説明

冷却機構を含む接合型半導体構造体とその形成方法

【課題】 冷却機構を有する接合型半導体基板を形成するための構造体、設計構造体、及びその形成方法を提供すること。
【解決手段】 2つの半導体基板を備える接合型基板が提供される。各々の半導体基板は、半導体デバイスを含む。少なくとも1つの基板貫通ビアが2つの半導体基板の間に設けられ、それらの間に単一の経路を提供する。2つの半導体基板の底側は、冷却機構を含む少なくとも1つの接合材料層によって接合される。1つの実施形態において、冷却機構は冷却チャネルであり、その中を通って冷却流体が流動し、接合型基板内の半導体デバイスの動作中に接合型半導体基板を冷却する。別の実施形態において、冷却機構は、2つの端部とそれらの間の連続した経路を備えた導電性冷却フィンである。冷却フィンはヒートシンクに接続され、接合型基板内の半導体デバイスの動作中に接合型半導体基板を冷却する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、接合面又はその近傍に冷却機構を有する接合型半導体基板、及びその設計構造体に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体の平均面積が減少するにつれて、半導体チップの面積デバイス密度とデバイス当たりの電力消費との積である電力密度が増加するので、半導体チップにおける熱放散は、半導体デバイスのサイズ縮小(scaling)のための主要な課題である。各々が半導体デバイスを含む少なくとも2つの半導体基板が接合される接合型(bonded)半導体基板における熱放散の管理は、少なくとも2つの半導体基板を垂直に積層(スタッキング)することで単位面積当たりの電力損がさらに増加するので、さらなる問題を含むものとなる。
【0003】
従来技術の方法は、ヒートシンクを半導体チップに取り付けること、及び基板内に冷却構造を形成することといった、単一の半導体チップの冷却方法を提供するが、このような方法は、冷却構造の製造のために多くの処理ステップを必要とするか、又は不十分な冷却しか提供しない。特に、従来技術の方法は、少なくとも2つの半導体基板内の半導体デバイスによって内部で熱が発生する接合型半導体基板のための、安価で効果的な冷却機構を提供しない。
【0004】
上述のことを考慮すると、接合型半導体基板のための冷却機構を含む半導体構造体、及びその設計構造体に対する必要性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、冷却機構を有する接合型半導体基板を形成するための構造体、設計構造体、及びその形成方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明において、2つの半導体基板を備える接合型基板が提供される。各々の半導体基板は半導体デバイスを含む。少なくとも1つの基板貫通ビアが2つの半導体基板間に提供され、それらの間に単一の経路を提供する。2つの半導体基板の底側は、冷却機構を含む少なくとも1つの接合材料層によって接合される。1つの実施形態において、冷却機構は冷却チャネルであり、その中を通って冷却流体が流動し、接合型基板内の半導体デバイスの動作中に接合型半導体基板を冷却する。別の実施形態において、冷却機構は、2つの端部とそれらの間の連続した経路とを備えた導電性冷却フィンである。冷却フィンはヒートシンクに接続され、接合型基板内の半導体デバイスの動作中に接合型半導体基板を冷却する。
【0007】
本発明の態様によって、半導体構造体が提供され、この半導体構造体は、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスを含む第1の半導体基板と、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含み、第1の半導体基板の下にある第2の半導体基板と、
第1の半導体基板と第2の半導体基板との間に配置され、第1の横方向開口部及び第2の横方向開口部を有する連続キャビティを含む誘電体材料層であって、この誘電体材料層を通じて第1の半導体基板及び第2の半導体基板が接合される、誘電体材料層と
を備える。
【0008】
本発明の別の態様によって、半導体構造体が提供され、この半導体構造体は、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスを含む第1の半導体基板と、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含み、第1の半導体基板の下にある第2の半導体基板と、
第1の半導体基板と第2の半導体基板との間に配置される誘電体材料層であって、この誘電体材料層を通して第1の半導体基板及び第2の半導体基板が接合される誘電体材料層と、
第1の端部及び第2の端部とそれらの間の埋め込み部とを有し、埋め込み部が誘電体材料層内に埋め込まれる導電性フィンと
を備える。
【0009】
本発明のさらに別の態様によれば、半導体構造体のための設計を設計し、製造し、又は試験するために機械可読媒体に記録される設計構造体が提供される。設計構造体は、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスを含む第1の半導体基板を表す第1のデータと、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含み、第1の半導体基板の下にある第2の半導体基板を表す第2のデータと、
第1の半導体基板と第2の半導体基板との間に配置される誘電体材料層であって、この誘電体材料層を通して第1の半導体基板及び第2の半導体基板が接合される誘電体材料層を表す第3のデータと、
誘電体材料層内に埋め込まれ、第1の横方向開口部及び第2の横方向開口部を有する連続キャビティを表す第4のデータと、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つまで延びる基板貫通ビアを表す第5のデータと、
キャビティを満たす冷却流体を表す任意の第6のデータと、
第1の横方向開口部に取り付けられる注入チューブを表す任意の第7のデータと、
第2の横方向開口部に取り付けられた排出チューブを表す任意の第8データと
を含む。
【0010】
本発明のさらに別の態様によれば、半導体構造体のための設計を設計し、製造し、又は試験するために機械可読媒体内に記録される設計構造体が提供される。設計構造体は、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスを含む第1の半導体基板を表す第1のデータと、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含み、第1の半導体基板の下にある第2の半導体基板を表す第2のデータと、
第1の半導体基板と第2の半導体基板との間に配置される誘電体層であって、この誘電体層を通して第1の半導体基板及び第2の半導体基板が接合される誘電体材料層を表す第3のデータと、
第1の端部及び第2の端部とそれらの間の埋め込み部とを有し、埋め込み部が誘電体材料層内に埋め込まれる導電性フィンを表す第4のデータと、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つまで延びる基板貫通ビアを表す第5のデータと
を含む。
【0011】
1つの実施形態において、第4のデータは、第2の誘電体材料層の水平面と同一平面上にある平面の上面と、第2の誘電体材料層の水平面と同一平面上にある平面の底面とを有し、平面の上面は第1の半導体基板の底面に対して平行であり、平面の底面は第2の半導体基板の底面に対して平行である、導電性フィンを表す。
【0012】
本発明のさらに別の態様によれば、半導体構造体を形成する方法が提供され、その方法は、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスをその上に有する第1の半導体基板を含む第1の構造体を準備するステップと、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスをその上に有する第2の半導体基板を含む第2の構造体を準備するステップと、
第1の構造体上に直接、第1の誘電体材料層を形成するステップと、
第2の構造体上に直接、第2の誘電体材料層を形成するステップと、
第2の誘電体材料層をパターン化して、第1の横方向開口部及び第2の横方向開口部を有する連続チャネルを形成するステップと、
第1の誘電体材料層と第2の誘電体材料層とを接合するステップと
を含む。
【0013】
本発明のさらに別の態様によれば、半導体構造体を形成する方法が提供され、その方法は、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスをその上に有する第1の半導体基板を含む第1の構造体を準備するステップと、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスをその上に有する第2の半導体基板を含む第2の構造体を準備するステップと、
第2の構造体上に直接、導電性フィンを形成するステップと、
第2の構造体上に直接、第2の誘電体材料層を形成するステップであって、導電性フィンは、第1の端部及び第2の端部とそれらの間の埋め込み部とを有し、埋め込み部は、第2の誘電体材料層内に埋め込まれるステップと、
第1の構造体上に直接、又は第2の誘電体材料層の上に直接、第1の誘電体材料を形成するステップと、
第1の誘電体材料層と第2の誘電体材料層とを接合するステップと
を含む。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1の実施形態による第1の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図2】本発明の第1の実施形態による第1の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図3】図2の平面X−X’に沿った第1の例示的な半導体構造体の水平断面図である。図3の平面Y−Y’は図2の垂直断面図の平面を表す。
【図4】本発明の第1の実施形態による第1の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図5】本発明の第1の実施形態による第1の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図6】本発明の第1の実施形態による第1の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図7】図6の平面X−X’に沿った第1の例示的な半導体構造体の水平平面図である。図7の平面Y−Y’は図6の垂直断面図の平面を表す。
【図8】本発明の第2の実施形態による第2の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図9】本発明の第2の実施形態による第2の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図10】図9の平面X−X’に沿った第2の例示的な半導体構造体の水平断面図である。図10の平面Y−Y’は図9の垂直断面図の平面を表す。
【図11】本発明の第2の実施形態による第2の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図12】本発明の第2の実施形態による第2の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図13】本発明の第2の実施形態による第2の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図14】図13の平面X−X’に沿った第2の例示的な半導体構造体の水平断面図である。図14の平面Y−Y’は図13の垂直断面図の平面を表す。
【図15】本発明の第3の実施形態による第3の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図16】本発明の第3の実施形態による第3の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図17】図16の平面X−X’に沿った第3の例示的な半導体構造体の水平断面図である。図17の平面Y−Y’は図16の垂直断面図の平面を表す。
【図18】本発明の第3の実施形態による第3の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図19】本発明の第3の実施形態による第3の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図20】図19の平面X−X’に沿った第3の例示的な半導体構造体の水平断面図である。図20の平面Y−Y’は図19の垂直断面図の平面を表す。
【図21】本発明の第4の実施形態による第4の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図22】本発明の第4の実施形態による第4の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図23】図22の平面X−X’に沿った第4の例示的な半導体構造体の水平断面図である。図23の平面Y−Y’は図22の垂直断面図の平面を表す。
【図24】本発明の第4の実施形態による第4の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図25】本発明の第4の実施形態による第4の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図26】本発明の第4の実施形態による第4の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図27】本発明の第5の実施形態による第5の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図28】本発明の第5の実施形態による第5の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図29】図28の平面X−X’に沿った第5の例示的な半導体構造体の水平断面図である。図29の平面Y−Y’は図28の垂直断面図の平面を表す。
【図30】本発明の第5の実施形態による第5の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図31】本発明の第5の実施形態による第5の例示的な半導体構造体の製造プロセスの種々の段階における一連の垂直断面図のうちの1つである。
【図32】本発明による半導体デバイス及び回路の設計及び製造において使用することができる設計プロセスのフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
上述のように、本発明は、接合面又はその近傍に冷却機構を有する接合型半導体基板及びその設計構造体に関し、これらは、添付の図面と共にここに説明される。図面全体を通して、同じ参照数字又は符号は、同様の又は等価な要素を指すために使用される。本発明の主題を不必要に曖昧にする公知の機能及び構造の詳細な説明は、分かりやすくするために省略した。図面は必ずしも正しい縮尺で描かれてはいない。
【0016】
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による第1の例示的な半導体構造体は、第1の基板(基板1)に由来する第1の構造体99と、第2の基板(基板2)に由来する第2の構造体199とを備える。第1の構造体99は、少なくとも1つの第1の半導体デバイスを含む第1の半導体基板140を備える。例えば、少なくとも1つの第1の半導体デバイスは、第1の半導体基板140内に本体領域122とソース及びドレイン領域124とを有し、第1の半導体基板140に直接接してその上方にゲート電極142及びゲートスペーサ144を有する、第1の電界効果トランジスタを含むことができる。少なくとも1つの第1の半導体デバイスは、第1の半導体基板140の上面から第1の半導体基板140の底面まで延びる少なくとも1つの浅いトレンチ分離構造体130によって互いに電気的に分離される。
【0017】
少なくとも1つの第1の半導体デバイスの一部は、半導体材料を含む第1の半導体基板140の半導体部分の内部に位置する。半導体材料は、シリコン、ゲルマニウム、シリコン−ゲルマニウム合金、シリコン−炭素合金、シリコン−ゲルマニウム−炭素合金、ヒ化ガリウム、ヒ化インジウム、リン化インジウム、III−V族化合物半導体材料、II−VI族化合物半導体材料、有機半導体材料、及び他の化合物半導体材料を含むことができる。典型的には、第1の半導体基板140の半導体部分の半導体材料は、エピタキシャル半導体材料、すなわち半導体材料全体を通じて原子が整列した単結晶の半導体材料を含む。
【0018】
任意に、第1の絶縁体層120を第1の半導体基板140の下に直接設けることができる。第1の絶縁体層120は、シリコン酸化物又はシリコン窒化物のような誘電体材料を含む。基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160が、少なくとも1つの第1の半導体デバイス及び第1の半導体基板140の上に直接形成される。基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160は、基板コンタクトレベル誘電体層150を含む。基板コンタクトレベル誘電体層150は、誘電体材料を含む。基板コンタクトレベル誘電体層150に使用できる誘電体材料は、ケイ酸塩ガラス、有機ケイ酸塩ガラス(OSG)材料、化学気相成長によって形成されるSiCOHベースの低k材料、スピン・オン・ガラス(SOG)、又はSiLK(商標)のようなスピン・オン低k誘電体材料などを含むが、それらに限定されない。ケイ酸塩ガラスは、非ドープケイ酸塩ガラス(USG)、ホウケイ酸塩ガラス(BSG)、リンケイ酸塩ガラス(PSG)、フッ化ケイ酸塩ガラス(FSG)、ホウリンケイ酸塩ガラス(BPSG)などを含む。誘電体材料は、3.0より小さい誘電率を有する低誘電率(低k)材料とすることができる。誘電体材料は、非多孔質又は多孔質とすることができる。少なくとも1つの第1の半導体デバイスに接触し、基板コンタクトレベル誘電体層160の上面と同一平面の上面を有する第1のコンタクトビア148が、基板コンタクトレベル誘電体層150内に形成される。第1のコンタクトビア148は、W、Cu、Al、TaN、TiN、Ta、Ti又はそれらの組み合わせのような導電性材料を含む。
【0019】
上部ハンドル基板181が、例えば接合(bonding)によって、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面に取り付けられる。上部ハンドル基板181は、セラミック材料、半導体材料、又はガラス若しくはアルミニウム酸化物のような誘電体材料を含むことができる。上部ハンドル基板181は、第1の半導体基板140と基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160と、任意に、存在する場合には第1の絶縁体層120とのスタック(積層体)に対して、機械的支持を与える。
【0020】
絶縁体層120は、元々は、シリコン・ハンドル・ウェハと絶縁体と表面上のシリコン層とから構成されるシリコン・オン・インシュレータ(SOI)ウェハにおける絶縁体とすることができる。SOIウェハを用いてウェハ1上に構造体が形成された場合には、ウェハ1の上面は上部ハンドル基板181に一時的に取り付けられ、SOIウェハ上の元々のシリコン・ハンドルは、当該技術分野で公知のようにエッチング又は裏面研削の組み合わせによって除去される。あるいは、第1の半導体基板140と基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160と、任意に第1の絶縁体層120とのスタックは、上部ハンドル基板181を基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面に取り付けた後で半導体基板の一部を切断することによって提供することができる。例えば、第1の半導体基板140及び第1の絶縁体層120は、半導体オン・インシュレータ(SOI)層の上部分とすることができ、この場合、第1の半導体基板140は上部半導体層であり、第1の絶縁体層120は埋め込み絶縁体層である。あるいは、第1の半導体基板140は、バルク基板の上部分とすることができ、第1の絶縁体層120は第1の構造体99内に存在しないものとすることができる。この場合、第1の半導体基板140は、例えば、基板を裏面研削又は裏面エッチングすることによって、又は水素注入面で切断することによって、バルク基板の残りの部分から分離することができる。
【0021】
第1の半導体基板140の厚さは、約50nmから約200μmまで、典型的には約100nmから約20μmまでとすることができるが、それを下回る及び上回る厚さもここでは意図されている。存在する場合、第1の絶縁体層120の厚さは、約100nmから約10μmまで、典型的には約200nmから約1.0μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の厚さは、約200nmから約1.0μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。上部ハンドル基板181の厚さは、約400μmから約2,000μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。第1の誘電体層110の厚さは、約50nmから約5μmまで、典型的には約200nmから約2μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。
【0022】
第1の構造体99を裏返しにした後、第1の誘電体層110が、第1の絶縁体層120の底面、又は第1の絶縁体層120が存在しない場合には第1の半導体基板140の底面に付着される。第1の誘電体層110は、接合の目的のために使用できる接合可能な材料を含み、これは、シリコン酸化物のような接合可能な誘電体酸化物又はポリイミドのような接合可能なポリマーとすることができる。第1の誘電体層110をリソグラフィでパターン化して、第1の誘電体層110内に埋め込まれ、その第1の端部に第1の横方向開口部を有し、第2の端部に第2の横方向開口部を有する連続チャネルを含むようにさせる。第1の誘電体層110が第1の構造体99の下に位置するように、第1の構造体99及び第1の誘電体層110のスタックを裏返しにする。
【0023】
第2の構造体199は、少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含む第2の半導体基板240を備え、これは、裏返しに示されているので、第2の半導体基板240の上面は第2の半導体基板240の底面の下方に示されている。例えば、少なくとも1つの第2の半導体デバイスは、第2の半導体基板240内に本体領域222とソース及びドレイン領域224とを有し、裏返しに配置されている第2の半導体基板240に直接接してその下方にゲート電極242及びゲートスペーサ244を有する、第2の電界効果トランジスタを含むことができる。少なくとも1つの第2の半導体デバイスは、第2の半導体基板240の上面から第2の半導体基板240の底面まで延びる少なくとも1つの第2の浅いトレンチ分離構造体230によって互いに電気的に分離される。
【0024】
少なくとも1つの第2の半導体デバイスの一部は、半導体材料を含む第2の半導体基板240の半導体部分の内部に位置する。第2の半導体基板240内の半導体材料は、上述のような第1の半導体基板140に使用することができるいずれの材料も含むことができる。典型的には、第2の半導体基板240の半導体材料は、エピタキシャル、多結晶、又は単結晶半導体材料を含む。
【0025】
任意に、第2の絶縁体層220を、第2の半導体基板240の上面の上に直接設けることができる。第2の絶縁体層220は、シリコン酸化物又はシリコン窒化物のような誘電体材料を含み、上述の基板99の場合と同じように、SOI基板の絶縁体部分から成ることができる。第2の金属相互接続構造体260が、当該分野で公知の方法を使用して、少なくとも1つの第2の半導体デバイス及び第2の半導体基板240の上に直接形成される。第2の金属相互接続構造体260は、第2の相互接続レベル誘電体層250とその中に埋め込まれた第2の金属配線構造体248とを含む。第2の相互接続レベル誘電体層250は、上述のような基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160に使用することができる任意の誘電体材料も含むことができる。第2のパッシベーション層290が、第2の金属相互接続構造体260の上面の上に形成される。第2のパッシベーション層290は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、又はそれらの組み合わせのような誘電体材料を含む。
【0026】
底部ハンドル基板296が、例えば接合によって、パッシベーション層290の上面に取り付けられる。底部ハンドル基板296は、ハンドル基板181と同様に、セラミック材料、半導体材料、又はガラス若しくはアルミニウム酸化物のような誘電体材料を含むことができる。底部ハンドル基板296は、第2の半導体基板240と第2の金属相互接続構造体260と、任意に、存在する場合には第2の絶縁体層220とのスタックに対して機械的支持を与える。
【0027】
第2の半導体基板240と第2の金属相互接続構造体260と、任意に第2の絶縁体層220とのスタックは、第1の半導体基板140のスタックを提供したのと同様の方式で、すなわち、底部ハンドル基板296をパッシベーション層290の上面に取り付けた後で半導体基板の一部を切断すること、又はシリコン層をSOI基板から除去することによって、提供することができる。例えば、第2の半導体基板240及び第2の絶縁体層220は、半導体オン・インシュレータ(SOI)層の上部分とするこができ、この場合、第2の半導体基板240は上部半導体層であり、第2の絶縁体層220は埋め込み絶縁体層である。あるいは、第2の半導体基板240は、バルク基板の上部分とすることができ、第2の絶縁体層120は第2の構造体199内に存在しないものとすることができる。この場合、第2の半導体基板240は、例えば、水素注入表面で切断することによって、バルク基板の残りの部分から分離することができる。
【0028】
第2の半導体基板240の厚さは、約50nmから約200μmまで、典型的には約100nmから約20μmまでとすることができるが、それを下回る及び上回る厚さもここでは意図されている。存在する場合、第2の絶縁体層220の厚さは、約100nmから約10μmまで、典型的には約200nmから約1.0μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。第2の金属相互接続構造体260の厚さは、約0.2μmから約20μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。底部ハンドル基板296の厚さは、約400μmから約2,000μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。第2の誘電体層210の厚さは、約50nmから約5μmまで、典型的には約200nmから約2μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。
【0029】
第2の半導体基板240と第2の金属相互接続構造体260と、存在する場合には第2の絶縁体層220とのスタックは、第2の構造体199内で裏返しに配置される。第2の誘電体層210が、第2の絶縁体層220の底面、又は第2の絶縁体層220が存在しない場合には第2の半導体基板240の底面に付着される。第2の誘電体層210は、接合の目的のために使用できる接合可能な材料を含み、これは、シリコン酸化物のような接合可能な誘電体酸化物又はポリイミドのような接合可能なポリマーとすることができる。第2の誘電体層210をリソグラフィでパターン化して、第2の誘電体層210内に埋め込まれ、その第1の端部に第3の横方向開口部を有し、第2の端部に第4の横方向開口部を有する連続チャネルを含むようにさせる。1つの場合において、第2の誘電体層210におけるパターンは、第1の誘電体層110におけるパターンの鏡像である。
【0030】
図2及び図3を参照すると、第1の構造体99と第2の構造体199が、第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210を通して接合される。第1の構造体99、第2の構造体199、第1の誘電体層110、及び第2の誘電体層210が、ひとまとめに貼り合わせ基板を構成する。第2の誘電体層210の上面は、裏返しに配置された第1の誘電体層110の上面に接合される。第2の誘電体層210と第1の誘電体層110を一緒に合わせるときに、第2の誘電体層210内のパターンと第1の誘電体層110内のパターンが位置合わせされ、2つのチャネルが、第1の誘電体層110の上面及び第2の誘電体層210の下面によって垂直方向に境界付けられる連続キャビティ100を形成するようにされる。連続キャビティ100は、第1の誘電体層110の側壁及び第2の誘電体層210の下面によって横方向に境界付けられる。連続キャビティ100には、連続キャビティ100の第1の端部に第1の横方向開口部が設けられ、連続キャビティ100の第2の端部に第2の横方向開口部が設けられる。連続キャビティ100はパイプ形状を有し、湾曲部を含むことができる。連続キャビティ100は、第1の横方向開口部と第2の横方向開口部との間で流体の流動に対して伝導性となるように構成され、一定の断面積を有する領域を含むことができる。連続キャビティ100は「連続する(contiguous)」、すなわち、1つの接続された容積内にある。連続キャビティ100の垂直高さは、約100nmから約10μmまで、典型的には約400nmから約4μmまでとすることができるが、それを下回る及び上回る厚さもここでは意図されている。
【0031】
本発明は、第1の誘電体層110と第2の誘電体層210との間に接合された界面が形成されるように互いに接合された第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210を用いて説明されているが、第1の構造体99と第2の構造体199とを接合するために第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210のうちの1つだけが使用される実施形態も明示的に意図されている。この場合、第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210のうちの、チャネルを含む一方が、第1の構造体99及び第2の構造体199に垂直方向に境を接する。1つの実施形態において、チャネル100は、10μmの幅及び4μmの高さを有する。層110と210との間の完全な位置合わせが図2に示されるが、層110及び210は、2つの層の間の重ね合わせのばらつき及び幅の相違による、ある程度の位置合わせのずれを有することがある。
【0032】
図4を参照すると、上部ハンドル基板181は、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から除去される。基板貫通ビアホールが、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から、第1の半導体基板140内の少なくとも1つの浅いトレンチ分離構造体130と、存在する場合は第1の絶縁体層120と、第1の誘電体層110と、第2の誘電体層210と、存在する場合は第2の絶縁体層220とを通って、第2の半導体基板240の内部及びその下に位置する少なくとも1つの第2の半導体デバイスの上部に至るまで形成される。例えば、基板貫通ビアホールは、第2の半導体層の内部及びその下に配置される電界効果トランジスタのソース及びドレイン領域224又は本体領域222に至るまで形成される。
【0033】
基板貫通ビアホールは、ドープされた半導体材料又は金属材料のような導電性材料で充填され、導電性基板貫通ビア146を形成する。基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面の上に出た余分な導電性材料は、例えば、平坦化によって除去される。基板貫通ビア146に使用できる例示的な半導体材料は、ドープされた多結晶又はアモルファスのシリコン、ゲルマニウム、シリコン・ゲルマニウム、金属(例えば、タングステン、チタン、タンタル、ルテニウム、コバルト、銅、アルミニウム、鉛、白金、スズ、銀、金)、導電性金属化合物材料(例えば、窒化タンタル、窒化チタン、ケイ化タングステン、窒化タングステン、窒化チタン、窒化タンタル、酸化ルテニウム、ケイ化コバルト、ケイ化ニッケル)、カーボン・ナノチューブ、導電性カーボン、又はそれらのいずれか好適な組み合わせを含む。基板貫通ビア146は、第1の半導体層140内の少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上方から、すなわち、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から、少なくとも1つの第2の半導体デバイスまで延びる。
【0034】
図5を参照すると、第1の金属相互接続構造体180が、当該分野で公知の方法を使用して、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上に直接形成される。第1の金属相互接続構造体180は、第1の相互接続レベル誘電体層170と、その中に埋め込まれた第1の金属配線構造体168とを含む。第1の相互接続レベル誘電体層170は、上述のような基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160に使用できる誘電体材料のいずれを含むこともできる。第1のパッシベーション層190が、第1の金属相互接続構造体180の上面の上に形成される。第1のパッシベーション層190は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、又はそれらの組み合わせのような誘電体材料を含む。
【0035】
第1の金属配線構造体168は、第1のパッシベーション層190のすぐ下に位置するC4(Controlled Collapse Chip Connection)パッドの第1のセットを含むことができる。第1のパッシベーション層190は、C4パッドの第1のセットを露出するように、リソグラフィでパターン付けされる。C4ボール192の第1のセットが、露出されたC4パッドの第1のセットの上に形成される。次に、C4ボール192の第1のセットを、パッケージング基板又はC4パッドのセットを含む別の半導体チップに接合することができる。
【0036】
図6及び図7を参照すると、底部ハンドル基板296は、第2のパッシベーション層290から除去される。第2の金属配線構造体248は、第2のパッシベーション層290の直接上に位置するC4パッドの第2のセットを含むことができる。第2のパッシベーション層290は、C4パッドの第2のセットを露出するように、リソグラフィでパターン化される。C4ボール292の第2のセットが、露出されたC4パッドの第2のセットの上に形成される。次に、C4ボール292の第2のセットを、半導体チップをパッケージング基板、又はさらに垂直に積層するためにC4パッドのセットを含むまた別の半導体チップに接合することができる。
【0037】
連続キャビティ100の第1の横方向開口部に注入チューブ400を取り付け、連続キャビティ100の第2の横方向開口部に排出チューブ410を取り付けて、冷却流体サーキュレータ(図示せず)及び任意に放熱器に接続される、冷却流体供給ライン(図示せず)及び冷却流体戻りライン(図示せず)への接続を容易にすることができる。冷却流体は、連続キャビティ100に供給され、上から下に向かってC4パッドの第1のセット、第1のパッシベーション層190、第1の金属相互接続構造体180、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160、第1の半導体基板140、第1の絶縁体層120、第1の誘電体層110、第2の誘電体層210、第2の絶縁体層220、第2の半導体基板240、第2の金属相互接続構造体260、第2のパッシベーション層290、及びC4パッド292の第2のセットを含むことができる接合型半導体基板内の半導体デバイスの動作中に、連続キャビティ100を通って循環する。
【0038】
冷却流体は、循環して熱を伝達することができるあらゆる流体を含むことができる。冷却流体は、液体又は気体とすることができる。冷却流体のための例示的な物質は、液体ヘリウム、液体水素、液体窒素、液体酸素、水、グリセリン、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、水、不凍液、鉱油、ヒマシ油、シリコーン油、フルオロカーボン油、変圧器油、切削油、冷却剤、空気、窒素ガス、酸素ガス、不活性ガス、ハロメタン、無水アンモニア、二酸化硫黄、二酸化炭素、及びそれらの非反応性の組み合わせを含むが、それらに制限されない。
【0039】
図8を参照すると、本発明の第2の実施形態による第2の例示的な構造体は、第1の実施形態の場合と同じものであり得る、第1の構造体99及び第2の構造体199を備える。第1の構造体99を裏返した後、第1の誘電体層110が、第1の絶縁体層120の底面又は第1の半導体基板140の底面に第1の実施形態の場合と同じ方式で付着される。第1の誘電体層110は、接合の目的のために使用できる接合可能な材料を含む。第1の誘電体層110をリソグラフィでパターン化して、第1の誘電体層110内に埋め込まれ、その第1の端部に第1の横方向開口部を有し、第2の端部に第2の横方向開口部を有する連続チャネルを含むようにさせる。第1の誘電体層110が第1の構造体99の下に位置するように、第1の構造体99及び第1の誘電体層110のスタックを裏返しにする。
【0040】
底部ハンドル基板296が、第1の実施形態の場合と同じ方式で、例えば接合によって、パッシベーション層290の上面に取り付けられる。次に、少なくとも1つの導電性構造体202が、第2の絶縁体層220上に形成される。少なくとも1つの導電性構造体202は、第2の絶縁体層220内に、第2の半導体基板240の中及びその下の少なくとも1つの第2の半導体デバイスの上部まで延びる少なくとも1つのビアホールをリソグラフィによりパターン化することによって形成される。例えば、少なくとも1つのビアホールは、裏返しに配置されたときに第2の半導体基板240の底面になる、第2の半導体基板240の上面まで延びることができる。導電性材料は、少なくとも1つのビアホールの中、及び第2の絶縁体層220又は第2の半導体基板240の上側の面上に堆積される。導電性材料は、ドープされたポリシリコン又はドープされたシリコン含有合金のようなドープされた半導体材料とすることができ、又はW、Cu、Al、TaN、TiN、Ta、Tiなどのような金属材料とすることができる。導電性材料は、第2の絶縁体層220の上側の面の上方でリソグラフィによってパターン化され、少なくとも1つの導電性構造体202を形成する。少なくとも1つの導電性構造体202の厚さは、約50nmから約5μmまで、典型的には約200nmから約2μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。
【0041】
第2の誘電体層210が、第2の絶縁体層220又は第2の半導体基板240の上に付着される。その後、第2の誘電体層210を、第2の誘電体層210の上面が少なくとも1つの導電性構造体202の上面と実質的に同一平面上になるように平坦化することができる。第2の誘電体層210は、第1の実施形態の場合と同様に、接合の目的のために使用できる接合可能な材料を含む。第2の誘電体層210をリソグラフィでパターン化して、第2の誘電体層210内に埋め込まれ、その第1の端部に第3の横方向開口部を有し、第2の端部に第4の横方向開口部を有する連続チャネルを含むようにさせる。少なくとも1つの導電性構造体202の各々は、第2の誘電体層210内に横方向に埋め込まれる。1つの場合において、第2の誘電体層210におけるパターンは、第1の誘電体層110におけるパターンの鏡像であり、第2の誘電体層210の側壁及び第1の誘電体層110の側壁は、第2の誘電体層210及び第1の誘電体層110を一緒に合わせたときに、実質的に垂直方向に一致する。
【0042】
図9及び図10を参照すると、第1の構造体99と第2の構造体199は、第1の実施形態の場合と同じ方式で、第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210を通して接合される。第1の構造体99、第2の構造体199、第1の誘電体層110、及び第2の誘電体層210は、ひとまとめに貼り合わせ基板を構成する。第2の誘電体層210の上面は、裏返しに配置された第1の誘電体層110の上面に接合される。第2の誘電体層210と第1の誘電体層110を一緒に合わせるときに、第2の誘電体層210内のパターンと第1の誘電体層110内のパターンが位置合わせされ、2つのチャネルが、第1の誘電体層110の上面及び第2の誘電体層210の下面によって垂直方向に境界付けられる連続キャビティ100を形成するようにされる。連続キャビティ100は、第1の誘電体層110の側壁及び第2の誘電体層210の下面によって横方向に境界付けられる。連続キャビティ100は、第1の実施形態における連続キャビティ100と同じ幾何学的特徴を有する。第1の構造体99と第2の構造体199とを接合するために第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210のうちの1つだけが使用される実施形態も明示的に意図されている。
【0043】
図11を参照すると、上部ハンドル基板181は、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から除去される。基板貫通ビアホールが、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から、第1の半導体基板140内部の少なくとも1つの浅いトレンチ分離構造体130と、存在する場合は第1の絶縁体層120と、第1の誘電体層110とを通って、第2の半導体層210内に埋め込まれた少なくとも1つの導電性構造体202の上部に至るまで形成される。
【0044】
基板貫通ビアは、ドープされた半導体材料又は金属材料のような導電性材料で充填され、基板貫通ビア146を形成する。基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面の上に出た余分な導電性材料は、例えば、平坦化によって除去される。基板貫通ビア146は、第1の実施形態の場合と同じ材料を含むことができる。基板貫通ビア146は、第1の半導体層140内の少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から、すなわち、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から、少なくとも1つの導電性構造体202まで延びる。基板貫通ビア146及び少なくとも1つの導電性構造体202はひとまとめに、少なくとも1つの第1の半導体デバイスと少なくとも1つの第2の半導体デバイスとの間の導電性電気接続を構成する。
【0045】
図12を参照すると、第1の金属相互接続構造体180が、第1の実施形態の場合と同じ方式で、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160上に直接形成される。第1の実施形態の場合と同様に、第1の金属配線構造体168は、第1のパッシベーション層190のすぐ下に位置するC4(Controlled Collapse Chip Connection)パッドの第1のセットを含むことができる。第1の実施形態の場合と同様に、C4ボール192の第1のセットを露出されたC4パッドの第1のセット上に形成することができる。
【0046】
図13及び図14を参照すると、底部ハンドル基板296は、第2のパッシベーション層290から除去される。第1の実施形態の場合と同様に、C4ボール292の第2のセットを露出されたC4パッドの第2のセットの上に形成することができる。注入チューブ400及び排出チューブ410を連続キャビティ100に取り付けて、冷却流体サーキュレータ(図示せず)及び任意に放熱器に接続される、冷却流体供給ライン(図示せず)及び冷却流体戻りライン(図示せず)への接続を容易にすることができる。第1の実施形態の場合と同じ方式で、冷却流体が連続キャビティ100に供給され、接合型半導体基板内の半導体デバイスの動作中に連続キャビティ100を通って循環する。
【0047】
図15を参照すると、本発明の第3の実施形態による第3の例示的な構造体は、第1の実施形態の場合と同じものであり得る、第1の構造体99及び第2の構造体199を備える。第1の構造体99を裏返しにした後、第1の誘電体層110が、第1の絶縁体層120の底面又は第1の半導体基板140の底面に、第1の実施形態の場合と同じ方式で付着される。第1の誘電体層110は、接合の目的のために使用できる接合可能な材料を含む。第1の誘電体層110をリソグラフィでパターン化して、第1の誘電体層110内に埋め込まれ、その第1の端部に第1の横方向開口部を有し、第2の端部に第2の横方向開口部を有する連続したチャネルを含むようにさせる。第1の誘電体層110が第1の構造体99の下に位置するように、第1の構造体99及び第1の誘電体層110のスタックを裏返しにする。
【0048】
底部ハンドル基板296が、第1の実施形態の場合と同じ方式で、例えば接合によって、パッシベーション層290の上面に取り付けられる。少なくとも1つの導電性構造体202及び少なくとも1つの導電性配線構造体203が、第2の絶縁体層220上に形成される。少なくとも1つの導電性構造体202及び少なくとも1つの導電性配線構造体203は、第2の絶縁体層220内に、第2の半導体基板240の中及びその下の少なくとも1つの第2の半導体デバイスの上部まで延びるビアホールをリソグラフィによりパターン化することによって形成される。例えば、ビアホールは、裏返しに配置されたときに第2の半導体基板240の底面になる、第2の半導体基板240の上面まで延びることができる。導電性材料は、第2の実施形態の場合と同じ方式で、ビアホールの中、及び第2の絶縁体層220又は第2の半導体基板240の上側の面上に堆積される。少なくとも1つの導電性配線構造体203の各々は、第2の半導体基板240内の少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つと少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの別の1つとの間に、抵抗型電気接続、すなわち導電性配線を提供する。
【0049】
第2の誘電体層210が、第2の絶縁体層220又は第1の半導体基板140の上に付着される。その後、第2の誘電体層210を、第2の誘電体層210の上面が少なくとも1つの導電性構造体202の上面と実質的に同一平面上なるように平坦化することができる。第2の誘電体層210は、第1の実施形態の場合のように、接合の目的のために使用できる接合可能な材料を含む。第2の誘電体層210をリソグラフィでパターン化して、第2の誘電体層210内に埋め込まれ、その第1の端部に第3の横方向開口部を有し、第2の端部に第4の横方向開口部を有する連続チャネルを含むようにさせる。少なくとも1つの導電性構造体202及び少なくとも1つの導電性配線構造体203の各々は、第2の誘電体層210内に横方向に埋め込まれる。1つの場合において、第2の誘電体層210におけるパターンは、第1の誘電体層110におけるパターンの鏡像であり、第2の誘電体層210の側壁及び第1の誘電体層110の側壁は、第2の誘電体層210及び第1の誘電体層110を一緒に合わせたときに、実質的に垂直方向に一致する。
【0050】
図16及び図17を参照すると、第1の構造体99と第2の構造体199は、第1の実施形態の場合と同じ方式で、第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210を通して接合される。第1の構造体99、第2の構造体199、第1の誘電体層110、及び第2の誘電体層210は、ひとまとめに貼り合わせ基板を構成する。第2の誘電体層210の上面は、裏返しに配置された第1の誘電体層110の上面に接合される。第2の誘電体層210と第1の誘電体層110を一緒に合わせるときに、第2の誘電体層210内のパターンと第1の誘電体層110内のパターンが位置合わせされ、2つのチャネルが、第1の誘電体層110の上面及び第2の誘電体層210の下面によって垂直方向に境界付けられる連続キャビティ100を形成するようにされる。連続キャビティ100は、第1の誘電体層110の側壁及び第2の誘電体層210の下面によって横方向に境界付けられる。連続キャビティ100は、第1の実施形態における連続キャビティ100と同じ幾何学的特徴を有する。第1の構造体99及び第2の構造体199を接合するために、第1の誘電体層110及び第2の誘電体層210のうちの1つだけが使用される実施形態も明示的に意図されている。
【0051】
図18を参照すると、上部ハンドル基板181は、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から除去される。第2の実施形態の場合と同じ方式で、基板貫通ビア146が形成される。基板貫通ビア146及び少なくとも1つの導電性構造体202はひとまとめに、少なくとも1つの第1の半導体デバイスと少なくとも1つの第2の半導体デバイスとの間の導電性電気接続を構成する。
【0052】
図19及び図20を参照すると、第1の金属相互接続構造体180が、第1及び第2の実施形態の場合と同じ方式で、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160上に直接、形成される。第1の実施形態の場合と同様に、第1の金属配線構造体168は、第1のパッシベーション層190のすぐ下に位置するC4パッドの第1のセットを含むことができる。第1の実施形態の場合と同様に、C4ボール192の第1のセットを露出されたC4パッドの第1のセット上に形成することができる。次に、底部ハンドル基板296が、第2のパッシベーション層290から除去される。第1及び第2の実施形態の場合と同様に、C4ボール292の第2のセットを露出されたC4パッドの第2のセットの上に形成することができる。注入チューブ400及び排出チューブ410を連続キャビティ100に取り付けて、冷却流体サーキュレータ(図示せず)及び任意に放熱器に接続される、冷却流体供給ライン(図示せず)及び冷却流体戻りライン(図示せず)への接続を容易にすることができる。第1及び第2の実施形態の場合と同じ方式で、冷却流体が連続キャビティ100に供給され、接合型半導体基板内の半導体デバイスの動作中に連続キャビティ100を通って循環する。
【0053】
図21を参照すると、本発明の第4の実施形態による第4の例示的な構造体は、第1から第3までの実施形態の場合と同じものであり得る、第1の構造体99及び第2の構造体199を備える。導電性フィン302は、第1の端部及び第2の端部と、第1の端部と第2の端部とを接続する中間部とを有する。導電性フィン302は、第2の絶縁体層220の上面に直接、導電性材料を堆積し、次にリソグラフィによるパターン化を行うことによって形成することができる。導電性フィン302は、ドープされたポリシリコン又はドープされたシリコン含有合金のようなドープされた半導体材料を含むことができ、又はCu、W、Al、Ti、Ta、Co、Ni、TaN、TiN、などのような金属材料を含むことができる。導電性フィン302は、一体化された単一の構造であり、すなわち、いかなる境界もその中に存在しない単一の連続した部片の形状である。導電性フィン302は湾曲部を含むことができ、一定の断面積を有する領域を含むことができる。導電性フィン302は、中間部から第1の端部及び/又は第2の端部まで熱を伝達させるように構成される。導電性フィン302の厚さは、約100nmから約10μmまで、典型的には約400nmから約4μmまでとすることができるが、それを下回る及び上回る厚さもここでは意図されている。
【0054】
第2の誘電体層210が、導電性フィン302、並びに第2の絶縁体層220及び第2の半導体基板240のうちの1つの上に付着される。その後、第2の誘電体層210を、第2の誘電体層210の上面が導電性フィン302の上面と実質的に同一平面上になるように平坦化することができる。第2の誘電体層210は、第1から第3までの実施形態の場合と同様に、接合の目的のために使用できる接合可能な材料を含む。
【0055】
1つの場合において、第1の誘電体材料層310が、第2の誘電体材料層210の上に付着される。第1の誘電体層310は、接合可能な材料を含み、第1から第3のまで実施形態において第1の誘電体層110に使用できるいずれの材料を含むこともできる。第1の誘電体材料層310の厚さは、約50nmから約5μmまで、典型的には約200nmから約2μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。
【0056】
別の場合において、第1の構造体99が裏返され、第1の誘電体層310は、第1の絶縁体層120の底面又は第1の半導体基板140の底面に、第1から第3までの実施形態の場合と同じ方式で付着される。第1の誘電体層310は、第1から第3までの実施形態の第1の誘電体材料層110と同じ、接合可能な材料を含む。第1の誘電体材料層310の厚さは、約50nmから約5μmまで、典型的には約200nmから約2μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。
【0057】
好ましくは、第2の誘電体材料層210及び/又は第1の誘電体材料層310をリソグラフィでパターン付けして、導電性フィン302の第1の端部及び第2の端部が露出される一方で、導電性フィン302の中間部が第2の誘電体層210内に埋め込まれるようにされる。このようにして、導電性フィン302の第1の端部及び第2の端部は、第2の誘電体材料層210の側壁及び/又は第1の誘電体材料層310の側壁から突き出る。
【0058】
図22及び図23を参照すると、第1の構造体99と第2の構造体199は、第1の誘電体層310及び第2の誘電体層210を通して接合される。1つの場合において、貼り合わせの境界面は、第1の絶縁体層120の底面と、第2の誘電体層210の上面上に直接堆積された第1の誘電体層310の上面との間とすることができる。別の場合において、貼り合わせの境界面は、第1から第3までの実施形態の場合と同じ方式で、第2の誘電体層210の上面と、裏返しに配置された第1の誘電体層310の上面との間とすることができる。第1の構造体99、第2の構造体199、第1の誘電体層310、第2の誘電体層210、及び導電性フィン302は、ひとまとめに貼り合わせ基板を構成する。第1の構造体99と第2の構造体199を接合するために、第1の誘電体層110を使用することなく、第2の誘電体層210のみが使用される実施形態も明示的に意図されている。
【0059】
図24を参照すると、上部ハンドル基板181が、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から除去される。第2の実施形態の場合と同じ方式で、基板貫通ビア146が形成される。基板貫通ビア146は、少なくとも1つの第1の半導体デバイスと少なくとも1つの第2の半導体デバイスとの間の導電性電気接続を構成する。
【0060】
図25を参照すると、第1の金属相互接続構造体180が、第1及び第2の実施形態の場合と同じ方式で、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160上に直接形成される。第1の実施形態の場合と同様に、第1の金属配線構造体168は、第1のパッシベーション層190のすぐ下に位置するC4パッドの第1のセットを含むことができる。第1の実施形態の場合と同様に、C4ボール192の第1のセットを、露出されたC4パッドの第1のセット上に形成することができる。
【0061】
図26を参照すると、次に、底部ハンドル基板296が第2のパッシベーション層290から除去される。第1及び第2の実施形態の場合と同様に、C4ボール292の第2のセットを、露出されたC4パッドの第2のセットの上に形成することができる。導電性フィン302の第1の端部及び第2の端部はヒートシンク構造体に接続されるので、第1及び第2の半導体基板(140、240)内の半導体デバイスによって発生する熱は、導電性フィン302の埋め込まれた部分である中間部を通り、導電性フィン302の第1及び第2の端部を通って、ヒートシンク構造体に伝達される。
【0062】
図27を参照すると、本発明の第5の実施形態による第5の例示的な実施形態は、第1から第4までの実施形態の場合と同じものであり得る、第1の構造体99及び第2の構造体199を備える。
【0063】
導電性フィン302、少なくとも1つの導電性構造体202、及び少なくとも1つの導電性配線構造体203が、第2の絶縁体層220上に形成される。少なくとも1つの導電性構造体202及び少なくとも1つの導電性配線構造体203は、第2の絶縁体層220内に、第2の半導体基板240の中及びその下の少なくとも1つの第2の半導体デバイスの上部まで延びるビアホールをリソグラフィによりパターン付けすることによって形成される。例えば、ビアホールは、裏返しに配置されたときに第2の半導体基板240の底面になる、第2の半導体基板240の上面まで延びることができる。導電性材料は、第2及び第3の実施形態の場合と同じ方式で、ビアホールの中、及び第2の絶縁体層220又は第2の半導体基板240の上側の面上に堆積される。導電性材料をリソグラフィでパターン付けして、導電性フィン302、少なくとも1つの導電性構造体202、及び少なくとも1つの導電性配線構造体203を形成する。導電性フィン302は、第4の実施形態の場合と同じ構造及び組成を有することができる。少なくとも1つの導電性構造体202及び少なくとも1つの導電性配線構造体203は、導電性フィン302と同じ組成を有し、かつ第3の実施形態の少なくとも1つの導電性構造体202及び少なくとも1つの導電性配線構造体203と同じ構造的及び機能的特徴を有する。少なくとも1つの導電性配線構造体203の各々は、第2の半導体基板240内の少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つと少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの別の1つとの間に、抵抗型電気接続、すなわち導電性配線を提供する。
【0064】
1つの場合において、第1の誘電体材料層310が、第2の誘電体材料層210の上に付着される。第1の誘電体層310は、接合可能な材料を含み、第1から第3までの実施形態において第1の誘電体層110に使用できるいずれの材料を含むこともできる。第1の誘電体材料層310の厚さは、約50nmから約5μmまで、典型的には約200nmから約2μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。
【0065】
別の場合において、第1の構造体99が裏返され、第1の誘電体層310は、第1の絶縁体層120の底面又は第1の半導体基板140の底面に、第1から第3までの実施形態の場合と同じ方式で施される。第1の誘電体層310は、第1から第3までの実施形態の第1の誘電体材料層110と同じ、接合可能な材料を含む。第1の誘電体材料層310の厚さは、約50nmから約5μmまで、典型的には約200nmから約2μmまでとすることができるが、ここでも、それを下回る及び上回る厚さも意図されている。
【0066】
好ましくは、第2の誘電体材料層210及び/又は第1の誘電体材料層310をリソグラフィでパターン付けして、導電性フィン302の第1の端部及び第2の端部が露出される一方で、導電性フィン302の中間部が第2の誘電体層210内に埋め込まれるようにされる。このようにして、導電性フィン302の第1の端部及び第2の端部は、第2の誘電体材料層210の側壁及び/又は第1の誘電体材料層310の側壁から突き出る。
【0067】
図28及び図29を参照すると、第1の構造体99と第2の構造体199は、第1の誘電体層310及び第2の誘電体層210を通して接合される。1つの場合において、貼り合わせの境界面は、第1の絶縁体層120の底面と、第2の誘電体層210の上面上に直接堆積された第1の誘電体層310の上面との間とすることができる。別の場合において、貼り合わせの境界面は、第1から第3の実施形態の場合と同じ方式で、第2の誘電体層210の上面と、裏返しに配置された第1の誘電体層310の上面との間とすることができる。第1の構造体99、第2の構造体199、第1の誘電体層310、第2の誘電体層210、導電性フィン302、並びに少なくとも1つの導電性構造体202及び少なくとも1つの導電性配線構造体203は、ひとまとめに貼り合わせ基板を構成する。第1の構造体99と第2の構造体199を接合するために、第1の誘電体層110を使用することなく、第2の誘電体層210のみが使用される実施形態も示的に意図されている。
【0068】
図30を参照すると、上部ハンドル基板181は、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160の上面から除去される。第2及び第3の実施形態の場合と同じ方式で、基板貫通ビア146が形成される。基板貫通ビア146及び少なくとも1つの導電性構造体202はひとまとめに、少なくとも1つの第1の半導体デバイスと少なくとも1つの第2の半導体デバイスとの間の導電性電気接続を構成する。
【0069】
図31を参照すると、第1の金属相互接続構造体180が、第1及び第2の実施形態の場合と同じ方式で、基板コンタクトレベル金属相互接続構造体160上に直接形成される。第1の実施形態の場合と同様に、第1の金属配線構造体168は、第1のパッシベーション層190のすぐ下に位置するC4パッドの第1のセットを含むことができる。第1の実施形態の場合と同様に、C4ボール192の第1のセットを、露出されたC4パッドの第1のセット上に形成することができる。次に、底部ハンドル基板296が第2のパッシベーション層290から除去される。第1及び第2の実施形態の場合と同様に、C4ボール292の第2のセットを、露出されたC4パッドの第2のセット上に形成することができる。導電性フィン302の第1の端部及び第2の端部はヒートシンク構造体に接続されるので、第1及び第2の半導体基板(140、240)内の半導体デバイスによって発生する熱は、導電性フィン302の埋め込まれた部分である中間部を通り、導電性フィン302の第1及び第2の端部部分を通って、ヒートシンク構造体に伝達される。
【0070】
図32は、例えば、半導体IC論理設計、シミュレーション、テスト、レイアウト及び製造で使用される例示的な設計フロー900のブロック図を示す。設計フロー900は、上で説明され、かつ図1−図31に示された設計構造体及び/又はデバイスの論理的又は機能的に等価な表現を作成するために、設計構造体又はデバイスを処理するためのプロセス及び機構を含む。設計フロー900によって処理及び/又は作成される設計構造体を機械可読伝送又はストレージ媒体上でエンコードして、データ処理システム上で実行又は処理されたときにハードウェアコンポーネント、回路、デバイス又はシステムの論理的、構造的、機械的又はその他、機能的に等価な表現を生成するデータ及び/又は命令を含むようにすることができる。設計フロー900は、設計される表現のタイプによって変えることができる。例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)を構築するための設計フローは、標準的なコンポーネントを設計するための設計フロー900、又はプログラマブル・アレイ、例えば、Altera(登録商標)Inc.若しくはXilinx(登録商標)Inc.から提供されているプログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)又はフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)に設計をインスタンス化するための設計フロー900とは異なることとなる。
【0071】
図32は、好ましくは設計プロセス910によって処理される入力設計構造体920を含む、複数のこのような設計構造体を例示する。設計構造体920は、設計プロセス910によって生成及び処理され、ハードウェアデバイスの論理的に等価な機能的表現を生じる、論理シミュレーション設計構造体とすることができる。設計構造体920はさらに、あるいは代替的に、設計プロセス910によって処理されたときにハードウェアデバイスの物理的構造の機能的表現を生成するデータ及び/又はプログラム命令を含むことができる。機能的及び/又は構造的設計特徴のどちらを表現するのであれ、設計構造920体は、コア開発者/設計者によって実施されるような電子的コンピュータ支援設計(ECAD)を使用して生成することができる。機械可読データ伝送、ゲートアレイ、又はストレージ媒体上でエンコードされた場合、設計構造体920を設計プロセス910内の1つ又は複数のハードウェア及び/又はソフトウェア・モジュールによってアクセス及び処理して、図1−図31に示されるもののような電子コンポーネント、回路、電子若しくは論理モジュール、装置、デバイス、又はシステムをシミュレーションするか、又は他の方法で機能的に表現することができる。そのため、設計構造体920は、設計又はシミュレーション・データ処理システムによって処理されたときに回路又は他のレベルのハードウェア論理設計を機能的にシミュレートションするか、又は他の方法で表現する、人間及び/又は機械可読のソースコード、コンパイルされた構造体、及びコンピュータ実行可能コード構造体を含む、ファイル又は他のデータ構造体を含むことができる。このようなデータ構造体は、ハードウェア記述言語(HDL)設計エンティティ、又は、Verilog及びVHDLのような低レベルHDL設計言語、及び/又はC若しくはC++のような高レベル設計言語に適合する及び/又は互換性のある他のデータ構造体を含むことができる。
【0072】
設計プロセス910は、設計構造体920のような設計構造体を格納することができるネットリスト980を生成するために、好ましくは、図1−図31に示されるコンポーネント、回路、デバイス又は論理構造体の設計/シミュレーションの機能的等価物を合成、翻訳又はその他の方法で処理するためのハードウェア及び/又はソフトウェア・モジュールを使用し、組み込む。ネットリスト980は、例えば、集積回路設計内の他の素子及び回路への接続を記述する配線、ディスクリート部品、論理ゲート、制御回路、I/Oデバイス、モデルなどのリストを表す、コンパイル又はその他の方法で処理されたデータ構造体を含むことができる。ネットリスト980は繰り返しプロセスを用いて合成することができ、このプロセスにおいて、ネットリスト980は、デバイスの設計仕様及びパラメータに応じて1回又は複数回再合成される。ここで説明された他の設計構造体のタイプと同様に、ネットリスト980を機械可読データストレージ媒体上に記録し、又はプロブラマブル・ゲート・アレイにプログラムすることができる。媒体は、磁気又は光ディスクドライブのような不揮発性ストレージ媒体、プロブラマブル・ゲート・アレイ、コンパクトフラッシュ、又は他のフラッシュメモリとすることができる。それに加えて、又は代替的に、媒体は、インターネット又は他のネットワーキングに適した手段を介してデータパケットを伝送し、中間的に格納することができる、システム又はキャッシュメモリ、バッファ領域、又は電気的若しくは光学的に伝導性のデバイス及び材料とすることができる。
【0073】
設計プロセス910は、ネットリスト980を含む様々な入力データ構造のタイプを処理するためのハードウェア及びソフトウェア・モジュールを含むことができる。このようなデータ構造タイプは、例えば、ライブラリ要素930内に存在することができ、これは、所与の製造技術(例えば、異なる技術ノード、32nm、45nm、90nmなど)について共通して用いられるモデル、レイアウト、及び記号表記を含めた素子、回路及びデバイスのセットを含むことができる。データ構造タイプは、設計仕様940、特徴データ950、検証データ960、設計ルール970、並びに入力テストパターン、出力テスト結果及び他のテスト情報を含むことができるテストデータ・ファイル985をさらに含むことができる。設計プロセス910は、例えば、応力分析、熱分析、機械事象シミュレーション、並びにキャスティング、モールディング及びダイプレス成形のような操作についてのプロセス・シミュレーションなどのような標準的な機械的設計プロセスをさらに含むことができる。機械設計の当業者は、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく設計プロセス910において用いられる、可能な機械設計ツール及びアプリケーションの範囲を認識することができる。設計プロセス910はまた、タイミング分析、検証、設計ルールチェック、位置及び経路の操作などのような標準的な回路設計プロセスを実行するためのモジュールを含むことができる。
【0074】
設計プロセス910は、第2の設計構造体990を作成するために、HDLコンパイラ及びシミュレーションモデル構築ツールのような論理的及び物理的設計ツールを使用し、組み込んで、設計構造体920を、図示された支持データ構造体のうちのいくつか又はすべてと共に、いずれかの付加的な機械設計又はデータ(適用可能な場合)と併せて処理する。設計構造体990は、機械的なデバイス及び構造体のデータの交換に用いられるデータ形式(例えば、IGES、DXF、Parasolid XT、JT、DRG又はこのような機械的設計構造体を格納又はレンダリングするのに適したその他の形式で格納される情報)でストレージ媒体又はプログラマブル・ゲート・アレイ上に存在する。設計構造体920と同様に、設計構造体990は、好ましくは、1つ又は複数のファイル、データ構造体、又は他のコンピュータコード化データ又は命令を含み、これは、伝送又はデータストレージ媒体上に存在し、ECADシステムによって処理されると図1−図31に示される1つ又は複数の本発明の実施形態の、論理的又はその他の方式で機能的に等価な形態を生成する。1つの実施形態において、設計構造体990は、図1−図31に示されるデバイスを機能的にシミュレーションする、コンパイルされた実行可能なHDLシミュレーションモデルを含むことができる。
【0075】
設計構造体990は、集積回路のレイアウトデータの交換に用いられるデータ形式及び/又は記号データ形式(例えば、GDSII(GDS2)、GL1、OASIS、マップファイル、又はこのような設計データ構造体を格納するためのその他のいずれかの適切な形式で格納される情報)も使用することができる。データ構造体990は、例えば、記号データ、マップファイル、テストデータ・ファイル、設計コンテンツ・ファイル、製造データ、レイアウト・パラメータ、配線、金属のレベル、ビア、形状、製造ラインを通じた経路選択のデータ、並びに、上で説明し、図1−図31に示されるようなデバイス又は構造体を製造するために製造者又は他の設計者/開発者によって要求されるその他のいずれかのデータといった情報を含むことができる。次に、設計構造体990はステージ995に進み、ここで、例えば、設計構造体990は、テープアウトされたり、製造に引き渡されたり、マスク会社に引き渡されたり、別の設計会社に送られたり、顧客に送り返されたりされる。
【0076】
本発明を特定の実施形態について説明してきたが、多数の代替、修正及び変形が当業者には明らかとなることが前述の説明を考慮すれば明らかである。従って、本発明は、本発明の範囲及び精神並びに以下の特許請求の範囲内の、このようなすべての代替、修正及び変形を包含することが意図される。
【符号の説明】
【0077】
99、199:構造体
100:連続キャビティ
110、210、310:誘電体層
120、220:絶縁体層
130、230:浅いトレンチ分離構造体
140、240:半導体基板
146:導電性基板貫通ビア
160:基板コンタクトレベル金属相互接続構造体
168、248:金属配線構造体
180、260:金属相互接続構造体
181:上部ハンドル基板
190、290:パッシベーション層
202:導電性構造体
203:導電性配線構造体
296:底部ハンドル基板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの第1の半導体デバイスを含む第1の半導体基板と、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含み、前記第1の半導体基板の下にある第2の半導体基板と、
前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板との間に配置され、第1の横方向開口部及び第2の横方向開口部を有する連続キャビティを含む誘電体材料層であって、前記誘電体材料層を通して前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板が接合される誘電体材料層と
を備える、半導体構造体。
【請求項2】
前記少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つまで延びる基板貫通ビアをさらに備える、請求項1に記載の半導体構造体。
【請求項3】
前記誘電体材料層によって横方向を囲まれ、前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つまで延びる導電性構造体と、
前記少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から前記導電性構造体まで延びる基板貫通ビアと
をさらに備える、請求項1に記載の半導体構造体。
【請求項4】
前記誘電体材料層によって横方向を囲まれ、前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つと前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちのもう1つとの間に抵抗性電気的接続を提供する少なくとも1つの導電性配線構造体をさらに備える、請求項3に記載の半導体構造体。
【請求項5】
前記連続キャビティは、前記誘電体材料層の水平面と同一平面にある第1の平面及び前記誘電体材料層の水平面と同一平面にある第2の平面によって垂直方向に境界付けられ、前記第1の平面は、前記第1の半導体基板の底面に対して平行であり、前記第2の平面は、前記第2の半導体基板の底面に対して平行である、請求項1に記載の半導体構造体。
【請求項6】
前記第1の横方向開口部及び前記第2の横方向開口部は、前記誘電体材料層の周縁部に位置し、前記第1及び前記第2の半導体基板の側壁と実質的に垂直方向に一致する、請求項1に記載の半導体構造体。
【請求項7】
前記第1の半導体基板及び前記第2の半導体基板は、前記誘電体材料層を通して背中合わせに接合され、前記第1の半導体基板は、前記少なくとも1つの第1の半導体デバイスと同じレベル内に第1のトレンチ分離構造体を含み、前記第2の半導体基板は、前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスと同じレベル内に第2の浅いトレンチ分離構造体を含み、前記少なくとも1つの第1の半導体デバイスは前記第1の半導体基板の上面の上及び上方に位置し、前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスは前記第2の半導体デバイスの上面の上及び下方に位置する、請求項1に記載の半導体構造体。
【請求項8】
前記連続キャビティ内に位置する冷却流体をさらに備える、請求項1に記載の半導体構造体。
【請求項9】
前記第1の半導体基板の底面に垂直方向に接する第1の絶縁体層と、
前記第1の絶縁体層の底部に垂直方向に接し、前記誘電体材料層に接合される別の誘電体材料層と、
前記第2の半導体基板の底面に垂直方向に接する第2の絶縁体層であって、前記誘電体材料層が前記第2の絶縁体層の底面に垂直方向に接する、第2の絶縁体層と
をさらに備える、請求項1に記載の半導体構造体。
【請求項10】
少なくとも1つの半導体デバイスを含む第1の半導体基板と、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含み、及び前記第1の半導体基板の下にある第2の半導体基板と、
前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板との間に配置される誘電体材料層であって、前記誘電体材料層を通して前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板が接合される誘電体材料層と、
第1の端部及び第2の端部と、それらの間の埋め込み部とを有し、前記埋め込み部が前記誘電体材料層内に埋め込まれる導電性フィンと
を備える、半導体構造体。
【請求項11】
前記少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つまで延びる基板貫通ビアをさらに備える、請求項10に記載の半導体構造体。
【請求項12】
前記誘電体材料層によって横方向を囲まれ、前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つまで延びる導電性構造体と、
前記少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から前記導電性構造体まで延びる基板貫通ビアと
をさらに備える、請求項10に記載の半導体構造体。
【請求項13】
前記誘電体材料層によって横方向を囲まれ、前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つと前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちのもう1つとの間に抵抗性電気的接続を提供する少なくとも1つの導電性配線構造体をさらに備える、請求項12に記載の半導体構造体。
【請求項14】
前記導電性フィンは、前記誘電体材料層の水平面と同一平面にある第1の平面及び前記誘電体材料層の水平面と同一平面にある第2の平面によって垂直方向に境界付けられ、前記第1の平面は、前記第1の半導体基板の底面に対して平行であり、前記第2の平面は、前記第2の半導体基板の底面に対して平行である、請求項10に記載の半導体構造体。
【請求項15】
前記第1の半導体基板の底面に垂直方向に接する第1の絶縁体層と、
前記第1の絶縁体層の底面に垂直方向に接し、前記誘電体材料層に接合される別の誘電体材料層と、
前記第2の半導体基板の底面に垂直方向に接する第2の絶縁体層であって、前記誘電体材料層が前記第2の絶縁体層の底面に垂直方向に接する第2の絶縁体層と
をさらに備える、請求項10に記載の半導体構造体。
【請求項16】
半導体構造体のための設計を、設計し、製造し、又は試験するための機械可読媒体内に記憶される設計構造体であって、
少なくとも1つの第1の半導体デバイスを含む第1の半導体基板を表す第1のデータと、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスを含み、前記第1の半導体基板の下にある第2の半導体基板を表す第2のデータと、
前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板との間に配置される誘電体材料層であって、前記誘電体材料層を通して前記第1の半導体基板と前記第2の半導体基板が接合される誘電体材料層を表す第3のデータと、
前記誘電体材料層内に埋め込まれ、第1の横方向開口部及び第2の横方向開口部を有する連続キャビティを表す第4のデータと、
前記少なくとも1つの第1の半導体デバイスの上から前記少なくとも1つの第2の半導体デバイスのうちの1つまで延びる基板貫通ビアを表す第5のデータと
を含む、設計構造体。
【請求項17】
前記連続キャビティは、前記誘電体材料層の上面と同一平面にある第1の平面及び前記誘電体材料層の底面と同一平面にある第2の平面によって垂直方向に境界付けられ、前記第1の平面は、前記第1の半導体基板の底面に対して平行であり、前記第2の平面は、前記第2の半導体基板の底面に対して平行である、請求項16に記載の設計構造体。
【請求項18】
前記連続キャビティを満たす冷却流体を表す第6のデータと、
前記第1の横方向開口部に取り付けられる注入チューブを表す第7のデータと、
前記第2の横方向開口部に取り付けられる排出チューブを表す第8のデータと
をさらに含む、請求項17に記載の設計構造体。
【請求項19】
少なくとも1つの第1の半導体デバイスをその上に有する第1の半導体基板を含む第1の構造体を準備するステップと、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスをその上に有する第2の半導体基板を含む第2の構造体を準備するステップと、
前記第1の構造体上に直接、第1の誘電体材料層を形成するステップと、
前記第2の構造体上に直接、第2の誘電体材料層を形成するステップと、
前記第2の誘電体材料層をパターン化して、第1の横方向開口部及び第2の横方向開口部を有する連続チャネルを形成するステップと、
前記第1の誘電体材料層と前記第2の誘電体材料層とを接合するステップと、
を含む、半導体構造体の形成方法。
【請求項20】
少なくとも1つの第1の半導体デバイスをその上に有する第1の半導体基板を含む第1の構造体を準備するステップと、
少なくとも1つの第2の半導体デバイスをその上に有する第2の半導体基板を含む第2の構造体を準備するステップと、
前記第2の構造体上に直接、導電性フィンを形成するステップと、
前記第2の構造体上に直接、第2の誘電体材料層を形成するステップであって、前記導電性フィンは、第1の端部及び第2の端部とそれらの間の埋め込み部とを有し、前記埋め込み部は、前記第2の誘電体材料層内に埋め込まれる、ステップと、
前記第1の構造体上に直接、又は前記第2の誘電体材料層上に直接、第1の誘電体材料層を形成するステップと、
前記第1の誘電体材料層と前記第2の誘電体材料層とを接合するステップと
を含む、半導体構造体の形成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【公開番号】特開2010−153799(P2010−153799A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−248557(P2009−248557)
【出願日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【出願人】(390009531)インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション (4,084)
【氏名又は名称原語表記】INTERNATIONAL BUSINESS MASCHINES CORPORATION
【Fターム(参考)】