説明

硫酸アバカビルを含有する新規な薬剤化合物および同化合物の製造ならびに使用方法

ポリペプチドと前記ポリペプチドに共有結合したレソピトロンとを含む組成物。ポリペプチドと前記ポリペプチドに共有結合したレソピトロンとを含む組成物を患者に投与することを含む、患者へのレソピトロンの送達方法もまた、提供される。レソピトロンをポリペプチドに共有結合することを含む、分解からレソピトロンを保護する方法もまた提供される。レソピトロンをポリペプチドに共有結合することを含む組成物からレソピトロンを放出することを制御する方法もまた提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリペプチドと、
前記ポリペプチドに共有結合した硫酸アバカビルと、を含む薬剤組成物。
【請求項2】
前記ポリペプチドがオリゴペプチドである、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項3】
前記ポリペプチドが、天然アミノ酸のホモポリマーである、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項4】
前記ポリペプチドが、2つ以上の天然アミノ酸のヘテロポリマーである、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項5】
前記ポリペプチドが、合成アミノ酸のホモポリマーである、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項6】
前記ポリペプチドが、2つ以上の合成アミノ酸のヘテロポリマーである、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項7】
前記ポリペプチドが、1つ以上の天然アミノ酸と1つ以上の合成アミノ酸とのヘテロポリマーである、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項8】
硫酸アバカビルが、前記ポリペプチドの側鎖、N末端またはC末端に共有結合している、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項9】
マイクロカプセル封入剤をさらに含む、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項10】
前記マイクロカプセル封入剤が、ポリエチレングリコール(PEG)、アミノ酸、糖および塩からなる群から選択される、請求項9に記載の薬剤組成物。
【請求項11】
補助剤をさらに含む、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項12】
前記補助剤が腸の輸送担体を活性化する、請求項11に記載の薬剤組成物。
【請求項13】
薬学上許容可能な賦形剤をさらに含む、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項14】
摂取可能な錠剤の形である、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項15】
静脈内製剤の形である、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項16】
経口懸濁剤の形である、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項17】
硫酸アバカビルが、前記ポリペプチドを前記活性剤の周りに折りたたむことによって立体配座で保護される、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項18】
前記ポリペプチドが、pHに依存して硫酸アバカビルを前記薬剤組成物から放出することができる、請求項1に記載の薬剤組成物。
【請求項19】
前記活性剤をポリペプチドに共有結合することを含む、硫酸アバカビルを分解から保護する方法。
【請求項20】
ポリペプチドを含む組成物から硫酸アバカビルが放出することを制御する方法であって、
硫酸アバカビルを前記ポリペプチドに共有結合することを含む、方法。
【請求項21】
ポリペプチドと、
前記ポリペプチドに共有結合した硫酸アバカビルと、
を含む組成物を患者に投与することを含む、患者への硫酸アバカビルの送達方法。
【請求項22】
硫酸アバカビルが、酵素触媒作用による放出によって前記組成物から放出される、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
硫酸アバカビルが、前記ポリペプチドの、pHに依存した変性によって前記組成物から放出される、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記活性剤が、持続性放出として前記組成物から放出される、請求項21に記載の方法。
【請求項25】
前記組成物が、前記ポリペプチドに共有結合した補助剤をさらに含み、前記補助剤の、前記組成物からの放出が前記ポリペプチドによって制御される、請求項21に記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリペプチドと、ヒドロキシル基を介して結合した活性剤と、を含む薬剤組成物であって、
前記活性剤は、アテノロール、ビソプロロール、ジピリダモール、ジゴキシン、アルブテロール、ラミブジンおよびシクロスポリンから選択される、薬剤組成物。
【請求項2】
ポリペプチドと、酸基を介して結合した活性剤と、を含む薬剤組成物であって、
前記活性剤は、フロセミド、エナラプリル、フォシノプリル、ベナゼプリル、カプトプリル、ゲムフィブロジル、フルバスタチン、アトルバスタチン、ジバルプロエックス、ガバペンチン、レボドバ、カルビドバ、フェキソフェナジン、シプロフロキサシン、エトドラックおよびイブプロフェンから選択される、薬剤組成物。
【請求項3】
ポリペプチドと、アミノ基を介して結合した活性剤と、を含む薬剤組成物であって、
前記活性剤は、アレンドロネートおよびヒドロクロロチアジドから選択される、薬剤組成物。
【請求項4】
前記ポリペプチドは、オリゴペプチドである、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記ポリペプチドは、天然アミノ酸のホモポリマーである、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記ポリペプチドは、2つ以上の天然アミノ酸のヘテロポリマーである、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記ポリペプチドは、合成アミノ酸のホモポリマーである、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記ポリペプチドは、2つ以上の合成アミノ酸のヘテロポリマーである、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項9】
前記ポリペプチドは、1つ以上の天然アミノ酸と1つ以上の合成アミノ酸のヘテロポリマーである、請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項10】
前記活性剤は、前記ポリペプチドの側鎖またはN末端に共通結合している、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項11】
前記活性剤は、側鎖またはC末端に共有結合している、請求項3に記載の組成物。
【請求項12】
マイクロカプセル封入剤をさらに含む、請求項1ないし11のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項13】
前記マイクロカプセル封入剤は、ポリエチレングリコール(PEG)、アミノ酸、糖および塩からなる群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
補助剤をさらに含む、請求項1ないし12のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項15】
前記補助剤は腸の輸送担体を活性化する、請求項13に記載の組成物。
【請求項16】
薬学上許容な賦形剤をさらに含む、請求項1ないし14のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項17】
摂取可能な錠剤の形である、請求項1ないし14のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項18】
静脈内製剤の形である、請求項1ないし14のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項19】
経口懸濁剤の形である、請求項1ないし14のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項20】
前記活性剤の周りに前記ポリペプチドを折りたたむことにより、前記活性剤を立体配座的に保護する、請求項1ないし14のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項21】
前記ポリペプチドは、pHに依存して、前記組成物から前記活性剤を放出することができる、請求項1ないし14のうち何れか一項に記載の組成物。
【請求項22】
活性剤を分解から保護する方法であって、
アテノロール、ビソプロロール、ジピリダモール、ジゴキシン、アルブテロール、ラミブジン、シクロスポリン、フロセミド、エナラプリル、フォシノプリル、ベナゼプリル、カプトプリル、ゲムフィブロジル、フルバスタチン、アトルバスタチン、ジバルプロエックス、ガバペンチン、レボドバ、カルビドバ、フェキソフェナジン、シプロフロキサシン、エトドラック、イブプロフェン、ヒドロクロロチアジドおよびアレンドロネートから選択される前記活性剤を、ポリペプチドに共有結合させる工程を含む方法。
【請求項23】
ポリペプチドを含む組成物から活性剤の放出を制御する方法であって、
アテノロール、ビソプロロール、ジピリダモール、ジゴキシン、アルブテロール、ラミブジン、シクロスポリン、フロセミド、エナラプリル、フォシノプリル、ベナゼプリル、カプトプリル、ゲムフィブロジル、フルバスタチン、アトルバスタチン、ジバルプロエックス、ガバペンチン、レボドバ、カルビドバ、フェキソフェナジン、シプロフロキサシン、エトドラック、イブプロフェン、ヒドロクロロチアジドおよびアレンドロネートから選択される前記活性剤を、前記ポリペプチドに共有結合させる工程を含む方法。
【請求項24】
患者へ活性剤を送達する方法であって、
ポリペプチドと、前記ポリペプチドに共有結合して前記活性剤とを含む組成物を投与する工程を含み、
前記活性剤は、アテノロール、ビソプロロール、ジピリダモール、ジゴキシン、アルブテロール、ラミブジン、シクロスポリン、フロセミド、エナラプリル、フォシノプリル、ベナゼプリル、カプトプリル、ゲムフィブロジル、フルバスタチン、アトルバスタチン、ジバルプロエックス、ガバペンチン、レボドバ、カルビドバ、フェキソフェナジン、シプロフロキサシン、エトドラック、イブプロフェン、ヒドロクロロチアジドおよびアレンドロネートから選択される、方法。
【請求項25】
前記活性剤は、酵素触媒放出により前記組成物から放出される、請求項20ないし23のうち何れか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記ポリペプチドのpH依存性の変性により、前記活性剤が前記組成物から放出される、請求項20ないし23のうち何れか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記活性剤は、前記組成物から持続的に放出される、請求項20ないし23のうち何れか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記組成物は、前記ポリペプチドに共有結合した補助剤をさらに含み、前記組成物からの前記補助剤の放出は、前記ポリペプチドにより制御される、請求項20ないし23のうち何れか一項に記載の方法。

【公表番号】特表2006−516948(P2006−516948A)
【公表日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2003−537549(P2003−537549)
【出願日】平成13年11月14日(2001.11.14)
【国際出願番号】PCT/US2001/043089
【国際公開番号】WO2003/034980
【国際公開日】平成15年5月1日(2003.5.1)
【出願人】(503174752)ニュー リバー ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (5)
【出願人】(503175025)
【Fターム(参考)】