説明

半導体装置およびその製造方法

【課題】同じ導電型を有するトランジスタであっても、用途に応じて特性を好ましいものにする。
【解決手段】半導体装置100は、半導体基板102上に形成された同じ導電型を有する第1のトランジスタ210および第2のトランジスタ212を含む。第1のトランジスタ210は、ゲート絶縁膜としてHf含有ゲート絶縁膜106を含み、第2のトランジスタ212は、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜124を含むとともにHf含有膜を含まない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置およびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、半導体装置の構成材料として、high−kとよばれる高誘電率膜の利用が検討され始めている。high−k材料の代表的なものとしては、Zr、Hf等を含む酸化物が挙げられる。こうした材料をMOSFETのゲート絶縁膜に用いることにより、トランジスタを高速対応とすることができる。特許文献1(特開2002−280461号公報)には、このようなhigh−k材料を用いたnMOSFETおよびpMOSFETを含むCMOSデバイスが開示されている。
【0003】
さらに、近年、メタルゲートを形成する方法として、ソース・ドレインを形成した後にゲート電極を形成するゲートラスト(ダマシンゲート)プロセスが採用されることがある。特許文献2から5には、メタルゲートの構造が記載されている。このプロセスを用いることにより、電極材料として、パターニングが困難な金属を用いることができるようになる。
【特許文献1】特開2002−280461号公報
【特許文献2】特開2007−134674号公報
【特許文献3】特開2007−123551号公報
【特許文献4】特開2002−270797号公報
【特許文献5】特開2002−184958号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、たとえばDRAM(Dynamic Random Access Memory)を構成するトランジスタ等、トランジスタの種類によっては、保持特性を良好にするため、高誘電率を用いるよりも、膜厚の厚い酸化膜を設けた方が好ましいこともある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、
基板上に形成された同じ導電型を有する第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含み、
前記第1のトランジスタは、ゲート絶縁膜としてHf含有膜を含み、
前記第2のトランジスタは、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜を含むとともにHf含有膜を含まない半導体装置が提供される。
【0006】
このような構成とすれば、高速対応が必要なトランジスタおよび、高速対応よりも、保持特性や高電圧への対応が必要なトランジスタのそれぞれの特性を好ましいものにすることができる。すなわち、高速対応が必要なトランジスタとしては、高誘電率膜であるHf含有膜をゲート絶縁膜として含む第1のトランジスタを用いることができる。一方、高速対応よりも、保持特性や高電圧への対応が必要なトランジスタとしては、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜を含む第2のトランジスタを用いることができる。
【0007】
また、本発明によれば、
基板上に形成された同じ導電型の第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含む半導体装置の製造方法であって、
前記第1のトランジスタを形成する第1の領域に選択的にHf含有膜を形成する工程と、
前記第1の領域および前記第2のトランジスタを形成する第2の領域に、ポリシリコンにより構成されたダミーゲート電極を形成するとともに、前記第1の領域において、前記ダミーゲート電極をマスクとして、前記Hf含有膜をゲート形状にエッチングする工程と、
前記ダミーゲート電極をマスクとして、前記基板に不純物を注入するとともに熱処理を行い、ソース・ドレイン領域を形成する工程と、
前記基板上に前記ダミーゲート電極を埋め込む絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜を平坦化して前記ダミーゲート電極の上面を露出させる工程と、
前記第2の領域以外の領域をカバーする第1のマスクを用いて、前記第2の領域の前記ダミーゲート電極を除去して前記絶縁膜中、または前記絶縁膜および前記基板中に第2のトレンチを形成するとともに、当該第2のトレンチの底部部分に前記基板を露出させる工程と、
前記第1のマスクを除去した後に、前記第2の領域の前記基板の露出した面に、シリコン酸化膜を形成する工程と、
前記第1の領域以外の領域をカバーする第2のマスクを用いて、前記第1の領域の前記ダミーゲート電極を除去するとともに前記Hf含有膜を残したままで前記絶縁膜中に第1のトレンチを形成する工程と、
前記第2のマスクを除去した後に、前記基板上の全面に金属膜を形成し、前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチを当該金属膜で埋め込む工程と、
化学機械研磨法により、前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチ外に露出した前記金属膜を除去して前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチ内にそれぞれゲート電極を形成する工程と、
を含む半導体装置の製造方法が提供される。
【0008】
本発明者の検討によれば、上記第2のトレンチの底部部分に基板を露出させる工程を行う際に、基板上にHf含有膜が形成されていると、Hf含有膜がエッチング除去されにくく、基板を露出させるのが困難であることが明らかになった。これは、基板に不純物を注入してソース・ドレイン領域を形成する際に熱処理が行われるため、Hf含有膜のHfの結晶化が進むことにより、エッチング除去されにくくなるためと考えられる。とくに、Hf含有膜がSiを含まない場合にこのようなエッチングの困難さが生じる。上記の構成においては、ソース・ドレイン領域を形成する処理の際に、第2の領域にはHf含有膜が形成されていないため、第2のトレンチの底部部分に基板を露出させる工程において、基板表面を容易に露出させることができる。一方、第1のトランジスタは、Hf含有膜を含む構成となっているので、高速対応が必要な場合は、第1のトランジスタを用いることにより、所望の特性を得ることができる。
【0009】
なお、これらの各構成の任意の組み合わせや、本発明の表現を方法、装置などの間で変換したものもまた本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、同じ導電型を有するトランジスタであっても、用途に応じて特性を好ましいものにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
以下の実施の形態において、半導体装置は、ロジック領域とDRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリが形成されたメモリ領域とが混載された構成となっている。ここで、ロジック領域は、メモリ領域中のメモリ素子の周辺回路ではなく、メモリ領域とは異なる領域に形成されたものである。たとえば、ロジック領域は、CPU(Central Processing Unit)等の高速ロジック回路が形成された領域とすることができる。
【0012】
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態における半導体装置100の構成を示す断面図である。
半導体装置100(基板)は、ロジック領域200(図中Logicと記載)とメモリ領域であるDRAM(Dynamic Random Access Memory)領域202(図中DRAMと記載)とが混載された半導体基板102を含む。半導体基板102は、たとえばシリコン基板である。
【0013】
半導体装置100は、半導体基板102上に形成され、同じ導電型を有する第1のトランジスタ210および第2のトランジスタ212を含む。第1のトランジスタ210は、ロジック領域200に形成されている。第2のトランジスタ212は、DRAM領域202に形成されている。本実施の形態において、第1のトランジスタ210は、ゲート絶縁膜としてHf含有ゲート絶縁膜106(Hf含有膜)を含む。一方、第2のトランジスタ212は、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜124を含むとともにHf含有膜を含まない。
【0014】
半導体基板102の表面には、N型不純物拡散領域116aが形成されている。N型不純物拡散領域116aは、それぞれ第1のトランジスタ210および第2のトランジスタ212のソース・ドレイン領域となる。また、N型不純物拡散領域116a表面には、シリサイド層118が形成されている。さらに、半導体基板102上には、第1のトランジスタ210および第2のトランジスタ212のゲート絶縁膜およびゲート電極を埋め込むように、サイドウォール114、絶縁膜120、および層間絶縁膜122(絶縁膜)が形成されている。さらに、層間絶縁膜122および絶縁膜120中には、各N型不純物拡散領域116aにシリサイド層118を介して接続するコンタクト136が形成されている。
【0015】
第1のトランジスタ210のゲート絶縁膜は、ゲート絶縁膜104と、上述したHf含有ゲート絶縁膜106と、および閾値制御用金属膜108とが下からこの順で積層された積層膜により構成される。第1のトランジスタ210は、サイドウォール114(絶縁膜)中に形成された第1のトレンチ内に形成された第2の金属膜128と、第2の金属膜128の底面および側面を被覆する第1の金属膜126とにより構成された第1のゲート電極130を含む。
【0016】
第2のトランジスタ212のゲート絶縁膜は、シリコン酸化膜124により構成される。第2のトランジスタ212のシリコン酸化膜124は、第1のトランジスタ210のゲート絶縁膜の等価酸化膜厚(EOT:Equivalent Oxide Thickness)が前記第1のトランジスタのゲート絶縁膜の等価酸化膜厚よりも厚くなるように形成することができる。第2のトランジスタ212は、サイドウォール114(絶縁膜中)および半導体基板102中に形成された第2のトレンチ内に形成された第2の金属膜128と、第2の金属膜128の底面および側面を被覆する第1の金属膜126とにより構成された第2のゲート電極132を含む。シリコン酸化膜124は、半導体基板102中に形成された第2のトレンチ内において、第1の金属膜126の底面および側面を被覆するように形成されている。このように、DRAM領域202において、第2のゲート電極132を半導体基板102中に彫り込んで形成することにより、第2のトランジスタ212のチャネル長を長くすることができる。これにより、オフ電流を低減することができ、保持特性を良好にすることができる。
【0017】
次に、図2から図9を参照して、本実施の形態における半導体装置100の製造手順を説明する。図2から図9は、本実施の形態における半導体装置100の製造手順を示す工程断面図である。以下では、ロジック領域200に、第1のトランジスタ210に加えて、第1のトランジスタ210とは逆導電型の第3のトランジスタ214も形成される場合を例として説明する。また、本実施の形態において、第1のトランジスタ210、第2のトランジスタ212、および第3のトランジスタ214は、ゲートラストプロセスで形成された構成を有する。
【0018】
ロジック領域200には、P型チャネル領域(図中Pchと記載)とN型チャネル領域(図中Nch)とが設けられている。また、DRAM領域202は、N型チャネル領域とすることができる。これらの領域は、素子分離絶縁膜103により分離されている。素子分離絶縁膜103は、たとえばシリコン酸化膜により構成することができる。また、素子分離絶縁膜103の底面および側面にシリコン窒化膜等のライナ膜を形成した構成とすることもできる。
【0019】
つづいて、半導体基板102上全面にゲート絶縁膜104を形成する。ゲート絶縁膜104は、たとえばTaNとすることができる。ここでは図示していないが、ゲート絶縁膜104を形成する前に、半導体基板102上全面にシリコン酸化膜を形成し、その上にゲート絶縁膜104を形成することもできる。
【0020】
次いで、半導体基板102上全面にHf含有ゲート絶縁膜106を形成する。本実施の形態において、Hf含有ゲート絶縁膜106は、Hfを含むとともにシリコンを含まない膜とすることができる。Hf含有ゲート絶縁膜106は、たとえばHfOやHfON等とすることができる。
【0021】
その後、ロジック領域200を選択的にマスクするレジスト膜(不図示)を形成し、当該レジスト膜をマスクとしたウェットエッチングにより、DRAM領域202のHf含有ゲート絶縁膜106を選択的に除去する。その後、レジスト膜を除去する(図2(a))。
【0022】
つづいて、半導体基板102上全面に閾値制御用金属膜108を形成する。ここで、閾値制御用金属膜108は、たとえばLaとすることができる。次いで、ロジック領域200のN型チャネル領域だけを選択的にマスクするレジスト膜(不図示)を形成し、当該レジスト膜をマスクとしたウェットエッチングにより、ロジック領域200のP型チャネル領域およびDRAM領域202の閾値制御用金属膜108を選択的に除去する。その後レジスト膜を除去する(図2(b))。次いで、半導体基板102上全面にNを照射する。
【0023】
その後、半導体基板102上全面に、後にポリシリコン層をエッチングする際のエッチングストッパ膜として機能するエッチングストッパ膜110を形成する(図3(a))。エッチングストッパ膜110は、たとえばTiNにより構成することができる。
【0024】
つづいて、エッチングストッパ膜110上にたとえばCVD法によりポリシリコン層112を形成する。次いで、既知のリソグラフィ技術により、ポリシリコン層112、エッチングストッパ膜110、閾値制御用金属膜108、Hf含有ゲート絶縁膜106、およびゲート絶縁膜104を順次ゲート電極の形状にパターニングする(図3(b))。これにより、ポリシリコン層112により構成されたダミーゲート電極が形成される。
【0025】
その後、ダミーゲート電極であるポリシリコン層112をマスクとして、半導体基板102にイオン注入を行い、N型不純物拡散領域116aおよびP型不純物拡散領域116bのLDD(lightly doped drain)構造を形成する。つづいて、ゲート電極の形状にパターニングされたポリシリコン層112およびゲート絶縁膜の側方にサイドウォール114を形成する。サイドウォール114は、たとえばシリコン窒化膜により構成することができる。次いで、ダミーゲート電極であるポリシリコン層112およびサイドウォール114をマスクとして、半導体基板102に不純物をイオン注入するとともに熱処理を行い、N型不純物拡散領域116aおよびP型不純物拡散領域116bを形成する(図4(a))。熱処理は、たとえば約1000℃で行うことができる。N型不純物拡散領域116aおよびP型不純物拡散領域116bは、それぞれトランジスタのソース・ドレイン領域となる。
【0026】
つづいて、半導体基板102上全面に金属膜を形成する。本実施の形態において、金属膜は、ニッケルやコバルトにより構成される。金属膜は、スパッタリングにより形成することができる。次いで、熱処理により、金属膜と、当該金属膜に接したシリコンとを反応させ、シリサイド層118を形成する。ここで、ポリシリコン層112上にもシリサイド層118が形成される(図4(b))。その後、未反応の金属膜を除去する。シリサイド層118は、たとえばNiSiやCoSiとすることができる。
【0027】
つづいて、半導体基板上102全面に絶縁膜120および層間絶縁膜122をこの順で積層し、ダミーゲート電極であるポリシリコン層112およびサイドウォール114を埋め込む(図5(a))。絶縁膜120は、たとえばシリコン窒化膜により構成することができる。層間絶縁膜122は、たとえばシリコン酸化膜により構成することができる。
【0028】
次いで、層間絶縁膜122および絶縁膜120表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化する(図5(b))。このとき、ポリシリコン層112表面に形成されていたシリサイド層118も除去され、ダミーゲート電極であるポリシリコン層112の上面が露出する。
【0029】
その後、ロジック領域200を選択的にマスクするレジスト膜140(第1のマスク)を形成する(図6(a))。つづいて、レジスト膜140をマスクとしたウェットエッチングにより、DRAM領域202のダミーゲート電極であるポリシリコン層112を選択的に除去する。これにより、DRAM領域202のサイドウォール114内にトレンチ142(第2のトレンチ)が形成される。このとき、エッチングストッパ膜110がポリシリコン層112エッチング時のエッチングストッパとなる。
【0030】
次いで、サイドウォール114をマスクとしたドライエッチングにより、トレンチ142底部のエッチングストッパ膜110、およびゲート絶縁膜104を順次選択的に除去する。さらに、トレンチ142底部の半導体基板102もエッチングする。これにより、トレンチ142が半導体基板102内にまで延在するようになるとともに、トレンチ142の底部部分に半導体基板102が露出する。ここで、底部部分とは、トレンチ142の底面および底面付近の側壁のことである。その後、レジスト膜140を除去する(図6(b))。
【0031】
本発明者の検討によれば、トレンチ142の底部部分に半導体基板102を露出させる工程を行う際に、半導体基板102上にHf含有膜が形成されていると、Hf含有膜がエッチング除去されにくく、半導体基板102を露出させるのが困難であることが明らかになった。これは、半導体基板102に不純物を注入してN型不純物拡散領域116aやP型不純物拡散領域116bを形成する際に熱処理が行われるため、Hf含有膜のHfの結晶化が進むことにより、エッチング除去されにくくなるためと考えられる。とくに、Hf含有膜がSiを含まない場合にこのようなエッチングの困難さが生じる。本実施の形態においては、N型不純物拡散領域116aやP型不純物拡散領域116bを形成する処理の際に、DRAM領域202からは、Hf含有ゲート絶縁膜106が除去されているため、トレンチ142の底部部分に半導体基板102を露出させる工程において、半導体基板102表面を容易に露出させることができる。
【0032】
つづいて、半導体基板102全面を熱酸化する。このとき、トレンチ142の底部部分では、半導体基板102が露出しているため、トレンチ142底部部分の半導体基板102の露出した面が酸化され、シリコン酸化膜124が形成される(図7(a))。熱酸化処理は、たとえばHを用いて、約1060℃で約10秒間行うことができる。これにより、DRAM領域202に緻密で結晶性の良好なシリコン酸化膜124を形成することができる。ここで、シリコン酸化膜124がHf含有ゲート絶縁膜106よりも膜厚が厚くなるように形成することができる。シリコン酸化膜124の膜厚は、たとえば100nmとすることができる。これにより、保持特性を良好にすることができる。
【0033】
また、このとき、ロジック領域200においても、ポリシリコン層112の上面が酸化され、酸化膜144が形成される。このとき、ロジック領域200において、たとえばHf含有ゲート絶縁膜106が表面に露出していると、Hf含有ゲート絶縁膜106も酸化されて、高誘電率膜としての機能が損なわれるおそれがある。本実施の形態においては、DRAM領域202にシリコン酸化膜124を形成する際に、ロジック領域200のHf含有ゲート絶縁膜106が他の層で保護された状態となっているので、Hf含有ゲート絶縁膜106の特性を良好に保ったままにすることができる。
【0034】
次いで、DRAM領域202を選択的にマスクするレジスト膜146(第2のマスク
)を形成する。その後、レジスト膜146をマスクとしたウェットエッチングにより、ロジック領域200の酸化膜144およびダミーゲート電極であるポリシリコン層112を選択的に除去する。これにより、ロジック領域200のサイドウォール114内にトレンチ148(第1のトレンチ)が形成される(図7(b))。このとき、エッチングストッパ膜110がポリシリコン層112エッチング時のエッチングストッパとなる。その後、レジスト膜146を除去する(図8(a))。
【0035】
次いで、半導体基板102上の全面に第1の金属膜126および第2の金属膜128をこの順で積層する。第1の金属膜126は、たとえばTiAlNにより構成することができる。また、第1の金属膜126の平坦部の膜厚は、たとえば10nmとすることができる。第1の金属膜126は、トレンチ142およびトレンチ148の底面および側壁をそれぞれ覆うように形成され、第1の金属膜126が形成された後も、トレンチ142およびトレンチ148内には凹部が形成されている。本実施の形態において、第1の金属膜126は、トレンチ142およびトレンチ148内において、ゲート絶縁膜の上面に形成された底面部およびこの底面部の周縁から立設された周壁部を有する構成とすることができる。次いで、第1の金属膜126上に第2の金属膜128を形成して、トレンチ142およびトレンチ148を埋め込む。第2の金属膜128は、たとえばW、Al、またはCu等により構成することができる。
【0036】
その後、トレンチ142およびトレンチ148外部に露出した第2の金属膜128および第1の金属膜126をCMPにより除去する(図8(b))。これにより、ロジック領域200のN型チャネル領域に第1のゲート電極130、ロジック領域200のP型チャネル領域に第3のゲート電極134、DRAM領域202に第2のゲート電極132がそれぞれ形成される。
【0037】
この後、層間絶縁膜122および絶縁膜120を選択的に除去して、ソース・ドレイン領域であるN型不純物拡散領域116aおよびP型不純物拡散領域116bに接続するコンタクトホールを形成する。つづいて、コンタクトホール内に第1の金属膜126および第2の金属膜128をこの順で形成し、第1のゲート電極130等を形成したのと同様、コンタクトホール外に露出した第2の金属膜128および第1の金属膜126をCMPにより除去する。これにより、コンタクト136が形成される。なお、コンタクト136は、ゲート電極を構成する材料と同じ材料により構成することもでき、異なる材料により構成することもできる。コンタクト136を構成する第2の金属膜128としては、たとえばW、Al、またはCu等により構成することができる。
【0038】
つづいて、半導体基板102上の全面に層間絶縁膜160および層間絶縁膜162をこの順で積層する。層間絶縁膜160および層間絶縁膜162は、たとえば低誘電率膜により構成することができる。また、図示していないが、各層間絶縁膜間には、必要に応じて適宜エッチングストッパ膜等の他の膜を設けることができる。
【0039】
つづいて、層間絶縁膜160および層間絶縁膜162中にプラグ186を形成するためのホールおよびビット線184を形成するためのデュアルダマシン配線溝を形成する。ホールおよびデュアルダマシン配線溝は、コンタクト136に接続されるように形成される。また、ロジック領域200において、ホールは、第1のゲート電極130に接続されるようにも形成される。次いで、ホールおよびデュアルダマシン配線溝内をバリアメタル膜180および金属膜182で埋め込む。バリアメタル膜180は、たとえばTi、TiN、W、WN、Ta、またはTaN等により構成することができる。また、バリアメタル膜180は、たとえばTaNおよびTaが積層した構造等の積層膜により構成することもできる。金属膜182は、たとえば銅により構成することができる。
【0040】
その後、ホールおよびデュアルダマシン配線溝外部に露出した金属膜182およびバリアメタル膜180をCMPにより除去し、コンタクト136や第1のゲート電極130に電気的に接続するプラグ186およびビット線184を形成する。
【0041】
次いで、半導体基板102上の全面に層間絶縁膜172を形成する。その後、層間絶縁膜172にプラグ186に達するホールを形成し、当該ホール内をバリアメタル膜180および金属膜182で埋め込む。つづいて、ホール外部に露出した金属膜182およびバリアメタル膜180をCMPにより除去し、プラグ188を形成する。
【0042】
さらにその後、半導体基板102上の全面に層間絶縁膜174を形成する。つづいて、DRAM領域202において、層間絶縁膜174にキャパシタ198を形成するための凹部を形成する。次いで、凹部を下部電極192、容量膜194、および上部電極196で埋め込む。これにより、キャパシタ198が形成される。なお、キャパシタは、他の種々の構成および工程で製造することができる。
【0043】
その後、半導体基板102上の全面に層間絶縁膜176を形成し、ロジック領域200において、層間絶縁膜174および層間絶縁膜176にプラグ188に達するホールを形成し、当該ホール内をバリアメタル膜180および金属膜182で埋め込む。つづいて、ホール外部に露出した金属膜182およびバリアメタル膜180をCMPにより除去し、プラグ190を形成する。以上により、図9に示した構成の半導体装置100が得られる。
【0044】
次に、本実施の形態における半導体装置100の効果を説明する。
本実施の形態における半導体装置100によれば、N型不純物拡散領域116aやP型不純物拡散領域116bを形成する処理の際に、DRAM領域202からは、Hf含有ゲート絶縁膜106が除去されているため、トレンチ142の底部部分に半導体基板102を露出させる工程において、半導体基板102表面を容易に露出させることができる。これにより、トレンチ142を半導体基板102内にまで彫り込む構成とすることができる。このように、DRAM領域202において、第2のゲート電極132を半導体基板102中に彫り込んで形成することにより、第2のトランジスタ212のチャネル長を長くすることができる。これにより、オフ電流を低減することができ、保持特性を良好にすることができる。一方、ロジック領域200の第1のトランジスタ210は、Hf含有ゲート絶縁膜106を含む構成となっているので、高速対応とすることができる。
【0045】
本実施の形態における半導体装置100によれば、高速対応が必要なトランジスタおよび、高速対応よりも、保持特性や高電圧への対応が必要なトランジスタのそれぞれの特性を好ましいものにすることができる。すなわち、高速対応が必要なトランジスタとしては、高誘電率膜であるHf含有膜をゲート絶縁膜として含む第1のトランジスタ210を用いることができる。一方、高速対応よりも、保持特性や高電圧への対応が必要なトランジスタとしては、シリコン酸化膜を含む第2のトランジスタ212を用いることができる。
【0046】
(第2の実施の形態)
図10は、本実施の形態における半導体装置100の構成を示す断面図である。
本実施の形態において、第2のトランジスタ212の第2のゲート電極132が、半導体基板102内にまで形成されていない点で、第1の実施の形態と異なる。
【0047】
次に、図11から図14を参照して、本実施の形態における半導体装置100の製造手順を説明する。図11から図14は、本実施の形態における半導体装置100の製造手順を示す工程断面図である。以下では、ロジック領域200に、第1のトランジスタ210に加えて、第1のトランジスタ210とは逆導電型の第3のトランジスタ214が形成される場合を例として説明する。
【0048】
本実施の形態においても、図2から図5を参照して説明した手順は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。第1の実施の形態において、図5(b)に示した構成を形成した後、ロジック領域200を選択的にマスクするレジスト膜150(第1のマスク)を形成する(図11(a))。つづいて、レジスト膜150をマスクとしたウェットエッチングにより、DRAM領域202のダミーゲート電極であるポリシリコン層112を選択的に除去する。これにより、DRAM領域202のサイドウォール114内にトレンチ152(第2のトレンチ)が形成される。このとき、エッチングストッパ膜110がポリシリコン層112エッチング時のエッチングストッパとなる。
【0049】
次いで、サイドウォール114をマスクとしたドライエッチングにより、トレンチ152底部のエッチングストッパ膜110、およびゲート絶縁膜104を順次選択的に除去する。ここで、半導体基板102をエッチングしない点で、第1の実施の形態と異なる。その後、レジスト膜150を除去する(図11(b))。
【0050】
つづいて、半導体基板102全面を熱酸化する。このとき、トレンチ152の底部では、半導体基板102が露出しているため、トレンチ152底部の半導体基板102の露出した面が酸化され、シリコン酸化膜154が形成される(図12(a))。熱酸化処理は、たとえばHを用いて、約1060℃で約10秒間行うことができる。これにより、DRAM領域202に緻密で結晶性の良好なシリコン酸化膜を形成することができる。ここで、シリコン酸化膜154がHf含有ゲート絶縁膜106よりも膜厚が厚くなるように形成することができる。シリコン酸化膜154の膜厚は、たとえば100nmとすることができる。これにより、保持特性を良好にすることができる。また、このとき、ロジック領域200においても、ポリシリコン層112の上面が酸化され、酸化膜156が形成される。
【0051】
次いで、DRAM領域202を選択的にマスクするレジスト膜158(第2のマスク)を形成する。その後、レジスト膜158をマスクとしたウェットエッチングにより、ロジック領域200の酸化膜156およびダミーゲート電極であるポリシリコン層112を選択的に除去する。これにより、ロジック領域200のサイドウォール114内にトレンチ159(第1のトレンチ)が形成される(図12(b))。このとき、エッチングストッパ膜110がポリシリコン層112エッチング時のエッチングストッパとなる。その後、レジスト膜158を除去する(図13(a))。
【0052】
さらに、第1の実施の形態で図8(b)を参照して説明したのと同様の手順で、トレンチ152およびトレンチ159内に第1の金属膜126および第2の金属膜128を形成してCMPを行い、ロジック領域200のN型チャネル領域に第1のゲート電極130、ロジック領域200のP型チャネル領域に第3のゲート電極134、DRAM領域202に第2のゲート電極132をそれぞれ形成する。
【0053】
この後、第1の実施の形態で説明したのと同様の手順により、図14に示した構成の半導体装置100が得られる。
【0054】
本実施の形態においても、N型不純物拡散領域116aやP型不純物拡散領域116bを形成する処理の際に、DRAM領域202からは、Hf含有ゲート絶縁膜106が除去されているため、トレンチ152の底部部分に半導体基板102を露出させる工程において、半導体基板102表面を容易に露出させることができる。これにより、半導体基板102の表面を容易に露出させることができ、半導体基板102表面に緻密で結晶性のよいシリコン酸化膜154を形成することができる。一方、ロジック領域200の第1のトランジスタ210は、Hf含有ゲート絶縁膜106を含む構成となっているので、高速対応とすることができる。
【0055】
本実施の形態における半導体装置100によれば、高速対応が必要なトランジスタおよび、高速対応よりも、保持特性や高電圧への対応が必要なトランジスタのそれぞれの特性を好ましいものにすることができる。すなわち、高速対応が必要なトランジスタとしては、高誘電率膜であるHf含有膜をゲート絶縁膜として含む第1のトランジスタ210を用いることができる。一方、高速対応よりも、保持特性や高電圧への対応が必要なトランジスタとしては、シリコン酸化膜を含む第2のトランジスタ212を用いることができる。
【0056】
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0057】
以上の実施の形態においては、第1のトランジスタ210がロジック領域200、第2のトランジスタ212がDRAM領域202にそれぞれ形成される構成を示したが、これらは、両方ともがロジック領域200またはDRAM領域202のいずれかに形成された構成とすることもできる。たとえば、ロジック領域200において、高電圧対応が必要なトランジスタとして第2のトランジスタ212を用いるとともに、高速対応が必要なトランジスタとして第1のトランジスタ210を用いるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【図14】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造手順を示す工程断面図である。
【符号の説明】
【0059】
100 半導体装置
102 半導体基板
103 素子分離絶縁膜
104 ゲート絶縁膜
106 Hf含有ゲート絶縁膜
108 閾値制御用金属膜
110 エッチングストッパ膜
112 ポリシリコン層
114 サイドウォール
116a N型不純物拡散領域
116b P型不純物拡散領域
118 シリサイド層
120 絶縁膜
122 層間絶縁膜
124 シリコン酸化膜
126 第1の金属膜
128 第2の金属膜
130 第1のゲート電極
132 第2のゲート電極
134 第3のゲート電極
136 コンタクト
140 レジスト膜
142 トレンチ
144 酸化膜
146 レジスト膜
148 トレンチ
150 レジスト膜
152 トレンチ
154 シリコン酸化膜
156 酸化膜
158 レジスト膜
159 トレンチ
160 層間絶縁膜
162 層間絶縁膜
172 層間絶縁膜
174 層間絶縁膜
176 層間絶縁膜
180 バリアメタル膜
182 金属膜
184 ビット線
186 プラグ
188 プラグ
190 プラグ
192 下部電極
194 容量膜
196 上部電極
198 キャパシタ
200 ロジック領域
202 DRAM領域
210 第1のトランジスタ
212 第2のトランジスタ
214 第3のトランジスタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に形成された同じ導電型を有する第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含み、
前記第1のトランジスタは、ゲート絶縁膜としてHf含有膜を含み、
前記第2のトランジスタは、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜を含むとともにHf含有膜を含まない半導体装置。
【請求項2】
請求項1に記載の半導体装置において、
前記第2のトランジスタのゲート絶縁膜は、前記第1のトランジスタのゲート絶縁膜よりも等価酸化膜厚が厚い半導体装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の半導体装置において、
前記基板上に形成された絶縁膜をさらに含み、
前記第1のトランジスタは、前記絶縁膜中に形成された第1のトレンチ内に形成された第2の金属膜と、当該第2の金属膜の底面および側面を被覆する第1の金属膜とにより構成された第1のゲート電極を含み、
前記第2のトランジスタは、前記絶縁膜中、または前記絶縁膜および前記基板中に形成された第2のトレンチ内に形成された前記第2の金属膜と、当該第2の金属膜の底面および側面を被覆する前記第1の金属膜とにより構成された第2のゲート電極を含む半導体装置。
【請求項4】
請求項3に記載の半導体装置において、
前記第2のトレンチは、前記絶縁膜および前記基板中に形成された半導体装置。
【請求項5】
請求項4に記載の半導体装置において、
前記第2のトランジスタの前記シリコン酸化膜は、前記基板中に形成された前記第2のトレンチ内において、前記第1の金属膜の底面および側面を被覆する半導体装置。
【請求項6】
請求項1から5いずれかに記載の半導体装置において、
当該半導体装置は、メモリ領域とロジック領域とが混載された半導体装置であって、
前記第1のトランジスタは、前記ロジック領域に形成され、
前記第2のトランジスタは、前記メモリ領域に形成された半導体装置。
【請求項7】
基板上に形成された同じ導電型の第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを含む半導体装置の製造方法であって、
前記第1のトランジスタを形成する第1の領域に選択的にHf含有膜を形成する工程と、
前記第1の領域および前記第2のトランジスタを形成する第2の領域に、ポリシリコンにより構成されたダミーゲート電極を形成するとともに、前記第1の領域において、前記ダミーゲート電極をマスクとして、前記Hf含有膜をゲート形状にエッチングする工程と、
前記ダミーゲート電極をマスクとして、前記基板に不純物を注入するとともに熱処理を行い、ソース・ドレイン領域を形成する工程と、
前記基板上に前記ダミーゲート電極を埋め込む絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜を平坦化して前記ダミーゲート電極の上面を露出させる工程と、
前記第2の領域以外の領域をカバーする第1のマスクを用いて、前記第2の領域の前記ダミーゲート電極を除去して前記絶縁膜中、または前記絶縁膜および前記基板中に第2のトレンチを形成するとともに、当該第2のトレンチの底部部分に前記基板を露出させる工程と、
前記第1のマスクを除去した後に、前記第2の領域の前記基板の露出した面に、シリコン酸化膜を形成する工程と、
前記第1の領域以外の領域をカバーする第2のマスクを用いて、前記第1の領域の前記ダミーゲート電極を除去するとともに前記Hf含有膜を残したままで前記絶縁膜中に第1のトレンチを形成する工程と、
前記第2のマスクを除去した後に、前記基板上の全面に金属膜を形成し、前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチを当該金属膜で埋め込む工程と、
化学機械研磨法により、前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチ外に露出した前記金属膜を除去して前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチ内にそれぞれゲート電極を形成する工程と、
を含む半導体装置の製造方法。
【請求項8】
請求項7に記載の半導体装置の製造方法において、
前記Hf含有膜を形成する工程は、前記基板上の全面に前記Hf含有膜を形成する工程と、
前記第2の領域に形成された前記Hf含有膜を選択的に除去する工程と、
を含む半導体装置の製造方法。
【請求項9】
請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法において、
前記基板はシリコン基板であって、前記シリコン酸化膜を形成する工程において、前記基板の露出した面を酸化してシリコン酸化膜を形成する半導体装置の製造方法。
【請求項10】
請求項7から9いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記シリコン酸化膜を形成する工程において、前記シリコン酸化膜を、当該第2のトランジスタのゲート絶縁膜が前記第1のトランジスタのゲート絶縁膜よりも等価酸化膜厚が厚くなるように形成する半導体装置の製造方法。
【請求項11】
請求項7から10いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2のトレンチの底部部分に前記基板を露出させる工程において、前記第2のトレンチを、前記絶縁膜および前記基板中に形成する半導体装置の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−21295(P2010−21295A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−179601(P2008−179601)
【出願日】平成20年7月9日(2008.7.9)
【出願人】(302062931)NECエレクトロニクス株式会社 (8,021)
【Fターム(参考)】