説明

プロスタグランジンE2アゴニストまたはアンタゴニストであるオルニチン誘導体

医薬として有用な、式(I)のオルニチン誘導体またはその製薬学的に許容される塩:


式中、
Xは、−CO−または−(CH2k−(ここで、kは1、2または3であり)であり;
Yは、Z−(CH2n−、等であり;
{ここで、ZはR1−CO−NR4−、等であり、
(ここで、R1はアリール等であり;また、R4は水素原子、または低級アルキル
であり);および
nは、1、2、3、4、5または6であり};
2は、アルール−(低級アルキル)、等であり;
3は、−Q−R7
[ここで、Qは−CO−または−SO2−であり、R7はヘテロシクリルであり]、等であり;および
5およびR6は、独立して水素原子または低級アルキルである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物またはその製薬学的に許容される塩:
【化1】

式中、
Xは、−CO−または−(CH2k−(ここで、kは1、2または3)であり;
Yは、
(1)低級アルキル、または
(2)Z−(CH2n−、
{ここで、Zは
(1)アリール、または
(2)R1−CO−NR4−であり、
(ここで、R1は、
(1)アリール、ヘテロシクリル、アリール−(低級アルキル)、
アリール−(低級アルコキシ)、または
ヘテロシクリル−(低級アルコキシ)であり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)低級アルキル、
(b)ハロゲン、および
(c)水酸基
からなる群より選択される1または2以上の基により
置換されていてもよく;または
(2)低級アルコキシであり);および
nは1、2、3、4、5または6}であり;
2は、
(1)低級アルキル、アリール−(低級アルキル)または
(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)であり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)ヘテロシクリル、
(b)カルボキシ、
(c)カルボキシ−(低級アルキル)、
(d)アミド化カルボキシ、
(e)シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは
(低級アルカノイル)オキシで置換されていてもよい
(低級アルコキシ)カルボニル、および
(f)シアノ
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよく;
または
(2)低級アルキル、低級アルケニル、アリール、低級アルコキシ、
(低級アルキル)アミノ、(低級アルキル)チオ、カルボキシ、
(低級アルコキシ)カルボニル、(低級アルコキシ)−(低級アルキル)、
(低級アルキル)アミノ−(低級アルキル)、または
(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)
で置換されていてもよいアリールであり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)ヘテロシクリル、
(b)(低級アルコキシ)カルボニル、
(c)カルボキシおよび
(d)アミド化カルボキシ
からなる群より選択される1または2以上の基でさらに置換
されていてもよく;
3は、
(1)−Q−R7
[ここで、Qは、−CO−または−SO2−であり、
7は、
(a)シクロアルキル、
アリールでさらに置換されていてもよいアリール、および
ヘテロシクリル
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されて
いてもよい低級アルキル、
(b)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される
1または2以上の基で置換されていてもよい低級アルケニル、
(c)シクロアルキル、
(d)低級アルキル、
水酸基でさらに置換されていてもよいアリール、
低級アルコキシ、
アリールオキシ、
水酸基、および
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されて
いてもよいアリール、
(e)低級アルキル、
ハロゲンでさらに置換されていてもよいアリール、および
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されて
いてもよいヘテロシクリル、
(f)アリールオキシ、または
(g)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される
1または2以上の基によりさらに置換されていてもよいアリール
で置換されていてもよいアミノ];または
(2)アリールまたはヘテロシクリルで置換されていてもよい低級アルキル
であり、それぞれの置換基はアリールでさらに置換されていてもよい;および
5およびR6は、独立して水素原子または低級アルキルであり;または
6およびYは、互いに結合されることにより−(CH2m−(ここで、mは2、3、
4または5)を形成してもよい。
【請求項2】
式(Ia)の請求項1の化合物:
【化2】

式中、Z、R2、R7およびnは、上記と同義である。
【請求項3】
式(Ib)の請求項1の化合物:
【化3】


式中、R1、R2、R7およびnは、上記と同義である。
【請求項4】
請求項3の化合物であって、
式中、
1は、アリール−(低級アルコキシ)であり;
2は、低級アルキル、または
カルボキシ−(低級アルキル)で置換されていてもよいアリールであり;
7は、低級アルキルで置換されていてもよいヘテロシクリルであり;および
nは、1、2、3、4または5の化合物。
【請求項5】
6−{(2S)−2−[(1−ベンゾフラン−2−イル−カルボニル)アミノ]−5−[ベンジルオキシカルボニルアミノ]ペンタノイルアミノ}ヘキサン酸ナトリウム、
(2E)−3−{2−[(2S)−2−[(1H−インドール−2−イルカルボニル)アミノ]−5−[ベンジルオキシカルボニルアミノ]ペンタノイルアミノ]フェニル}アクリル酸、
(2E)−3−{2−[(2S)−2−[(1−メチル−1H−インドール−2−イル−カルボニル)アミノ]−5−[ベンジルオキシカルボニルアミノ]ペンタノイルアミノ]フェニル}アクリル酸、
3−{2−[(2S)−2−[(1−メチル−1H−インドール−2−イルカルボニル)アミノ]−5−[ベンジルオキシカルボニルアミノ]ペンタノイルアミノ]フェニル}プロパン酸、
3−{2−[(2S)−2−[(2−キノリニルカルボニル)アミノ]−5−[ベンジルオキシカルボニルアミノ]ペンタノイルアミノ]フェニル}プロパン酸ナトリウム、
6−[((2S)−2−[(1−ベンゾフラン−2−イルカルボニル)アミノ]−5−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}ペンタノイル)アミノ]−2−ナフトエ酸、
3−{2−[((2S)−5−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−2−{[(8−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ペンタノイル)アミノ]フェニル}プロパン酸、
3−[2−({(2S)−5−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−2−[(2−キノリニルメチル)アミノ]ペンタノイル}アミノ)フェニル]プロパン酸、および
3−[2−({(2S)−5−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−2−[(1H−インドール−2−イルカルボニル)アミノ]ペンタノイル}アミノ)フェニル]プロパン酸
から選択される化合物。
【請求項6】
式(Ia−1)の化合物またはその製薬学的に許容される塩の製造方法であって:
【化4】

式中、
Yは、
(1)低級アルキル、または
(2)Z−(CH2n−、
{ここで、Zは
(1)アリール、または
(2)R1−CO−NR4−であり、
(ここで、R1は、
(1)アリール、ヘテロシクリル、アリール−(低級アルキル)、
アリール−(低級アルコキシ)、または
ヘテロシクリル−(低級アルコキシ)であり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)低級アルキル、
(b)ハロゲン、および
(c)水酸基
からなる群より選択される1または2以上の基により
置換されていてもよく;または
(2)低級アルコキシであり;および
4は、水素原子、または低級アルキルであり);および
nは1、2、3、4、5または6であり};
Qは、−CO−または−SO2−であり、
2は、
(1)低級アルキル、アリール−(低級アルキル)または
(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)であり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)ヘテロシクリル、
(b)カルボキシ、
(c)カルボキシ−(低級アルキル)、
(d)アミド化カルボキシ、
(e)シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは
(低級アルカノイル)オキシで置換されていてもよい
(低級アルコキシ)カルボニル、および
(f)シアノ
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよく;
または
(2)低級アルキル、低級アルケニル、アリール、低級アルコキシ、
(低級アルキル)アミノ、(低級アルキル)チオ、カルボキシ、
(低級アルコキシ)カルボニル、(低級アルコキシ)−(低級アルキル)、
(低級アルキル)アミノ−(低級アルキル)、または
(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)
で置換されていてもよいアリールであり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)ヘテロシクリル、
(b)(低級アルコキシ)カルボニル、
(c)カルボキシおよび
(d)アミド化カルボキシ
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよく;
5およびR6は、独立して水素原子または低級アルキルであり;または
6およびYは、互いに結合されることにより−(CH2m−(ここで、mは2、3、
4または5)を形成してもよく、
7は、(a)シクロアルキル、
アリールによりさらに置換されていてもよいアリール、および
ヘテロシクリル
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
低級アルキル;
(b)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される1または2
以上の基で置換されていてもよい低級アルケニル、
(c)シクロアルキル、
(d)低級アルキル、
水酸基でさらに置換されていてもよいアリール、
低級アルコキシ、
アリールオキシ、
水酸基、および
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
アリール;
(e)低級アルキル、
ハロゲンでさらに置換されていてもよいアリール、
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
ヘテロシクリル;
(f)アリールオキシ、または
(g)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される1または2
以上の基で置換されていてもよいアリールで置換されていてもよい
アミノである]
化合物(IIa):
【化5】

(式中、YとR6は、それぞれ上記と同義である)、またはカルボキシ基におけるその誘導体またはその塩を、化合物(IIIa):
【化6】

(式中、R2とR5は、それぞれ上記と同義である)、またはアミノ基におけるその誘導体またはその塩と反応させ、化合物(IVa):
【化7】

(式中、Y、R2、R5およびR6は、それぞれ上記と同義である)、またはその塩を得る工程;および
化合物(IVa):
【化8】

(式中、Y、R2、R5およびR6は、それぞれ上記と同義である)、またはその塩を、化合物(V):
【化9】

(式中、QとR7は、それぞれ上記と同義である)、またはカルボキシ基(Qが−CO−である場合)/スルホ基(Qが−SO2−である場合)における反応性誘導体、またはその塩と反応させる工程、
を含む製造方法。
【請求項7】
式(Ib−1)の化合物またはその製薬学的に許容される塩の製造方法であって:
【化10】

式中、
Xは、−CO−、または−(CH2k−(ここで、kは1、2または3)であり;
Qは、−CO−または−SO2−であり、
1は、
(1)アリール、ヘテロシクリル、アリール−(低級アルキル)、
アリール−(低級アルコキシ)、または
ヘテロシクリル−(低級アルコキシ)であり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)低級アルキル、
(b)ハロゲン、および
(c)水酸基
からなる群より選択される1または2以上の基により
置換されていてもよく;または
(2)低級アルコキシであり;および
2は、
(1)低級アルキル、アリール−(低級アルキル)または
(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)であり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)ヘテロシクリル、
(b)カルボキシ、
(c)カルボキシ−(低級アルキル)、
(d)アミド化カルボキシ、
(e)シクロアルキル、ヘテロシクリルまたは
(低級アルカノイル)オキシで置換されていてもよい
(低級アルコキシ)カルボニル、および
(f)シアノ
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよく;
または
(2)低級アルキル、低級アルケニル、アリール、低級アルコキシ、
(低級アルキル)アミノ、(低級アルキル)チオ、カルボキシ、
(低級アルコキシ)カルボニル、(低級アルコキシ)−(低級アルキル)、
(低級アルキル)アミノ−(低級アルキル)、または
(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)
で置換されていてもよいアリールであり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)ヘテロシクリル、
(b)(低級アルコキシ)カルボニル、
(c)カルボキシおよび
(d)アミド化カルボキシ
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよく;
5およびR6は、独立して水素原子または低級アルキルであり;または
6およびYは、互いに結合されることにより−(CH2m−(ここで、mは2、3、
4または5)を形成してもよく、
7は、(a)シクロアルキル、
アリールによりさらに置換されていてもよいアリール、および
ヘテロシクリル
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
低級アルキル;
(b)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される1または2
以上の基で置換されていてもよい低級アルケニル、
(c)シクロアルキル、
(d)低級アルキル、
水酸基でさらに置換されていてもよいアリール、
低級アルコキシ、
アリールオキシ、
水酸基、および
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
アリール;
(e)低級アルキル、
ハロゲンでさらに置換されていてもよいアリール、および
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
ヘテロシクリル;
(f)アリールオキシ、または
(g)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される1または2
以上の基で置換されていてもよいアリールで置換されていてもよい
アミノであり]
nは、1、2、3、4、5または6である};
化合物(IIb):
【化11】

(式中、X、R2、R5、R6およびnは、それぞれ上記と同義である)、またはアミノ基におけるその誘導体またはその塩を、化合物(IIIb):
【化12】

(式中、R1は上記と同義である)、またはカルボキシ基におけるその誘導体またはその塩と反応させ、化合物(IVb):
【化13】

(式中、X、R1、R2、R5、R6およびnは、上記と同義である)、またはその塩を得る工程;および
化合物(IVb):
【化14】

(式中、X、R1、R2、R5、R6およびnは、上記と同義である)、またはその塩を、化合物(V):
【化15】

(式中、QとR7は、上記と同義である)、またはカルボキシ基(Qが−CO−である場合)/スルホ基(Qが−SO2−である場合)における反応性誘導体、またはその塩と反応させる工程、
を含む製造方法。
【請求項8】
化合物(Ia−2)またはその製薬学的に許容される塩の製造方法であって:
【化16】

式中、
Yは、
(1)低級アルキル、または
(2)Z−(CH2n−、
{ここで、Zは
(1)アリール、または
(2)R1−CO−NR4−、
(ここで、R1は、
(1)アリール、ヘテロシクリル、アリール−(低級アルキル)、
アリール−(低級アルコキシ)、または
ヘテロシクリル−(低級アルコキシ)であり、
これらそれぞれの置換基は、
(a)低級アルキル、
(b)ハロゲン、および
(c)水酸基
からなる群より選択される1または2以上の基により
置換されていてもよく;または
(2)低級アルコキシであり;および
4は、水素原子、または低級アルキルであり);および
nは1、2、3、4、5または6}であり;
Qは、−CO−または−SO2−であり、
2’は、
(1)低級アルキル、(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)、または
アリール−(低級アルキル);または
(2)低級アルキル、低級アルケニル、アリール、低級アルコキシ、
(低級アルキル)アミノ、(低級アルキル)チオ、
(低級アルコキシ)−(低級アルキル)、
(低級アルキル)アミノ−(低級アルキル)、または
(低級アルキル)チオ−(低級アルキル)
で置換されていてもよいアリールであり;
6は、水素原子または低級アルキルであり;または
6およびYは、互いに結合されることにより−(CH2m−(ここで、mは2、3、
4または5)を形成してもよく;
7は、(a)シクロアルキル、
アリールによりさらに置換されていてもよいアリール、および
ヘテロシクリル
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
低級アルキル;
(b)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される1または2
以上の基で置換されていてもよい低級アルケニル、
(c)シクロアルキル、
(d)低級アルキル、
水酸基でさらに置換されていてもよいアリール、
低級アルコキシ、
アリールオキシ、
水酸基、および
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
アリール;
(e)低級アルキル、
ハロゲンでさらに置換されていてもよいアリール、および
ハロゲン
からなる群より選択される1または2以上の基で置換されていてもよい
ヘテロシクリル;
(f)アリールオキシ、または
(g)アリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択される1または2
以上の基で置換されていてもよいアリールで置換されていてもよい
アミノである]、
化合物(IIa):
【化17】

(式中、YとR6は、それぞれ上記と同義である)、またはカルボキシ基におけるその誘導体またはその塩を、樹脂結合化合物(IIIc):
【化18】

(式中、R2’は上記と同義であり、「P」はポリマーである)、またはアミノ基におけるその誘導体またはその塩と反応させることによって、化合物(IVc):
【化19】

(式中、Y、「P」、R2’とR6は、上記と同義である)、またはその塩を得る工程;
化合物(IVc):
【化20】

(式中、Y、「P」、R2’とR6は、上記と同義である)、またはその塩を、化合物(V):
【化21】

(式中、QとR7は、上記と同義である)、またはカルボキシ基(Qが−CO−である場合)/スルホ基(Qが−SO2−である場合)における反応性誘導体、またはその塩と反応させることによって、化合物(Ia−2’):
【化22】

(式中、Q、Y、「P」、R2’、R6とR7は、上記と同義である)、またはその塩を得る工程;および
化合物(Ia−2’):
【化23】

(式中、Q、Y、「P」、R2’、R6とR7は、上記と同義である)、またはその塩を、樹脂の脱離反応に付す工程、
を含む製造方法。
【請求項9】
医薬として使用するためのものである請求項1〜5の何れかの化合物。
【請求項10】
ヒトまたは動物における、PGE2が介在する疾患を治療および/または予防するために用いるものである請求項9の化合物。
【請求項11】
請求項1〜5の何れかの化合物を有効成分として含有する医薬。
【請求項12】
製薬学的に許容される担体または賦形剤と共に、請求項1〜5の何れかの化合物を有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項13】
請求項1〜5の何れかの化合物からなるPGE2アゴニストまたはアンタゴニスト。
【請求項14】
請求項1〜5の何れかの化合物をヒトまたは動物に有効量投与する、PGE2が介在する疾患を治療および/または予防するための方法。
【請求項15】
請求項1〜5の何れかの化合物をヒトまたは動物に有効量投与することを含む、腎臓機能障害、炎症状態、種々の痛み、膠原病、自己免疫疾患、様々な自己免疫疾患、鎮痛、血栓症、アレルギー性疾患、癌、または神経変性疾患を治療または予防するための方法。
【請求項16】
請求項1〜5の何れかの化合物の医薬としての使用。
【請求項17】
PGE2感応性受容体のアゴニストまたはアンタゴニストとしての、請求項1〜5の何れかの化合物の使用。
【請求項18】
ヒトまたは動物のPGE2が介在する疾患を治療および/または予防するための、請求項1〜5の何れかの化合物の使用。
【請求項19】
請求項1〜5の何れかの化合物を含む医薬組成物、並びに当該医薬組成物に関する記載物であって、化合物(I)はPGE2が介在する疾患を予防または治療するために使用され得るまたは使用されるべき旨が記載された記載物を含む製品。

【公表番号】特表2007−516950(P2007−516950A)
【公表日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−520516(P2006−520516)
【出願日】平成16年12月17日(2004.12.17)
【国際出願番号】PCT/JP2004/019454
【国際公開番号】WO2005/061475
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【出願人】(000006677)アステラス製薬株式会社 (274)
【Fターム(参考)】