御トランジスタのソースS1が同期トランジスタのドレインD2に結合され、前記共通ダイの出力電圧を共通ダイの反対側面(例えば底面)で出力する。電力段の下にインターポーザ106を含めることができる。インターポーザは共通ダイの反対側面で共通ダイの出力電圧に結合される出力インダクタ118及び必要に応じ出力キャパシタ120を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、“Integrated Vertical Power Converter”の名称で2011年4月28日に出願された継続中の米国仮特許出願番号61/480,058の優先権の利益を主張する。この仮特許出願は参照することによりその全体が本出願に組み込まれる。
【0002】
更に、下記の米国特許文献の各々も参照することによりその全体が本出願に組み込まれる。
米国特許第7,863,877号
米国特許第7,902,809号
米国特許第7,839,131号
米国特許第7,745,849号
米国特許第7,759,699号
米国特許第7,382,001号
米国特許第7,112,830号
米国特許第7,456,442号
米国特許第7,339,205号
米国特許第6,849,882号
米国特許第6,617,060号
米国特許第6,649,287号
米国特許第5,192,987号
米国特許第7,915,645号
米国特許第6,611,002号
米国特許第7,233,028号
米国特許第7,566,913号
米国特許第8,148,964号
米国特許出願番号11/999,552
米国特許出願番号12/587,964
米国特許出願番号12/928,103
米国特許出願番号12/174,329
米国特許出願番号12/928,946
米国特許出願番号11/531,508
米国特許出願番号13/021,437
米国特許出願番号13/017,970
米国特許出願番号12/653,097
米国特許出願番号12/195,801
米国特許出願番号12/211,120
米国特許出願番号11/857,113
米国特許出願番号11/999,552
米国特許出願番号12/250,713
米国特許出願番号13/397,190
米国特許出願番号13/405,180
【0003】
定義
本明細書で使用される、用語「III−V族」は少なくとも一つのIII族元素と少なくとも一つのV族元素を含む化合物半導体を言う。例えば、III−V族半導体は、III−窒化物半導体の形を取り得る。「III−窒化物」又は「III−N」は、窒素とアルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)及び硼素(B)などの少なくとも一つのIII族元素を含む化合物半導体を言い、これらに限定されないが、例えば窒化アルミニウムガリウム(AlGa(1-x)N、窒化インジウムガリウムInGa(1-y)N、窒化アルミニウムインジウムガリウムAlxInGa(1-x-y)N、砒化燐化窒化ガリウム(GaAs(1-a-b))、砒化燐化窒化アルミニウムインジウムガリウム(AlInGa(1-x-y)As(1-a-b))などの合金を含む。また、III―窒化物は一般にGa極性(Gaポーラ)、N極性(Nポーラ)、半極性(セミポーラ)又は無極性(ノンポーラ)結晶方位を含む任意の極性に関連するものを言うが、これらに限定されない。また、III−窒化物材料はウルツ鉱、閃亜鉛鉱又は混晶ポリタイプも含み、単結晶、単結晶構造、多結晶構造又は非晶質構造を含み得る。
【背景技術】
【0004】
電力変換回路は、コントローラ段、ドライバ段及び電力スイッチを含み、電力スイッチは電力を負荷段に供給するために負荷段に動作可能に結合することができる。コントローラ段及びドライバ段を用いて電力スイッチを制御し、電力スイッチを用いて電力を負荷段に供給することができる。コントローラ段は別のチップとすることができ、或いはドライバ段又は負荷段に組み込むことができる。電力変換回路は、電力変換回路の性能に悪影響を与える寄生成分を低減もしくは除去するように設計する必要がある。例えば、コントローラ段、ドライバ段、電力スイッチ及び負荷段は、寄生抵抗、寄生インダクタンス及び寄生容量などの寄生成分を導入し得る長い非線形接続を避けるように接続すべきである。しかしながら、コントローラ段、ドライバ段、電力スイッチ及び負荷段の物理的配置のために電力変換回路における寄生成分の低減が制限され得る。
【発明の概要】
【0005】
本発明は、少なくとも一つの図に示され且つ又少なくとも一つの図と関連して十分に説明され且つ特許請求の範囲により完全に記載されるような、集積電力段を目的とするものである。いくつかの実施形態においては、集積電力段は入力電圧を集積電力段の一側面(例えば上面)で受け取り、出力電圧を集積電力段の反対側面(例えば底面)で出力する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な機能図を示す。
【図2A】本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。
【図2B】本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。
【図3A】本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。
【図3B】本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。
【図4A】本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。
【図4B】本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。
【図5A】本願に開示される一実施形態による集積電力変換装置の模範的な断面図を示す。
【図5B】本願に開示される一実施形態による集積電力変換装置の模範的な断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下の説明には本発明の実施形態に関連する具体的な情報が含まれる。当業者に明らかなように、本発明は本明細書に具体的に記載される態様と異なる態様で実施することができる。本願の添付図面及びそれらの詳細説明は模範的な実施形態を対象にしているにすぎない。特に断らない限り、図中の同等もしくは対応する構成要素は同等もしくは対応する参照番号で示されている。更に、本願の図面及び説明図は一般に正しい寸法比で示されておらず、実際の相対寸法に対応するものではない。
【0008】
図1は本願に開示される一実施形態による集積電力段の模範的な機能図を示す。図1において、機能図100は、ドライバ段102、電力スイッチ104及びインターポーザ106を有する集積電力段101(集積電力スタック101ともいう)を含む。機能図100は集積電力段101に結合された負荷段108も示す。更に、機能図100は集積電力段101に結合されたコントローラ段109も示す。
【0009】
電力スイッチ104は制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112を含む。制御トランジスタ110はソースS、ドライバD及びゲートGを含む。同期トランジスタ112はソースS、ドライバD及びゲートGを含む。本実施形態においては、制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112は、入力電圧Vと接地電圧VG1との間に接続され出力電圧Vsを出力するハーフブリッジの形に配置される。いくつかの実施形態においては、入力電圧Vは高電圧入力、例えば高電圧供給レール入力とする。更に、接地電圧VG1は、例えば低電圧又は接地電圧供給レールに結合することができる。また、出力電圧Vは低電圧とすることができる。
【0010】
また、本実施形態においては、制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112の各々はIII−窒化物トランジスタ、例えばIII−窒化物電界効果トランジスタ(FET)又はIII−窒化物高電子移動度トランジスタ(HEMT)である。従って、制御トランジスタ110はIII−窒化物制御トランジスタであり、同期トランジスタ112はIII−窒化物同期トランジスタである。しかし、いくつかの実施形態においては、制御トランジスタ110及び/又は同期トランジスタ112はIII−窒化物トランジスタではない。
【0011】
特定に実施形態においては、制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112は一以上のIII−窒化物デバイス及び/又はIV族デバイスを含む。いくつかの実施形態においては、制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112はカスコード接続に構成される。他の実施形態においては、制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112の各々はHEMT、例えばIII−窒化物HEMTである。様々な実施形態において、制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112の如何なる組み合わせもEモード(エンハンスメントモード)又はDモード(デプリーションモード)デバイスにすることができる。
【0012】
いくつかの実施形態においては、ドライバ段102(例えば制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112)は、
米国特許第7,745,849号(発行日06/29/2010;名称「Enhanced Mode III-Nitride Semiconductor Device with Reduced Electric Field between the Gate and the Drain」)、米国特許第7,759,699号(発行日07/20/2010;名称「III-Nitride Enhanced Mode Devices」)、米国特許第7,382,001号(発行日06/03/2008;名称「Enhanced Mode III-Nitride FET」)、米国特許第7,112,830号(発行日09/26/2006;名称「Super Lattice Modification of Overlying Transistor」)、米国特許第7,456,442号(発行日11/25/2008;名称「Super Lattice Modification of Overlying Transistor」)、米国特許第7,339,205号(発行日03/04/2008;名称「Gallium Nitride Materials and Methods associated with the same」)、米国特許第6,849,882号(発行日02/01/2005;名称「Group-III Nitride Based High Electron Mobility Transistor (HEMT) with Barrier/Spacer Layer」)、米国特許第6,617,060号(発行日09/09/2003;名称「Gallium Nitride materials and Methods」)、米国特許第6,649,287号(発行日11/18/2003;名称「Gallium Nitride materials and Methods」)、米国特許第5,192,987号(発行日03/09/1993;名称「High Electron Mobility Transistor with GAN/ALXGA1-XNHeterojunction」)、米国特許第8,084,785号(発行日12/27/2011;名称「III-Nitride Power Semiconductor Device Having a programmable Gate」)、米国特許出願番号12/587,964(出願日10/14/2009;名称「Group III-V Semiconductor Device with Strain-relieving Interlayer」)、米国特許出願番号12/928,946(出願日11/21/2010;名称「Stress Modulated Group III-V Semiconductor Device and Related method」)、米国特許出願番号11/531,508(出願日09/13/2006;名称「Process for Manufacture of Super Lattice Using Alternating High and low Temperature Layers to Block Parasitic Current Path」)、米国特許出願番号13/021,437(出願日02/04/2011;名称「Programmable III-Nitride Transistor with Aluminum-Doped Gate」)、米国特許出願番号13/017,970(出願日01/31/2011;名称「Enhanced Mode III-Nitride Transistors with Single Gate Dielectric Structure」)、米国特許出願番号12/653,097(出願日12/07/2009;名称「Gated AlGaN/GaN Heterojunction Schottky Device」)、米国特許出願番号12/195,801(出願日08/21/2008;名称「Enhancement Mode III-Nitride Device with Floating Gate and Process for its Manufacture」)、米国特許出願番号12/211,120(出願日09/16/2008;名称「III-Nitride Semiconductor Device with Reduced Electric Field Between Gate and Drain and Process for its Manufacture」)、米国仮特許出願番号61/447,479(出願日02/28/2011;名称「III-Nitride Heterojunction Devices, HEMTs and Related Device Structure」、及び米国仮特許出願番号61/449,046(出願日03/03/2011;名称「III-Nitride Heterojunction Material Interlayer Structures」、
に記載されているように、例えばシリコン基板の上に設けられる。
【0013】
本実施形態においては、ドライバ段102は制御トランジスタ110にゲート信号HOを供給する制御スイッチドライバ114及び同期トランジスタ112にゲート信号LOを供給する同期スイッチドライバ116を含む。更に、ドライバ段102は、レベルシフト115、ドライバトランジスタ、論理保護回路などの他の構成要素を含むことができ、PWM回路を含むこともできる。ドライバ段102は半導体スイッチを含むことができ、例えばシリコン(Si)(一般的にはIV族)、III−窒化物又はそれらの任意の組み合わせをベースとするものとし得る。いくつかの実施形態においては、例えば、米国特許第7,863,877号(出願日12/04/2007;名称「Monolithically Integrated III-Nitride Power Converter」)に記載されているように、ドライバ段102はパワースイッチ104と共通のダイに集積される。しかし、いくつかの実施形態においては、ドライバ段102はパワースイッチ104とは別のダイに設けられる。同様に、コントローラ段109も別のダイに設けること又はドライバ段102と共通のダイに集積することができ、いくつかの実施形態においては負荷段108と共通のダイに集積することもできる。
【0014】
いくつかの実施形態においては、例えば制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112がDモードデバイスである場合には、ドライバ段102は米国特許第7,902,809号(発行日03/08/2011;名称「DC/DC Converter Including a depletion Mode Power Switch」)及び米国特許第7,839,131号(発行日11/23/2010;名称「Gate Driving Scheme for Depletion Mode Devices in Buck converter」)のいずれかに従って提供することができる。
【0015】
所定の実施形態においては、集積電力段101はインターポーザ106を含む。しかし、所定の他の実施形態においては、インターポーザ106は必要としない。図1には電力スイッチ104の出力電圧Vsをインターポーザ106を介してインターポーザ出力Voとして受け取る負荷段108が示されている。一例としては、入力電圧V1は約12ボルトとし、インターポーズ出力Voは約1.5ボルト以下とすることができる。他の例としては、入力電圧Vは約8ボルト以上、24ボルト以上又は48ボルト以上とすることができる。インターポーザ106は出力インダクタ118のような一以上の出力インダクタを含むことができ、いくつかの実施形態においては出力キャパシタ120のような一以上の出力キャパシタを含むこともできる。図1に示すように、出力インダクタ118は出力電圧Vsと負荷段108との間に結合される。図1に示すように、出力キャパシタ120は出力インダクタ118と接地電圧VG2との間に結合され、接地電圧VG2は例えば接地電圧VG1に結合することができる。しかし、いくつかの実施形態においては、インターポーザ106は出力キャパシタ120を含まない。インターポーザ106は、例えばフェライト又は他の磁性材料などの一以上のインターポーズ材料を含むことができる。
【0016】
図100において、負荷段108は、例えば負荷集積回路(IC)126を含む。いくつかの実施形態においては、負荷IC126は中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)、メッセージIC、メッセージアレー及び/又は他の回路を含む。また、いくつかの実施形態においては、パルス幅変調(PWM)ドライバ122(例えばコントローラ段109)は、米国特許第7,863,877号に記載されているように、負荷IC126に含めることができる。図1にPWM信号をドレイン段102に供給するPWM段122が示されている。
【0017】
図100において、ドライバ段102、電力段104、インターポーザ106及び負荷段108は性能に悪影響を与える寄生成分を低減又は除去するように設計すべきである。例えば、ドライバ段102、電力段104、インターポーザ106及び負荷段108は寄生抵抗、寄生インダクタンス及び寄生キャパシタなどの寄生成分を導入し得る長い非線形接続を回避するように接続すべきである。しかしながら、ドライバ段102、電力段104、インターポーザ106及び負荷段108の物理的配置のために電力変換回路における寄生成分の低減が制限され得る。本願明細書に開示される種々の実施形態は、例えば寄生成分の低減を可能にする物理的配置の柔軟性を提供する。種々の実施形態においては、例えば、入力電圧端子Vは集積電力段101の一側面(例えば上面)上に位置し、出力電圧端子Vs(又はインターポーザ106がある場合にはインターポーザ出力Vo)は集積出力段101の反対側面(例えば底面)上に位置する。
【0018】
図2Aは本発明の一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。特に、図2Aは図1の集積電力段101に対応する集積電力段201aを示す。
【0019】
集積電力段201aは共通ダイ224aを含む。集積電力段201aはインターポーザ206も含む。集積電力段201aにおいて、共通ダイ224aはインターポーザ206の上に位置する。共通ダイ224aは図1の電力スイッチ104を含む。例えば、共通ダイ224aは図1の制御トランジスタ110及び同期トランジスタ112に対応する制御トランジスタ210及び同期トランジスタ212を含む。図2Aは、共通ダイ224aの側面240a(具体的には上面259a)上に位置する入力電圧V及び側面240b(具体的には底面259b)上に位置する出力電圧Vs(図1の入力電圧V及び出力電圧Vsに対応する)を含む共通ダイ224aを示す。共通ダイ224aは図1の接地電圧VG1も有する(図2Aには示されていない)。共通ダイ224aは更に、基板228、制御トランジスタ本体230、同期トランジスタ本体232、メタライゼーション領域234(例えばIII−窒化物ウェハの前面メタライゼーション領域234)及び分離領域242を含む。
【0020】
本実施形態においては、制御トランジスタ210及び同期トランジスタ212はIII−窒化物デバイスである。また本実施形態においては、制御トランジスタ210及び同期トランジスタ212は共通ダイ224aの基板228の上に設けられる。具体的には、制御トランジスタ本体230及び同期トランジスタ本体232が基板228の上に設けられる。いくつかの実施形態においては、制御トランジスタ210及び同期トランジスタ212は基板228上に成長され、この基板はシリコン(Si)基板又は別のタイプの基板、例えば半導体基板(例えばIV族又はサファイヤ基板)とすることができる。制御トランジスタ210のソースS、ドレインD及びゲートGは共通ダイ224aの側面240bの側に位置する。同様に、同期トランジスタ212のソースS、ドレインD及びゲートGも共通ダイ224aの側面240bの側に位置する。制御トランジスタ210及び同期トランジスタ212は分離領域242の一つによって分離されたアクティブ領域を有し、分離領域242は誘電体材料を含むことができる。いくつかの実施形態においては、分離領域242はトレンチを含む。分離領域242は、(分離領域242を含む実施形態に対して)制御トランジスタ210及び同期トランジスタ212のアクティブ領域又は他の領域が十分に分離される限り、導電材料を含むこともできる。
【0021】
図2Aに示すように、本実施形態においても、共通ダイ224aは図1のドライバ段102を含む。従って、ドライバ段102は電力スイッチ104と一緒に共通ダイ224aにモノリシックに集積化される。制御スイッチドライバ114及び同期スイッチドライバ116は、例えば制御トランジスタ本体230及び同期トランジスタ本体232を経てゲートG及びGにそれぞれ結合される。
【0022】
本実施形態においては、図2Aに示されるように、ドライバ段102は基板228の上又は内に設けられ、Siデバイスを含む。上述したように、本実施形態においては、基板228はSi基板であるが、基板228は異なるタイプの基板、例えば異なるタイプの半導体基板とすることができる。更に、基板228はドライバ段102のSiデバイスとは異なるタイプのデバイスを含むことができる。更に、ドライバ段102は共通ダイ224aの基板228と異なる部分に含めることができる。例えば、ドライバ段102はエピタキシャル材料250(例えばIII−窒化物エピタキシャル250)内に完全に又は部分的に設けることができ、及び/又は、基板228内又は上に部分的に設けることができる。非限定的な例が米国特許第7,915,645号(発行日03/29/2011;名称「Monolithic Vertically Integrated Composite Group III-V and Group IV Semiconductor Device and Method for Fabricating Same」)に開示されている。
【0023】
本実施形態においては、共通ダイ224aがドライバ段102を含むが、他の実施形態においては、ドライバ段102は共通ダイ224aから分離される。例えば、いくつかの実施形態においては、ドライバ段ダイがドライバ段102を含み、共通ダイ224aの上に置かれる。しかしながら、ドライバ段102を共通ダイ224a内に含めると、電力段201aのサイズのみならず寄生成分も低減することが可能になる。
【0024】
集積電力段201aにおいては、制御トランジスタ210のドレインDが共通ダイ224aの入力電圧Vを共通ダイ224aの側面240aで受ける。これを達成する多くの方法がある。例えば、半導体貫通ビア(TSV)及び/又はウェハ貫通ビア(TWV)を使用することができる。本実施形態においては、共通ダイ224aは共通ダイ224aの入力電圧Vを共通ダイ224aの側面240aで受ける入力ビア244(本実施形態では入力TSV)を含み、入力ビア244は例えば基板228、エピタキシャル材料250及び/又は制御トランジスタ本体230を貫通するものとし得る。本実施形態においては、入力ビア244は制御トランジスタ210のドレインDに結合され、基板288及び制御トランジスタ本体230を貫通する。これは、例えば米国特許第6,611,002号(発行日08/26/2003;名称「Gallium Nitride Material Devices and Methods Including Backside Via」)、米国特許第7,23,028号(発行日06/19/2007;名称「Gallium Nitride Material Devices and Methods of Forming the Same」)、米国特許第7,566,913号(発行日07/28/2009;名称「Gallium Nitride Material Devices Including Conductive Regions and methods Associated with the Same」)、米国特許出願番号12/928,103(出願日12/03/2010;名称「Monolithic Integration of Silicon and Group III-V devices」及び米国特許出願番号12/174,329(出願日07/16/2008;名称「III-Nitride Devices」)に開示されている種々の方法を用いて達成することができる。
【0025】
他の実施形態においては、制御トランジスタ210のドレインDは、基板228に対して導電性シリコン基板又はIV族基板を用いて、共通ダイ224aの入力電圧Vを共通ダイ224aの側面240aで受ける。いくつかの実施形態においては、制御トランジスタ210のドレインDは導電性基板228の背面(本実施形態では共通ダイ224aの上面259a)で入力電圧V1に結合される。例えば、入力ビア244は制御トランジスタ本体230を貫通し、制御トランジスタ210のドレインDから基板228(例えば導電性基板)に接触するまで延すことができ、また入力ビア244はエピタキシャル材料250を貫通し、基板228に接触するまで制御トランジスタ210のドレインDから上面導体を経て電気的に接続することができる。しかし、いくつかの実施形態では入力ビア244を含まない。
【0026】
また、集積電力段201aにおいては、制御トランジスタ210のソースSは同期トランジスタ212のドレインDに結合され、共通ダイ224aの出力電圧Vsを共通ダイ224aの側面240b(具体的には底面259b)で出力する。この結合は種々の手段を用いて達成することができ、図2Aでは破線で示されている。例えば、導電性ビア、導電層及び他の相互接続の組み合わせを使用することができ、メタライゼーション領域234内に表現されている。図2Aは共力電圧Vsを共通ダイ224aの底面259bに示している。共通ダイ224aの底面259bは、例えば制御トランジスタ本体230及び同期トランジスタ本体232又はその上の要素の表面とすることができる。
【0027】
従って、上述したように、制御トランジスタ210のドレインDは共通ダイ224aの入力電圧Vを共通ダイ224aの側面240a(例えば上面259a)で受ける。更に、制御トランジスタ210のソースSは同期トランジスタ212のドレインDに結合され、共通ダイ224aの出力電圧Vsを共通ダイ224aの側面240b(例えば底面259b)で出力する。このような構成を使用すると、図1のドライバ段102、電力段104及びインターポーザ106の物理的配置に柔軟性が与えられ、例えば寄生成分を低減することが可能になる。
【0028】
また、図2Aにおいては、インターポーザ206は図1の出力インダクタ118に対応する出力インダクタ218を含む。出力インダクタ218は共通ダイ224aの側面240b(例えば底面259b)で共通ダイ224aの出力電圧Vsに結合される。インターポーザ206は種々の形を取り得る。図2Aに示す実施形態においては、例えば共通ダイ224aの出力電圧Vsはインターポーザ材料248を含むインターポーザ206に結合される。インターポーザ206は共通ダイ224aの側面240b(及び底面259b)上にある。インターポーザ材料248はフェライトフィルムを含むことができ、より一般的には磁気フィルムを含むことができる。いくつかの実施形態においては、インターポーザ材料248は電力スイッチ104とともにモノリシックに集積され、共通ダイ224aの底面259bを完全に覆うように底面259b上に堆積される。他の実施形態においては、インターポーザ材料248は共通ダイ224aの底面259bを部分的に被覆する。インターポーザ材料248は、例えば約0.5mmの厚さにすることができる。いくつかの実施形態においては、インターポーザ材料248は約1.0mmの厚さ以上にする。インターポーザ材料248の厚さは電力スイッチ104の機能及び負荷段108へのインターポーザ出力Voに望まれる状態調整又はフィルタリングに基づいて選択することができる。いくつかの実施形態においては、インターポーザ出力Voのフィルタリング又は状態調整を支援するために追加の層(例えば磁気フィルム)又は別個の要素(例えば出力キャパシタ)がインターポーザ材料248(例えば磁気フィルム)とともに集積される。
【0029】
図2Bにつき説明すると、図2Bは本発明の一実施形態による集積電力段201bの模範的な断面図を示す。集積電力段201bは図2Aの集積電力段201aに類似する。しかしながら、集積電力段201bは異なる向きを有する。集積電力段201bにおいては、制御トランジスタ210のソースS、ドレインD及びゲートGは共通ダイ224bの側面240aの側に位置する。同様に、同期トランジスタ212のソースS、ドレインD及びゲートGも共通ダイ224bの側面240aの側に位置する。集積電力段201bは共通ダイ224bの入力電圧V1を共通ダイ224bの側面240aで受ける入力ビア244を含まない。それどころか、集積電力段201bは共通ダイ224bの出力電圧Vsを共通ダイ224bの側面240bで出力する出力ビア246(本実施形態では出力TSVである)を含む。出力ビア246は本実施形態では制御トランジスタ210と同期トランジスタ212との間に位置する。
【0030】
いくつかの実施形態においては、出力ビア246は分離領域242の一つを貫通する。他の実施形態においては、出力ビア246はエピタキシャル材料250又は制御トランジスタ本体230及び/又は同期トランジスタ本体232を貫通する。いくつかの実施形態においては、出力ビア246は共通ダイ224bを完全に貫通する。一つの実施形態においては、出力ビア246は導電性基板である基板228まで延在する。例えば、出力ビア246はエピタキシャル材料250又は制御トランジスタ本体230及び/又は同期トランジスタ本体232を貫通することができる。しかしながら、いくつかの実施形態は出力ビア246を含まない。
【0031】
図1につき述べたように、インターポーザ106は一つ以上の出力インダクタ、例えばインダクタ118を含むことができ、いくつかの実施形態においては一つ以上のキャパシタ、例えばキャパシタ120を含むこともできる。図2A及び2Bにはインターポーザ106を設ける一つの方法が示されている。追加の方法を以下に説明する。
【0032】
図3Aを参照すると、図3Aは本発明の一実施形態による集積電力段の模範的な断面図を示す。集積電力段301aは図2Aの共通ダイ224aに対応する共通ダイ324aを含む。
【0033】
集積電力段301aもインターポーザ306を含む。インターポーザ306は図1の出力インダクタ118に対応する出力インダクタ318を含む。集積電力段301aにおいては、インターポーザ306は集中素子又は個別インダクタ348を構成する。いくつかの実施形態においては、負荷段108に結合する前に出力電圧Vsのフィルタリングを完全アクセスものとするために追加の個別素子が使用される。個別の磁気素子ははんだボール又は他の手段を用いて共通ダイ324aに接続することができる(図3Aには示されていない)。
【0034】
次に図3Bにつき説明すると、図3Bは本発明の一実施形態による集積電力段301bの模範的な断面図を示す。図3Bはインターポーザ306を含む集積電力段301bを示す。集積電力段301bは図2Bの共通ダイ224bに対応する共通ダイ324bを含む。
【0035】
次に図4Aにつき説明すると、図4Aは本発明の一実施形態による集積電力段401aの模範的な断面図を示す。集積電力段401aは図2Aの共通ダイ224aに対応する共通ダイ424aを含む。
【0036】
集積電力段401aもインターポーザ406を含む。インターポーザ406は図1の出力インダクタ118に対応する出力インダクタ418を含む。集積電力段401aにおいては、インターポーザ406はインターポーザダイ又はインターポーザ基板450を含む。インターポーザダイ450の一例は米国特許出願番号12/250,713(出願日10/14/2008;名称「Interposer for an Integrated DC-DC Converter」)に開示されている。本実施形態においては、インターポーザ406は任意の適切な誘電体材料に集積又は埋設されフェライト又は他の磁気素子(又は複合インターポーザを形成する他の材料)を用いて形成することができる。例えば、図4Aには図3Aの集中素子又は個別インダクタ348に対応する集中素子又は個別インダクタ448が示されている。インターポーザ406は図4Aに示されてない追加のコンポーネント、例えば出力キャパシタを含むこともできる。インターポーザダイ450は、例えばはんだボール454又は種々の他の手段を用いて共通ダイ424aに接続することができる。
【0037】
いくつかの実施形態においては、インターポーザ出力Voは負荷段108に結合される。インターポーザ出力Voからのフィルタリングされた電力は種々の方法を用いて負荷段108に供給することができる。例えば、いくつかの実施形態においては、インターポーザダイ450(又は集中素子又は個別インダクタ348又はインターポーザ材料248)は、インターポーザダイ450(又は集中素子又は個別インダクタ348又はインターポーザ材料248)の表面に位置するインターポーザ出力接点(例えばインターポーザ出力パッド)を含む。一つの実施形態においては、インターポーザ出力接点は集中素子又は個別インダクタ448の表面に位置する。この表面は上面、底面及び/又は側面とすることができる。
【0038】
次に図4Bにつき説明すると、図4Bは本発明の一実施形態による集積電力段401bの模範的な断面図を示す。図4Bはインターポーザ406を含む集積電力段401bを示す。集積電力段401bは図2Bの共通ダイ224bに対応する共通ダイ424bを含む。
【0039】
図5Aにつき説明すると、図5Aは本発明の一実施形態による集積電力変換装置500aの模範的な断面図を示す。図5Aにおいては、集積電力段501aは図2Aの共通ダイ224a及びインターポーザ206にそれぞれ対応する共通ダイ524a及びインターポーザ506を含む。本実施形態においては、インターポーザ506は図2Aのインターポーザ206に対応するが、他の実施形態においては、インターポーザ506はインターポーザ306及び406のいずれかに対応するものとし得る。更に、インターポーザ506は出力インダクタ又は出力キャパシタなどの追加のコンポーネントを含むことができる。更に、図5Aにおいては、負荷段508は図1の負荷段108に対応する。
【0040】
図5Aに示す実施形態においては、インターポーザ506は負荷段508の上に位置する。例えば、インターポーザ506は負荷段508の上面の上に置くことができる。図示の実施形態においては、入力電圧Vは集積電力段501aの一側面(例えば共通ダイ524aの上面559a)に入力し、出力電圧Vsは共通ダイ524aの反対側面(例えば共通ダイ524aの底面559b)から出てインターポーザ506の上側面/表面に入力する。本実施形態においては、インターポーザ506と負荷ダイ560との間に誘電体層又は膜510が必要に応じ形成される。誘電体層510が接地されると、誘電体層510は(インターポーザ506及び負荷段508とともに)機能的に出力キャパシタを構成し、インターポーザ出力Voは、例えば負荷ICを有する負荷ダイ560を含むことができる負荷段508の上側面/表面に入力する。本実施形態においては、集積電力変換装置500aは集積電力変換装置パッケージと言うことができる。
【0041】
次に図5Bにつき説明すると、図5Bは本発明の一実施形態による集積電力変換装置500bの模範的な断面図を示す。図5Bにおいては、集積電力段501bは図2Bの共通ダイ224b及びインターポーザ206にそれぞれ対応する共通ダイ524b及びインターポーザ506を含む。本実施形態においては、インターポーザ506は図2Aのインターポーザ206に対応するが、他の実施形態においては、インターポーザ506はインターポーザ306及び406のいずれかに対応するものすることができるとともに、例えば同様に図5Aの誘電体層又は膜510により形成される出力キャパシタを含むことができる。図5Aと同様に、図5Bは図1の負荷段108に対応する負荷段508を示す。
【0042】
本発明の種々の実施形態によれば、寄生抵抗、インダクタンス及びキャパシタンスなどの寄生成分が低減された高度に集積された電力変換装置が得られる。以上の記載から、本願に開示された本発明の概念はこれらの概念の範囲から逸脱することなく種々の技術を用いて実施できること明らかである。更に、本発明の概念をいくつかの実施形態を特定的に参照して記載したが、本発明概念の精神及び範囲を逸脱することなく多くの変更が可能であることは当業者に認識されよう。従って、開示された実施形態はあらゆる点において例示的なものであり、限定的なものではないと考慮されたい。更に、本発明は開示された特定の実施形態に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなしに、本発明に多くの再配置、変形及び置換を行い得ることを理解されたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドライバ段及び電力スイッチを備える共通ダイを備え、前記電力スイッチは制御トランジスタ及び同期トランジスタを含み、
前記制御トランジスタのドレインが前記共通ダイの入力電圧を前記共通ダイの一側面で受け、
前記制御トランジスタのソースが前記同期トランジスタのドレインに結合され、前記共通ダイの出力電圧を前記共通ダイの反対側面で出力する、
集積電力段。
【請求項2】
出力インダクタを含むインターポーザを更に備える、請求項1記載の集積電力段。
【請求項3】
出力インダクタ及び出力キャパシタを含むインターポーザを更に備える、請求項1記載の集積電力段。
【請求項4】
前記制御トランジスタの前記ソース及び前記同期トランジスタの前記ドレインが前記共通ダイの前記一側面上に位置する、請求項1記載の集積電力段。
【請求項5】
前記制御トランジスタの前記ソース及び前記同期トランジスタの前記ドレインが前記共通ダイの前記反対側面に位置する、請求項1記載の集積電力段。
【請求項6】
前記共通ダイの前記入力電圧を前記共通ダイの前記一側面で受信する入力ビアを備える、請求項1記載の集積電力段。
【請求項7】
前記共通ダイの前記出力電圧を前記共通ダイの前記反対側面で出力する出力ビアを備える、請求項1記載の集積電力段。
【請求項8】
前記制御トランジスタのゲート及び前記同期トランジスタのゲートが前記共通ダイの前記一側面に位置する、請求項1記載の集積電力段。
【請求項9】
前記制御トランジスタのゲート及び前記同期トランジスタのゲートが前記共通ダイの前記反対側面に位置する、請求項1記載の集積電力段。
【請求項10】
出力インダクタを含むインターポーザを更に備え、前記出力インダクタに負荷段が結合され、前記インターポーザが前記負荷段の上に位置する、請求項1記載の集積電力段。
【請求項11】
前記入力電圧が約8ボルト以上である、請求項1記載の集積電力段。
【請求項12】
出力インダクタを含むインターポーザを更に備え、インターポーザ出力が約1.5ボルト以下である、請求項1記載の集積電力段。
【請求項13】
出力インダクタを含むインターポーザを更に備え、前記出力インダクタが負荷段に結合され、前記負荷段が中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)又はメモリを含む、請求項1記載の集積電力段。
【請求項14】
前記ドライバ段がレベルシフト、制御スイッチドライバ及び同期スイッチドライバを含む、請求項1記載の集積電力段。
【請求項15】
負荷段の上に位置する共通ダイを備え、前記共通ダイはドライバ段及び電力スイッチを備え、前記電力スイッチはIII−窒化物制御トランジスタ及びIII−窒化物同期トランジスタを含み、
前記III−窒化物制御トランジスタのドレインが前記共通ダイの入力電圧を前記共通ダイの一側面で受け、
前記III−窒化物制御トランジスタのソースが前記III−窒化物同期トランジスタのドレインに結合され、前記共通ダイの出力電圧を前記共通ダイの反対側面で出力する、
集積電力段。
【請求項16】
出力インダクタを含むインターポーザを備え、前記出力インダクタが前記共通ダイの前記反対側面で前記共通ダイの出力電圧に結合されている、請求項15記載の集積電力段。
【請求項17】
前記インターポーザが出力インダクタ及び出力キャパシタを含む、請求項16記載の集積電力段。
【請求項18】
前記ドライバ段がシリコン基板の上にある、請求項15記載の集積電力段。
【請求項19】
前記III−窒化物制御トランジスタ及び前記III−窒化物同期トランジスタが前記共通ダイのシリコン基板の上にある、請求項15記載の集積電力段。
【請求項20】
前記III−窒化物制御トランジスタの前記ソース及び前記III−窒化物同期トランジスタの前記ドレインが前記共通ダイの前記一側面上に位置する、請求項15記載の集積電力段。
【請求項21】
前記III−窒化物制御トランジスタの前記ソース及び前記III−窒化物同期トランジスタの前記ドレインが前記共通ダイの前記反対側面に位置する、請求項15記載の集積電力段。
【請求項22】
前記共通ダイの前記入力電圧を前記共通ダイの前記一側面で受信する入力ビアを備える、請求項15記載の集積電力段。
【請求項23】
前記共通ダイの前記出力電圧を前記共通ダイの前記反対側面で出力する出力ビアを備える、請求項15記載の集積電力段。
【請求項24】
出力インダクタを含むインターポーザを備え、前記出力インダクタに負荷段が結合され、前記インターポーザが前記負荷段の上に位置する、請求項15記載の集積電力段。
【請求項25】
前記入力電圧が約8ボルト以上である、請求項15記載の集積電力段。
【請求項26】
出力インダクタを含むインターポーザを更に備え、インターポーザ出力が約1.5ボルト以下である、請求項15記載の集積電力段。
【請求項27】
出力インダクタを含むインターポーザを更に備え、前記出力インダクタが負荷段に結合され、前記負荷段が中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)又はメモリを含む、請求項1記載の集積電力段。
【請求項28】
前記ドライバ段がレベルシフト、制御スイッチドライバ及び同期スイッチドライバを含む、請求項1記載の集積電力段。

【図1】
image rotate

【図2A】
image rotate

【図2B】
image rotate

【図3A】
image rotate

【図3B】
image rotate

【図4A】
image rotate

【図4B】
image rotate

【図5A】
image rotate

【図5B】
image rotate


【公開番号】特開2012−256862(P2012−256862A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−100228(P2012−100228)
【出願日】平成24年4月25日(2012.4.25)
【出願人】(597161115)インターナショナル レクティフィアー コーポレイション (71)
【Fターム(参考)】