説明

CXC−ケモカインレセプターリガンドおよびCC−ケモカインレセプターリガンドとしてのイソチアゾールジオキシド

式(IA)の新規な化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩および溶媒和物が開示される。DおよびEは、異なる基で、ここで1つは、Nであり、そして他はCR50である。置換基Aを含む基の例としては、ヘテロアリール、アリール、へテロシクロアルキル、シクロアルキル、アリール、アルキニル、アルケニル、アミノアルキル、アルキルまたはアミノが挙げられる。置換基Bを含む基の例としては、アリールおよびヘテロアリールが挙げられる。式IAの化合物を使用して、例えば、癌、血管新生、血管新生性眼疾患、肺疾患、多発性硬化症、慢性関節リウマチ、発作および心再灌流傷害、疼痛(例えば、急性疼痛および慢性炎症性疼痛およびニューロパシー性疼痛)のようなケモカイン媒介性の疾患を処置する方法もまた、開示される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下式の化合物:
【化1】

およびその薬学的に受容可能な塩であって、ここで:
DおよびEは、N、およびCR50からなる群より独立して選択され(ただし、DとEは同じではない);
ここで、R50は、H、−C(O)R13、−C(O)OR13、−C(O)NR1314、−S(O)NR1314、−CF、−CN、−NO、−NR1314、R13およびハロ(例えば、ClおよびBr)からなる群より選択され;
Aは、以下:
【化2】

【化3】

【化4】

【化5】

【化6】

ここで該A基の上記環が、1〜6個の置換基で置換され、各々は、R基からなる群より独立して選択され:
【化7】

【化8】

ここで該A基の上記環のうちの1個または両方が、1〜6個の置換基で置換され、各々は、R基からなる群より独立して選択され:
【化9】

ここで該A基の上記フェニル環が、1〜3個の置換基で置換され、各々は、R基からなる群より独立して選択される:
【化10】

からなる群より選択され;
そしてBは、
【化11】

【化12】

からなる群より選択され、
nは、0〜6であり;
pは、1〜5であり;
Xは、O、NR18またはSであり;
Zは、1〜3であり;
は、以下:水素、OH、−C(O)OH、−SH、−SONR1314、−NHC(O)R13、−NHSONR1314、−NHSO13、−NR1314、−C(O)NR1314、−C(O)NHOR13、−C(O)NR13OH、−S(O)OH、−OC(O)R13、非置換複素環式酸性官能基および置換複素環式酸性官能基からなる群より選択され;ここで該置換複素環式酸性官能基に1〜6個の置換基が存在し、各置換基は、R基からなる群より独立して選択され:
各RおよびRは、水素、シアノ、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、1〜4個のアルキル基で置換されたシクロアルキル(各々のアルキル基は独立して選択される)、非置換シクロアルキル、1〜4個のアルキル基、−OH、−CF、−OCF、−NO、−C(O)R13、−C(O)OR13、−C(O)NHR17、−C(O)NR1314、−SO(t)NR1314、−SO(t)13、−C(O)NR13OR14で置換されたシクロアルキル、非置換アリールもしくは置換アリール、非置換へテロアリールもしくは置換へテロアリール、
【化13】

からなる群より独立して選択され、ここで、該置換アリール基に1〜6個の置換基が存在し、各置換基は、R基からなる群より独立して選択され;ここで、該置換ヘテロアリール基に1〜6個の置換基が存在し、各置換基は、R基からなる群より独立して選択されるか;または
およびRは、それらが結合される炭素原子と一緒になって、以下のフェニルB置換基:
【化14】

において、以下の式の縮合環:
【化15】

を形成し、ここで、ZまたはZは、非置換もしくは置換の飽和複素環式環(好ましくは、4〜7員環の複素環式環)であり、該環ZまたはZは、必要に応じて、O、SおよびNR18からなる群より選択される1個のさらなるヘテロ原子を含み;ここで、該環ZまたはZに1〜3個の置換基が存在し、各置換基は、アルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アリールアルキル基、フルオロアルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、アミノ基、−C(O)OR15、−C(O)NR1516、−SONR1516、−C(O)R15、−SO15(ただし、R15がHではない)、−NHC(O)NR1516、−NHC(O)OR15、ハロゲンおよびヘテロシクロアルケニル基からなる群より独立して選択され;
各RおよびRは、同じであるかまたは異なり、そして水素、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、−CF、−OCF、−NO、−C(O)R13、−C(O)OR13、−C(O)NR1314、−SO(t)NR1314、−C(O)NR13OR14、シアノ基、非置換アリール基もしくは置換アリール基、および非置換ヘテロアリール基もしくは置換ヘテロアリール基からなる群より独立して選択され;ここで、該置換アリール基に1〜6個の置換基が存在し、各置換基が、R基からなる群より独立して選択され;ここで、該置換ヘテロアリール基に1〜6個の置換基が存在し、各々の置換基は、R基からなる群より独立して選択され;
各RおよびRは、H、非置換アルキルもしくは置換アルキル、非置換アリールもしくは置換アリール、非置換ヘテロアリールもしくは置換ヘテロアリール、非置換アリールアルキルもしくは置換アリールアルキル、非置換ヘテロアリールアルキルもしくは置換ヘテロアリールアルキル、非置換シクロアルキルもしくは置換シクロアルキル、非置換シクロアルキルアルキルもしくは置換シクロアルキルアルキル、−CO13、−CONR1314、アルキニル、アルケニル、およびシクロアルケニルからなる群より独立して選択され;ここで、該置換R基およびR基に1以上の置換基が存在し、各置換基が、以下:
a)ハロゲン、
b)−CF
c)−COR13
d)−OR13
e)−NR1314
f)−NO
g)−CN、
h)−SOOR13
i)−Si(アルキル)、ここで、各々のアルキルは、独立して選択される、
j)−Si(アリール)、ここで、各々のアリールは、独立して選択される、
k)−(R1314Si、ここで、各々のR13は、独立して選択される、
l)−CO13
m)−C(O)NR1314
n)−SONR1314
o)−SO13
p)−OC(O)R13
q)−OC(O)NR1314
r)−NR13C(O)R14、および
s)−NR13CO14
からなる群より独立して選択され(フルオロアルキルは、ハロゲンで置換されるアルキル基の非限定的な1例である);
8aは、水素、アルキル、シクロアルキルおよびシクロアルキルアルキルからなる群より選択され;
各々のRは、以下:
a)−R13
b)ハロゲン
c)−CF
d)−COR13
e)−OR13
f)−NR1314
g)−NO
h)−CN、
i)−SO13
j)−SONR1314
k)−NR13COR14
l)−CONR1314
m)−NR13CO14
n)−CO13
【化16】

p)1以上の−OH基で置換されたアルキル、
q)1以上の−NR1314基で置換されたアルキル、および
r)−N(R13)SO14
からなる群より独立して選択され;
各R10およびR11は、R13、ハロゲン、−CF、−OCF、−NR1314、−NR13C(O)NR1314、−OH,−C(O)OR13、−SH、−SO(t)NR1314、−SO13、−NHC(O)R13、−NHSONR1314、−NHSO13、−C(O)NR1314、−C(O)NR13OR14、−OC(O)R13およびシアノからなる群より独立して選択され;
12は、水素、−C(O)OR13、非置換アリール基もしくは置換アリール基、非置換ヘテロアリール基もしくは置換ヘテロアリール基、非置換アリールアルキル基もしくは置換アリールアルキル基、非置換シクロアルキル基もしくは置換シクロアルキル基、非置換アルキル基もしくは置換アルキル基、非置換シクロアルキルアルキル基もしくは置換シクロアルキルアルキル基、および非置換ヘテロアリールアルキル基もしくは置換ヘテロアリールアルキル基からなる群より選択され;ここで、該置換R12基に1〜6個の置換基が存在し、各置換基は、R基からなる群より独立して選択され;
各R13およびR14は、H、非置換アルキルもしくは置換アルキル、非置換シアノアルキルもしくは置換シアノアルキル、非置換アリールもしくは置換アリール、非置換ヘテロアリールもしくは置換ヘテロアリール、非置換アリールアルキルもしくは置換アリールアルキル、非置換ヘテロアリールアルキルもしくは置換ヘテロアリールアルキル、非置換シクロアルキルもしくは置換シクロアルキル、非置換シアノシクロアルキルもしくは置換シアノシクロアルキル、非置換シクロアルキルアルキルもしくは置換シクロアルキルアルキル、非置換複素環式もしくは置換複素環式、非置換フルオロアルキルもしくは置換フルオロアルキル、非置換ヘテロシクロアルキルアルキルもしくは置換ヘテロシクロアルキルアルキル(ここで、「ヘテロシクロアルキル」は、複素環式を意味する)からなる群より独立して選択され;ここで、該置換R13基およびR14基に1〜6個の置換基が存在し、各置換基は、アルキル、−CF、−OH、アルコキシ、アリール、アリールアルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、−N(R40、−C(O)OR15、−C(O)NR1516、−S(O)NR1516、−C(O)R15、ハロゲン、−NHC(O)NR1516および−SO15(ただし、R15がHでない)からなる群(ただし、上記置換シアノアルキル基および上記シアノシクロアルキル基に関して、シアノ基が結合している炭素原子はまた、−OH、アルコキシ、−N(R40、ハロゲンおよび−NHC(O)NR1516からなる群より選択される置換基を、その炭素原子に結合しない)のより独立して選択されるか;または
−C(O)NR1314基および−SONR1314基におけるR13およびR14は、それらが結合される窒素と一緒になって、非置換飽和複素環式環もしくは置換飽和複素環式環を形成し、該環は、必要に応じて、O、SおよびNR18からなる群より選択される1個のさらなるヘテロ原子を含み;ここで、該置換環化R13基および置換環化R14基に1〜3個の置換基が存在し、各置換基は、CN基、アルキル基、シアノアルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、アリールアルキル基、フルオロアルキル基、シクロアルキル基、シアノシクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、アミノ基、−C(O)OR15、−C(O)NR1516、−SONR1516、−C(O)R15、−SO15(ただし、R15がHでない)、−NHC(O)NR1516、−NHC(O)OR15、ハロゲン、およびヘテロシクロアルケニル基からなる群(ただし、上記シアノ基が結合している炭素原子はまた、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、ハロゲン、−NHC(O)NR1516および−NHC(O)OR15からなる群より選択される置換基と該炭素原子は結合しない)より独立して選択され;
各R15およびR16は、H、アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、およびヘテロアリールからなる群より独立して選択され;
17は、−SOアルキル、−SOアリール、−SOシクロアルキル、および−SOヘテロアリールからなる群より選択され;
18はH、アルキル、アリール、ヘテロアリール、−C(O)R19、−SO19、および−C(O)NR1920からなる群より選択され;
各R19およびR20は、アルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群より独立して選択され;
30は、アルキル、シクロアルキル、−CN、−NO、または−SO15(ただし、R15がHでない)からなる群より選択され;
各R31は、非置換アルキル、非置換アリールもしくは置換アリール、非置換ヘテロアリールもしくは置換ヘテロアリール、および非置換シクロアルキルもしくは置換シクロアルキルからなる群より独立して選択され;ここで、該置換R31基に1〜6個の置換基が存在し、各置換基は、アルキル、ハロゲンおよび−CFからなる群より独立して選択され;
各R40は、H、アルキルおよびシクロアルキルからなる群より独立して選択され;そして
tは、0、1、または2である、
化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、Aは、以下:
【化17】

【化18】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化19】

であり、ここで、該フラン環は、非置換であるか、または1個もしくは2個のアルキル基で置換されており、各アルキル基は、独立して選択され、Rは、−CF、アルキルおよびシクロアルキルからなる群より選択され、そしてRはHである、化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化20】

であり、ここで、該フラン環は、メチル、エチルおよびイソプロピルからなる群より独立して選択される1個もしくは2個のアルキル基で置換されており、Rは、エチル、イソプロピル、およびt−ブチルからなる群より選択され、そしてRはHである、化合物。
【請求項5】
請求項1に記載の化合物であって、Aは、以下:
【化21】

【化22】

【化23】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項6】
請求項1に記載の化合物であって、Aは、以下:
【化24】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項7】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化25】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化26】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項9】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化27】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項10】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化28】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項11】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化29】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項12】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化30】

である、化合物。
【請求項13】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化31】

であり、ここで、Rは−OHである、化合物。
【請求項14】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化32】

であり、ここで、Rは、−OHであり、そしてR13およびR14は、Hおよびアルキルからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化33】

である、化合物。
【請求項16】
11が、Hである、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
が、−OHである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
が、−C(O)NR1314である、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
が、−S(O)NR1314である、請求項17に記載の化合物。
【請求項20】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化34】

であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−C(O)NR1314であり、R11は、Hまたはメチルであり、そしてR13およびR14は、H、アルキル、非置換シクロアルキル、置換シクロアルキル、非置換ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項21】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化35】

であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−S(O)NR1314であり、R11は、Hまたはメチルであり、そしてR13およびR14は、H、アルキル、非置換シクロアルキルおよび置換シクロアルキルからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項22】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化36】

である、化合物。
【請求項23】
11が、Hである、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
が、−OHである、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
が、−C(O)NR1314である、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
は、−S(O)NR1314である、請求項24に記載の化合物。
【請求項27】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化37】

であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−C(O)NR1314であり、R11は、Hであり、そしてR13およびR14は、H、アルキル、非置換ヘテロアリールおよび置換ヘテロアリールからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項28】
請求項1に記載の化合物であって、Bは、以下:
【化38】

であり、ここで、Rは、−OHであり、Rは、−S(O)NR1314であり、R11は、Hであり、そしてR13およびR14は、Hおよびアルキルからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項29】
請求項1に記載の化合物であって、式IAの化合物が式IA.1:
【化39】

またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物である、化合物。
【請求項30】
請求項1に記載の化合物であって、式IAの化合物が式IA.2:
【化40】

またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物である、化合物。
【請求項31】
50がHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
50が−C(O)R13である、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
50が−C(O)OR13である、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
50が−C(O)NR1314である、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
50が−S(O)NR1314である、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
50が−S(O)NR1314である、請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
50が−CFである、請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
50が−CNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項39】
50が−NOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項40】
50が−NR1314である、請求項1に記載の化合物。
【請求項41】
50がR13である、請求項1に記載の化合物。
【請求項42】
50がハロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項43】
請求項1に記載の化合物であって、
(1)式IAにおける置換基Aは、以下の(a)および(b)からなる群より選択され:
【化41】

ここで、上記環は、置換されていないか、または上記環は、F、Cl、Br、アルキル、シクロアルキル、および−CFからなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;Rは、H、−CF、−CFCH、メチル、エチル、イソプロピル、シクロプロピルおよびt−ブチルからなる群より選択され;そしてRは、Hであり;そして
【化42】

ここで、Rは、H、−CF、−CFCH、メチル、エチル、イプロピル、シクロプロピルおよびt−ブチルからなる群より選択され;Rは、Hであり;そしてR8aは、請求項1で定義される通りであって;
(2)式IAにおける置換基Bは、以下:
【化43】

からなる群より選択され、ここで;
は、H、OH、−NHC(O)R13、および−NHSO13からなる群より選択され;
は、−C(O)NR1314、−SONR1314、−NO、シアノ、および−SO13からなる群より選択され;
は、H、−NO、シアノ、アルキル、ハロゲン、および−CFからなる群より選択され;
は、H、−CF、−NO、ハロゲンおよびシアノからなる群より選択され;
は、H、アルキルおよび−CFからなる群より選択され;
11は、H、ハロゲンおよびアルキルからなる群より選択され;そして
各R13およびR14は、H、非置換アルキルからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項44】
請求項1に記載の化合物であって、
(1)式IAにおける置換基Aは、以下:
【化44】

【化45】

からなる群より選択され;そして
(2)式IAにおける置換基Bは、以下:
【化46】

からなる群より選択され、ここで、
は、−OHであり;
は、−SONR1314および−CONR1314からなる群より選択され;
は、H、Br、−CH、エチルおよび−CFからなる群より選択され;
は、Hおよびシアノからなる群より選択され;
は、H、−CHおよび−CFからなる群より選択され;
11は、Hであり;そして
13およびR14は、独立して、Hおよびメチルからなる群より選択される、化合物。
【請求項45】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化47】

からなる群より選択され、そして置換基Bは、以下:
【化48】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項46】
請求項1に記載の化合物であって、置換基Aは、以下:
【化49】

からなる群より選択され、そして置換基Bは、以下:
【化50】

からなる群より選択される、化合物。
【請求項47】
請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物の薬学的に受容可能な塩。
【請求項48】
請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物のナトリウム塩。
【請求項49】
請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物のカルシウム塩。
【請求項50】
請求項1に記載の化合物であって、実施例1〜6、100〜119、121〜124、129〜150、152〜155、160〜181、183〜186、191〜213、214〜217および222〜263の最終化合物ならびにそれらの薬学的に受容可能な塩からなる群より選択される、化合物。
【請求項51】
請求項1に記載の化合物であって、実施例1、2、6、100、101、103、104、105、109、110、111、113、114、115、117、118、119、129、131、132、134、136、141、146、162、163、165、167、173、177、194、197、198、204,208、225、229、235、255、256の最終化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩からなる群より選択される、化合物。
【請求項52】
請求項1に記載の化合物であって、実施例1、2、6、100、101、104、105、111、115、119、129、132、136、229、235、256の最終化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩からなる群より選択される、化合物。
【請求項53】
実施例1の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項54】
実施例2の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項55】
実施例6の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項56】
実施例100の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項57】
実施例104の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項58】
実施例101の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項59】
実施例105の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項60】
実施例111の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項61】
実施例119の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項62】
実施例129の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項63】
実施例132の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項64】
実施例136の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項65】
実施例229の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項66】
実施例235の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項67】
実施例256の最終化合物またはその薬学的に受容可能な塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項68】
請求項1〜67のいずれか1項に記載の、単離されかつ純粋な形態の化合物。
【請求項69】
請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物の少なくとも1つまたはそれらの薬学的に受容可能な塩を、薬学的に受容可能なキャリアと組み合わせて含有する、薬学的組成物。
【請求項70】
請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物の少なくとも1つ、またはそれらの薬学的に受容可能な塩、ならびにケモカイン媒介性の疾患の処置ための少なくとも1種の他の薬剤、医薬品、抗体および/またはインヒビターを、薬学的に受容可能なキャリアと組み合わせて含有する、薬学的組成物。
【請求項71】
ケモカイン媒介性の疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項72】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項73】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、以下:(a)微小管作用剤、(b)抗腫瘍剤、(c)抗血管新生剤、または(d)VEGFレセプターキナーゼインヒビター、(e)VEGFレセプターに対する抗体、(f)インターフェロン、およびg)放射線からなる群より選択される少なくとも1種の抗癌剤と共に用いるためである、使用。
【請求項74】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、ゲムシタビン、パクリタキセル、5−フルオロウラシル、シクロホスファミド、テモゾロミド、およびビンクリスチンからなる群より選択される少なくとも1種の抗腫瘍剤と共に用いるためである、使用。
【請求項75】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該処置は、該医薬を、微小管作用剤と同時かまたは連続的に用いる、使用。
【請求項76】
癌を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は:(1)抗腫瘍剤、(2)微小管作用剤、および(3)抗血管新生剤、からなる群より選択される少なくとも1種の薬剤と同時かまたは連続的に用いる、使用。
【請求項77】
血管新生を阻害するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用。
【請求項78】
血管新生性眼疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用。
【請求項79】
疾患または状態を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該疾患または状態は、疼痛、急性炎症、慢性炎症、慢性関節リウマチ、乾癬、アトピー性皮膚炎、喘息、COPD、成人呼吸器系疾患、関節炎、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性菌敗血症、トキシックショック症候群、発作、虚血再灌流傷害、腎性再灌流傷害、糸球体腎炎、血栓症、アルツハイマー病、対宿主性移植反応、同種移植片拒絶、マラリア、急性呼吸窮迫症候群、遅延型過敏性反応、アテローム性動脈硬化症、脳虚血、心虚血、変形性関節症、多発性硬化症、再狭窄、血管新生、骨粗鬆症、歯肉炎、呼吸器ウイルス、ヘルペスウイルス、肝炎ウイルス、HIV、カポジ肉腫関連ウイルス、髄膜炎、嚢胞性線維症、早期分娩、咳、掻痒症、多臓器不全、外傷、挫傷、捻挫、打撲傷、乾癬性関節炎、ヘルペス、脳炎、CNS脈管炎、外傷性脳傷害、CNS腫瘍、クモ膜下出血、術後外傷、間質性肺炎、過敏症、結晶誘発性関節炎、急性膵炎、慢性膵炎、急性アルコール性肝炎、壊死性腸炎、慢性静脈洞炎、血管新生性眼疾患、眼炎症、未熟児網膜症、糖尿病性網膜症、湿式優先の黄斑変性、角膜血管新生、多発性筋炎、脈管炎、座瘡、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、セリアック病、食道炎、舌炎、気流閉塞、気道応答性亢進、気管支拡張症、細気管支炎、閉塞性細気管支炎、慢性気管支炎、肺性心、呼吸困難、気腫、高炭酸ガス症、過度膨張、低酸素血症、高酸素誘発性炎症、外科的肺容量減少、低酸素症、肺線維症、肺高血圧症、右心室肥大、連続携行式腹膜灌流(CAPD)に伴う腹膜炎、顆粒球エールリヒア症、サルコイドーシス、小気道疾患、呼吸還流不適合、ぜん鳴、感冒、痛風、アルコール性肝臓疾患、狼瘡、熱傷治療、歯周炎、癌、移植再灌流傷害、早期移植片拒絶、気道反応性亢進、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、円形脱毛症、抗リン脂質症候群、再生不良性貧血、自己免疫性難聴、自己免疫性溶血性症候群、自己免疫性肝炎、自己免疫性ニューロパシー、自己免疫性卵巣不全、自己免疫性精巣炎、自己免疫性血小板減少症、水疱性類天疱瘡、慢性同種移植血管症、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー、肝硬変、中心性肺炎、クリオグロブリン血症、皮膚筋炎、糖尿病、薬剤性自己免疫、後天性表皮水疱症、子宮内膜症、線維性疾患、胃炎、グッドパスチャー症候群、グレーヴズ病、ギラン−バレ病、橋本甲状腺炎、肝炎関連自己免疫、HIV関連自己免疫症候群および血液障害、下垂体炎、特発性血小板減少性紫斑病、間質性膀胱炎、若年性関節炎、ランゲルハンス細胞組織球増殖症、扁平苔癬、金属誘発性自己免疫、重篤筋無力症、脊髄形成異常症候群、心筋炎、筋炎、ニューロパシー、腎炎症候群、視神経炎、膵炎、発作性夜間血色素尿症、天疱瘡、多発性筋痛、感染後自己免疫、原発性胆汁性肝硬変、反応性関節炎、強直性脊椎炎、レーノー現象、ライター症候群、再灌流傷害、強膜炎、強皮症、自己免疫疾患の二次性血液症的発現、シリコン移植関連自己免疫疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、血小板減少症、横断脊髄炎、尿細管間質性腎炎、ブドウ膜炎、脈管炎症候群、および白斑からなる群より選択される、使用。
【請求項80】
ケモカイン媒介性の疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、ケモカイン媒介性の疾患の処置に有用な少なくとも1種の他の医薬と共に用いるためである、使用。
【請求項81】
ケモカイン媒介性の疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は:
(a)疾患緩和抗リウマチ薬;
(b)非ステロイド性抗炎症薬;
(c)COX−2選択的インヒビター;
(d)COX−1インヒビター;
(e)免疫抑制剤;
(f)ステロイド;
(g)生物学的応答改変物質;および
(h)ケモカイン媒介性の疾患の処置に有用な他の抗炎症剤または治療薬
からなる群より選択される少なくとも1種の他の医薬と共に用いるためである、使用。
【請求項82】
肺疾患を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は:糖質コルチコイド、5−リポキシゲナーゼインヒビター、β−2アドレナリン作用性レセプターアゴニスト、ムスカリン性M1アンタゴニスト、ムスカリン性M3アンタゴニスト、ムスカリン性M2アゴニスト、NK3アンタゴニスト、LTB4アンタゴニスト、システイニルロイコトリエンアンタゴニスト、気管支拡張薬、PDE4インヒビター、PDEインヒビター、エラスターゼインヒビター、MMPインヒビター、ホスホリパーゼA2インヒビター、ホスホリパーゼDインヒビター、ヒスタミンH1アンタゴニスト、ヒスタミンH3アンタゴニスト、ドーパミンアゴニスト、アデノシンA2アゴニスト、NK1アンタゴニストおよびNK2アンタゴニスト、GABA−bアゴニスト、ノシセプチンアゴニスト、去痰剤、粘液溶解剤、鬱血除去薬、抗酸化剤、抗IL−8抗体、抗IL−5抗体、抗IgE抗体、抗TNF抗体、IL−10、接着分子インヒビター、および成長ホルモンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物と共に用いるためである、使用。
【請求項83】
多発性硬化症を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、酢酸グラチラマー、糖質コルチコイド、メトトレキサート、アゾチオプリン、ミトキサントロン、ケモカインインヒビター、およびCB2選択的薬剤からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と共に用いるためである、使用。
【請求項84】
多発性硬化症を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、メトトレキサート、シクロスポリン、レフルニミド、スルファサラジン、β−メタゾン、β−インターフェロン、酢酸グラチラマー、およびプレドニゾンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物と共に用いるためである、使用。
【請求項85】
慢性関節リウマチを処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項86】
慢性関節リウマチを処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、COX−2インヒビター、COXインヒビター、免疫抑制剤、ステロイド、PDE IVインヒビター、抗TNF−α化合物、MMPインヒビター、糖質コルチコイド、ケモカインインヒビター、CB2選択的インヒビター、および慢性関節リウマチの処置に指示される他のクラスの化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と共に用いるためである、使用。
【請求項87】
発作および心再灌流傷害の処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、血栓溶解剤、抗血小板剤、アンタゴニスト、抗凝血薬、および慢性関節リウマチの処置に指示される他の化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と共に用いるためである、使用。
【請求項88】
発作および心再灌流傷害を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、テネクテプラーゼ、TPA、アルテプラーゼ、アブシキシマブ、エフチイフバチド、およびヘパリンからなる群より選択される少なくとも1種の化合物と共に用いるためである、使用。
【請求項89】
乾癬を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、免疫抑制剤、ステロイド、および抗TNF−α化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と共に用いるためである、使用。
【請求項90】
COPDを処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項91】
疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項92】
請求項91に記載の使用であって、前記疼痛が:異痛、強直性脊椎炎、虫垂炎、自己免疫障害、細菌感染、ベーチェット症候群、骨折、気管支炎、熱傷、滑液包炎、転移性癌を含む癌、カンジダ症、心臓血管系状態、カウザルギー、化学的傷害、分娩、慢性局所ニューロパシー、クローン病、結腸直腸癌、結合組織障害、結膜炎、COPD、頭蓋内圧下降、歯科処置、皮膚炎、糖尿病、糖尿病性ニューロパシー、知覚不全、月経困難、湿疹、気腫、熱、線維筋痛、胃潰瘍、胃炎、巨細胞性動脈炎、歯肉炎、痛風、痛風性関節炎、頭痛、腰椎穿刺から生じる頭痛、片頭痛を含む頭痛、単純ヘルペスウイルス感染、HIV、ホジキン病、痛覚過敏、過敏症、炎症性腸疾患、頭蓋内圧亢進、過敏性腸症候群、虚血、若年性関節炎、腎結石、腰部脊椎関節症、腰部状態、上背部状態、腰仙状態、腰部脊椎関節症、月経性痙攣、片頭痛、小傷害、多発性硬化症、重篤筋無力症、心筋炎、筋肉疲労、筋骨格状態、心筋虚血、腎炎症候群、神経根引き抜き損傷、神経炎、栄養障害、眼状態、角膜状態、光恐怖症、眼疾患、変形性関節症、耳手術、外耳炎、中耳炎、結節性動脈周囲炎、末梢ニューロパシー、幻肢痛、多発性筋炎、ヘルペス後神経痛、術後/外科的回復、開胸術後、乾癬性関節炎、肺線維症、肺水腫、神経根障害、反応性関節炎、反射性交感神経性ジストロフィー、網膜炎、網膜症、リウマチ熱、慢性関節リウマチ、サルコイドーシス、坐骨神経痛、強皮症、鎌状赤血球貧血、洞頭痛、静脈洞炎、脊髄傷害、脊椎関節症、捻挫、発作、外耳炎、腱炎、挫傷性頭痛、視床症候群、血栓症、甲状腺炎、トキシン、外傷性傷害、三叉神経痛、潰瘍性大腸炎、尿生殖器状態、ブドウ膜炎、膣炎、血管系疾患、脈管炎、ウイルス感染および/または創傷治癒と関連する、使用。
【請求項93】
疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、NSAID、COXIBインヒビター、抗うつ薬および鎮痙薬からなる群より選択される少なくとも1つの医薬と共に用いるためである、使用。
【請求項94】
疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、少なくとも1つのNSAIDと共に用いるためである、使用。
【請求項95】
疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、少なくとも1つのCOXIBインヒビターと共に用いるためである、使用。
【請求項96】
疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、少なくとも1つの抗うつ薬と共に用いるためである、使用。
【請求項97】
疼痛を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該医薬は、少なくとも1つの鎮痙薬と共に用いるためである、使用。
【請求項98】
請求項94に記載の使用であって、ここで前記NSAIDが、ピロキシカム、ケトプロフェン、ナプロキセン、インドメタシン、およびイブプロフェンからなる群より選択される、使用。
【請求項99】
請求項95に記載の使用であって、ここで前記COXIBインヒビターが、ロフェコキシブおよびセレコキシブからなる群より選択される、使用。
【請求項100】
請求項96に記載の使用であって、ここで前記抗うつ薬が、アミトリプチリンおよびノルトリプチリンからなる群より選択される、使用。
【請求項101】
請求項97に記載の使用であって、ここで前記鎮痙薬が、ガバペンチン、カルバマゼピン、プレガバリンおよびラモトラジンからなる群より選択される、使用。
【請求項102】
急性疼痛を処置するための医薬の製造のための請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項103】
急性炎症性疼痛を処置するための医薬の製造のための請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物およびその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項104】
慢性炎症性疼痛を処置するための医薬の製造のための請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物およびその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項105】
ニューロパシー性疼痛を処置するための医薬の製造のための請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物およびその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項106】
関節炎を処置するための医薬の製造のための請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物およびその薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項107】
変形性関節症を処置するための医薬の製造のための請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物または薬学的に受容可能な塩の、使用。
【請求項108】
請求項79に記載の使用であって、ここで
(a)前記同種移植片拒絶が、急性同種移植片拒絶および慢性同種移植片拒絶からなる群より選択され、
(b)前記早期移植片拒絶が、急性同種移植片拒絶であり、
(c)前記自己免疫難聴が、メニエール病であり
(d)前記心筋炎が、ウイルス性心筋炎であり、
(e)前記ニューロパシーが、IgAニューロパシー、膜性ニューロパシーおよび特発性ニューロパシーからなる群より選択され、
(f)前記自己免疫疾患が、貧血であり、
(g)前記脈管炎症候群が、巨細胞性動脈炎、ベーチェット病およびヴェーゲナー肉芽腫症からなる群より選択され、ならびに
(h)前記疼痛が:急性疼痛、急性炎症性疼痛、慢性炎症性疼痛およびニューロパシー性疼痛からなる群より選択される、使用。
【請求項109】
有効量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する処置を必要とする患者において、CXCR1媒介性の疾患たは状態ならびに/あるいはCXCR2媒介性の疾患または状態を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該疾患または状態は:疼痛、急性炎症、慢性炎症、慢性関節リウマチ、乾癬、アトピー性皮膚炎、喘息、COPD、成人呼吸器系疾患、関節炎、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、敗血症性ショック、内毒素性ショック、グラム陰性菌敗血症、トキシックショック症候群、発作、虚血再灌流傷害、腎性再灌流傷害、糸球体腎炎、血栓症、アルツハイマー病、対宿主性移植反応、同種移植片拒絶、マラリア、急性呼吸窮迫症候群、遅延型過敏性反応、アテローム性動脈硬化症、脳虚血、心虚血、変形性関節症、多発性硬化症、再狭窄、血管新生、骨粗鬆症、歯肉炎、呼吸器ウイルス、ヘルペスウイルス、肝炎ウイルス、HIV、カポジ肉腫関連ウイルス、髄膜炎、嚢胞性線維症、早期分娩、咳、掻痒症、多臓器不全、外傷、挫傷、捻挫、打撲傷、乾癬性関節炎、ヘルペス、脳炎、CNS脈管炎、外傷性脳傷害、CNS腫瘍、クモ膜下出血、術後外傷、間質性肺炎、過敏症、結晶誘発性関節炎、急性膵炎、慢性膵炎、急性アルコール性肝炎、壊死性腸炎、慢性静脈洞炎、血管新生性眼疾患、眼炎症、未熟児網膜症、糖尿病性網膜症、湿式優先の黄斑変性、角膜血管新生、多発性筋炎、脈管炎、座瘡、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、セリアック病、食道炎、舌炎、気流閉塞、気道応答性亢進、気管支拡張症、細気管支炎、閉塞性細気管支炎、慢性気管支炎、肺性心、呼吸困難、気腫、高炭酸ガス症、過度膨張、低酸素血症、高酸素誘発性炎症、低酸素症、外科的肺容量減少、肺線維症、肺高血圧症、右心室肥大、連続携行式腹膜灌流(CAPD)に伴う腹膜炎、顆粒球エールリヒア症、サルコイドーシス、小気道疾患、呼吸還流不適合、ぜん鳴、感冒、痛風、アルコール性肝臓疾患、狼瘡、熱傷治療、歯周炎、癌、移植再灌流傷害、早期移植片拒絶からなる群より選択される、使用。
【請求項110】
有効量の請求項1に記載の少なくとも1つの化合物、またはその薬学的に受容可能な塩を投与する工程を包含する処置を必要とする患者において、CCR7媒介性の疾患、または状態を処置するための医薬の製造のための、請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩の使用であって、該疾患または状態は:疼痛、急性炎症、慢性炎症、急性同種移植片拒絶、急性呼吸窮迫症候群、成人呼吸器系疾患、気道反応性亢進、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、円形脱毛症、アルツハイマー病、血管新生性眼疾患、抗リン脂質症候群、再生不良性貧血、喘息、アテローム性動脈硬化症、アトピー性皮膚炎、自己免疫性難聴、自己免疫性溶血性症候群、自己免疫性肝炎、自己免疫性ニューロパシー、自己免疫性卵巣不全、自己免疫性精巣炎、自己免疫性血小板減少症、細気管支炎、閉塞性細気管支炎症候群、水疱性類天疱瘡、熱傷治療、癌、脳虚血、心虚血、慢性同種移植片拒絶、慢性同種移植脈管障害、慢性気管支炎、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパシー、慢性静脈洞炎、肝硬変、CNS脈管炎、COPD、中心性肺炎、クローン病、クリオグロブリン血症、結晶誘発性関節炎、遅延型過敏症反応、皮膚筋炎、糖尿病、糖尿病性網膜症、薬物性自己免疫、呼吸困難、気腫、後天性表皮水疱症、子宮内膜症、線維性疾患、胃炎、糸球体腎炎、グッドパスチャー症候群、移植片対宿主疾患、グレーヴズ病、ギラン−バレ病、橋本甲状腺炎、肝炎関連自己免疫、HIV関連の自己免疫症候群および血液障害、高酸素症誘発性炎症、高炭酸ガス症、過度膨張、下垂体炎、低酸素症、特発性血小板紫斑病、炎症性腸疾患、間質性膀胱炎、間質性肺炎、若年性関節炎、ランゲルハンス細胞組織球増殖症、扁平苔癬、金属誘発性自己免疫、多発性硬化症、重篤筋無力症、骨髄異形成症候群、心筋炎(ウイルス性心筋炎を含む)、筋炎、ニューロパシー、腎炎症候群、眼炎症、視神経炎、変形性関節症、膵炎、発作性夜間血色素尿症、天疱瘡、多発性筋痛、多発性筋炎、感染後自己免疫、肺線維症、原発性胆汁性肝硬変、乾癬、掻痒症、慢性関節リウマチ、反応性関節炎、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、レーノー現象、ライター症候群、再灌流傷害、再狭窄、サルコイドーシス、強膜炎、強皮症、自己免疫疾患の二次性血液症的発現、シリコン移植関連自己免疫疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、血小板減少症、血栓症、横断脊髄炎、尿細管間質性腎炎、潰瘍性大腸炎、ブドウ膜炎、脈管炎および脈管炎症候群ならびに白斑からなる群より選択される、使用。
【請求項111】
請求項109に記載の使用であって、ここで:
(a)前記同種移植片拒絶が、急性同種移植片拒絶および慢性同種移植片拒絶からなる群より選択され、
(b)前記早期移植片拒絶が、急性同種移植片拒絶であり、
(c)前記自己免疫難聴が、メニエール病であり
(d)前記心筋炎が、ウイルス性心筋炎であり、
(e)前記ニューロパシーが、IgAニューロパシー、膜性ニューロパシーおよび特発性ニューロパシーからなる群より選択され、
(f)前記自己免疫疾患が、貧血であり、
(g)前記脈管炎症候群が、巨細胞性動脈炎、ベーチェット病およびヴェーゲナー肉芽腫症からなる群より選択され、そして
(h)前記疼痛が:急性疼痛、急性炎症性疼痛、慢性炎症性疼痛およびニューロパシー性疼痛からなる群より選択される、使用。
【請求項112】
請求項110に記載の使用であって、ここで:
(a)前記同種移植片拒絶が、急性同種移植片拒絶および慢性同種移植片拒絶からなる群より選択され、
(b)前記早期移植片拒絶が、急性同種移植片拒絶であり、
(c)前記自己免疫難聴が、メニエール病であり
(d)前記心筋炎が、ウイルス性心筋炎であり、
(e)前記ニューロパシーが、IgAニューロパシー、膜性ニューロパシーおよび特発性ニューロパシーからなる群より選択され、
(f)前記自己免疫疾患が、貧血であり、
(g)前記脈管炎症候群が、巨細胞性動脈炎、ベーチェット病およびヴェーゲナー肉芽腫症からなる群より選択され、そして
(h)前記疼痛が:急性疼痛、急性炎症性疼痛、慢性炎症性疼痛およびニューロパシー性疼痛からなる群より選択される、使用。
【請求項113】
処置するための医薬の製造のための請求項1〜68のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩の使用。

【公表番号】特表2007−515489(P2007−515489A)
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−547206(P2006−547206)
【出願日】平成16年12月20日(2004.12.20)
【国際出願番号】PCT/US2004/042720
【国際公開番号】WO2005/068460
【国際公開日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【出願人】(506021259)ファーマコペイア ドラッグ ディスカバリー, インコーポレイテッド (23)
【Fターム(参考)】